亀城ヶ丘だより
【湯浦中の皆さんへ5】050329
大学3年の頃、『新しい仮面ライダーの主役を募集します』との雑誌広告。全てのライダーの主題歌と変身ポーズをこなせる私が、ついにライダー(ブラック)になる日がやって来た。
さっそく母に言う。「オーディションに行く!」
「ばかなこつば言うな。」母はショッカーよりも強い。
子どもの頃の夢は、特撮変身ヒーローか時代劇の役者になることだった。このオーディションは「自分のために用意されたチャンスだ !」と思ったのだが・・・。母は水戸黄門よりも強い。
古生物学者になり、恐竜の研究をしたいと思っていた頃や、検察官になりたいと思っていた頃もあった。その当時は関係の本をとにかく読みあさった。
大学4年で教育実習を経験してからは、何としてでも教師になりたいと考えるようになった。合格目指して、寝る間を削って勉強した。教員採用選考の合格を受け、小学校から高校まで担任していただいた先生方10名全員に報告の葉書を送った。すると、小2の頃担任をしていただいた金子先生からの返事に・・・、
「作文に学校の先生になりたいと書いていたのを覚えています。夢がかなってよかったね。」
そうだったのか、すっかり忘れていた。夢は結構叶うもの。
退任式の後、卒業生の教室に呼ばれて急に何か話をと促された。勢いで、封印していたこの話をしてしまった。勢いで、仮面ライダーブラックの変身ポーズまでしてしまった。ちょっと恥ずかしい。卒業生にムービーで撮影されなくてよかった。
【退任式】050329
退任式がありました。卒業生も参加しました。
退任される5人の先生がお一人ずつ挨拶され、生徒達からもお別れの挨拶をしました。
最後は生徒全員で花道を作りました。(全学年)
【卒業生集合】050329
退任式を前に。卒業生最後の集合写真です。
【湯浦中の皆さんへ4】050328
豊臣秀吉がまだ足軽という下級の兵士だったころ、他の足軽たちと集まって「どんな望みがあるか」を互いに言い合うことになりました。
足軽たちは口々に、「殿様になりたい」、「百万石(300億円くらい)の国をとりたい(肥後藩で52万石)」と言いましたが、秀吉はこう言いました。
「今より百石(300万円くらい)多くもらえる身分になりたい」。すると他の足軽たちは「なんて夢の小さいやつだ」と一斉に笑い出しました。
そこで秀吉は、こう言ったそうです。「おぬしらは所詮かなえられない望みを言い合っているにすぎない。俺の目標は頑張れば必手に入るものだ。空頼みではなく手の届く望みなのだ」
手を伸ばせば届く小さな夢をかなえ続ける事で、とてつもなく大きな夢に手が届くようになります。
湯浦中学校の入り口には藤井瑞希選手の活躍を記念した「夢は叶う」の碑が建てられています。先の秀吉の話と重なるところがあります。
夢を持ち、志を高く、今日を大切に一日一日を積み重ね、「やり切った感」のある中学校生活を送っていきましょう。
遠くから応援しています。
【湯浦中の皆さんへ3】050327
日本には言霊(ことだま)という考えがあります。古代においては言葉の「言」と出来事の「事」は同じ概念と考えられていました。ですから、声に出した「言」葉は現実の出来「事」に対して何らかの影響を与えると信じられており、良い「言」葉を発すると良い「事」が起こり、不吉な「言」葉を発すると凶「事」がおこるとされていました。
湯浦中の皆さん、良い言葉を発しましょう。
【湯浦中の皆さんへ2】050326
「楽しい」とはどんな状態を言うのでしょう。「楽しい」を体で表現してみてください。
日本の神話を記した「古事記」の中に、こんな話があります。
後に八岐大蛇(ヤマタノオロチ)を退治する須佐之男命(スサノオノミコト)というとても暴れん坊の神様がいました。
須佐之男命が神様の住む高天原(タカマガハラ)で乱暴狼藉を働いたため、姉の天照大御神(アマテラスオオミカミ)は激怒し、戸に閉じこもり隠れてしまいます。
太陽神が隠れたことで世界は闇に閉ざされ、作物も育たず、秩序も乱れます。八百万(ヤオヨロズ)の神々が対策を協議した結果、思兼命(オモイカネノミコト)が、岩戸の前で宴会をして、その騒ぎが気になった天照大御神が岩戸を開けて覗き込んだところを掴んで引っ張り出すという作戦を立てました。
岩戸の前に神殿が組まれ、天細女命(アメノウズメノミコト)が舞い踊ると、大賑わいとなりました。気になった天照大御神が岩戸の中から「何事か。」と尋ねたので、「あなたよりもっと立派な神様がおられます。」と言って鏡を見せたところ、もっとよく見ようと思った天照大御神は岩戸を開けて覗きました。
その瞬間、手力男命(タジカラオノミコト)が手を掴んで引っ張り出し、世界に光が戻りました。神様たちは「天晴れ(あっぱれ)、あな面白(おもしろ)、あな手伸(たの)し、あな清明(さやけ) おけ」と喜んだ。とのことです。
手綱と書いて「たづな」と読みますよね。「楽し」とは「手伸し」、手を伸ばし舞い踊って喜ぶ様子を意味しています。田浦も語源は特徴的なリアス海岸からきた「手浦」だそうです。
きついこともあるかもしれません。思い通りにならないこともあるかもしれません。苦しんでいる友達がいるかもしれません。そんな時こそ、気づき、心を動かし、みんなで手を伸ばしあい「楽しい湯浦中」を創っていきましょう。
【湯浦中の皆さんへ1】050325
湯浦中学校の玄関には「守破離」の額が掲げられています。
これは、元をたどれば千利休の「守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したものとされています。
利休は、修業は、まずは師匠から教わった型を徹底的に「守る」ところから始まる。
次に、師匠の教えに従って修業・鍛錬を積みその型を身につけた者は、他の様々な教えからも学び、試行錯誤することで既存の型を「破る」ことができる。
さらに鍛錬・修業を重ねた者は型から「離れ」て自在となることができる。このようにして新たな流派が生まれる。と言っています。
「本を忘るな」とあるとおり、教えを破り離れたとしても根源の精神を見失ってはならないということが重要で、十八代目中村勘三郎も座右の銘「型があるから型破り、型が無ければ形無し」としても知られています。
自分の年齢を分母、1年間を分子だと考えてみてください。1年生は13分の1、2年生は14分の1、3年生は15分の1と、1年の感じ方がどんどん短くなっていくことが分かると思います。
先輩方が築き上げた湯浦中生の普遍的な型に学び、挑戦を重ねることで型を破り、そして湯浦中の新たな伝統を創り出していく。その中にあっても、湯浦中の校訓である「自主・敬愛・気魄」を忘れてはならない。
「守破離」は加速しながら過ぎ去っていく貴重な三年間をどう過ごすかとも重なります。自分は今、どの段階にいるのか。額を見るたびに思い出してください。
【修了式】050324
修了式が体育館で行われました。
校長先生から大谷選手の曼陀羅チャートを使ったお話がありました。(全学年)
【百人一首大会】050323
1、2年生の今年度最後の国語の時間に、百人一首大会が行われました。
チーム戦です。
何と先生達も参加しての勝負です。みんな真剣!
【湯ちゅ~ぶ】050323
今日は給食中に、生徒会の放送委員会が初めての「湯ちゅ~ぶ」を行いました。
お別れ遠足の写真や動画を編集したものです。
これから行事を記録したり、いろんな形の報道を「湯ちゅ~ぶ」で発信していきます。
熊本県教育情報システム
登録機関
管理責任者 校長 漆島未央
運用担当者 教諭 伊高久美子
☆時間割と下校時刻、月行事についてはこちらでご確認ください。
R7 31週.pdf(12/8~12/12)
☆令和7年度の行事予定
12/8 生徒会選挙立会演説会
12/16 ロードレース大会
12/18 3年生避難所運営体験
12/24 終業式・大掃除(給食あり)
1/8 始業式(給食あり)
1/8・9 実力テスト
1/20 新入生保護者説明会(予定)
☆R7年度年間行事予定(4/21の時点での計画ですので、変更する場合があります)
防災教育研究についてのデータは以下のフォルダにあります。
必要なデータをダウンロードしてご活用ください。
研究会で未回答となっていたアンケートの回答は以下にあります。
<防災教育関係リンク>
総合防災マップ(ハザードマップ作成に使用)