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【ポケモン言えるかな】020131
来週の3日(月)は公立高校の前期選抜が実施されます。今日の事前指導も緊張感がありました。受験票の保管場所は神棚や仏壇が定番のようです。受検生の皆様は、合格に向けて八百万の神々様、仏様、ご先祖様を総動員。「おらに元気を分けてくれ~!」状態のことと思います。
熊日新聞に、「時間配分に気を付け、自分に勝つつもりで頑張る。支えてくれた家族の気持ちに応えたい。」本校卒業生Oさんの今年のセンター試験開始前の会場でのコメントが載っていました。皆さんも入試に臨むにあたり心に携えてほしい言葉です。
以前、「受験票を制服のポケットに入れて大事に保管していたものの、違反服だったため、当日は弟の制服を借りていき、ポケットに受験票がなくて大慌てした。」という生徒がいました。「集合場所を高校の正門としていたのに、中学校の正門で待っていた。」という失敗もありました。「学校に上履きを忘れたため、自宅のもふもふした動物スリッパで行った。」という強者もいました。何が起こるか分かりません。確認、再確認、再々確認。念には念を。
ずっと前に教えた生徒に「昨日は勉強したか?」と聞くと、彼は自信を持って「はい、頑張りました!ポケモンを151匹覚えました!」「ピカチュウ、カイリュウ、ヤドラン、ピジョン、コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップ…♪」と歌い始めました。
どうやら何をどうすれば良いかわからなくなってしまったようです。よくあることです。付き合うために私も覚えました。たまにはぼーっとすることも大事です。(H)
【全国いじめ問題子供サミット2】020130
「自分の学校、地域に帰って、どのように生かしていきますか。」
○相手の良いことを貼って、一つの物をつくる。イイコト流星群をもっと発展させる。
○何気ない日常会話の重要性
○クラス、学校の枠に囚われず、他校との関わりを増やして情報を交換する。
○いじめを自分事として捉える。
「他の参加者の発表を聞いて参考になったことは何ですか。」
○今日のグッジョブ!
○傍観者が行動する
○劇などを通して具体例を示す。
○団結しすぎず、集団意識に囚われないこと。
○クラスの中での他人をつくらない。
○相手の立場に立って考える想像力をつける。
文部科学省の行動での発表、全国から147名の児童生徒の参加、130名近くの引率者、文科省関係者や報道機関も入り、最後は文部科学大臣のあいさつ。ポスターセッションではさすがに緊張の面持ちでしたが、グループ協議では自分の意見を言うことができたとのこと。学びの多いサミットでした。「子どもたちによるいじめ防止推進事業」の取組にどんな形で反映させるか、執行部の取組が楽しみです。(H)
【全国いじめ問題子供サミット1】020129
25日(土)、文部科学省で「全国いじめ問題子供サミット」が開かれ、生徒会前会長のKさんと、現会長のIさんが参加し、ポスターセッションとグループ協議で「私たちが考える『令和の時代のいじめ対策』」について考えました。サミットに参加しての、2人のメモを紹介します。(H)
「本サミットを通して学んだことは何ですか。」
○個性を認め、人それぞれの価値観や考え方が違うということを全ての人が理解しなければいけない。「いじめの定義」で共通認識を持つことが大切である。
○クラスや学年内で素を出せる、自分らしくいられる(嫌なことは嫌とはっきり言える)環境や雰囲気づくりが大事。
○傍観者が被害者と加害者の架け橋になる。
○いじめにつながりそうな些細な「いじり」や「悪ふざけ」を周りの人が注意する。
○傍観者の数が圧倒的に多いから、傍観者が変わればいじめをなくしたり、未然に防ぐことができる。
○いじめに対しての考え方や感じ方は様々。
○自分の気持ちを伝えることが大切。
【7×7】020128
駐車場から家に近づくと黒ネコ「おはぎ」の声が聞こえてきます。ドアの内側でカギが開くのを待っています。開いたドアの隙間から50㎝ほど外に出て、地面に数回ゴロゴロすると家に戻ってきます。不思議なルーティーンです。その後は「ニャアニャア」と私の後をついて回ります。「ご飯をくれ。」と言っているようです。6年間で随分ネコ語が分かるようになってきました。東京オリンピック・パラリンピックでは通訳ができそうです。
カリカリを入れると「これじゃない。」という顔をします。ウェットタイプを少しだけあげます。遅れて息子が帰って来ると、「まだご飯をもらっていない。」という顔をしてニャアニャアついて回ります。ご飯のパッケージが2つ開いていることがあります。騙しのテクニックでニャカデミー賞の主演にゃん優賞を狙っているようです。
ところで、ネコ科のトラやライオンは「ガオー」となき、ネコと骨格が似ている犬は「ワン」となくのに、家ネコはなぜ「ニャア」となくのでしょう。
一説によると、人が赤ちゃんを可愛がっているのを見て、赤ちゃんの泣き声に似せたのだそうです。「お腹がすいた。」とか、「撫でてくれ。」とか、どうやったら要求が通るのかを考えた末、「何でも言うことを聞いてもらっている赤ちゃん真似をしよう!」と考えたのだそうです。どのネコがそう証言したのでしょう?あくまでも仮説の一つです。
今日は「ふわり」の四十九日、明るいうちに帰宅してお参りに行きます。(H)
【ザケル!】020127
先日、某部活動の大会の応援に行ってきました。駐車スペースをやっと見つけたもののすでに試合が始まっており、2階席も上がれない構造だったため外から覗いて応援。第1セットを取った後のコートチェンジ間にやっとフロアに入り応援しました。1回戦は2-0で勝利、2回戦は強豪と対戦しましたが、目標の得点を2セットとも上回ることができました。大健闘でした。
しかし、試合前に大騒動が…。開会式前にある選手が「ユニフォームがない!」。選手は6人ギリギリなので予備も無い。慌てて自宅にいたお父さんに会場まで持ってきてもらい、何とか間に合ったとのことでした。保護者の許可を得て書いています。
私の次男も小学生の頃…。人吉市で開催される学年別大会の前夜に「水着は、帽子は、ゴーグルは…。」繰り返しく言うと「分かってる。」の一言。
翌朝、妻が出発前に「大丈夫ね。」と聞くと、強い口調で「大丈夫!」
40分かけて人吉のプールに到着。8時過ぎにプールが開き、練習をしようと大きなスイミングバッグを開けると…。水着がない。
バッグから出てきたのはアニメにもなった「金色のガッシュ!!」の大量のコミックス。レースの待ち時間の準備だけ完璧!
水俣まで水着を取りに往復していると間に合わない…。「金色のガッシュ!!」の第1話の台詞「ふザケルな!」がぴったりでした。さすがに口から電撃は出ませんでした。(H)
【読書】020126
読書量の増加が田浦中の課題の一つです。田浦小の毎月の一人あたり読書数は2.1冊、田浦中は1.4冊。年間で9冊の差があります。中学生になって勉強や部活動で読書の時間がなかなかとれないと言いますが、情報機器やゲーム機器を使う時間を読書にどう振り向けるかが肝要です。
灰谷健次郎氏の『太陽の子』の中に、「本は買って読め。家は借りて住め。」という一節があります。小学6年生の頃は学校と旧役場の図書館にあった推理小説を中心に毎日3冊は読むのが習慣で、教室の後方に貼られたグラフが伸びていくのが楽しみでした。ただ、推理ドラマの犯人が早く予想できてしまうのが残念です。
高校生の頃は日本史と世界史の教科書に登場する本は一通り読みましたが、高校3年の通知表の所見には、「すごい読書量だが、入試を前に本を読んでいる場合ではない。」文系なので、もっと英語に時間を使えというありがたいアドバイスだということは分かります。しかし、その時の貯金が今の仕事に効いています。大学生の頃は「岩波文庫」をかなり集めていました。カビが生え、最近大量に処分しました。しくじりました。加えて今は、情報誌やネットニュース、HPもかなり読みます。
ふと気づくと、商品パッケージ裏の成分表示やテレビに次々と表示される文字も隅々まで読んでいます。間違いなく文字中毒です。(H)
【セブン・新マン(帰マン・ジャック)】020125
少し前の話になりますが、1月2日、「ウルトラセブン」、「帰ってきたウルトラマン」等の特撮作品を手がけられた、シナリオライターの上原正三さんが亡くなられました。私はブログの最終回のタイトルもすでに決めているくらいセブン好きです。セブンと新マンから作品をいくつか紹介します。物語の内容と怪獣の姿が浮かんだ方は仲間です。(H)
ウルトラセブン
9 アンドロイド0指令(チブル星人・ゼロワン)…知能指数50,000
17 地底GO! GO! GO! (ユートム)…モロボシ・ダンのモデルとなった勇敢な地球人、薩摩次郎が登場します。
31 悪魔の住む花(ダリー)…少女役は松坂慶子さんです。
43 第四惑星の悪夢(ロボット長官他)…未来観のある話です。
45 円盤が来た(ペロリンガ星人)…イソップ寓話のようです。
46 ダン対セブンの決闘(にせウルトラセブン・サロメ星人・アギラ)…「どっちがセブンだ?」偽物くらいすぐに気づけ。
47 あなたはだぁれ?(フック星人)…密かに地球が侵略されています。
帰ってきたウルトラマン
33 怪獣使いと少年(ムルチ・メイツ星人)…道徳の授業に使ったことがあります。
37 ウルトラマン夕陽に死す(ナックル星人・ブラックキング他)…大人の事情とは言え、衝撃の内容。
38 ウルトラの星 光る時(初代ウルトラマン・ウルトラセブン)…前話の後編、ラストの郷秀樹には子供心に「オイオイ」でした。
51 ウルトラ5つの誓い(ゼットン2代目・バット星人)…これで良いのか5つの誓い?天気の良い日は布団を干します。
【平成28年の今日】020124
「なぁ~ん、そぎゃんな降らんよ。」前日の天気予報は大雪。台風や大雨は信じるのに、大雪に関してはバイアスがかかっているようです。人吉勤務の頃、吹雪の中の帰宅で大変な思いをしています。津奈木太郎は越えられません。もしもの時の対応のために前日から田浦に泊まりました。
24日(日)の天気予報は見事的中、大岩出身の母は子どもの頃にはかまくらを作ったこともあるとのことでしたが、「こぎゃん降ったとはいつね。」と聞くと、「田浦に嫁いできた頃。」との答え。50年ぶりの大雪でした。実家に車を置き、施設管理と連絡のため歩いて学校まで行きました。
雪の中、最初は駐車場に大の字になって跡を写真に撮ったり、先生方にラインで実況報告を行ったりとまだ雪を楽しむ余裕がありました。昼頃は駐車場の雪を定規で測ると24㎝!夕方には30㎝!とつけみにゃー降り方でした。午後には奄美大島で115年ぶり、久米島で39年ぶり、沖縄本島の名護市では観測史上初の初雪を観測しました。
25日(月)は臨時休校。雪は降りやみましたが、タイヤチェーンをつけていない車が3号線をふさぎ、全く動くことができない状態。委員会の指示で先生たちには休みをとってもらいました。田浦にいるのは松本校長と私の2人。生徒には今日、私立高校一般入試の受験票を渡す予定でしたが難しく、対象の家庭に私が電話を掛け、その後、担任のN先生は列車を乗り継ぎ出勤、学年主任のS先生と2人で個別対応をしました。
また、午後には生徒玄関の水道管が破裂、水を止める栓は降り積もった雪の下。業者による応急処置をするもそれから1週間の断水。時間断水の地域もありました。
26日(火)も臨時休校。入試は無事に実施されました。大雪はやおいかんです(H)
【受験は団体戦】310123
今日、明日が私立高校合格者発表の第1弾です。受験日から今日まで、学級には独特の雰囲気がありました。受験生はドキドキの朝を迎えることと思います。放課後に私が一人一人に結果を渡します。先輩たちに聞くと、控え室で待っているときが一番緊張したそうです。
良い結果が出たら、家族へ感謝の気持ちを伝えること。高校ですることが決まっている人は、走ったり、体を鍛えたり、勉強したり。期待に応える準備を怠らないこと。これから受験する友達を支えること。後輩を育てること。他に何ができるでしょうか。間違っても「スマホを使いこなす練習」などではないと信じています。合格内定者の過ごし方次第では、後味の悪い中学校生活最後の学期になってしまいます。入試は団体戦です。
また、明日の正午には公立高校前期選抜の願書受付が締め切られます。夕方のニュースや夕刊、明日の朝刊、熊本県教育委員会のHPには出願状況が掲載されます。(H)
【啄木鳥】020122
今日は多くの私立高校で推薦・特待等の入試が行われています。昨日まで作文や面接の練習を重ね、自信を持って今日の入試に臨んだことと思います。ドアをノックして部屋に入る習慣は生徒の日常生活の中でそう多くはありません。面接練習はその場面からスタートします。
ところで皆さんはノックは何回しますか。昔読んだ本には、「日本人は農耕民族なので、畑を耕すときの『イチ、ニ』のリズムが染みついておりほとんどの人がノックは2回する。欧米人は狩猟民族なので、弓に矢をセットし、引いて、放つ『イチ、二、サン』のリズムが染みついておりほとんどの人がノックは3回する。」とまことしやかに書かれていました。学級でノックをさせると、ほとんどの生徒が2回ノックをするので、その後にこの話をすると大半の生徒が「なるほど。」と信用しますが、もちろん眉唾物です。
「世界的なマナーでは、2回のノックは、トイレ用。3回のノックは、家族・友達・恋人など、親しい相手。4回以上のノックは、初めて訪れた場所や礼儀が必要な相手。」等と書かれたものもありました。これも根拠がないそうです。
私の感覚としてはドアを4回もノックされると「礼儀が必要な相手と思ってくれたんだね。」ではなく、「あーいた、せからしか。啄木鳥(キツツキ)か。」と言いそうです。校長室のドアはノックをしなくてもよいようにこれからも開けたままにしておきます。(H)