校長ブログ「秘密の部屋」

【7×7】020128

 駐車場から家に近づくと黒ネコ「おはぎ」の声が聞こえてきます。ドアの内側でカギが開くのを待っています。開いたドアの隙間から50㎝ほど外に出て、地面に数回ゴロゴロすると家に戻ってきます。不思議なルーティーンです。その後は「ニャアニャア」と私の後をついて回ります。「ご飯をくれ。」と言っているようです。6年間で随分ネコ語が分かるようになってきました。東京オリンピック・パラリンピックでは通訳ができそうです。

 カリカリを入れると「これじゃない。」という顔をします。ウェットタイプを少しだけあげます。遅れて息子が帰って来ると、「まだご飯をもらっていない。」という顔をしてニャアニャアついて回ります。ご飯のパッケージが2つ開いていることがあります。騙しのテクニックでニャカデミー賞の主演にゃん優賞を狙っているようです。

 ところで、ネコ科のトラやライオンは「ガオー」となき、ネコと骨格が似ている犬は「ワン」となくのに、家ネコはなぜ「ニャア」となくのでしょう。

 一説によると、人が赤ちゃんを可愛がっているのを見て、赤ちゃんの泣き声に似せたのだそうです。「お腹がすいた。」とか、「撫でてくれ。」とか、どうやったら要求が通るのかを考えた末、「何でも言うことを聞いてもらっている赤ちゃん真似をしよう!」と考えたのだそうです。どのネコがそう証言したのでしょう?あくまでも仮説の一つです。

 今日は「ふわり」の四十九日、明るいうちに帰宅してお参りに行きます。(H)