校長ブログ「秘密の部屋」

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【海浦小学校校歌】011012

 海浦小学校の跡地は、今は芦北幼稚園になっています。数年前、2年生の立志式の遠歩で久しぶりに行きました。海を前にしたとても景色の良い場所です。私たちが中学生の頃は、鹿児島本線に御立岬公園駅はなかったので、海浦小と井牟田小校区の生徒は、小田浦駅で降りて、後は4㎞近くの徒歩通学でした。ギリギリまで部活動をして、駅まで走って帰る友達も多くいました。足が速くなるはずです。(H)

 

『海浦小学校校歌』    昭和34年4月26日制定

作詞:江原白村 作曲:廻 政純 

1 海は晴れそみ波しずか 峰はみどりによそおえる

  ゆかし野坂の古歌に生く 入江にたてりわが母校

2 仰げこの峰 歌え海 和むわれらの学び舎は

  白砂の浜にいろどられ 幸にめぐまれ映えわたる

3 平和に香る海の浦 伸びゆく郷土の栄光を

  祈りて立たんああわれら 母校よ永遠(とわ)に栄あれ

 

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【臼太鼓(相撲甚句)】011011

 文化祭では地域からの発表として芦北相撲甚句会の皆さんにご披露をお願いしています。宮本達也さん作の「臼太鼓」という甚句を紹介します。会場の皆さんと一緒に声をそろえて甚句を歌いたいとのことです。

 宮ノ後の臼太鼓については熊本県のホームページ「くまもと手しごと研究所」の中に詳しい紹介がありました。知った顔もずいぶん写っています。ぜひ、検索してみてください。(H)

※「二十四節気」と「七十ニ候」のお話 芦北町田浦の郷土芸能 宮の後臼太鼓踊り  くまもと手しごと研究所

 

臼太鼓踊りを 甚句に詠めばヨ~

ア~ ここは田浦宮ん後 代々伝わる臼太鼓

輝き跳ねるは陣羽織 雨ごい踊りにお祭りと

祭りの夜は胸弾み 聞こえる太鼓や鉦(かね)の音

子供にじいちゃんばあちゃんと

笑顔でにぎわう阿蘇神社 今日は子供や大人たち

男や女性やお年寄り すべてにかかわる臼太鼓

伝統行事のお祭りは 神輿に踊りに餅投げよ

商売繁盛豊作と 皆様方の幸せを

願う踊りの華やかさ

上げて臼太鼓ヨ~ホホイ ア~踊りますヨ~

 

 

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【英語暗唱大会】011010

 駅伝の練習をしながら頑張ってきた人も多くいます。今日は郡市英語暗唱大会がつなぎ文化センターで開かれました。田浦中からは1年生5人、2年生5人、3年生3人が参加し、入賞こそ逃しましたが、それぞれが表現力豊かな素晴らしい発表ができました。文化祭でも発表予定です。

 実は私も中学生の時に英語暗唱大会に出場したことがあります。繰り返し練習した、「We have a lot of earthquakes in Japan.(日本はたいぎゃな地震の多か。)」の一文が頭に残っています。日常生活で使う場面がないのが残念です。

 開会式のあいさつで、「英語が話せるようになると、世界の5分の1の人と話ができるようになる。」というお話がありましたが、高校時代は英語の先生に「予習しとらんやつは2階から飛べ。」と言われながら受験勉強に取り組み、何のために学ぶかが抜けた、単なる合格への手段になっていました。40年前は、「外国で暮らしたりはせんけん、英語は勉強しても使わん。」と思っていましたが、ネットでつながる時代になるとは。

 当時ほしかったのはドラえもんの「ほんやくこんにゃく」。食べれば相手の言葉は自分の国の言葉に聞こえ、自分の言葉は相手の国の言葉にほんやくされて伝わるというすごい道具です。今は、スマホの翻訳機能が「ほんやくこんにゃく」の代わりになっています。アプリの精度が上がることを期待するばかりです。

 余談ですが、私たちと言葉が通じるのは歴史上の人物で言うと、織田信長以降くらいからだそうです。源頼朝と話すには「ほんやくこんにゃく」が必要です。(H)

 

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【しょのむ】011009

 朝から、翼が生える飲み物に頼りましたが、うたせ船体験の疲れが抜けません。生徒は昨日の放課後には復活していました。この差が何なのかは分かっているけど言いません。

 月曜日の昼休み、3年生の2人が校長室にやってきました。「S先生の誕生日集合写真を撮ってください。」とのこと。教室に行き、集合写真と「ハッピーバースデー」の歌の動画を撮りました。生徒の依頼の通り迅速にホームページにも載せました。雑用でも「校長先生!」と来てくれるのが嬉しい日々です。自分もこれまでそうしてもらってきたので「担任はよかねぇ。」と、しょのまんごつします。

 今日は道徳のローテーション授業の日です。2年前までは全学年の技術科を担当していましたので、3年生は私を写真撮影に呼びに来るような状況ですが、2年生と1年生は入学の時から校長先生、授業者としての顔を知りません。教室に入ったときの生徒の構えが異なります。ちょっと緊張した様子です。

 導入は「旬の食べ物ビンゴ」と「世界の三大料理」からスタート、まとめは「ラグビー日本代表チーム」と絡めて。それが「『和食』の良さって何だろう」にどうつながっているのか。展開は、ぜひ2年生に聞いてみてください。1年生と3年生の授業も頑張ります。(H)

 

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【うたせ船漁業体験学習】011008

 芦北町農林水産課と芦北町漁協による地域理解の取り組みとして、毎年この時期に田浦中・佐敷中・湯浦中の3年生を対象とした『うたせ船漁業体験学習』を行っています。台風19号の影響も心配されましたが、今朝6時に実施が決定。9時頃にスクールバスで計石漁港に到着しました。

 芦北漁協で、まず「魚の三枚おろし」体験。ビクビクせずに、大胆に、繊細に。Kくん、とても上手でした。担任のS先生も2回チャレンジ、のこぎりのような切り口でしたが3枚には下ろせました。途中、Kくんの手助けが入りました。そしてさばいた魚の「フライ」と「すり身の天ぷら」づくり。今年、八代から赴任したT先生は試食担当。  

 漁協2階で御立岬の温泉水による「天然塩づくり」を終えたら準備完了、3グループに分かれて「うたせ船」に乗り込みました。船の上で食べる昼食は最高。私はこれまでの経験を生かし、タルタルソースを持って行きました。誰がさばいたのでしょう、私のフライには小骨が4本。

 続いて「太刀魚釣り」を行いましたが、私が乗り込んだ船はSさんが大きな太刀魚を釣り上げました。Nくんによると、「欲がない」のがよいとのこと。Nくん本人は欲があったようです。今日の太刀魚の釣果は全員で2匹。底引き網にはアシアカエビ、ミノカサゴ、モンコウイカ、エソなどがかかっていました。生徒みんなで分けて持ち帰りました。料理の手伝いまでできるとよいですね。(H)

 

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【道徳ローテーション授業】011007

 田浦中では年に1度、校長・教頭と全授業者による道徳のローテーション授業を行っています。今週の水曜日は私が2年生で授業をする日です。主題名は「『和食』の良さって何だろう」。ねらいは「和食を通して日本文化の良さについて話し合い、日本の伝統と文化を継承するとともに新しい文化を創造してその発展に努めようとする意欲を高める。」こと。昨日は久しぶりに教材研究をして過ごしました。

 農林水産省のHPによると、「南北に長く、四季が明確な日本には多様で豊かな自然があり、そこで生まれた食文化もまた、これに寄り添うように育まれてきました。このような、「自然を尊ぶ」という日本人の気質に基づいた「食」に関する「習わし」を、「和食;日本人の伝統的な食文化」と題して、ユネスコ無形文化遺産に登録(平成25年)されました。その特徴は次の4つです。 

(1)多様で新鮮な食材とその持ち味の尊重

(2)健康的な食生活を支える栄養バランス

(3)自然の美しさや季節の移ろいの表現

(4)正月などの年中行事との密接な関わり

 社会科の授業にならないように展開を練っていますが、授業は給食前の4時間目。プレゼンテーションに用意した写真はおいしそうなものばかりです。(H)

 

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【井牟田小学校校歌】011006

 今日は井牟田小学校の校歌を紹介します。残念ながら、井牟田小学校だけ行ったことがありません。田浦・小田浦・井牟田小の校歌は作詞家が同じ。「山口白陽文学館」というHPにはすごい数の校歌が紹介されています。ぜひ検索して下さい。何と私が以前勤務した人吉二中、再編前の水俣二中も山口白陽さんの作詞でした。(H)

 

『井牟田小学校校歌』    昭和30年1月制定

              作詞:山口白陽 作曲:妻城良夫 

1 黄金が浜は青い風 沖にはかすむ島つづき 

  波もきらめく不知火の 海にかもめの歌がよぶ 

  ここよわれらの井牟田校

2 ゆたかに実る田をこえて 藤原山はうす緑

  晴れて明るい大空に 雲は希望の夢とわく 

  たのしわれらの井牟田校

3 上下井牟田波多島の 三村の人が手をくんで

  一つ心にはげむとき 井牟田の泉いつまでも 

  のびるわれらの井牟田校

 

 

 

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【小田浦小学校校歌】011005

 今日は小田浦小学校の校歌を紹介します。何年生の時だったかは覚えていませんが、遠足の休憩地点として行ったことがありました。田浦小学校は田浦弁、小田浦小学校は標準語。駅や工場もあり、ちょっと都会に感じました。

 小学校の陸上大会で仲良くなった友達もいました。名前も覚えていないのですが、転校していったのだと思います。中学校の入学式では会うことができませんでした。(H)

 

『小田浦小学校校歌』    昭和38年6月15日制定

              作詞:山口白陽 作曲:出田賢二 

1 潮の香送る浜風に 松が枝鳴らす和田の山 

  そびゆる岩は雲を呼び 流るる川は歌を呼ぶ 

  われらの母校 小田浦

2 南の国の青空に 汽笛の響こだまして 

  甘夏香る丘つづき とうとい汗のいとなみを 

  仰いで学ぶ 小田浦

3 若木の生命限りなく のびゆく力鍛えつつ 

  希望は燃ゆる不知火の 海より遠くひらけゆく 

  われらの母校 小田浦

 

 

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【旧田浦小学校校歌】011004

 せっかく母校に赴任したので、学校の歴史を調べようと倉庫をごそごそ捜索していると、「新編 葦北郡教育誌」という冊子を見つけました。中には各学校の歴史と、校歌が載っていました。小学校の統合により、前の校歌が忘れられていくのは寂しいことです。今は田浦小学校に統合された田浦小・小田浦小・海浦小・井牟田小・大岩小の校歌を今週と来週に分けて紹介します。

 田浦小校歌は3番を紹介していなかったので再録です。式などで歌うのは大概2番までなので、私も知りませんでした。「塘(とも)」は「土手」のことです。中学生の頃、船江の土手は「桜土手」と呼ばれていた覚えがあります。(H)

 

旧『田浦小学校校歌』    昭和27年3月13日制定

              作詞:山口白陽  作曲:滝本泰三  

1 太田の浜の白波に 野坂の浦の歌を聞き 

  もかけの松のみやしろに 歴史のあとを仰ぎ見て 

  学ぶよわれら 朝夕に

2 伝えも古き牧山に 見おろす村のいとなみや 

  さざ波寄する殿島の 漁(いさ)りの舟と競いつつ 

  励むよわれら 雨風に

3 海辺の塘(とも)に咲わたる 桜の花をしるしとし 

  藤なみゆるる真清水(ましみず)の 泉と絶えず勉めつつ 

  進むよわれら 日々月に

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【いいこと】011003

 通勤中、高速道路で東海カーボン田ノ浦工場が見えるところに差し掛かると、海側に大きな虹が出ていました。道の駅たのうらに車を止めて写真を撮りました。「いいこと」がありそうです。

 学校につき車を降りようとすると、急に激しい雨。参りましたが、少し汚れていた車が雨できれいになりました。とりあえず、これを今日の「いいこと」にキープします。

 3・4時間目、1年生の家庭科は調理実習。イワシのフライに挑戦しました。今日は佐敷中学校栄養教諭の櫻田先生ににもご協力いただきましたが、「エラのところに指を入れて、グッと!」のアドバイスに、おっかなびっくり格闘しました。いつもの4人が持ってきてくれたフライは「ああっ!うま~い!」。「いいこと」を上書きします。

 今日と明日の2日間、3年生は「野坂の浦荘」と「どんぐりの家」で福祉体験学習を行います。両施設には職場体験もお願いしており、大変お世話になりました。9月に認知症サポーター養成講座で学んだことを生かしながらの体験で、職場体験学習で養護施設を選んだ人もいましたが、その時よりも更に学習が深まりました。生徒はとてもいい顔をして学校に帰って来ました。これが一番の「いいこと」でした。(H)

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