学校生活
充実した夏休みにしよう!!
明日から夏休みに入ります。今年の夏休みは35日間。昨年よりは長い夏休みとなります。生徒の皆さんは、充実した夏休みになるよう一日一日を計画的に過ごしてください。
1学期を振り返ってみると、3年生は、合同運動会等の学校行事や生徒会活動、及び部活動等の各活動において集団をリードし、後輩にアドバイスを送ったり、全体の前でも堂々と発言するなど、最上級生としての自覚を感じることができました。2年生は、生徒総会の時の態度が印象的でした。背筋が伸び凛とした姿や挙手するときの手の上げ方、はっきりした言葉での発表など一つ一つの作法や意欲的な態度に中堅学年としての意識が感じられるようになりました。1年生は、落ち着いた生活態度で授業での一生懸命な態度はとても立派でした。笑顔も増し楽しく学校生活を送れていると嬉しく思います。35日間の夏休みですが、あっという間に過ぎ去ってしまいます。次のことを実行し、一回りも二回りも成長してくれることを期待しています。
○一日必ず家庭学習をする
○地域の人に挨拶をする(「あいさつで未知を拓け」)
○節度ある行動をとる(SNS、ゲームの時間を決め守る)
○家の手伝いをする
祝 東京2020オリンピック出場 福島由紀先輩
本校出身のバドミントン選手、福島由紀先輩の東京オリンピック出場が正式に決まりました。福島先輩は2009年に本校を卒業。在学時は2年連続で全国中体連大会に出場、生徒会でも副会長を務めるなど活躍しています。熊本県(和水町)出身の廣田彩花選手とペアを組み、現在女子ダブルス世界ランキング1位です。みんなで応援しましょう。
生徒心得等 きまりや活動計画を確認!~第一回生徒総会開催~
6月29日に第1回生徒総会を行いました。生徒総会は全校生徒が参加する生徒会最高の議決機関です。本校では、6月と12月の年に2回実施します。生徒たちはこれまで専門委員会や学級会を行い、充実した学校生活を送るためのきまりや活動計画について何度も話し合ってきました。
総会では、山本会長が「生徒会憲章」と「生徒心得」について、各専門委員長が「年間活動計画」について各々説明を行いました。たくさんの質問が出され、生徒全員が積極的に総会に参加し、納得した形で自分たちのきまりを作り上げていく姿勢を感じました。その後、坂中生徒会独自の取組である「STEP運動」と「6S運動」について質疑応答を行い、最後に全校生徒で「あいさつ推進宣言」と「いじめ撲滅宣言」を確認し総会を終えました。
なお、議決された「生徒心得」については、7月8日の授業参観後、14時30分から体育館で調印式を行います。保護者の皆様にもぜひ立ち会っていただきたいと思います。
学校は、民主主義を学ぶところだと思っています。ルールを生徒自らがつくり、自ら責任を持って守るのが民主主義の基本です。学校は集団生活の場です。生徒会が中心となって、一人一人がよりよい集団生活を送れるよう、生徒自身が意見を出し合い、ルールをつくり、全員で守り、実行していく。そんな学校を創り上げてくれることを期待しています。
坂本中学校 あいさつ推進宣言
(あ)相手より自ら進んで あいさつを
(い)いつでも謙虚な あいさつを
(う)動かず止まって あいさつを
(え)笑顔で誰にも あいさつを
(お)お互いの目を見て元気な あいさつを
坂本中学校 いじめ撲滅宣言
・仲間一人一人の個性を認め、心と心でつながり、共に助け合います。
・常に人を傷つけていないかを考えて行動します。
・見て見ぬふりをせず助けます。
・自然を大切にし、物を大切にし、友達を大切にします。
・思いやりと感謝の心を持ち優しく手を差しのべます。
バドミントン部 中体連出場
6月26日、27日に八代中体連大会が開催されました。昨年度は新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止(代替大会開催)となり、2年ぶりの開催となりました。本校からは、バドミントン部が出場し、練習で培った力と技を競いました。結果は、女子団体1回戦で八代中に0-3で敗退。シングルスは男女ともに一生懸命戦いましたが、県大会出場は叶いませんでした。
3年生にとっては最後の大会となりました。豪雨災害後練習ができない状況が続き、途中辞めたいと思ったこともあったかもしれません。それでも、リーダーとして頑張り抜きチームを引っ張ってくれた皆吉浩太さん、福山楓歌さん、立派でした。
豪雨災害の教訓を生かして防災教室実施
6月18日に本校出身の気象予報士早田蛍さんを講師としてお招きし、「防災教室」を実施しました。熊日新聞にも紹介されましたが、この取組は県教育委員会の防災教育研究指定校となった平成26年度から実施し、今回で8回目を迎えました。当初は保護者の方々にもご協力をいただき、体育館での避難所開設や避難所運営等の体験活動を行っていましたが、昨年度から新型コロナウイルス感染対策のため1日に規模を縮小して継続しています。本校出身で福岡管区気象台の雜山さん、早田さんと同じ防災WESTの気象予報士吉良さん、九州電力の方々(松本さん、宮川さん、木下さん)が来校され、ご講話やお手伝いをしていただきました。
今回の防災教室のテーマは、「令和2年7月豪雨災害から学ぶ」。災害から自分の命や家族の命を守るために日頃からどんな知識を持って、災害時にはどのように対処しなければならないかなど学習内容を検討。GIGAスクール構想事業で配付されたタブレット端末を活用した情報収集や避難する際の心得、マイ・タイムラインの作成など、いざというときに役立つ内容を設定しました。今後も豪雨が心配される中、家庭でも正しく情報を収集するために、タブレット端末を自宅に持ち帰らせることも考えています。
【研修1】
昨年7月4日の豪雨を分析し、タブレット端末を使って線状降水帯発生のメカニズムや球磨川等の水位状況等を調べ、球磨川氾濫の原因について学びました。また、九州電力の方からは、発電のしくみを道具を使って体感したほか、避難する際の注意点についての話がありました。
【研修2】
体育館で避難所開設・運営の疑似体験を行いました。設備班、食事班、道具班、生活班に分かれ活動。最後は班の代表者が自分たちの仕事を紹介し、活動内容を共有することができました。活動後、食事班がつくった非常食をおいしくいただきました。
【研修3】
居住地域ごとに編成した班でマイ・タイムラインを作成しました。マイ・タイムラインとは 災害が予想される際、一人一人が避難する行動を時系列にまとめた計画のことです。生徒はハ ザードマップを見ながら避難先を確認。自分の避難計画を発表していました。「自分の命だけ でなく、家族全員の命を守りたい」と言ってくれた言葉が印象的でした。
五輪聖火トーチが坂本中へ
坂本出身の気象予報士、早田蛍さんが東京オリンピックの聖火ランナーとして八代市を走られたことをご存じの方は多いと思います。その早田さんが、後輩のために、リレーで使用したトーチを持ってきてくれました。
運動会の練習をしていた生徒たちは練習を中断。トーチを手に取ることができました。すると、生徒全員が自然に運動場を走り出し、生徒たちによる聖火リレーが始まりました。トーチは見た目よりかなり軽いものでした。こうした機会は一生の中でも滅多にありません。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
鶴喰の自然にふれた小中合同見知り遠足
運動会に先立ち、5月6日(木)には小中合同の見知り遠足を実施しました。天候にも恵まれ、新緑の坂本を満喫した一日となりました。
この日は、八竜小児童が坂本中駐車場に集合。中学生と合流してスクールバスで鶴喰地区の憩いの家に向かいました。憩いの家では、生徒会が企画した新入生オリエンテーションやレクリェーションを実施。クイズやテレビでおなじみの「逃走中」で楽しみました。弁当を食べたあと、午後からは、小学生、中学生混合の5つの班に分かれ、鶴喰地区ウォークラリーを行いました。生徒たちは、小学生をリードしながらチェックポイントをまわりました。1年生をはじめ生徒たちは、久しぶりに小学校の先生や後輩たちと交流することができました。
一人一人が輝いた 小中合同運動会
「飛煌 ~光輝く主人公たちよ~」のテーマの下、第2回小中合同運動会を5月15日、16日に分けて開催しました。八竜小学校と合同で行う運動会は2年ぶり2回目。地域の方々や坂本復興のために尽力されている方々にエールを届けようと、生徒たちは春休みから看板書きや応援演舞など準備をしてきました。
今年は2年ぶりの開催とあって、ご来賓をはじめたくさんの方々に子供たちの躍動する姿をご観覧いただきたいと思っておりましたが、県下で新型コロナウイルス感染者が急増。観覧者を保護者と八代市在住のご家族に制限させていただきました。
また、雨天が続く中で会場を八竜小運動場に変更。15日が雷雨のため競技を中断し、残りを16日に実施しましたが、保護者の皆様のご理解とご協力を賜りましたことに感謝申し上げます。
おかげをもちまして、予定のプログラムを実施することができるとともに、生徒一人一人が精いっぱい頑張り抜き、光輝くことができました。
団長の感想
〈赤団団長 福山楓歌さん〉
最初団長になって「みんなついてきてくれるかな」と思いました。最初の頃の練習は、真面目にしてくれなかったり、話を聞いてくれなかったりしました。
しかし、だんだん本番に近づくにつれ、話を聞いてくれなかった人たちも真面目にしてくれるようになりました。
赤団の皆が今まで私についてきてくれたおかげで優勝することができました。赤団の皆、ありがとう。そしておつかれさまでした。
〈白団団長 岩本龍樹さん〉
まず、団長になりみんなを引っ張っていけるかとても不安でした。でもみんなはこんな僕についてきてくれて、とても嬉しかったです。
演舞の練習では、うまくいかなかったことがたくさんあり、とても大変でした。でも、それがうまくいったとき、とても嬉しくて、やっててよかったと感じました。
本番では、最後に達成感が感じられたのでよかったと思いました
みんなで取り戻す 生き生き笑顔のさかもと
昨年度末、坂本住民自治協議会から「復興に向けた看板を中学生にも作ってほしい」との依頼がありました。
早速、新3年生が春休みを中心に色鮮やかな看板を作り上げてくれました。看板には「みんなで取り戻す 生き生き笑顔のさかもと」の文字が入り、中央には美しい球磨川が流れ、勢いよく飛び跳ねるあゆ、その脇には子供や動物の生き生きと楽しそうな姿、そして坂本の山々と桜の花が描かれています。見る人にとって、力が湧き出てくるような絵に仕上がりました。この看板は、坂本中入口の国道219号線沿いに設置される予定です。
全員そろって 対面式・部活動紹介
4月12日に対面式・部活動紹介を行いました。全校生徒がそろうのはこの時が初めてでした。新入生にとって上級生とは八竜小学校で一緒だったこともあり、打ち解けるのが早いように感じました。
会では、生徒会執行部から、生徒会スローガン(「飛煌~あいさつで未知を拓け(挨拶 積極性 個性)」)の説明やあいさつの仕方、座礼について説明を行い、各専門委員長から活動内容についての紹介がありました。生徒会役員の生徒たちの上級生としての自覚が伝わってきました。その後、本校に転入された先生方へのインタビュー。最後は各部全員が前に出て部活動紹介を行いました。執行部や専門委員会、各部とも趣向をこらした発表で楽しいひとときを過ごしました。
7名の新入生 元気に入学
4月9日に第47回入学式を開催しました。
新型コロナウイルス感染防止のため、新入生、保護者、学校職員のみの規模を縮小しての入学式となりましたが、7名の新入生は元気よく坂中生の仲間入りをしました。
式では、担任による氏名点呼、校長式辞の後、新入生を代表して古閑美羽さんが、「・・・今日も坂本町の復興のために、たくさんの方々が働いておられる姿をいろいろな場所で目にしました。私たちはこれらの方々のことを忘れることなく、感謝の気持ちを持って、自分の夢実現に向け、頑張っていきたいと思います。・・・」と力強く誓いの言葉を述べてくれました。これに対し上級生を代表して、生徒会長の山本萌萌花さんが、学校生活を紹介するなど、歓迎の言葉を述べました。
いよいよ7名の新入生を迎え、令和3年度がスタートしました。中学校生活は、大人になるための基礎となる大切な三年間です。子供たちには、将来の夢を持ち、夢を実現するためには何が必要なのか、どんなことをしなければならないのかをしっかり考え、社会に出るための土台を固め、変化の激しい時代にも対応できる資質と能力を身に付けてほしいと思っています。
本校と致しましては、災害等に備え、子どもの命を守ることを最優先に考え、今後とも八代市教育委員会や熊本県教育委員会と連携しながら、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の派遣を要請し、子供たちの心のケアやご家庭の支援を継続して参ります。子供たちが安心して学校で学べますよう、本校職員一同、精一杯努力して参りますので、ご理解とご支援、ご協力の程、よろしくお願いいたします。
小中合同運動会は団対抗戦の形で
令和3年度の運動会は、5月15日(土)に開催予定です。コロナ禍で開催の有無について正式には決定しておりませんが、今のところ開催する方向で動いています。
運動会は、新3年生になる2年生が後輩や小学生をリードしていくことになりますが、2年生の要望で、二つの団による対抗戦にしようということになりました。
早速18日の生徒集会では団の色を決定しました。
赤団・・団長:福山楓花さん 白団・・団長:岩本龍樹さん
小中学生が一丸となる運動会が開催できるよう、協力し合い、支え合い、しっかりと準備をしていきましょう。
未来へ羽ばたけ 坂中卒業生 ~学校長より~
3月12日(金)に第46回卒業証書授与式を開催しました。今年も新型コロナウイルス感染防止により、規模を縮小しての式となりました。ご来賓や在校生に参列してもらうこともできず、国歌や校歌斉唱など歌も歌うことのできない簡素な卒業式でありましたが、私にとって記憶に残る卒業式となりました。
本年度の卒業生は14名(男子8人、女子6人)。豪雨災害後本校校舎で授業ができなくなるなかでも、『自分を見失わず、いつも前を向いて頑張ってくれたこと』『みんな仲良く協力し合い、きずなを深め、すばらしい学級を創りあげてくれたこと』『一人一人の個性が輝いていたこと』など、坂本中学校の伝統に新たなページを残してくれました。また、後輩のよきお手本となるすばらしい3年生でありました。
式では、どの卒業生も凜とした態度で臨み、卒業証書授与の時のきりっとした顔、返事や礼儀作法の一つ一つに卒業への思いが込められているように感じました。
校長式辞の後、在校生を代表して2年生の遠山望晴さんが、3年生との思い出や感謝の気持ちを綴った送辞を述べてくれました。これに対し迫本湊奈さんが卒業生を代表して答辞を述べました。「・・・様々な思いを感じながら登校すると、いつもと変わらない校舎のほのかな木の香りが私たちを優しく迎えてくれました。この香りを吸い込むと、三年間の思い出が次々と蘇ってきます。・・・・」集団宿泊教室、修学旅行、学習成果発表会などの思い出や支援していただいた方への感謝の気持ち、そして卒業生一人一人に向けた言葉には、聞く者にとって胸にこみ上げてくるものがありました。
式の後、体育館で最後の学活を行いました。一人一人が前に立ち、三年間の思い出や感謝の気持ちを語ってくれました。どの生徒の言葉にも思いがあふれていて、1時間程度の予定でしたが、予定の時間を超える学活となりました。
卒業生の皆さんには、夢を持ち、夢の実現に向かって行動をおこし、いろいろなことに挑戦しながら未来へ羽ばたいてもらいたいです。そして、感謝する心をいつまでも大切にしてほし
いと思います。これまで出会った人への感謝、支え助けていただいた人への感謝、皆さんをこれまで育んできたふるさと坂本への感謝の心を大切にしてください。
皆さんは地域の宝です。一人一人が復興に向かっている坂本のことを思い、何らかの形でふるさと坂本に貢献することができたらすばらしいです。
「卒業生とのお別れの会」を実施しました。
3月11日(木)に「卒業生とのお別れの会」を行いました。この日が1・2年生にとって3年生と過ごす最後の日となります。そこで、新生徒会が計画し、卒業生を送る会を開くことになりました。
はじめに、山本会長が挨拶、会の趣旨を説明したあと、卒業検定「卒業生クイズ」と称して、在校生が、卒業生の学校生活でのエピソードを、おもしろおかしくクイズにして会を盛り上げてくれました。その後、14名の卒業生一人一人に感謝の言葉を届け、卒業生から在校生に心温まるメッセージがありました。
わずかな時間でしたが、とても楽しく充実したひと時を過ごすことができました。3年生が、1・2年生から慕われていたことを改めて実感しました。
坂本の春を届けよう(1年生の取り組み)
子供たちから「仮設住宅の方々へ坂本の春を届けたい」という声があがりました。この声に1年生全員が賛同し、早速、行動に移してくれました。この取組は、坂本橋周辺で撮った梅の花の写真をメッセージカードにして、仮設住宅に住む方々に喜んでもらおうというものです。仮設住宅に住む生徒が各家に届けてくれました。子供たちのやさしい気持ちに触れ、心が温かくなりました。
ビデオレタープロジェクト進行中(3年生の取り組み)
卒業式まであと10日余りとなりました。3年生は卒業文集やビデオレターを作成しているところです。ビデオレター制作では、ビデオレタープロジェクトと称して、地域の紹介等も盛り込んでいます。かなり凝ったビデオレターができそうです。
2月15日(月)は振替休業日ではありましたが、数名の生徒たちが、地域の取材に出かけました。
立志式 ~将来に向けて志を立てました~
坂本中では、2年生を対象に「立志式」を行っています。古来日本では数え年15歳(満14歳)で元服を行い、大人の仲間入りをしていました。これにちなみ、多くの中学校では、稚心を捨て志を立てさせようと立志式を行ってます。
2月14日(日)、保護者の方々にも参加していただき、午前中は親子で八竜山に登りました。頂上では雄大な八代平野が一望でき、眼下には虹が見えました。まるで子供たちの前途を祝福しているかのようでした。八竜天文台では稲葉台長の案内でプラネタリウムを見学した後、天文台の展望所に立ち、順番に自分の志を大声で叫びました。
午後からは、体育館で立志式を行いました。一人一人が親の見ている前で、将来に向けての決意表明を行いました。生徒たちは「人を支えられる人になる」「誠実な人になる」「夢を諦めない人になる」など発表してくれました。今後もこの決意表明を忘れることなく、努力を怠らず、立派な人間になってほしいと思います。また、この日は親子のきずなが感じられた日となりました。
学び深めた人権集会
2月18日、夢タイムの時間に「人権集会」を行いました。互いの人権を尊重し、部落差別をはじめすべての差別をなくすことは私たちの大きな課題です。学年ごとにテーマを設定して人権学習を行い、人権や差別について考えました。集会では、最初に生徒会執行部から「坂本中学校人権宣言」と「いじめ撲滅宣言」を確認したあと、各学年から人権や差別について学んだことを発表しました。
1年生
水俣病について学びました。「水俣病を発病することにより、人と人とのつながりが断ち切られた。」「うわさが差別をもたらした。」「正しいことを正しい、違うことは違うとはっきり言いたい。」「周りのことを気に掛けていくことが大切だ。」「豊かな環境の中で生きることの大切さが分かった。」など発表してくれました。
2年生
部落差別について学びました。部落に生まれ育ち、52歳から文字を獲得していった女性の生き方を学び、「差別がはつさんから文字を奪った。」「差別は不合理なもの、発言することが大切だ。」「みんなが文字を書けるわけではないことを知った。」「困っていること、悩んでいることを言えるクラスをつくりたい。」など発表してくれました。
3年生
自分らしく生きることの大切さを「LGBTQ」を通して学びました。発表では、「LGBTQ」について説明したあと、「決めつけないことが大切だ。」「勝手に広めてはいけない。本人の気持ちを大切にすることが必要だ。」「カミングアウトすることの恐怖が分かる。」「その人たちの存在を受け止めるようにしていきたい。」「LGBTQの一つ一つを個性として認められるような風潮になればよい。」など感想を述べてくれました。
学級花壇で花植えを行いました
1月22日に学級花壇にパンジーやノースポールの花を生徒全員で植えました。生徒たちは心を込めて丁寧に作業を行いました。色鮮やかな花が並び、私たちの目を楽しませてくれています。坂本中にひと足早い春がやってきたようです。
雅楽鑑賞会を行いました
1月18日に雅楽鑑賞会を行いました。雅楽を披露してくれたのは天理雅鏡会の皆様です。越天樂などを演奏していただき、日本のいにしえの音楽に触れることができました。生徒たちは、笙(しょう)やひちりきなどの楽器を珍しそうにながめていました。
新生徒会が動き出しました!
本校の生徒会活動は、1月から12月までを活動サイクルとしています。昨年12月に生徒会の要となる執行部の選挙を行い、その後専門委員長を選出するなど、2年生を中心とした役員体制が整い、新坂本中生徒会がスタートしました。
生徒会は全校生徒で構成される組織です。全校生徒33名、一人一人が主役となれる学校です。新役員の皆さんには、生徒の意見に耳を傾け、アイデアを生かし、話し合いを深めながら活動につなげ、すばらしい坂本中学校をつくり上げてほしいと期待しています。
また、これまで生徒会をリードしてくれた3年生の皆さん、ご苦労様でした。皆さんの頑張りは、後輩たちの範となって 受け継がれていくものと思います。
挑戦する3学期にしよう ~学校長より~
2021年がスタートしました。今年はコロナ禍がいち早く終息し、平穏で、子供たちが落ち着いて学習や諸活動に打ち込める年になればいいなあと思っております。保護者や地域の皆様には、今年も本校教育にご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。
さて、3学期は例年より1日早い1月7日のスタートとなりました。始業式では、山下さん(1年)、岩本さん(2年)、入口さん(3年)が学年を代表して「新年の抱負」を発表してくれました。3人とも今年の目標や改善したいこと、成長したいことなどを立派に語ってくれました。
私からは、「将来の夢の実現に向けて、挑戦する学期にしてほしい」と話しました。4月に赴任した際、学校教育目標(上の校訓の下に記載)とともに「感謝」「笑顔」「挑戦」を成長のためのキーワードとして示しました。昨年未曾有の災害に見舞われながらも、子供たちは日奈久中をはじめたくさんの方々の支援をいただき、「感謝」の心と「笑顔」で人と接することの大切さを学びました。そして今、本来の日常生活を取り戻している中で、子供たちにはいろいろなことに挑戦し、夢を形づくったり、夢の実現に向かって歩み出す一歩を踏み出してほしいと願っています。
話は変わりますが、大晦日の紅白歌合戦の中で、ゲストの北島三郎氏(紅白50回出場)は、「私たちの時代は、日本の発展に向けて国民の皆さんの心をひとつにさせるために歌を歌っていた。今は違う。若い人たちは世界に向けて歌を歌っている。」とコメントしていました。グローバル化が加速し、パソコン等の情報機器があれば世界とつながることができる時代、子供たちには世界に目を向けて挑戦してもらいたいです。
3年生はいよいよ受験本番です。2月1日には8名の生徒が公立高校前期選抜に挑戦します。すでに「合格しました」と校長室に朗報を届けてくれた生徒もいます。考えてみれば、小学校の頃から共に歩んだ仲間との生活もあとわずかになりました。進学先が決まった人たちはそのことを噛みしめ、みんなが志望校に合格するために、応援の仕方を自分なりに考えながら、友と過ごせる一日一日を大事にしていきましょう。
いよいよ坂本中再開!
7月4日の豪雨災害後、学びの場を桜十字ホールやつしろ・鶴喰生活改善センター、日奈久中学校と移してきましたが、今月14日、約5か月ぶりにようやく私たちの学び舎「坂本中学校」で授業を再開することができました。
この日は少し冷え込んでいましたが生徒たちは元気に登校し、久しぶりの教室で友だちと笑顔で語らう姿がありました。坂本中の日常が返ってきた喜びがこみ上げてきました。
大掃除をした後、生徒たちは再開式に臨み、校長講話、生徒会長の話、学習面、生活面について担当から話をしました。また、マスコミの取材を受けた生徒も多くいて、「坂本に戻ってきて心が落ち着く」「坂中を今まで通りの生活に戻したい」「地域の方々に笑顔を届けたい」「ボランティア活動を行いたい」と応えていました。
再開式の後、坂本住民自治協議会の谷口会長様から全校生徒に図書券が贈呈されひと足早いクリスマスプレゼントをいただきました。また、再開日の前日には、住民自治協議会や坂本町の民生委員の方々が敷地内の除草作業をしていただきました。ありがとうございました。
お世話になりました、日奈久中学校!
8月3日から間借りしていた日奈久中学校。子供たちにとっては、思い出多い学び舎となりました。「自分の学校と思って使ってください」という中村校長先生の言葉、日奈久中の先生方や地域の方々の心温まるご協力とご支援、日奈久中の生徒との交流など、日奈久中で生活した日々は生徒たちにとって忘れられない貴重な時間となりました。日奈久に来てよかった、日奈久で学べてよかった、本当に感謝、感謝です。
生徒たちは、「日奈久中での思いでは、これからの人生の宝物です」「落ち込んでいた気持ちが明るくなった」
「一緒に過ごした日々を忘れません」「高校や部活で会ったら声をかけください」と感想を綴っていました。
12月11日はお別れの日となりました。生徒たちは朝から引っ越し作業やお世話になった教室や外庭の清掃作業を行い、日奈久中生徒とのお別れ会に臨みました。会では、笹田竜太さん、山本萌萌花さん、福山寬朋さんが学年を代表して感謝の言葉を述べ、どの代表も自分の思いをしっかり伝えてくれました。午後、生徒たちは思い出つまった日奈久中学校を後にし、日奈久中の生徒たちも見送ってくれました。
熊本地震からの復興学んだ修学旅行
12月8日に2年生(9名)が修学旅行に行きました。本来なら2泊3日で、関西方面(京都、奈良、大阪)へ行く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が大変心配されたため、保護者からご意見をお聞きし、規模を縮小しての修学旅行となりました。行く先は、阿蘇神社、ファームランド、阿蘇火山博物館・草千里、熊本城。目的は「熊本地震の復旧復興に学ぶ」になりました。坂本で育った子供たちにとって、坂本の復旧復興が心からの願いであることが伝わってきました。
中でも、熊本地震で甚大な被害を受けた阿蘇神社と熊本城の見学は、とても印象に残りました。最初の訪問地阿蘇神社は、重要文化財である楼門が全解体修理中で、建物の中で工事が行われ見られませんでした。そのかわり以前の楼門の写真が建物にコーティングしてあり、実物と見まちがえるほどでした。なお、拝殿・翼廊は来年、楼門は令和5年末の完成予定だそうです。また、熊本城は、見学通路が天守閣に続いており、少し高い目線で熊本城を見学することができました。櫓や石垣は崩れたままのところもありましたが、復元された天守閣は美しく力強かったです。
日帰りの修学旅行となりましたが、阿蘇神社や熊本城を案内していただいたガイドさんの言葉は、私たちの励みとなり、力強く生きていくことの大切さを教えてくれました。熊本のよさを再発見できた心に残る修学旅行となりました。生徒たちは最後にホテルキャッスルではテーブルマナーを学び、豪華ディナーをいただきました。
保護者の皆様へ(8月20日)
保護者の皆さまへ(8月20日)
8月20日からのスクールバスの運行計画に再度変更があります。改めて掲載しましたので、ご確認をお願いします。
水曜日が5時間授業となり、下校時刻が変更になったことによるものです。
2学期もお世話になります。
保護者の皆様へ(8月7日)
保護者の皆さまへ(8月7日)
日奈久中学校での生活も5日間が過ぎ、少しずつ本来の学校生活に戻りつつあります。
夏休み明けの8月20日(木)からのスクールバスの運行計画が完成しました。時間帯の変更がありますので、再度ご確認をお願いします。
保護者の皆様へ(7月29日)
保護者の皆様へ(7月17日)
保護者の皆様へ(7月17日)
「学びの場」の輸送計画を変更いたしました。
7月20日(月)から時間帯が変わっている場所がありますので改めて
ご確認ください。
保護者の皆様へ(7月14日)
保護者の皆様へ(7月13日)
保護者の皆様へ(5月28日)
保護者の皆様へ(5月15日)
授業動画を放送しています!
現在、ひこいちテレビさんのご協力もいただきながら、ケーブルテレビにて授業動画を放送しております。
休校期間中の学習の支援の一環として、取り組んでまいります。
また、学校ホームページの生徒専用ページでも授業動画を公開しています。ぜひ活用してください。
保護者の皆様へのご連絡(4/27)
新型コロナウイルス感染症の感染又は感染の疑いが判明した場合の対応について
文書を作成いたしました。以下よりご一読ください。
保護者の皆様へ 新型コロナウイルス感染症の感染又は感染の疑いが判明した場合の対応についてのお願い .pdf
保護者の皆様へ(4/7)
八代市教育委員会より、授業等の教育活動の再開についてのお知らせがありましたので、掲載いたします。ご確認をお願いいたします。
ふるさとの味を学ぶ「郷土料理教室」
12月12日(木)に本年度2回目の郷土料理教室を開催しました。今回は八竜小学校の6年生と本校の3年生が協力して、だご汁を作りました。
いつものように坂本町生活研究グループの方々にご協力いただき、とてもおいしい「だご汁」を完成させることができました。また、5月の合同運動会以来の両校の最上級生が協力して活動する時間になりましたが、互いに協力し合い、手際良く、時間内に完成させることができました。
仲間と協力し、たくさんの思い出ができました
12月8日~10日の2泊3日で2年生が修学旅行に行きました。本年度は例年見学している神戸にある阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」から、京都市の「京都市市民防災センター」に変更し、奈良の東大寺の見学をやめて、広島の原爆資料館見学に変更して開催しました。
2日目の京都の班別自主行動と3日目のUSJ見学は例年通り行い、防災教育や歴史の勉強はもちろん、班別自主行動で協力や協調性を学ぶ旅行になりました。
修学旅行はいつの時代も一生の思い出になるもので、生徒たちは楽しい時間を過ごしたようです。
芸術の秋を楽しみました
10月20日(日)に令和元年度坂本中学校文化祭を開催しました。たくさんの保護者や来賓、地域の方々においでいただき、生徒たちが日頃学習している内容や成果を見ていただきました。
生徒数が減少してきており、一人何役しなければならない学年もありましたが、放課後や昼休み等もこの日のために一生懸命練習していました。
また、午後からは秀岳館高校の雅太鼓部にお願いして、日本の伝統芸能である和太鼓の体験をさせていただきました。芸術の秋を思い切り楽しみました。
母校の名誉のため、精一杯走りました
10月17日(木)に、八代中体連駅伝大会が開催され、本校も男女1チームずつ参加しました。県南八代競技場の周囲の周回コースを、男子は6区間、女子は5区間、各学校の代表が一本の襷をつなぐために、一生懸命走りました。
結果は18チーム中、男子は17位、女子は16位で昨年度より順位を少し落としましたが、自己記録を更新した選手もおり、学校の名誉のため、選手全員が精一杯走ってくれました。また、応援も素晴らしく、本校生徒が走っているときはもちろんですが、他校の生徒が走っているときも、大きな声援を送る姿を見て、生徒の優しさを垣間見ることができました。選手のみなさん、お疲れ様でした。
生命を守るための訓練(着衣水泳)
月末に来て少し涼しくなってきましたが、9月も始まった頃はとても暑く残暑が厳しい日々でした。そんな中、9月10日に体育の授業の一環として「着衣水泳」を行いました。
私たちが中学生だった昔は、このような授業はありませんでしたが、現在は生命を守るための訓練としてどこの学校でも行っています。これから先、おぼれて生命を落とす場面に出会したり、おぼれている人を助けなければならない場面に出会したりするかもしれません。生命を守るために、学んだことを忘れないようにしましょう。
園児の笑顔で心が温まりました
2年生が職場体験を行っている日に、3年生は町内の4つの保育園にお願いして、園児と接する保育実習を行いました。思春期に入り、心身ともに変化の多い時期の生徒たちですが、この日ばかりは満面の笑みで園児と戯れていました。
3年部の先生方も楽しそうに関わっている生徒たちを見て、将来、素晴らしいお母さんやお父さんになると感じましたと話しておられました。ご協力いただきました保育園に皆様、ありがとうございました。
働くことの意義と仕事の厳しさを学びました
9月12日(木)、13日(金)の2日間、2年生は職場体験活動に出かけました。本来でしたら1学期に実施する予定でしたが、台風のため2学期に延期となりました。
本年度は11の事業所にお願いして、受け入れてもらい、生徒たちにとっては、貴重な体験となりました。感想の中には、「挨拶等厳しく指導していただき、心が折れそうになったけど、仕事をするというのは大変なんだと改めて感じました」と働くことの意義や仕事の厳しさを学んでくれたことが嬉しくなりました。
ご協力いただきました、事業所には心から感謝申し上げます。
来春の進路先決定に向けてスタート
義務教育最終学年の3年生は、夏の中体連が終わると、どこの学校でも来春の進路決定に向けての取組がスタートします。本校でも毎年第1回目の三者面談を行い、現時点での進路先や今後どのような取組をしていけばよいかを生徒本人と保護者を交えて担任がお話しをします。
本年度も3年生担任の山口先生がすべての生徒と保護者との三者面談を行っていました。校長先生は教諭時代には3年生担任が多かったそうです。その時よく言っていたのが「『○○高校へ合格すること』が目的になってはダメだ。『○○高校に合格して、そこで□□の事を頑張る。そして将来△△になる』と言うように、将来の姿をイメージして今できることを頑張れ」とのことでした。
まずは自分自身としっかり向き合って、自分の得意や不得意など自分自身を分析することから始めてください。
自分の人生は自分で切り開く
今年も長い夏休みが終わりました。私たちが子どもの頃は、夏休みは楽しくて仕方なかったのですが、今の子どもたちは果たしてどうなのでしょうか。
本校は生徒数が少ないため、近所に友だちがいない生徒もおり、夏休みでも陸上の練習や宿題をしに学校に来る生徒もたくさんいました。
また、昨年度より少し少なかったようですが、3年生は来春の受験に向けて図書室や多目的室で黙々と勉強に励む生徒の姿もありました。
「自分の人生は自分で切り開く」という信念でしょうか、毎日コツコツと努力している姿を見ていると、大人になった私たちも「頑張らねば・・・。」と考えさせられるものでした。そんな3年生に刺激を受けたのか、1、2年生も友だちと一緒に課題に取り組んでいました。
中体連 よく頑張りました!
6月22日、23日に令和元年度八代中体連夏季大会が開催されました。本校は男女バドミントンとサッカー部が参加しました。
結果は、男子バドミントン(ダブルス)では3位に入賞し、7月下旬に行われる県大会に出場することになりました。
サッカー部は第三中学校との対戦で敗退してしまいました。しかし、試合内容は前半まで互角に戦う素晴らしい頑張りだったのではないかと思います。全員でボールを追う姿に感動を覚えた人も多いと思います。
選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!そして、応援してくれた生徒の皆さん、保護者の皆様、ありがとうございました!!
小中合同避難訓練を行いました
6月4日に本年度も小中合同の避難訓練を行いました。坂本は一級河川球磨川が流れており、昔から大雨の被害を受けてきた歴史があります。また、熊本地震ではあまり大きな被害はなかったようですが、ネットニュース等に九州大学の調査では、「今回の熊本地震で日奈久断層帯が動いたのは、益城町から宇城市豊野町の区間だけで、日奈久区間と八代海区間は、現在もひずみエネルギーをため込んだ状態にある。今後、日奈久区間と八代海区間はいつ動いてもおかしくないと書いてありました。
自然の前では人間は無力です。最悪の事を想定して、大雨や地震が発生したとき、児童生徒の生命を守ることはもちろん、保護者にスムーズに引き渡すためにはどのようにすれば良いかを確認しました。
平成31年度が始まりました!
今年度は3名の先生方と9名の新入生を新たに迎えて、平成31年度の坂本中学校がスタートしました。校長先生からは学校生活を送る上で意識してほしい、「夢」「愛」「挑戦」という3つの言葉についてのお話がありました。それぞれの生徒のキーワードとして心に残ったと思います。
11日(木)の対面式では各部活動の工夫を凝らした紹介がありました。人数は決して多くはありませんが、どの部活動もできることを考えながら、充実した活動を目指しています。3年生を中心に頑張っていきましょう!
本年度の学校教育目標について
【学校教育目標】
生命を大切にし、自分や仲間を愛し、夢実現に向けて
挑戦し続ける生徒の育成(夢・愛・挑戦)
【学校教育スローガン】
自己の可能性を信じ、夢実現に向けて、
新しいことに挑戦する(3C思考)
※3C思考とは
「Chance(チャンス)、Challenge(チャレンジ)、Change(チェンジ)」
自分を変えるために、チャンスと思ったら、果敢に挑戦する気持ちを持ち続けること
校長先生が、生徒に向けて話された言葉です。
「昨年度は「夢」「絆」「スキルアップ」を合い言葉にしていましたが、本年度は「夢」「愛」「挑戦」を合い言葉にします。新しい令和という時代が始まります。皆さんは令和の時代を生き抜かなければなりません。自分の夢を実現させるために、チャンスが来たと思ったときは、失敗を恐れず、果敢に挑戦して欲しいと思います。」
生徒たちを「令和」という新しい時代に活躍できるよう職員一同、1年間頑張っていきたいと思っています。
9名の生徒とともに新しい時代の幕開け
4月19日(火)に第45回の入学式を開催いたしました。新緑が鮮やかな清々しい日に、期待と不安を抱いた9名の新入生を迎え、2019年度をスタートさせることができました。
たくさんのご来賓の皆様や保護者に見守られながら、在校生が歌う「タンホイザー行進曲」に迎えられ、緊張な面持ちで入場してきた新入生でしたが、担任の川田夏美先生の氏名点呼には、大きな声で返事をし、これから始まる中学校生活を充実したものにしたいという気持ちが伝わってきました。
中学校は立派な大人になるための準備期間です。学習面はもちろんですが、社会の一員として、求められるいろいろな力(人間力)を身につけて欲しいと思っています。また、3年間、目的を持ち続け、自分の力を信じ精一杯努力し、卒業時に全員が充実した3年間だったと思えるようにして欲しいと願っています。
年々生徒数が減少してきていますが、「子どもは地域の宝である」ことを忘れず、9名の新入生を「ふるさと坂本」の宝であることを意識しながら、これから全職員とともに精一杯指導・支援に当たっていきたいと思っております。保護者の皆様、地域の皆様もご支援、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。