学校生活

2021年3月の記事一覧

小中合同運動会は団対抗戦の形で

 令和3年度の運動会は、5月15日(土)に開催予定です。コロナ禍で開催の有無について正式には決定しておりませんが、今のところ開催する方向で動いています。


 運動会は、新3年生になる2年生が後輩や小学生をリードしていくことになりますが、2年生の要望で、二つの団による対抗戦にしようということになりました。


 早速18日の生徒集会では団の色を決定しました。


  赤団・・団長:福山楓花さん       白団・・団長:岩本龍樹さん
 

 小中学生が一丸となる運動会が開催できるよう、協力し合い、支え合い、しっかりと準備をしていきましょう。

未来へ羽ばたけ 坂中卒業生 ~学校長より~

 3月12日(金)に第46回卒業証書授与式を開催しました。今年も新型コロナウイルス感染防止により、規模を縮小しての式となりました。ご来賓や在校生に参列してもらうこともできず、国歌や校歌斉唱など歌も歌うことのできない簡素な卒業式でありましたが、私にとって記憶に残る卒業式となりました。
 

 本年度の卒業生は14名(男子8人、女子6人)。豪雨災害後本校校舎で授業ができなくなるなかでも、『自分を見失わず、いつも前を向いて頑張ってくれたこと』『みんな仲良く協力し合い、きずなを深め、すばらしい学級を創りあげてくれたこと』『一人一人の個性が輝いていたこと』など、坂本中学校の伝統に新たなページを残してくれました。また、後輩のよきお手本となるすばらしい3年生でありました。


 式では、どの卒業生も凜とした態度で臨み、卒業証書授与の時のきりっとした顔、返事や礼儀作法の一つ一つに卒業への思いが込められているように感じました。
 

 校長式辞の後、在校生を代表して2年生の遠山望晴さんが、3年生との思い出や感謝の気持ちを綴った送辞を述べてくれました。これに対し迫本湊奈さんが卒業生を代表して答辞を述べました。「・・・様々な思いを感じながら登校すると、いつもと変わらない校舎のほのかな木の香りが私たちを優しく迎えてくれました。この香りを吸い込むと、三年間の思い出が次々と蘇ってきます。・・・・」集団宿泊教室、修学旅行、学習成果発表会などの思い出や支援していただいた方への感謝の気持ち、そして卒業生一人一人に向けた言葉には、聞く者にとって胸にこみ上げてくるものがありました。

                                 
 式の後、体育館で最後の学活を行いました。一人一人が前に立ち、三年間の思い出や感謝の気持ちを語ってくれました。どの生徒の言葉にも思いがあふれていて、1時間程度の予定でしたが、予定の時間を超える学活となりました。


 卒業生の皆さんには、夢を持ち、夢の実現に向かって行動をおこし、いろいろなことに挑戦しながら未来へ羽ばたいてもらいたいです。そして、感謝する心をいつまでも大切にしてほし
いと思います。これまで出会った人への感謝、支え助けていただいた人への感謝、皆さんをこれまで育んできたふるさと坂本への感謝の心を大切にしてください。


 皆さんは地域の宝です。一人一人が復興に向かっている坂本のことを思い、何らかの形でふるさと坂本に貢献することができたらすばらしいです。

 

 

「卒業生とのお別れの会」を実施しました。

 3月11日(木)に「卒業生とのお別れの会」を行いました。この日が1・2年生にとって3年生と過ごす最後の日となります。そこで、新生徒会が計画し、卒業生を送る会を開くことになりました。


 はじめに、山本会長が挨拶、会の趣旨を説明したあと、卒業検定「卒業生クイズ」と称して、在校生が、卒業生の学校生活でのエピソードを、おもしろおかしくクイズにして会を盛り上げてくれました。その後、14名の卒業生一人一人に感謝の言葉を届け、卒業生から在校生に心温まるメッセージがありました。


  わずかな時間でしたが、とても楽しく充実したひと時を過ごすことができました。3年生が、1・2年生から慕われていたことを改めて実感しました。