亀城ヶ丘だより
【ライオンとネズミ(イソップ童話)】020828
眠っているライオンの顔の上を一匹のネズミが駆け上がり起こしてしまいました。
眠りを妨げられたライオンは怒ってネズミを捕まえ、殺そうとしました。
ネズミは、「どうか殺さないでください、許してもらえたら、必ず、恩返しをします。」と言いました。
ライオンは「お前などが俺に恩返しができるはずがない。」と大笑いして、ネズミを逃がしてやりました。
数日後、ライオンは、猟師に捕まり、強い縄で縛りつけられてしまいました。
「なんてことだ。」ライオンが嘆いていると、そこにあの時のネズミがやってきて縄をかみ切り、ライオンを助けました。
ネズミは言いました。「あなたは、小さなネズミが百獣の王であるライオンにできる恩返しなんかあるはずがないと思って笑ったんですよね。でも今はおわかりでしょう。」
M先生、チャンスです。盗賊に捕まっても今ならネズミが助けてくれます。(H)