亀城ヶ丘だより
【避難訓練】021110
今日は避難訓練(火災)を行いました。私もこれまで担任をした生徒の家が2件、担任以外の生徒の家が2件、火事になった経験があります。命に別状はなかったことだけが幸いでしたが、何もかも失いました。
どこの学校でも避難訓練は「授業中に、火元は理科室か家庭科室で、決められた時間に、避難誘導する先生がいて」火事が発生した想定です。私が経験したケースは遠足の弁当づくりのてんぷら油から、クリスマスの次の日に保育園児の弟たちがロウソクに火をつけて遊んでいて、近所の子どもたちのマッチ遊びから、夜中にお風呂のボイラーから出火と原因はいろいろでした。火事は訓練通りには起きません。
令和元年の総務省統計によると、総出火件数の37,683 件の出火原因別は、「たばこ」3,581 件(9.5%)、「たき火」2,930 件(7.8%)、「こんろ」2,918 件(7.7%)、「放火」2,757 件(7.3%)、「放火の疑い」1,810 件(4.8%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると4,567 件(12.1%)です。許せないことです。
訓練を契機に各家庭の危険箇所を点検し、タコ足配線になっていないか、家の周りに燃されやすいものを置いていないかなど、火災の未然防止に努めましょう。私もネコの脱出ルートを確保しておきます。