校長ブログ「秘密の部屋」

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ヒット商品

 日経トレンディが選ぶ、2018ヒット商品ランキングが発表されました。トップ3は、安室奈美恵(1)、ドライブレコーダー(2)、ペットボトルコーヒー(3)でした。

私の家を見回しても、無糖・強炭酸飲料(13)、明治エッセルスーパーカップスィーツ(17)、サバ缶(26)等が常備されています。

授業のネタに、ランキングが掲載される12月号を過去20年分くらい保存しています。調べてみると、3年生が誕生した平成16年からの1位は、冬のソナタ、ipod、DSLite&鍛脳ゲーム、Wii、プライベートブランド商品、プリウス・インサイト、食べるラー油、スマートフォン、東京スカイツリー、コンビニコーヒー、アナと雪の女王、北陸新幹線、ポケモンGO、ニンテンドーSwitchでした。任天堂が3回入っているとは、さすがゲーム大国ですね。

将来、ヒット商品の開発に携わる生徒も出るかもしれませんね。(H)

※商品とは売ることを目的としてつくられたモノとサービスのことで、人名が入ることもあります。

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つれづれなるままに

〇11月になったばかりというのに、店頭にはもうクリスマスの飾り付けが並ぶようになりました。事務室の先生たちの計画では、田浦中の掲示解禁日は10日になる模様です。

〇佐敷中勤務の時に大変お世話になった、湯浦中のM先生に届け物をする機会がありました。ご不在で、後から同じ内容のお礼のメールが連続で届きました。ご自身も気づかれたようで「すみません、やっぱり年ですかね。」のメールが。正しい回答を検討中です。

〇私と似ていると言われる次男で、スマホのフェイスID(顔認証)による解除を試してみました。ちょっと期待していたのですが開きませんでした。

〇道徳の『小さな手鏡』の授業準備のついでに、『手鏡』について調べてみました。怖い話をたくさん仕入れました。
〇ホークスの甲斐捕手の送球が『甲斐キャノン』と呼ばれ話題になりました。「『カイ』で『キャノン』か。」ほくそ笑んだ40~50代がかなりいるはずです。

〇髪が伸びてくると、自分でバリカンを入れています。6ミリで整えた後、少し長いところを見つけ、一度外した歯をもう一度6ミリに・・・。私の視力では、6ミリと3ミリの文字は見分けがつきません。現在、海老蔵です。(H)

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天上の虹

「道徳のローテーション授業をしたいので、校長先生にもお願いしていいですか。」道徳の教科化に向けて、本校の職員はなかなか厳しい要求をしてきます。

「頼まれごとは試されごと」「返事はハイか、イエスか、喜んで」今回も「余裕たい。」と返事をしました。

年間計画に基づき、『アリエスの乙女たち』『海のオーロラ』等で有名な漫画家里である中満智子さんの『小さな手鏡』を資料に授業を行いました。

先日、1年生が『壬申の乱』について発表するために質問に来ました。その時、持統天皇について聞かれ、「天智天皇の娘で鸕野讃良皇女(うののさららのひめみこ)と言います。芸能人の神田うのさんはそこから名前をもらった本名だそうです。」等といつものごとくマニアックな知識をひけらかしましたが、今回は持統天皇の生涯を描いた、里中さんの『天上の虹』を紹介すればよかったですね。(H)
百人一首の
1番『秋の田の かりほの庵の苫をあらみ わが衣手は 露にぬれつつ』は天智天皇
2番
『春すぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山』は持統天皇の歌
です。

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一生分

子どもは小さいころに一生分の親孝行をするといいます。

先日、人吉二中時代の生徒から、同窓会の案内が届きました。期日を見ると1月2日。当日は私も田浦中昭和55年度卒業生の同窓会に出席するため、残念ですが欠席のハガキを出しました。

人吉二中に赴任した時は25歳でした。当時は、土曜日は半ドンの時代です。独身の先生も多かったので、午前中で勤務が終わるとみんなでご飯を食べに行き、その後夕方まで部活をして、夜は温泉に入った後、誰かの家で飲むというような楽しい生活でした。

人吉三中に異動してから、妻の会社の転勤が急に決まりました。最初は妻と2人の息子は水俣に引っ越し、私は単身赴任をしたのですが、毎晩9時頃にかかってくる、当時5歳の長男からの「おとうさん、なんでかえってきないの。」の電話に、「わかった、今から帰るよ。」と水俣に向かう生活が続きました。着いた頃には5歳と2歳の息子たちは寝ています。

 そこで、私も5月から水俣に引っ越し、片道70分の道を通うことにしました。長男は毎朝5時半に出発する私を必ず見送ってくれていました。
 二生分、三生分の親孝行をしてもらいました。(H)

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たぷんたぷんピッタピタ

 朝から『芦北町文化祭』の開会式に参加するため、スカイドームへ行きました。オープニングセレモニーでは田浦祝い唄保存会による『祝い唄』が披露されました。

相撲甚句を観た後、水俣市のバラ園で開かれている『九州和紅茶サミットinみなまた』へ。協賛金500円で記念カップをもらい、18件のお茶屋さんの和紅茶を飲み比べ。たぷんたぷんになりました。バラも見頃です。
   午後は文化講演会(講師:八代英輝氏)のため、またスカイドームへ。水俣・芦北間を2往復しましたが、近くなったものです。
 
湯の児から津奈木までの道が改修され、高速道路が開通し、通勤時間は約10分短縮されました。以前は余裕をもって40分見ていたところが、30分を切る時間で移動することができます。

 子どもの頃に見た雑誌の未来予想図では、今頃は空を飛ぶ自動車があったり、空中に透明のパイプが張り巡らされ、その中を乗り物が走ったり、ピッタピタの宇宙人のような服を着ていたはずなのですが・・・。空中の活用は、ドローンがそれに近いかな。ところで自動運転は老後に間に合うでしょうか。(H)
※昨日
、過信を避ける目的で宣伝などに「自動運転」という言葉を使わないようにするというニュースがありました。これからは「運転支援」などを使うようです。

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威風堂々

水俣二中で同勤した「は〇どん(仮名)」は鹿児島県出身の男だ。体もでかい。年を重ねたらきっと「せごどん」に進化する。

奥さんも鹿児島出身。「家に帰ったら座るだけで、ご飯が出てきます。」「家事は一切しません。」「私も妻もそんな風に育てられてきました。」と堂々と言う。鹿児島県民へのあらぬ誤解を生む。

生徒には愛情をもって接する熱い男だ。影響された女子生徒が、学級行事への取り組み方について「は〇どん」と全く同じ口調で友達を怒っているのには驚いた。

長女が生まれた時、「『〇子』先生の『子』の字をもらって『〇子』にしました。」という調子の良さと、「普通は名前の上の方をもらうだろう。」という声にもめげない逞しさも持ち合わせている。さすがとしか言いようがない。

彼にも弱いものがある。黒くて、つややかで、かさかさと移動し、突然飛び上がり、生命力の強い、多くの家庭で飼っている例のヤツだ。廊下で見かけると、新任のT先生に言う。「初任研だ。退治してこい。」すべて初任者研修の一環で片づける。これも「そんな風に育てられました。」ということか。鹿児島県民へのあらぬ誤解を生む。

最近は「子どもを風呂に入れます。」「車の運転もします。」と堂々と言う。少しすることが増えた。徐々に、徐々に奥さんにそんな風に育てられていく。

あらぬ誤解が少しは解けた。(H)

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余裕たい

校長はスポークスマン。会う人、会う人に「『芦北町立田浦中学校』のホームページを読んでください。」と呼び掛けています。お知り合いの方にも勧めていただくと嬉しいです。

「ブログを毎日更新されている校長先生がいるのですが、校長先生も書かれますか。」本校の職員はなかなか厳しい要求をしてきます。
 「余裕たい。」たいていの事にはそう返事をするようにしています。

「毎日更新」が「時々更新」に訂正されている!と気づいたときに大切なのは、温かい心です。

土・日はできるだけくだらない話にしようと思っています。タイトルや内容に、一部の人にだけ気付いてもらえる暗号を入れることもあります。

 一昨日、コンピューターの保守にいらした方に「校長ブログ『秘密の部屋』を毎日更新しています。見てください。」と話したところ、「ハッリ―ポッターですね。」と返されました。
 正解です。気づいていただきちょっと嬉しくなりました。(H)

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ボクかりんとう

ハロウィンが終わり、校長室前の『コップのフチ子』のディスプレイを片付けました。次は12月のクリスマスバージョンです。出番待ちのフィギュアは事務室に保管しているのですが、すでに事務室は子供たちの手にかかり、正月の『招き猫』が飾られていました。

ところで、ハロウィンは、もともとは秋の収穫を祝い、悪霊などを追い出す、古代ケルト人が起源の祭り。私がハロウィンを知ったのは、子どもの頃に見たスヌーピーのアニメでした。子どもたちが家々を廻り、いろいろなお菓子をもらうのですが、チャーリー・ブラウンだけはどこの家からも「かりんとう」しかもらえないというオチ。「ボクかりんとう」繰り返されるチャーリーのセリフが耳に残っています。

この時期は毎年のように「ハロウィンで大騒ぎして散らかす大人、翌朝片づける子供たち」のニュースを見ます。とても残念な気持ちになります。子どもの頃は「大人のくせにおかしい!」と怒っていたはずなんですけどね。(H)

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やくそくまもれたモン

 今日、県立美術館から学芸員をお招きして、スクールミュージアムを開催しました。武道場に浜田知明(ちめい)氏の『初年兵哀歌』を中心にした16点と原版、マルク・シャガール氏の版画集『サーカス』から16点が展示されました。

説明によると、今年7月に100歳で亡くなられた浜田氏は、御船町出身の日本を代表する版画家です。戦争でのつらい体験や平和を願う思いを版画に表現しています。

また、ロシアで生まれたシャガール氏は、子どもの頃の思い出をもとに、さまざまなサーカスの場面に、亡くなった妻との思い出や、遠い故郷の風景など、自身の思い出を織り交ぜながら、版画に美しく表現しています。

途中、武道館に入って驚きました。あまりの静かさに誰もいないのかと思ったら3年1組の授業中でした。熊本県立美術館のやくそく「さわらないモン はしらないモン さわがないモン」がきちんと守られていました。(H)

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KT

朝夕、各学級から合唱コンクールに向けての歌声が聞こえてきます。学校に勤務して良かったと感じる贅沢な季節です。

ベテランの先生方に話を聞いてみると、いわゆる学級経営がうまくいったと感じるクラスの共通点に『大きな声で歌えるクラス』を挙げる方が多く見受けられます。

上手、下手に関わりなく、恥ずかしがらずに歌で自分を表現できるクラスには、普段から学級の中に友達の失敗やうまくいかなかったことを励ます空気、多様な考えを受け入れる空気、友達の頑張りや活躍を自分の事のように称賛できる空気があります。
 空気は誰かがつくってくれるものではありません。
空気を『読む』は消極的な関り。空気を『つくる』友達への積極的な関りを期待しています。(H)

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