校長ブログ「秘密の部屋」

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【10連休近づく】310425

 4月27日(土)から5月6日(月)まで、学校も10日間の休みに入ります。とは言え、ほとんどの生徒は期間中に部活動やクラブチームの練習・大会に参加します。時間の許す限り、会場での応援をよろしくお願いいたします。きっと家庭内では見ることのできない子どもたちの頑張り、喜び、悔しさ、急激な成長、たくましい姿を見ることができます。

 反抗期の子どもたちは「来ないで。」いや、「来(く)んな!」と言うこともあります。そんな言葉に決して負けず、「堂々と」もしくは「こそっと」応援お願いします。

 郡市の中学校長と体育担当者で、30日(退位の日)と1日(即位の日)、5日(毎月1度の家庭の日)の3日間は部活動休みとし、その日を軸にできるだけ期間中に3連休以上を1回は入れるよう申し合わせをしています。以前は、連休中もほとんど部活動で、息子たちは実家に預けっぱなしでした。先生方にも、働き方を考える機会にしてほしいと話しています。

 10日間のまとまった時間が取れます。勉強は中学生なので言うまでもありません。たくさん本を読みましょう。試合の移動中など隙間時間を利用するのも良い方法です。家の手伝いをしましょう。連休明けの生活がきつくならないよう寝る、起きる、ご飯を食べるの生活リズムを崩さないようにしましょう。何より、命を大切にして過ごしましょう。(H)

 

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【ハイかYesか喜んで】310424

 通勤中、事故か故障か、高速道路上り車線の乙千屋トンネル付近で車列が前に進まなくなりました。あり得ないことに、下り車線にUターンする車が数台ありました。自分の行為が事故を誘発するかもという危機管理意識がないようです。

 3校時に体育大会結団式を行いました。赤団団長Yさん、青団団長Mさんの決意表明。例年、体育大会を経て3年生らしくなっていくものですが、ひいき目でしょうか、1年生の頃に教頭として授業で関わってきた子どもたち。生徒総会といい、成長ぶりが嬉しいです。

  団ごとの選手決定は、ずいぶん時間がかかりました。田浦中には、昨年くらいから長距離走は自分の力を試す競技と言う雰囲気があります。鍛えた姿を一番長く見てもらえる競技です。1年生にとっては、これから乗り越えていく壁のようです。

今日、全国中学校長会の群馬大会で発表するための原稿が仕上がりました。管内の校長先生方、県事務局の先生には大変お世話になりました。メールで送信すれば完了です。この勢いで、次は熊本県大会の原稿作成に入ります。

「頼まれ事は試され事」、「選ばれたのには意味がある」、だから、返事は「ハイかYesか喜んで」、選手決定もそういうものかなと思っています。チャンスです。(H)

 

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【生徒総会】310423

 今日は生徒総会を開きました。1年生にとっては、小学校にはない活動の一つです。私からは、少し難しくなりますが「生徒会活動は民主主義のルールを疑似体験の中で学ぶ場、活動を通して社会参画意識(自分事として関わる力)、自治力、自浄能力、判断力を身に付け、中学校卒業後の精神的自立につなげて欲しい。」という話をしました。

 生徒会会員証が生徒会長から全生徒に渡された後、総会が始まりました。年間活動計画についての説明、質疑応答、採決が終わり、ここで閉会という学校も多いのですが、引き続き体育大会のスローガンについて審議を行いました。  

 メインの『田浦中PRIDE』に続く言葉をどれにするか。事前に提案した4つから『~超えろ!己の限界を~』と『~No1よりOnry one~』の2つに絞られました。

 1年生からは、明確な反対意見が述べられました。これまでにない力を感じました。「会議の中では自由に意見を述べることができ、議事に関する発言に対して責任を問われることはない。」会議の原則です。

拍手による採決ではほぼ同数、生徒会執行部一任となりました。昼休みの執行部と保健体育委員長の7人での話し合いでも意見が分かれました。両案の良さは認めた上で「限界を超えるは当たり前すぎる。」や「体育大会は団優勝を決める行事であり、勝負の前からOnry oneというのは逃げではないか。」、「行事の性格から限界を超えるは体育大会的で、Onry oneは文化祭的ではないか」など、なるほどなるほど。

『田浦中PRIDE~超えろ!己の限界を~』のスローガンのもと全員が燃えます。(H)

 

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【家庭訪問】310422

 今日から5日間の日程で家庭訪問が始まりました。田浦中は、「保護者の気づきアンケート」をもとに、一人一人の生徒へのきめ細やかな支援について話をする時間とするため、昨年度から、保護者と担任(学年職員)のみの家庭訪問を行っています。

 私たちが中学生の頃は、家庭訪問期間は午前中授業で、午後はずっと部活動でした。1・2年生の時は、家庭訪問の日に部活を抜けることができて嬉しかったことを思い出します。今の部活動の上下関係は羨ましいくらい仲良しですね。私たちの頃は、歯の治療に行くにも、上級生から「ビンタ一発打たれて」行かないといけないという訳の分からない時代でした。

 先週土曜日の午後、1年担任のH先生は、新採のK先生を案内して家庭訪問の下見に回りました。自分が困ったことで後輩に苦労させない。この心遣いができてこそ先輩です。

 私の初任校は狭い校区に住宅が密集していました。1学期途中まで車を持っていなかったので、自転車で回りました。一件目でスイカをいただき、前かごに入れたままの家庭訪問でした。次の学校では前後左右が畑の風景の中、幹線道路へ出る道を見失いました。

 生徒に狭い道を案内され崖から落ちそうになったこと。2年連続で生徒が親に家庭訪問の日を伝えておらず、誰もいなかったこと。

 スマホもカーナビもなかったころの思い出です。(H)

 

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【トミカ1】310421

 実はトミカを集めています。毎月第3土曜日は「トミカの日」で、新車が発売されます。4月はスズキジムニー、日産シルビア、ランボルギーニディアブロ、いすゞサインカーの4台でした。YouTubeに開封動画がアップされるのでよく見ています。

 新車は、購入に一人1台の制限がありますが、人気車種になると「転売ヤー」が登場します。中には小さい子供を並ばせて、複数台買い占めていく人もおり、その日のネットオークションにずらっと並びます。500円から1000円程度の物を倍で売ったとしても大きく儲かるわけでもなく、そのことを小さい子どもに学ばせてしまう代償の方が大きいような気がします。

 タカラトミーの公式サイトによると、トミカは昭和45年から販売されているミニカーで、これまで1000種類以上、6億4000万台以上が売れていると言いますから、各家庭にも1台くらいは転がっているのではないでしょうか。授業参観や部活動の大会などに一緒にやってくる弟くんたちも、しばしばトミカを手に握りしめており、その姿を見ると嬉しくなります。

 今年卒業したHくんは、私のトミカ仲間で、この3年間はよくトミカ談義をして楽しんでいました。

 家のテレビ台にトミカを置いていると、ネコたちが「ちょいちょい」と触って落下させます。「トイレの砂をかき混ぜた手で触るなぁ~。」という感じです。(H)

 

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【にぎわいました】310420

 前事務職員のH先生が昨日の放課後に来校されました。早速、事務室から笑い声が聞こえてきました。「何か?」と尋ねると、玄関から入る時に今までの習慣で、元は自分の靴箱だったK先生の靴箱を開けてしまったようです。

 先日の歓送迎会にも参加されたので、お土産にチョコレートを渡しました。特に美味しいものが一つ入っていたので、「これは必ず食べてくださいね。」と言ってお渡ししました。以前、大福を我慢しきれず車中で食べ、口の周りと服に粉をつけて帰り、子どもさんたちに「何食べてきた?」と、ばれてしまったこともあります。今回は家まで持ち帰り、テーブルに置いていたそうです。

 翌朝、食べようとすると中身がありません。「誰が食べたんね!」子どもさんたちに大人げない一言を放ってしまったとのことでした。食べ物に関しては親も子も関係ありません。 

 H先生は、人差し指にいつも可愛らしい指サック(本人談)をしているのですが、今日は紅茶を飲んだ後、カップの取っ手に指サックを残していくという高等テクニックを見せました。

 放課後の事務室が大変賑わいました。(H)

 

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【赤団・青団】310419

 体育大会に向けての練習が始まります。昼休みはみんなで長縄跳びの練習で盛り上がっています。

 毎年していた団編成を、全学年1クラスになったことを契機に、今年から赤団(旧田浦小校区・旧井牟田小校区)と青団(旧小田浦小校区・旧海浦小校区)に分けることとしました。これは

①3年間を通して、同じ団に所属することができるため連続優勝に嬉しさが出る。
②兄弟姉妹が同じ団に所属するため、テント内での家族や地域での応援が盛り上がる。
③地域の先輩が後輩を指導するため、縦のつながりが出る。
④来年の体育大会に向けて、新団長を決めて早くから取り組むことができる。
ことなどをねらいとしたものです。多少、両団の男女比に違いが見られますが、出場種目で対応することとしました。「地域の心の拠り所となる学校」は田浦中の目指すところの一つです。当日は、ぜひご近所にもお声掛けの上ご来校ください。5月19日(日)は、生徒・保護者・地域・職員のみんなで盛り上がりましょう。(H)

 

 

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【そんがーしゅうちー】310418

 今日の午後、中学生の時に社会科を教えていただいた、競 元校長先生が来校されました。今週火曜に佐敷中に行く機会があり、校長肖像写真で見たばかりでしたので、不思議な縁を感じました。喜寿の祝いを兼ねた、昭和31年度田浦中卒業生の同窓会を開かれるということで、その役員をされているそうです。校歌と当時の校舎の写真などをお渡ししました。

 日奈久在住の先生だと聞いていたのですが、お父さんの勤務の関係で田浦に引っ越してこられ、田浦中を卒業されたとのことです。中学生の頃は、まさかずっと上の先輩とは知りませんでした。

 初めて授業を受けた時は、垂直と斜め30度の直線からなる、整った、刻印されたかのような筆圧の強い板書が強く印象に残りました。先生の文字を黒板で練習している友達もたくさんいました。ノートに文字真似のまま書き写している友達も結構いました。当然、私も今でも書くことができます。子どもはすぐ影響されます。

 3年生の公民の授業では、法的な話を良くされていました。興味がある内容だったので、毎回とても真剣に受け、「憲法前文暗唱のテスト」は予告の翌日に受けに行きました。授業をされる先生が好きと言うことは、学習意欲につながりますね。

 当時の教育課程にあった必修クラブ(授業の一コマに入っている活動)では、「中国語」クラブを担当されていました。同級生のS中M先生はその時習った中国語の歌を今でもあらゆるところで歌っています。影響を与え、記憶に残る先生はすごいなと思います。(H)

※今回のタイトルはM先生の名前の中国語読みです。しょっちゅう聞かされ覚えました。 

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【職員講話】310417

 田浦中では、生徒集会で職員講話を行っています。今年度の第1回はS先生が担当しました。

「ディズニーランドのキャスト(従業員)のゴールはゲスト(お客様)のハピネス(幸福感)。キャストの重要な行動指針の一つは『礼儀正しさ』で、具体的には、あいさつ・スマイル・言葉遣い・アイコンタクトの4つを実行することを従業員に教えているそうです。あいさつは人間関係を円滑にします。」という導入から入り、人より先に挨拶をすることと、「はい」の返事をはっきり言うことの意味についての考え方、会釈・敬礼・最敬礼・座礼の演習と熱のこもった話が続きました。

 S先生は初任2年目ですが、今年は生徒指導主事を任せています。毎日、先輩の助言を受けながら、事後指導に追われるのではなく、人間関係づくりに重点を置いた積極的な生徒指導に力を入れようと苦心しています。今日も生徒指導部会で多くの提案をしてくれました。

 Y先生からは「生徒との日常の関わりがすべて」との助言を受けていました。キーワードは「そこに愛はあるんか。」です。

 5月には、管内の新規採用と臨時的任用の先生方の前で公開授業を行うことになりました。本人もやる気満々です。

 生徒指導の一番の機会は授業です。生徒同士がつながる授業に期待しています。とにこにこ笑顔でプレッシャーをかけてみます。(H)

 

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【くまもと家庭教育支援条例】310416

 熊本県では、「家庭は、教育の原点」と重視し、全国に先駆けて「くまもと家庭教育支援条例」を制定しています。そこには保護者、学校、地域、事業者それぞれの役割が明記され、県民みんなで家庭教育の支援に取り組む体制づくりを行なっています。「親の学び」プログラム講座もその取組の一つで、田浦中では生徒によるスマイル集会や、PTA総会、学級懇談会などの場で活用しています。(支援条例はPTA総会資料とHPにも添付していますのでご覧ください。)

  今年はPTA総会の冒頭に、「親の学び」プログラム講座を授業参観と関連づけてSNSについてのサイコロトークをしました。どのグループも話しが弾んでいたようです。毎回、学級懇談会で「親の学び」プログラム講座を行っていますので、ぜひご参加ください。

 私は学校に勤め、たくさんの子供達と関わってきたはずですが、わが子は難しい。特に中学生頃の反抗期に入ると難しい。妻は特に「なんで?」「昔はこんなんじゃなかったのに。」と思うことも多々あったようです。次男は「兄が反抗したり、怒られたりする姿を見て学習したのでそんなに反抗期はなかった。」と自分で言っています。子育ての悩みは一人で抱えず、保護者同士で共有することが大切ですね。

 息子達も今は大人なので、しっかり話しができます。台風が去った後のようです。子育ての悩みももうしばらくです。今は私が妻に反抗期です。(H)

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