学校生活
7月18日 情報モラル教室
本日、7月18日(火)情報モラル教室を実施しました。現代社会はsociety5.0時代に突入しており、情報機器を使うことが当たり前の世の中になってきています。
そこで、情報発信による他者への影響を考えること、人権、知的財産権など自他の権利を尊重し、情報社会での行動に責任を持たせること、そして、犯罪被害及び加害を含む危険の回避など情報社会において正しい判断や望ましい態度を育てることをねらいとして本教室を行いました。
本教室は、合志市企画課と熊本日日新聞社とのタイアップ企画として実現することができました。講師として熊本県警察本部 生活安全部生活安全企画課少年保護対策室 肥後っ子サポートセンター係長 矢津田 竜太氏と生活安全部サイバー犯罪対策課 谷﨑 雄宇氏のお二人をお招きし、講話を行っていただきました。実際の事例などを紹介して頂きながら、わかりやすく説明して頂きました。
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講話の後は、各教室に戻り、合志市と熊本日日新聞社が生徒タブレット端末にサービス提供して頂いている「合志市電子ライブラリー」を用いた学習を行いました。
「合志市電子ライブラリー」とは、熊日の新聞記事を再編集し配信しているデジタル教材です。トピックも合志市の話題や、ハンセン病問題、水俣病問題、キャリア教育等多岐にわたります。
今回は、講話の内容に関連した情報モラルについての記事を閲覧する時間を取りました。本日は1・2校時で時間いっぱい活動しましたが、生徒達はとても真剣な様子で取り組んでおりました。
夏休み中は、スマホ等を始めとした情報機器に触れる機会が数多くあります。今回の学習をきっかけとして、自分の情報との関わり方について考えてほしいと思います。また、家庭でもお子様と是非話をして頂きたいと思います。
後日、県警からいただいた資料等も本ホームページにて提供させて頂きたいと思います。
7月11日 ストレスマネジメント教室
本日7月11日(火)1校時に、ストレスマネジメント教室を行いました。
合志市では、豊かな心の育成の具体的実践事項一つとして、ストレス等への対処や「レジリエンス(落ち込みから立ち直る力)」を育てる教育活動の充実を掲げてあります。
今回は、本校スクールカウンセラーの 山下 絵理奈 先生 にご来校頂き、体育館で講話形式にて実施しました。様々な角度からの話題や優しい語り口に生徒達は引き込まれていました。山下先生からは「ひとつでも心に残ってくれたら」とのことでしたが、とてもためになるお話でした。
ストレスや悩みがあると、気持ちも落ち込みます。それを一人で抱え込むのではなく誰かに相談してほしいと思います。山下先生は生徒達に、スクールカウンセラーという存在についてもっと知ってもらいたいとも話していました。学校でももちろん向き合っていきますが、SC(スクールカウンセラー)やSSW(スクールソーシャルワーカー)などの専門的な先生方とのつながり持つための制度もあります。何かございましたら遠慮なくご相談ください。
7月10日 生徒集会
本日7月10日(月)朝の時間に、生徒集会が行われました。この集会は、教師が主導する全校集会とは異なり、生徒達が自分たちで企画・立案から当日の運営まで行うものです。生徒会執行部が中心となって朝早くから準備を行っていました。
今回は、園芸委員会・生活委員会・美化委員会・ボランティア委員会からそれぞれの取り組みや学校生活でのことについて発表しました。どの委員会においても委員長、副委員長がしっかりと発表することができていました。また、生徒達の話を聞く様子も、静かによく聞くことができていました。
集会後も、写真(右)では少しわかりにくいかもしれませんが、全体の退場前に執行部の生徒達が先に移動しています。プラカードを持って校舎内の各場所に立ち、無言での退場を促すためです。コロナによる制限が緩和され、全体での集会もすっかり以前の形に戻ってきましたが、無言での入退場も回を重ねるごとに良くなっています。生徒会執行部による他への貢献も含め、このまま西南中の良い伝統にしてほしいと思います。
7月6日 1年生学年人権集会
本日7月6日(木)3・4校時に、1年生の学年人権集会が行われました。西南中では、6月を校内人権旬間として、人権について考える期間としています。その時期に合わせて、各学年でそれぞれのテーマで人権学習を実施しました。
前期前半では1年生は「水俣病問題学習」を中心に学習しました。このことは小学校でも学習しており、今までに積み重ねてきた成果を踏まえ、本校でもしっかり取り組んでいきたいと考えています。
今回の集会は、会場準備や司会も含め、生徒中心に進行していきました。そして、クラスごとに学習の成果や、自分たちの想いを発表していき、お返しの言葉を含めた活発な意見交換を行いました。
とても有意義な時間でしたので、学習したことをこれで終わりにするのではなく、これからの生活や生き方にぜひ活かしてほしいと思います。
7月5日 職場体験学習
昨日、7月4日(火)より2年生の職場体験学習がはじまっています。7月6日(木)までの3日間で、合わせて74ヶ所の事業所にてお世話になっております。これまで感染症拡大防止のため、令和2年度・3年度は中止、令和4年度は地域貢献活動という形での実施でしたが、今年度はコロナ禍前の形で実施することができました。快く受け入れて下さった関係事業所の皆様に感謝申し上げます。
2年生の生徒たちは、今回のために事前学習を行ってきました。「働くこと」の意味についての捉え方については人それぞれであるかと思います。しかし、働くことによって共通して得ることができるものが2つあります。
1つ目は、「自己実現」です。働くことを通して、自分自身のスキルを磨くことができます。そのことを仕事で活かすことで、やりがいや達成感を得ることができ、自己肯定感を高めることができます。
2つ目は、「社会や他者とのつながり」です。働くことを通して社会や誰かのために貢献し、喜びや満足感を得られることは、自分の生きがいにもなり得る大きなメリットです。自分の仕事で誰かに喜んでもらえることは、自己有用感の高まりにもつながります。さらに、仕事を通してできた社会や他者とのつながりは、これからの自分自身に大きなプラスになります。このことは本校の教育目標(西南中合い言葉)でもある「自己への挑戦」「他への貢献」にも通じる所だと思います。
1日目の体験終了後に部活動のために戻ってきた2年生たちの受け答えは、とてもよくなっていました。わずか3日間の体験学習ですが、事故なく元気に頑張ってほしいと思います!