学校生活
令和6年度 西南中校区音楽会を開催しました
11月21日(木)、本校体育館にて「令和6年度 西南中校区音楽会」が開催されました。
この音楽会は、西南中校区の小中学校が一堂に会し、日頃の音楽学習の成果を発表し合う場として毎年開催されているものです。今年も多くの保護者の皆様にご来場いただき、盛況のうちに幕を閉じました。
全員合唱ののち、それぞれのグループの発表が行われました。中学生からは、先日の校内合唱コンクールにて金賞を受賞したクラスが代表で発表しました。
まず、西南中1年6組です。中学生として初々しい歌声で、「Unlimited」を披露しました。一人ひとりが声を合わせ、歌詞に込められたメッセージをしっかりと届ける姿が印象的でした。
2年5組は「My Own Road-僕が創る明日-」を力強く歌い上げました。歌詞の力強さと生徒たちの自信に満ちた歌声が響き渡り、会場に感動を与えました。
最上級生である3年2組は「友~旅立ちの時~」を披露しました。深い感情を込めた歌声は、会場の心を打ち、多くの保護者が涙を浮かべる場面も見られました。これまでの努力の成果が存分に発揮された素晴らしい演奏でした。
西南小4年生は、合唱で「大切なもの」を歌い上げ、澄んだ歌声と心のこもったハーモニーが印象的でした。歌詞に込められた「大切なもの」の意味を一生懸命に伝えようとする姿が心に響きました。続いて披露された合奏「ダンスホール」では、軽快なリズムと正確な演奏が見事に調和し、会場全体を楽しい雰囲気に包み込みました。生徒たちの息の合った演奏からは、日々の練習の成果と音楽を楽しむ気持ちが伝わってきました。
西東小4年生は「やってみよう」をボディーパーカッションで演奏し、身体を楽器に見立てたリズミカルなパフォーマンスが披露されました。その後の「小さな世界」の演奏では、生徒たちの笑顔が輝き、会場を明るくしてくれました。観客も自然と笑顔になる楽しいステージでした。演奏中のチームワークの良さや一人ひとりの集中した姿勢が印象的で、音楽を心から楽しんでいました。
音楽会の最後を飾るのは、西南中吹奏楽部でした。
吹奏楽部は「SNSバズりメドレー」と「ジャンボリミッキー!」を演奏しました。軽快なリズムと迫力ある演奏は圧巻で、中学生の技術の高さとチームワークの良さを感じさせるステージでした。演奏中には会場全体がリズムに乗り、自然と手拍子が湧き起こる場面もありました。見ている中学生も踊り出すほど、観客全体を巻き込んだステージだったのは、まさに音楽の力を感じさせる瞬間でした。フィナーレにふさわしい華やかでエネルギッシュな演奏が、会場に大きな感動を与えました。
今回の音楽会を通して、子どもたちが音楽を通じて感じた喜びや達成感、そして仲間と協力する大切さを改めて実感する機会となりました。保護者の皆様からの温かい拍手や応援が、生徒たちの励みになったことと思います。
ご来場いただいた皆様、そしてご支援いただいた全ての方々に心より感謝申し上げます。
本校での人権教育公開授業が実施されました
本日11月13日(水)、合志市人権教育推進協議会 学校教育部会主催による「人権教育公開授業」が本校で行われました。今回、本校は中学校の代表として全学年の授業が公開され、1年2組(担任:工藤教諭)、2年4組(担任:城教諭)、3年2組(担任:中牟田教諭)において、それぞれのクラスで人権教育の授業が実施されました。公開授業には合志市内の小中学校から多くの先生方にご来校いただきました。
本部会が掲げるテーマは、差別の現実を深く学び、より良いくらしと豊かな未来を創る人権教育を創造し、全ての子どもたちの人権意識を高めることです。そして、部落差別をはじめとした様々な人権問題の解決に向けた意欲と実践力を育てていくことをめざしています。
授業では各クラスで子どもたちがそれぞれの考えを共有し、教師も自らの思いを語る場面がありました。それらの思いを受け止めながら、自己を振り返る1時間となりました。さらに、授業後には各学年で授業研究会が行われ、今後の指導の在り方について活発な議論が交わされました。
この公開授業を通じて、子どもたちが人権についての認識を深め、思いやりの心を育むきっかけとなれば、私たち教職員にとっても大きな一歩です。今後も、互いを尊重し支え合う温かな学級づくり・学校づくりを目指し、取り組んでまいりたいと思います。今後も温かく見守っていただければと思います。
西南文化の日の片づけ&合唱コンクール表彰式
本日は、昨日の「西南文化の日(学習発表会)」の片づけが朝から行われ、体育館や校舎内の片づけ作業を、生徒・職員で協力しながら進めました。一人ひとりが役割を果たし、行事の後片付けにも一生懸命取り組む姿が印象的でした。
片付けが終わった後には、昨日の合唱コンクールの表彰式が行われ、各クラスの努力が称えられました。受賞したクラスだけでなく、すべての生徒たちにとって励みとなり、達成感とともに新たな目標を持つきっかけになったことでしょう。
今回の経験は、3年生にとっては進路選択に向けた大切な一歩となり、1・2年生には次の学年に向けての準備と成長につながる節目となりました。生徒たちがこの経験を活かし、より充実した学校生活と学びに向かってほしいと思っています。ご家庭の方でも温かく見守っていただければと思います。
令和6年度西南文化の日 開催です!
本日11月6日(水)は、いよいよ西南文化の日(学習発表会)当日となりました!
本日は日頃の学習の成果を披露する機会となっており、保護者や地域の皆さまに西南中の頑張りをお伝えしていきます。
ステージ部門の様子を写真にてお知らせします。全体の雰囲気を味わっていただければと思います。
1 文化委員会・吹奏楽部「開会行事」
2 理科「科学等研究物発表」
3 国語「合志市再発見~合志市の魅力を伝えよう~」
4 2年生「職場体験学習のまとめ」
5 3年生地域探求コース「新時代~合志市の軌跡と未来~」
6 校内合唱コンクール 1年生の部
1−4 |
1−6 |
1−2 |
1−1 |
1−8 |
1−7 |
1−3 |
1−5 |
7 校内合唱コンクール 2年生の部
2−2 |
2-1 |
2−7 |
2−6 |
2−5 |
2−4 |
2−3 |
8 校内合唱コンクール 3年生の部
3−4 |
3−3 |
3−1 |
3−6 |
3−5 |
3−2 |
3−7 |
合唱後に、2・3年生の審査員としてお招きしていた熊本県立教育センター指導主事の井手口先生から講評をいただきました。
井手口先生からは、歌とは言葉(歌詞)を伴う音楽であり、語尾の伝え方を丁寧にすることの大切さを教えてくださいました。また、「話し言葉」と「歌声」の違いを実際に発声練習を行いながら楽しくご指導していただける一幕もありました。
全体的に、歌声も素晴らしく、ユニゾン(斉唱)やリビジョン(ハーモニー)もよくできていたとお褒めの言葉を頂きました。この場を借りて御礼申し上げます。
審査の結果
1年 金賞 6組 銀賞 2組 銅賞 7組
2年 金賞 5組 銀賞 1組 銅賞 2組
3年 金賞 2組 銀賞 3組 銅賞 4組
でした!
また、指揮者賞として
1年 髙山 さん
2年 濱﨑 さん
3年 川口 さん
ピアニスト賞として
1年 南條 さん
2年 米玉利さん
3年 後藤 さん
が選ばれました!
本日はお忙しい中に、多くの皆様にご来校いただきました。心より感謝申し上げます。今後とも、西合志南中学校をどうぞよろしくお願いします。
西南文化の日 準備が整いました!
いよいよ明日、「西南文化の日(学習発表会)」が開催されます。本日は、前日準備とリハーサルが行われ、校内は明日に向けて熱気に包まれていました。
朝から体育館ではシート敷きや進行の打ち合わせが行われ、生徒と職員が協力しながら準備を進めました。また、各教室や廊下には各学年で作成した展示物が飾られ、生徒たちは本日中に展示見学を楽しみながら、明日の本番に向けて意欲を高めていました。
帰りの学活の時にも、各クラスから合唱コンクールに向けた練習の歌声が響きわたり、校内は期待と緊張が入り混じった雰囲気に包まれています。生徒たちの努力の成果が発揮される明日の合唱が楽しみです。
なお、プログラムの詳細はすでに学校安心安全メールにて配信済みですので、ご確認をお願いいたします。
また、明日は駐車場のご用意がありませんので、協力いただきますようお願い申し上げます。多くの方のご参観をお待ちしております。
10月30日 命について考える教育講演会
10月30日(水)、1年生を対象に、フォーシーズンズレディースクリニックの田畑 愛 先生をお招きし、「命について考える教育講演会」が開かれました。田畑先生は医師としての経験と知識を活かし、さまざまなデータを交えながら、「相手を思いやることができる人に」「自分を大切にできる人に」という大切なメッセージを、生徒たち一人ひとりの心に届けてくださいました。田畑先生の真摯な語りかけに、生徒たちは静かに耳を傾け、命の尊さについて深く考えるひとときを過ごしました。
また、保健委員の生徒たちは講演会の準備段階から運営に協力し、当日に向けて係を引き受けたり、司会進行のリハーサルに臨んだりと、入念な準備を重ねてきました。当日は、緊張しながらも一生懸命に役割を果たす姿がとても頼もしく、会場全体がよい雰囲気となって周りを包んでおりました。
生徒たちにとって、命と向き合うこの時間は、忘れがたい学びのひとつになったことでしょう。これからの生き方の参考にしてほしいと思います。
10月29日・30日 共通テスト
10月29日(火)および30日(水)に、熊本県全域で中学3年生を対象とした共通テストが実施されました。本校の生徒も、このテストに臨みました。
テスト範囲は、1・2学年の学習内容全般も含まれており、初日には「国語」「理科」「英語」、2日目には「社会」「数学」の科目が行われ、どの教科もこれまでの学習の成果が問われる内容となりました。真剣な表情で問題に取り組む生徒たちの姿が印象的でした。それぞれが集中し、全力で挑む姿からは、日頃の努力が感じられます。
今回の結果は、11月末より行われる三者教育相談において進路選択の参考として活用されます。このテストを一つの節目とし、生徒たちが進路に向けた努力をさらに重ねていけるよう、引き続き支えていきたいと思います。
10月24日生徒会役員選挙&公開プレゼン会
本日10月24日(木)に、生徒会役員選挙と公開プレゼンテーション会が実施されました。本会は、担当教員の助言を受けながら、生徒会執行部が主体となって運営を行いました。生徒会の活動が非常に充実している本校では、特に三役を選出するこの選挙は重要な節目となります。
開会にあたり、大山校長先生からは「今日が新しい西南中をスタートさせる良い日になるよう、学校のために真剣に考え、投票をしてほしい」とのお言葉をいただき、生徒たちはさらに真剣な表情で臨みました。
まず、1年生の候補者たちによるプレゼンテーションが行われました。12名の立候補者がそれぞれ、学校に対する思いや自分ができる貢献について熱心にアピールし、その意欲と情熱が伝わってきました。続いて、2年生の候補者9名も、昨年の活動を振り返りながら、自らのビジョンやマニフェストについて堂々と発表しました。どの候補者からも、西南中をさらに良くしたいという強い思いが感じられました。
プレゼン終了後、選挙管理委員長の丁寧な説明のもと、投票が行われました。投票用紙が無効とならないよう工夫が施されており、実際の選挙で使用される市役所から借りた投票箱が使用されるなど、将来社会人として必要なことを、この機会を通して学習できるような配慮も行われていました。
投票後、即日開票され、集計結果は明日の帰学活時に校内放送にて発表される予定です。今後も自主的な生徒会活動を通じて、「凡事徹底」、そして「自己への挑戦」「他への貢献」に向けて、生徒たちがこれまで以上に積極的に取り組んでくれることを願っています。新たな西南中生徒会をどうぞ温かく見守っていただきますよう、よろしくお願いします。
10月23日(水)KLC子どもサポーター制度
本日、本校に九州ルーテル大学から2名の大学生がKLC子どもサポーター制度を通じてボランティアに来てくれました。ルーテル大学が実施しているこの制度は、成長を求める大学生と、小中学校で支援を必要とする子どもたちとの橋渡しを行ってくれる素晴らしい取り組みです。子どもたちを支えながら、大学生たちも多くを学び、成長する機会が得られます。
今日来てくれたのは、大学2年生の学生2名です。2年生の英語の授業や特別支援教室での自立支援活動をサポートしてくれました。初めての出会いに、生徒たちは最初こそ驚きの様子を見せていましたが、すぐに打ち解け、年の近いお兄さんとの触れ合いを楽しんでいる様子が印象的でした。温かな雰囲気の中で、笑顔があふれるひとときとなりました。
明日も1名の学生が来校予定です。今日に続き、生徒たちにとっても貴重な学びや体験を得られることでしょう。今後の活動が、子どもたちの成長にどのような影響を与えてくれるのか、とても楽しみにしています。
進路説明会の実施
本日10月21日(月)と22日(火)の2日間で、進路説明会を開催しています。この説明会は、各校の学校生活や行事、学習の特徴、部活動などについての詳細な説明を聞くことで、生徒たちが今後の進路選択に役立てることを目的としています。今回は、国公立・私立高校合わせて14校の先生方をお招きしました。
生徒たちは真剣に耳を傾け、自分の将来について深く考える姿が見られました。また、多くの保護者の方も参加し、共に進路を検討する機会となりました。
説明会の中では、高校の先生方から「自分に合った学校を見つけることの大切さ」や「これからの高校生活をどう有意義に過ごすか」といったメッセージをいただき、生徒たちの進路選択への意識を高める貴重な機会となりました。
本日は計7校の説明がありました。明日も残りの7校の説明が実施されます。今後も、よりよい進路選択に向けて生徒たちをサポートしていきたいと思います。
なお、明日の予定については8月に配付したものと同じ内容ですが、ファイル添付しておりますのでご確認ください。
10月18日(金)郡市中体連駅伝競走大会
本日10月18日(金)は、郡市中体連駅伝競走大会でした。昨日推戴式にて生徒の力強い送り出しがありましたが、今朝も、朝早くから出発する選手たちに対して、多くの生徒や保護者の方が笑顔で見送ってくださり、その温かい応援が選手たちの背中をさらに後押ししてくれました。
会場は、笑顔健康スタジアムです。開会式では、陸上部長距離主将の山川さんが堂々とした選手宣誓を行い、会場全体が選手たちの挑戦に向けて、期待に満ちた雰囲気に包まれました。
最初にスタートした女子のレースは11:00。1区と5区が3km、残りの区間は2kmと、選手たちはそれぞれのペースで全力を尽くしました。途中、じわじわと順位を上げていく姿には、仲間を信じる気持ちや、応援してくれる人々への感謝が感じられました。そして、見事4位でゴールし、達成感に満ちた笑顔を見せてくれました。
続いて男子のレースが13:00にスタート。全ての区間が3kmの6区間で、選手たちは一生懸命に走り抜きました。最後まで全力を尽くしたものの、結果は6位でしたが、その頑張りには心を打たれるものがありました。
県大会への出場は残念ながら果たせませんでしたが、レースに参加した選手たち、サポートをしてくれた選手たちはもちろん、スタンドの選手たちもその態度で西南中の良さをアピールしてくれて、それぞれの役割を立派に果たしました。次の伝統への襷をしっかりとつなぐことができたことに心から感謝します。これからの選手たちの成長と活躍に、ますます期待が高まります。今後も応援よろしくお願いします。
10月17日 後期スタートです!
本日10月17日(木)に、後期始業式が本校体育館にて行われました。大山校長からは、前期終業式でも話された「次の学年への準備」を意識しながら日々を過ごすこと、学校行事に積極的に取り組むこと、そして「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言えることの大切さについてお話がありました。これらの言葉は、生徒一人ひとりが心掛けるべき大切なこととして、今後の生活にも深く関わってくる内容でした。
続いて、生徒指導の松浦先生からも、新たな生活のスタートにあたっての心構えについてお話があり、生徒たちは静かに聴くことができていました。
また、始業式の後には、明日10月18日(金)に控えた郡市中体連駅伝大会の推戴式が行われました。陸上部の長距離選手を中心に、他の部活動生徒などからも志願・選抜されたメンバーが「チーム西南」として結集し、この日のために懸命に練習に励んできました。生徒代表による激励の言葉では、「西南中の誇りを胸に、全力で走り抜け、躍進してほしい」と熱いメッセージが送られ、選手たちは気持ちを一つにして大会への意気込みを新たにしました。
後期が始まったばかりのこのタイミングで、学校全体が団結し、大きな目標に向かって進んでいる姿が見られました。これからの活動に期待が高まります。後期も西南中をどうぞよろしくお願いします。
校長先生の講話の様子です |
全員で校歌斉唱を行いました |
男子駅伝選抜メンバーです |
女子駅伝選抜メンバーです |
生徒代表激励の言葉です |
式後の片づけも生徒・先生で協力しました |
合志ライオンズクラブによる薬物乱用防止運動
10月8日(火)に合志ライオンズクラブによる薬物乱用防止運動が実施されました。この運動は毎年この時期に行われ、合志市内の全小中学校で実施されています。
今年も西南中では、ライオンズクラブのメンバーが登校中の生徒たちにチラシを配布していただきました。その内容をもとに、校内でも薬物の危険性について改めて指導いたしました。最近、県内でも大麻に関する事案が増加しているとのことで、インターネット上の誤った情報に惑わされないよう、自分をしっかり持って対応することが求められています。
また、家庭でも薬物乱用防止についての指導を行うことがとても重要です。保護者の皆様には、子どもたちが正しい情報を持ち、健全な生活を送るためのサポートをお願いしたいと思います。
皆で協力して、薬物乱用のない安全な社会を築きましょう。ご協力いただきました関係者の皆さまにはこの場を借りて御礼申し上げます。
芸術鑑賞~玉名女子高校吹奏楽部による演奏会~
本日、10月3日(木)に当校で芸術鑑賞会が開催されました。今回のゲストは、県内でも数々の賞を受賞している玉名女子高等学校吹奏楽部の皆さんです。彼らはテレビ番組でも取り上げられるほどの実力を持ち、素晴らしい演奏を披露してくれました。
指導者の米田先生の軽妙なトークで会場の雰囲気が和み、多くの曲が演奏されました。さすが全国でも有数の楽団であり、その演奏は圧巻でした。また、生徒に指揮を振ってもらう演出などもありました。曲目は、聴いたことのあるジャズやクラシック、J-POPやくまモンの曲もあり、先生や生徒達も一緒に踊ったり、最後は会場総立ちで、大いに盛り上がりました。
米田先生は、玉名女子高等学校吹奏楽部で大切にしていることは「凡事徹底」であると話されました。誰でもできることをコツコツと続けることで、驚くべき成果を生み出すというお話は、本校の学校教育目標とも一致しており、生徒たちも大きくうなずいていました。
実際に、玉名女子高等学校の生徒たちが使った靴箱はきちんと揃っており、演奏会後の片付けもあっという間に終わりました。有言実行とはまさにこのことだと感じました。
玉名女子高等学校吹奏楽部は、次週に九州のマーチングコンテスト、その後には全国のコンクールを控えているということで、そんな中わざわざ当校に来てくださったことに感謝の気持ちでいっぱいです。これからの活躍を心よりお祈りしています。
外部講師による特別授業 ~3年生 総合的な学習の時間~
9月27日(金)の3・4時間目に、3年生の地域探求コースの生徒19名を対象に、総合的な学習の時間(SP)において特別授業を行いました。
今回の特別授業では、熊本日日新聞社の木村恭士氏を外部講師としてお招きし、新聞記者としての豊富な経験を活かした講話をいただきました。講義の内容は、資料の集め方、スライドの作り方、取材の仕方など、多岐にわたりました。
3時間目は木村氏による講義が行われ、4時間目にはその講義を元に生徒たちがスライド作成を始め、木村氏から個別にアドバイスをいただきました。生徒たちは、合志市の福祉、観光、生活環境についての内容をまとめており、11月6日の西南文化の日にステージ発表を行う予定です。
この特別授業を通じて、生徒たちは実践的なスキルを身につけるとともに、地域についての興味・関心を高め、理解を深めることができました。今後の発表が楽しみです。
第32回 吹奏楽部 定期演奏会
※本記事の写真は、関係者の許可を得て掲載させていただきましたことをお知らせします。
本日9月22日(日)に、西合志南中学校吹奏楽部主催で第32回定期演奏会が盛大に開催されました。合志市ヴィーブルの大ホールにて行われたのですが、会場席は多くの参観者で埋め尽くされました。演奏会は、校長先生の温かい挨拶で幕を開け、進行役は熊本でMCやレポーターとして活躍中の本多さんです。彼女も西南中の卒業生であり、吹奏楽部の一員として活躍していたことから、特別な思い出が詰まったステージであったと思います。
演奏会の第1部は、橋崎教諭の指揮によるクラシックステージでスタートしました。村上教頭先生も指揮を行い、今年度金賞を受賞した九州吹奏楽コンクール熊本県大会の曲目を中心に、美しい音色が会場を包み込みました。
第2部は3年生によるステージで、中高生に馴染みのある曲目が披露されました。ジブリの仮装など、楽しい演出もあり、観客を楽しませました。
最後の第3部はポップスステージ。1年生も花道でのダンスで盛り上げるなど活躍しました。橋崎教諭や岩崎教諭も途中で演奏に加わり、会場は一体感に包まれました。さらに、サプライズ演出として中牟田教諭の指揮による演奏も行われ、観客を驚かせました。
最後の曲目では、1・2年生が3年生を送り出す感動的な演出があり、次の世代へのバトンタッチが行われました。アンコールでは全員参加の演奏が披露され、大盛況のうちに幕を閉じました。
演奏会後には、吹奏楽部員たちによる卒部式が行われたのことですが、参加したすべての皆様にとって感動的な一日となりました。
今回の定期演奏会は、村上教頭、そして顧問の森本教諭、橋崎教諭、岩崎教諭と生徒達が一つになってつくりあげてきたもので、まさに本校教育目標である『「凡事徹底」、そして「自己への挑戦」・「他への貢献」』を体現した姿でした。これはひとえに後援会や周りの方の多大なるお力添えがあってのことだと思います。この場を借りて感謝申し上げます。また、皆様のご来場、誠にありがとうございました。これからの新世代の頑張りや次年度の演奏会に期待しています!
ありがとうございます! ~鹿本商工高等学校によるご協力~
本校の生徒の椅子には、テニスボールがつけてあります。これは、起立や着席時に、椅子を引くと大きな音が出てしまうので、装着することで音が鳴らなくなり、落ち着いた環境で学習できるなど様々な面での配慮です。
使い古しのテニスボールに穴を開けるのですが、実はこれが結構大変な作業です。材質は丈夫な繊維とゴムで加工しにくいし、大きさも作業するにはつかみにくかったりします。
そこで、今回様々なご縁があり鹿本商工高等学校の生徒さん達が作業を行ってくださいました。本校からは500個弱のボールをお渡ししていましたが、全て加工してくださいました。私たちが自分で行っていたときは、十字に切れ込みを入れていたのですが、壊れにくいようにと、きれいな円形の穴を開けてくれていました。鹿本商工の先輩達の「他への貢献」の姿をもとに、本校生徒もいただいたテニスボールのついた机・椅子でしっかり学習に取り組んでいきたいと思います。この場を借りて改めてお礼を申し上げます。
「ことば教育」出前講座
本日9月20日(金)に、「ことば教育」出前講座が実施されました。
これは、平成22年にスタートした合志市ことば教育推進事業によるものです。ことば教育の目標は、美しいことばに触れることを通じて、日本人としての感性を磨き、日本や郷土合志の文化や伝統を大切にし、夢の実現を目指す子どもを育てることです。講師は、元熊本放送局のアナウンサーであられる岩元克雄先生です。
本日の出前講座は1年生を対象に行われ、発声練習、アクセントやイントネーションについての理解、そして感情を込めた詩の朗読等を中心に行いました。私たちの生活で当たり前のように使っていることばですが、常に意識しておきながら、夢の実現につなげてほしいと思います。
2年生 職場体験学習
昨日は、1年生の職業講話が実施されましたが、9月17日から19日の3日間、2年生は地域の事業所で職場体験学習を行いました。職場体験は、生徒たちが活動を通して社会の仕組みや働くことの意義を知り、将来の進路選択につなげることを目的としています。
生徒たちは初めての経験に緊張しながらも、積極的に業務に取り組んでいました。事業所のスタッフからの指導を受けながら、真剣な表情で取り組む姿が印象的でした。生徒たちは、普段の学校生活では得られない貴重な経験を積むことができたと思います。
事業所の方々からは、「生徒たちの真剣な姿勢に感心しました。中学生のうちから、社会に触れる機会を持つことは非常に良い機会だと思います」とのお話をいただきました。
今回の職場体験学習を通じて、生徒たちは働くことの大変さややりがいを実感し、今後の学習や生活に活かしてくれることだと思います。これこそが、「自己への挑戦」「他への貢献」そのものです。これからもこのような体験を通じて、生徒たちがさらに成長していくことを期待しています。明日まで体験は続きます。事故なく元気で頑張ってほしいと思います。
働くとは? ~社会人の方の職業講話~
本日より3日間、2年生は職場体験学習がはじまりました。それぞれが近隣の事業所で頑張っていることと思います。(職場体験の記事については後日更新させていただきます)
さて、5、6時間目に1年生を対象に職業講話が行われました。講師として、株式会社BLANK 代表取締役 木場佑一 様
及びロアッソ熊本スポーツクラブ普及部統括 桑原斗南 様の2名をお招きしました。このお二人は、生徒指導主事の松浦先生の学生時代の同級生ということで、松浦先生をファシリテータとしてパネルディスカッション形式で話をしていただきました。
木場様は家具職人、桑原様はサッカーチームのコーチとして勤めていらっしゃいます。仕事を始めた動機や、この職業に就いて良かったと思うことや大変だったこと、働く上で大切なことなどについてそれぞれの思いを語られました。
中でも、「何のために働いていますか?」という問いに、お二人とも生きていくためというのは当たりである前とした上で、桑原様は「自分を作り上げる、自分は大人だけど未完成だから。やりがいや情熱を持って自分を磨いていっている」と答え、木場様は「自分の内側にあるものを表現する、感覚を研ぎ澄まし、自分の内側にあるものをみようとしている」と答えていただき、それぞれのプロとしてのこだわりや職業観が非常に参考になりました。
そして中学生へのアドバイスとして、約束を守る、提出物を大切にするなどのお話もありました。どんな職業に就くにしても大切なことなのだと改めて感じました。
中学生の質問にも真剣に答えてくださったお二人、感謝の気持ちを、これからの生活でお返ししてほしいと思います。
最後に、講話後に生徒達はいただいたお話をもとにまとめを行いましたが、今回は1学年主任の川口先生がまとめられたシートを紹介させていただきます。お二人の話を聴きながら、イメージマップのようにまとめていらっしゃいます。先生達も同じ社会人として感銘を受ける部分がたくさんありました。この感動を伝えられたらと思い、掲載してみました。ぜひご覧ください。