学校の沿革

  本校は人口の急増に伴い、昭和55年(1980)4月1日、西合志中学校から分離独立した創立41年目の学校である。開校当時、校章の図案を公募した際、本校が緑豊かなくぬぎ林の跡地に建設されたこともあって三葉のくぬぎの葉をあしらった図案が選ばれ、現在の校章となっている。その校章をもとに教育の三本柱として、本校の校訓と校是が制定された。
    本校区は熊本市に隣接し、バス・電車の便もよく、熊本市との交流も極めて頻繁で、熊本市へ通勤する層が大部分である。また、保護者の意識面にも多様な価値観が混在しており、生徒たちにもその影響は大きいといえる。
    しかしながら、ここ数年、生徒たちは体育大会や西南文化の日(文化発表会)、合唱コンクール等で、中学生らしくはつらつとしたパワーと団結を見せてきた。多様な価値観を内包しつつ、学校行事などで発揮される団結力は本校教育活動に大きな効果を与えてきた。このことを踏まえ、生徒や保護者の連帯感を深めるための組織づくりや活動を推進することを本校の課題のひとつととらえ、平成25年に改訂された校是が示すように、お互いに「認めあい」「励ましあい」「高めあい」の精神をもつ学校づくり、PTA活動づくりを大切にしたい。
    さらに、本校は今後の生徒の増加を見込み、将来24通常学級になることも想定された学校であり、増築計画のもとに逐次整備されてきた。ここ数年の間に、運動場の拡張工事や運動部部室・エレベーターの設置等、教育環境のハード面が充実してきており、特に平成14~15年度の大規模改修ではユニバーサルデザインを取り入れた校舎建築があり、さらに教育のユニバーサルデザイン化を図るべく、特別支援教育の視点に立った取り組みを進めてきている学校でもある。また、平成22年度に、太陽光発電が設置され、環境教育の一環としても活用を続けている。
    その後、平成24年度には新体育館、続く25年度には新武道場、職員駐車場が完成し、あわせて全教室への空調設備も設置され、26年度には校舎増築(6教室)も終わり、活用を始めた。27年度から始まった教室棟西半分の大規模改修は途中まで終わった。平成28年度分については、熊本地震により延期されていたが、29年7月末より改修が行われ、9月に完成した。合わせて、プール改修も10月より行われ、30年3月に完成した。また、生徒増加による教室不足で、29年6月に体育館西側に少人数指導のためのプレハブが3教室設置されている。これらにより、施設面での一層の充実が図られ、生徒の活動の充実はもとより、PTA活動や地域の諸活動等の充実にも貢献できるものと期待しているところである。

令和2年5月1日現在、全校生徒数920人。通常学級24クラス、特別支援学級6クラスの大規模校である。