保小中連携・地域連携

2020年2月の記事一覧

【小中連携】小学6年生、音楽の授業

 2月27日(木)階段を上っている、音楽室から歌声が聞こえてきます。「白い光の中に 山なみは萌えて 遙かな空の果てまでも 君は飛び立つ・・・・」。そうです、卒業式でよく歌われる「旅たちの日に」が聞こえてきます。

 3階まで上がり、音楽室に入ってみると、そこには一生懸命歌う鹿北小6年生の姿がありました。

 担任の先生と中学校の音楽の先生とともに、卒業式の歌の練習しています。みんなとてもいい表情です。

 小学校6年間の学びを終えて、もうすぐ中学校に入学してくる6年生。4月が待ち遠しいです。

 

【保小中連携】保小中なかよし駅伝大会

 2月21日(金)午後1時45分より、保小中なかよし駅伝が鹿北町グラウンドにて行われました。本来は12月に実施予定でしたが、インフルエンザの流行により延期して本日の開催となりました。

 今日は天気も良く、陽射しが温かく感じられます。園児、児童、生徒が9つの縦割り班をつくり、ペアで、400m、240m、80mのコースを走ります。各班のペアが3巡し順位を競います。

 園児と生徒、児童と生徒、園児と児童など様々なペアを組みますが、このペアの組み方は各班で工夫します。

 いよいよスタート。グラウンドには、一気に笑顔が広がり歓声が響きます。中学生は、園児のスピードに合わせて、ゆっくり走っています。

 鹿北で学ぶ子どもたちが協力してたすきをつなぐ姿は、微笑ましく、保小中の子どもたちが一緒に楽しめる行事を行えることに、鹿北の教育力を感じます。

 9年間、また15年間の鹿北の学びのつながりをこれからも大切にしていきます。

【地域連携】学警連生徒指導部会(会議)

 2月20日(木)午後3時より、市役所にて、今年度4回目の山鹿市学警連生徒指導部会が行われました。

 この会には、小中高等学校の生徒指導担当教諭、山鹿警察署、青少年育成を担う地域の方々、さらに、山鹿市教育委員会の方など、様々な皆さまが出席し、山鹿市の児童・生徒の健全育成についての意見交換や、実践を交流させています。

 今回も、来民小学校、鹿本中学校が実践発表を行いました。

 学校、警察、地域の皆さまが連携を深め、山鹿市の子どもたちの健全育成に取り組んでいる会は、とても心強い存在です。

 

【地域連携】税の作文表彰

 2月16日(日)、山鹿間税会及び山鹿法人会共催による肥後仁〇伽が午後1時より八千代座にて開催され、たくさんの市民の方々が来場されました。

 オープニングは、山鹿中学校吹奏楽部の演奏です。八千代座の天井を突き抜けるぐらいの迫力ある演奏に圧倒されました。

 続いて、中高生の「税に関する作文」表彰と朗読会が行われました。鹿北中からも3年女子生徒が表彰され、八千代座の舞台で賞状を授与されました。賞状を授与される姿を観客席から見ていましたが、八千代座の舞台だけが特に照明が明るくて、表彰式の情景が浮かび上がるような不思議な感覚になりました。 

 表彰式後は、山鹿小学校音楽部による合唱が披露され、来場された方々を魅了しました。

 学校でも、全校集会で表彰式を行いたいと思います。

 

【学校連携】教職員ハンドボール大会

2月15日(土)、教職員ハンドボール大会が県内各体育館にて開催されました。鹿本体育館では山鹿中・鹿北中職員チーム(鹿北中から3名出場)が、球磨中央高校との初戦を行いました。一進一退の手に汗握る試合を制した山鹿中・鹿北中チームが勝ち上がりました。

 この試合には、山鹿中と鹿北中の女子ハンドボール部の選手も応援に駆けつけてくれて、体育館に元気いっぱいの声援が響いていました。

 最終結果は3位。両校の先生方かなりハードな一日となったことと思います。お疲れ様でした。
  

【地域連携】三岳公民館より来校

 2月13日(木)昼休み、三岳公民館より1名の方が来校され、本校が歌いつ継いでいる震災復興の歌、「しあわせ運べるように」の際の手話を覚えたいとのことで、わざわざ来校してくださいました。

 今朝の生徒集会にて、生徒会副会長から、「昼休み協力できる人はランチルームに集まってください。」との言葉に応え、全校生徒でお迎えすることができました。

 そして、一緒にゆっくりと手話を練習しました。

 終了後、三岳公民館で童謡を歌う時に、一緒に歌いましょうとの提案をいただき、交流の機会がまた一つ増えました。

 鹿北中の「出会いの教育」がさらに充実していきます。

【地域連携】学校の環境整備ありがとうございました。

 2月11日(火)、午後1時より保護者の皆さまに、グラウンドに下りる階段付近に並んで立っているカイズカイブキの伐採を行っていただきました。

 本校職員も伐採した木の運搬などを行いました。

 チェーンソーを使って次ぎ次と伐採していきます。そのたびに、トラックやパッカー車いっぱいに枝や太い幹が乗せられて体育館裏まで運ばれてきます。

 さらに、人の手でプール上の梅林付近に運んでいきます。これがなかなかの重労働です。最初は、笑顔で冗談を言いながら運んでいましたが、みんなだんだん無口になり、無言でただひたすら運んでいきます。運びきらないうちにパッカー車のエンジン音が近づいてくると絶望的な気持ちになります。

 それでも、当初思っていた時間より早く終わらせることができました。

 今まで、何本ものカイヅカイブキで職員室から見にくかったグラウンドが見渡せるようになりました。鹿北グラウンド先の国道3号線まで見渡せます。

 切り株の周辺には、コスモスなどを植えようと考えています。

 保護者の皆さま、先生方、今日はありがとうございました。

【地域連携】宮古島交流報告会

 2月10日(月)午前10時30分、宮古島交流成果報告のため、1年生代表3名と1年主任とともに中嶋山鹿市長を表敬訪問し、2泊3日の交流について報告させていただきました。

 市長公室には、中嶋市長とともに、池田副市長、寺崎総務文教委員長、堀田教育長が同席され、1年生3名が、交流を通して感じたこと、学んだことを笑顔で報告させていただきました。市長からの質問にもはきはき答える1年生の姿に成長を感じました。

 1年後の修学旅行に向けて、これからも交流を続けていきます。との力強い決意表明に、今回の交流の大成功を確信することができました。

 

【地域連携】山鹿市鹿北文化協会文化祭

 2月9日(土)、第31回山鹿市鹿北文化協会文化祭が開催されました。この文化祭に、鹿北中学校音楽部が出演させていただき、演奏交流活動を行いました。

 音楽部は、夏休みなどに、鹿北町各地区で行われているサロン会での交流を重ねており、鹿北の癒やしのグループとして多くの方々に知られる存在となっています。

 今日も、楽しい司会進行と交流、そして、リコーダによる演奏など笑顔と優しさをお届けすることができました。

 音楽部のみなさん、今日は、朝から人権グッズ配布、そして、文化祭出演とありがとうございました。

【地域連携】山鹿市人権フェスティバル

2月9日(日)、午前10時より、山鹿市人権フェスティバルが開催されます。それに先だち、午前9時過ぎより、山鹿市内小中高等学校代表生徒が、市役所駐車場にて人権グッズ配布を行いました。

 時おり小雨が降り寒さが厳しい中、鹿北中からも6名の生徒が人権グッズ配布に参加しました。大きな声で「おはようございます」と声をかけながら、市民の方々に人権グッズを1つ1つ手渡ししていきます。

 若い世代によって、山鹿市に人権文化が花開く取組をしていることに心強さを感じます。

本当にありがとうございます。

 午前10時より、高校生による司会進行で、山鹿市人権フェスティバルが開会。最初は米野岳中学校2年女子生徒が人権作文を発表しました。家族を見つめ、家族を思う気持ちがストレートに伝わってきて胸を打ちました。

 続いて、人権擁護委員の皆さまにより寸劇が行われました。認知症が疑われる親へどのように寄り添っていくのか、切実な問題です。寸劇を通して、やはり家族の深い愛情こそが大切なんだと感じました。

 講演は清水展人さんが、女らしく、男らしくより「自分らしく生きる」との演題でお話をしてくださいました。清水さんは女子として生まれましたが、幼いころから性別に違和感を感じ18歳の時に性同一性障害と診断されました。21歳の時に海外で性別適合手術を受け、帰国後、裁判所にて、氏名、性別の戸籍変更を終え、戸籍上男性として行き始めました。

 LGBTって何だろう?

  L・・・レズビアン=女性同性愛者

  G・・・ゲイ=男性同性愛者

  B・・・バイセクシャル=両性愛者

  T・・・トランスジェンダー=出生時の性別と性自認が異なる人

 LGBTは約12.5人に1人いると言われています。身近な存在であるにも関わらず、表面化しにくいところに課題があります。

 性同一性障害で受診した方々は、「生きづらさ」を感じています。悩みを抱えている人たちが、一人で悩まない社会、違いを認め合い、カミングアウトしやすい環境づくりが今求められています。

 誰もが、自分らしく生きることができる社会が何よりも大切ですと、わかりやすくお話してくださいました。

 会場には、小中学生の人権ポスターや標語も掲示されていて、会場全体に人権文化が感じられます。

 人権フェスティバルに参加し、心が温かくなりました。

【小中連携】小学6年生、部活動頑張ってます!

 2月3日(月)の放課後、グラウンドからは、小中学生の元気の良い声が聞こえてきます。小学6年生が参加して、部活動のアップを各部合同で行っています。中学生が積極的に小学生と関わる姿が見られ、小学生も安心して活動に取り組んでいます。

 アップのあと午後5時過ぎから、各部ごとの練習にが始まりますが、小学6年生もそれぞれの部活動に分かれて練習に参加します。

 3学期に様々な部活動を体験し、4月、中学校入学後に正式に入部することとなります。小学6年生の入部が待ち遠しいです。

 

【地域連携】第35回鹿北町駅伝大会

 2月2日(日)、第35回鹿北町駅伝大会が開催されました。当日は天気も良く体を動かすには最高のコンディションとなりました。

 午前8時45分、副市長をお招きしての開会式、そして、9時30分に鹿北体育センター前からスタートしました。

 1区は宮迫までの1.0kmでここは小学生区間です。何と鹿北小中学校駅伝部(?)は、6年男子生徒の頑張りで首位でたすきを渡しました。

 2区は、で柿原までの0.7km。深浦先生の激走でしたが、けっこう抜かれて6位に後退。そして荒平Aがトップに躍り出ました。

 3区、4区は2.6kmのゆるやかな登りで荒平Aはトップを盤石にする中、鹿北小中学校駅伝部は小島先生、吉村先生の快走むなしく、順位は8位へと後退。

 5区に入り下りの2km、たすきは小学校の岩田先生へと渡り、なかなかいいペースの走りと思いましたが、順位は11位へ。

 その後、6区有働先生、7区水本先生の若手が頑張り最終順位を10位としました。

 沿道には地域の方々がたくさん出て来られ温かい声援を送ってくだいさました。各地区の小中学生と大人が一緒のチームを作りたすきをつないでいく鹿北町駅伝。鹿北の熱いエネルギーを感じる楽しい時間となりました。

【地域連携】市青少年健全育成大会

 2月1日(土)、山鹿市青少年健全育成大会が山鹿市民交流センターにて開催され、鹿北中1・2年生は、この大会の中で実践発表をさせていただきました。

 最初に音楽部が、サロン会などを通して地域の方々と交流している様子やリコーダーによる演奏を行いました。会場全体が温かい空気に包まれていくのを感じました。

 次に、生徒会執行部による発表です。かほくまつりに主体的に関わってきたことや、学校生活で大切にしていることなどを一人一人思いを込めて発表しました。特に、「感謝の気持ちを持って思いを伝えていきたい。今まで、家族や友だち、地域の方々などいろいろな人にお世話になり、見守られながら成長してきました。だからこそ、感謝の気持ちをいつまでも忘れずに思いを伝えていきたい。」との鹿北中生の思いがまっすぐに心に届きました。

     最後に、4年前の熊本地震の後、当時の生徒会長の提案で熊本が復興する日まで歌い継いでいこうとの提案で歌い始めた「しあわせ運べるように」を、手話をつけてみんなで歌いました。練習の時から、会場に来られた方々一人一人に思いを届けることを意識してきましたが、しっかり思いを届けることができたと確信しています。

   たくさんの方々から「感動した」、「元気をもらった」、「鹿北中はすごい!」などの言葉をいただきました。

 歌い終わったあと、「手をつなぎ、みんなでのばそうかほくまち!」と、大きな声で言うとともに体全体で喜びを表現しました。

 会場から大きな拍手をいただきました。

 その後、鹿北中学校、鹿本高校、城北高校と発表が続きましたが、鹿本高校の発表者の生徒会長は鹿北中出身、また、城北高校の100秒プレゼンで発表した4名の生徒の一人も鹿北中出身と先輩方の活躍を見ることができたこともとてもうれしかったです。 

 中高生の発表のあとの講演は、熊本の人は誰もが知っている、フリーアナウンサーの村上美香さん。「もっとわかる、伝わる、コミュニケーション」との演題で、楽しくユーモアあふれる、そして心温まるお話をしてくださいました。

 お話の中で、心に寄り添う声かけとして、「出かけよう」、「どうしたの」、「いつでも聞くよ」の言葉を紹介してくださいました。

 さらに、「出かけよう」の言葉の中には、横ならびで聞くことの大切さ、「どうしたの」の言葉の裏には、気づいているよのメッセージが、「いつでも聞くよ」は、今じゃなくても話したくなったらいつでも聞くよの思いが込められていることをお話してくださいました。

 言葉には、たくさんのやさしさが込められていることを、あらためて気づかせていただきました。1時間という時間があっという間に過ぎていきました。そして、心がとても軽くなりました。

 今日の山鹿市民交流センターには、たくさんのやさしさ、温かさがあふれていました。