学校生活(ブログ)

学校生活(ブログ)

期待・ワクワク 全校学活(その1)

 本日(12日)の1・2校時は、オンラインで全校学活(1回目)を行いました。
 本日はまず、生徒指導主事の 後藤 教諭から、「合志楓の森中学校生徒心得」(本校では「校則」ではなく、こう呼んでいます)について説明がありました。もちろん2・3年生はその内容を知っているはずですが、再確認の意味で行われました。
 校則については、最近、マスコミが大きく取り上げたこともあり、各学校で見直し等の検討がされていますが、本校の生徒心得は、はっきり言って「アバウト」です。しかし、これは「ルーズ」とは全く異なり、自分で考えて判断すること(併せて個別対応)を重視しています。言い換えるなら「自己責任」なので、むしろ厳しくなったととらえた方がいいかもしれません。もし、「〇〇は、何でダメなんですか?」的な言い方をする生徒がいたら、どこまで深く考えてのことなのか、校長室で私がじっくりお話を聞くことになる(もちろん優しく)だろうと思っています。
 その後、生徒会の執行部役員や常任委員長から、本校生徒会の組織や活動についてプレゼンテーション形式で説明がありました。本校生徒会は、「自治の意識」がとても高い生徒会だ思っています。各委員長のプレゼンの中に「一緒にやりましょう!」のような言葉が数多く聞かれたことを、校長としてとても嬉しく感じました。
  なお、全校学活はあと2回(13日、14日)実施します。全校学活で説明している内容は、本校では「夢と誇り」というタイトルを付けている「生活ノート」に全て記載されています。保護者の皆様も、お時間があられる時、内容をご覧いただければと思います(後日、本HPにも掲載する予定)。

驚く・ビックリ 登校時の交通状況

 今朝(12日)の「楓の森の舎窓から」にも記載していますが、ソーロン前交差点から太陽光パネル前交差点までの交通状況を確認してみました。
 先日、RKKが「合志楓の森小・中学校の校区は交通安全が心配」というようなニュースを流していましたが、ローソン前交差点をはじめ、校区内の要所の交差点周辺は、たくさんのボランティアの方々が交通指導に立っていただいているので、交通マナーやルールを守っていれば、比較的安全です。最寄りの警察の方から、「こんなに多くの方が交通指導に立っていただいている校区は珍しい。」とまで言われるぐらいで、本当にご協力いただいている皆様に頭が下がります。また、本校周辺の道路は歩道も随分整備され、御代志地区の再開発が進めば、道路も広がり歩道もさらに整備されるでしょう。
 心配なのは、陽光台などの細い道路です。今朝もたくさんの通勤自動車が抜け道に使っており、道路右端を1列に並んで歩かなければ、車に接触しそうなります。それでも子どもたちの中には、平気で2列以上に並んで歩いていたり、ふざけで中央の方へ飛び出そうとしたりする子も見かけ、ヒヤッとします。運転手がそれを気にかけて徐行している場合は、それでも事故までは至らないのでしょうが、結構スピードを出している車も見かけます。
 児童生徒の安全を最優先に考えていただくなら、交通規制(車両進入禁止、一方通行等)をかけていただくのが一番だと思いますが、通勤者(住民も含む)の利便性を考えれば、そう簡単にはいかないものです。
 中学校の 永清 PTA会長や小学校の 永田 PTA会長を中心に、校区内の危険箇所を洗い出し、優先順位をつけて、信号設置や歩道整備等の要望を行政(市道は合志市・県道は熊本県)や熊本県警に上げていただいてます。そのため徐々には交通状況が改善していくものとは思いますが、当面はボランティアの方々の協力に頼ること、またそれ以上に児童生徒自身に「自分の安全は自分で守る」ため、交通ルールやマナーを守る意識と行動を身に付けさせることがが大事だと思っています

笑う 令和4年度 第2回 合志市立合志楓の森中学校 入学式

 本日(11日)の午後1時30分から、令和4年度 第2回 合志市立合志楓の森中学校 入学式を挙行しました。
 本来ならたくさんのご来賓の方々に祝福され、晴れのこの日を迎えるはずでしたが、未だ新型コロナウィルスの感染拡大が収束していないため、規模を縮小した入学式となりました。
 しかし、新入生の様子は堂々としたものでした。もちろん緊張はあったでしょうが、1年生一人一人の顔に、何かしらそれを超える自信や誇りのようなものが感じられたのは、すでに昨年度、中学生と同じ階で学校生活を共にしてきためでしょうか。新入生代表宣言の 中村 君の言葉には、中学校生活への並々ならぬ決意が込められており、私(校長)は、とても頼もしく感じました。
 なお、小学校のHPにも、ご列席いただいた 角田 校長先生が入学式の様子をあげていただいていますので、リンク(ここをクリック)を貼っておきます。
 また、私は実際を見ていませんが、各学級での学活の様子も1年部スタッフが写真を撮っていましたので、掲載しておきます。
 おって、1年生については、HP掲載の同意をとっていないため、後ろ姿の写真のみにしています。後日、配付する同意書をお読みいただければ、お分かりいただけると思いますが、本HPに掲載する生徒の肖像(顔写真)は、再配付に耐えられないほど画質を落としていますし、原則として名前(姓のみ)との同時掲載はありません(顕著な成績等により、希望や同意がある場合は除く)。同意していない生徒がいる学級の様子は、どうしてもHPへの掲載を控えがちになりますので、ぜひご同意いただきますようお願いします。

にっこり 会場を中学校仕様へ

 小学校の入学式終了後の11:30頃から、入学式会場の体育館の仕様を中学校用に変更しました。そこは中学3年生が全員でかかってくれたので、あっという間に終わりました。とは言え、鉢やプランターのたくさんの花々は午前中のまま。とても華やかな式場です。
 本校は体育館がとても広いので、中学校の入学式はさらに座席の間隔を広げることができ、新型コロナウイルス対策も十分です。ただし、あいにく雨が降り出しました。新入生の保護者の皆様には足元の悪い中、申し訳ございませんが、少し早めにご来場いだだければ幸いです。
 2、3年生は、本日は午前中授業で下校します。午前中は、1階にいると中学生がいるのかいないのか分からないぐらい、小学校の入学式に配慮した生活が送れていました。さすがです。なお、中学校の卒業式には生徒代表で、三村 生徒会長のみ参加することになっています。

期待・ワクワク 合志楓の森小学校の入学式

 本日(11日)の午前中、合志楓の森小学校の入学式が行われ、私も中学校長として参列させていただきました。
 本年度の新1年生は154名で、35人学級ということもあり、5学級の編制となります。合志楓の森小学校・中学校は設計時、1学年4学級を想定して建設されました。現在は3学級の学年もあり、予備教室もありますので大丈夫ですが、今後も入学してくる学年の5学級以上が続けば、いずれ教室が不足するかもしれません。
 ところで、何と言っても1年生は可愛いですね。1年生を見ていると、頬が緩んでいるのが自分でも分かりますし、自然に優しい気持ちになります。このような気持ちは、中学生もおそらく同様です。本校に、温和な表情や態度で生活を送れている生徒が多いのは、こういう環境のおかげかもしれません。
 明日から、この小さな体の1年生も自分の足で歩いて登校します。中学生には、自らお手本を示すことはもちろん、「小学生を守る」という大人と同じような視点を持って生活してほしいと思っています。

興奮・ヤッター! 新しいクラスの発表と学級開き

 旧クラスで行った始業式等の後、新しいクラスの発表になりました。まず、新しい学年の名簿をプリントで配付し、自分のクラスを確かめました。その際、拍手したりして喜ぶ姿は見られても、「エーッ」のような声はほとんど聞かれませんでした。事前に生徒指導主事の 後藤 教諭から「リセット」というキーワードで指導はあってはいましたが、私(校長)の印象としては、「精神的に安定している」というか「考え方が大人」というか、そういう生徒が多い証だろうと感じました。
 本校では、自分の机・椅子は1年から3年まで同じ物を使うこととしていますので、まずは新3年生が3年のクラスに机・椅子や荷物を持って移動し、2年教室が空になったところで、新2年生が移動しました。
 3年生はいいのですが、2年生は昨年度の4クラスから3クラスに学級数減となるため、教室は相当ギューギューです。制度上の定めなので仕方ありませんが、コロナ禍であることも含め、あまり良い環境ではなくなったとは感じています。この点については、幸い本年度、本校には少人数指導加配が数学に加え、英語も配置されましたので、このような加配措置等を活用し、少しでも良好な学習環境となるよう努めていきたいと考えています。
 移動後、どのクラスも学級開きとなりました。始業式からの3日間を、学校現場では「黄金の3日間」という言い方もします。担任・生徒たち共に、ほどよい緊張感の中、新たな出会いや出会い直しをしているように見えました。さて、各学級はどんな仲間、どんな集団を作っていくのでしょう。これからに注目です。

笑う 令和4年度の始業式

 本日(8日)の1校時、就任式及び始業式等をオンラインで行いました。
 まず本年度、合志楓の森中に転任された先生方12人の就任式を行いました。転入者につきましては、「保護者の皆様へ」のページでお知らせしていますので、そちらをご参照ください。
 その後、始業式となり、まず生徒代表として、生徒会書記の 中村 さん(2年)が、本年度の抱負を発表してくれました。転入の先生方への歓迎の言葉を述べた同じく書記の 河﨑 さん(3年)といい、中村 さんといい、全く原稿を見ず、だからといって棒読みでもありません。昨年度取り組んできたプレゼン教育の成果がこういうところにも表れていますね。発表内容もさることながら、その「伝える力」にとても感心させられました。
 その後、校長の話となり、私からは、①ストレス、②ハンセン病問題、③小中一貫教育に関連する話をさせていただき、生徒1人1人の成長を通して、本校のさらなる進化や発展を目指すことをお願いしました。
 始業式後には、学級担任等(学年部所属)や部活動担当等の発表を行いました。また、本校に新たに転入した4人の生徒の紹介も行いました。

うれし泣き 古田 亮 局長(県教育庁市町村教育局)からのオンライン学習発表会に係るメッセージ

 先日、私(校長)のもとへ、先日のオンラインで行った学習発表会(YouTube配信)をご視聴なさった 古田 亮 局長(熊本県教育庁市町村教育局)からメッセージをいただきました。ご了解をいただいて、その葉書を掲載させていただいています。
 古田 局長は、熊本県の義務制の市町村立小中学校の教職員(県費負担)のトップにおられる方で、本校生徒の発表への賞賛とともに「子どもたちの姿に心から元気をもらいました」との感謝のお言葉までいただきました。これも全て、生徒たちの頑張りと先生方のご指導のおかげです。あらためて「私は恵まれた校長だな」と実感しているところです。

笑う 小中合同の顔合わせ式

 本日(5日)の職員会議(2日目)の前に、小中合同の教職員顔合わせ式を行いました。
 中学校からは。4年部、3年部、2年部、1年部、もみじ学級(特別支援教育部)の順に自己紹介を行い、小学校からも同様に自校紹介による顔合わせを行いました。
 ご承知のとおり、中学校は3学年揃い職員数が増えたので、広いと思っていた職員室も、結構狭く感じるようになりました。
 今年度も幾つかの教科で、小中間の教員の相互乗り入れを行う予定ですし、様々な教育活動を小中連携しながら実施していくことにしています。もちろん組織としては別々ですが、可能な限り垣根をはらい、交流・協力・協働していけたらいいなと思っています。
 なお、この様子は小学校のHPにも記事かありましたのでリンク(こちらをクリック)をはっておきます。

ほくそ笑む・ニヤリ 先生たちも席替え

 本日(4日)は午前中、令和4年度の第1回職員会議を行いました。まず始めに学級担任や学年部所属、校務分掌等の決定を行いました。その後、その決定にしたがって、学年会や各分掌部会を行いました。どの先生が何年何組の担任の先生なのか、どの先生が何年のどの教科を担当するのかなどは、4月8日(金)の始業式の日(新1年生が入学式の日)にお知らせしますので、暫しお待ちください。
 また午後3時30分からは、小学校の先生方も含め、一斉に席替えを行いました。ご承知のとおり、合志楓の森中学校は、本年度3学年の全部が揃うので、教職員の数も24名から34名(県費・市費、中学校籍のみ、4日現在)に一挙に増えます。新しい学校なので机の規格がすべて揃っているため、先生方は引き出しやマット、業務用PCな等を引っ越しさせるだけで済みましたので、席替えそのものは、比較的短時間に終えることができました。とは言え、「ずいぶん雰囲気が変わったし、大所帯になったな!!」とは実感しています。

ニヒヒ まずは先生方が使い方を(転入職員のICT研修)

 本日(1日)、本校に転入された先生方を対象に、ICTの研修を行いました。
 内容は、Teams(オンライン学習の方法)の関しては、①会議の開始・終了方法、②スポットライトの設定方法、③出欠の確認(csvファイル)について、④チャットの使い方、⑤画面共有の仕方、⑥ブレークアウトルームの使い方等、×Sync(電子黒板とタブレットの連携)については、①タブレット学習の始め方、②タブレット場面の集約・共有、③電子黒板の画面の配付、④アンケートの回収等について、実際にタブレットや電子黒板をさわっていただきながら、研修しました。講師は、本校でもICT活用に特に堪能な 森 教諭、益﨑 教諭、平野 講師が担当し、これまでの自分たちの授業実践も踏まえながら行いました。
 私(校長)は、別の会議でその場を見ることはできませんでしたが、講師の先生方の話では、転入の先生方は、タブレットの種類やアプリケーション等に前任校との違いはあっても基本原理は分かっておられるため、飲み込みがとても早かったそうです。午前中だけで研修を完了することができたとのことで、さすがです。「即戦力」とはこのことですね。あとは実際に授業等に活用しながら、各自でいろんな方法にチャレンジしていただけることでしょう。

笑う 生徒会リーダー研修会

 春休み中ではありますが、本日(25日)の午前中、生徒会執行部、各委員長・副委員長が集まり、生徒会リーダ-研修会を行いました。
 まず、私(校長)から、本年度の生徒たちの頑張りや活躍について、労いと感謝の言葉を述べさせてもらうとともに、「今後は、これらの生徒会の頑張りをいかに発信し、広げていくかも考えながら取り組んでほしい」とお願いしました。
 その後、生徒会担当の 森 教諭、光永 教諭から、リーダーとしての心構えについての講話を行い、アイスブレイクの後、各委員会から成長モデル及び年間活動計画等についての発表がありました。
 毎度のことながら、本校生徒会のリーダーたちのやる気に満ちた表情や態度には、校長として頼もしさを感じています。生徒会リーダーとしてやるべき活動はもちろんやらなければなりませんが、私としてはリーダーとしてやりたい活動やリーダーでなければやれない活動をやってほしいと思っています。

学校 令和3年度修了式

 本日(24日)の1校時、令和3年度の修了式を行いました。まん延防止等重点措置は解除されましたが、まだ用心が必要ですので、今回もオンラインで行いました。
 まず、各学級の代表生徒に修了証を授与しました。他の生徒も教室で代表生徒に合わせ起立・礼をして、一緒に受け取る形式にしました。修了証に併せて後期の通知表もお渡ししますので、保護者の皆様にはそちらもしっかりお読みいただき、お子様に慰労や激励の言葉かけをしていただければ幸いです。
 その後、校長の話となり、例によりスライド画面を共有して話をしました。そのスライドは下に添付しておきますので、ご覧頂ければその概要がお分かりいただけると思います。最後に生徒指導主事の 後藤 教諭から春休みの生活等についての指導、教務主任の 井上 教諭からタブレットの管理についての連絡もありあした。
 生徒たちはオンラインでの集会にすっかり慣れていますが、私(校長)は目の前に生徒がいて反応を確かめながらではないと、何回やっても話しにくいです。歳をとっても順応力がなくならないよう、生徒に頑張れという前に自分自身が頑張らないといけませんね。
 本日で令和3年度の全教育課程が終了します。コロナ禍の様々な制限・制約の中でも、生徒たちは実に多くの学びと実績を残してくれました。新設校開校の1年目を、教職員とともに全力で駆け抜けてくれた生徒たちに、改めて敬意と感謝を表したいと思っています。

 お天道様は見ている.pdf
 

興奮・ヤッター! 2年生立志式及び開校1周年記念「植林祭」

 本日(22日)の3・4校時、2年生は、立志式及び開校1周年記念「植林祭」を行いました。
 まず始めに、多目的室で立志式を行いました。各学級の代表の生徒が、現在の自分自身をみつめ、良さや課題を踏まえながら、将来への目標を述べてくれました。また、各学級ごとに「啓発録」の発表もありました。これは学級活動の中で、橋本左内の「啓発録」を受けて学習してきたことを発展させたものです。3年生へ進級するにあたり、この合志楓の森中学校で巡り合った仲間たちとともにどのような学年集団を作っていきたいのか。それらの一つ一つが校長としてとても心強い言葉ばかりでした。発表する生徒たちの堂々とした態度、相手に伝えることを意識した話し方、それらのどれを見ても、2年生の成長ぶりがうかがわれ、これは先日のオンラインで行った学習発表会も少なからず良い影響を与えているように感じました。
 その後、会場を外へ移し、体育館の北側・東側で「植林祭」となりました。楓の苗木(ヤマモミジ)約 100 本、さらに立志のシンボルとしてクヌギの苗木(合志市の木)を、熊本菊南ロータリークラブから寄贈していたき、生徒たち全員が、ロータリークラブの皆様と一緒に植樹を行いました。本校は菊池恵楓園から「楓」の文字をいただき、周辺に「森」が多いことから命名された学校ですが、まだ校地内にあまり木々がありません。そこに本当の「楓の森」を作っていこうというプロジェクトを開始したところです。自分たちの手で新しい学校の校風と伝統を作っていこうと頑張っている2年生にとって、中学校生活の思い出の1ページになればいいなと思っています。
 なお、この行事はTKUが取材に来られていました。放送の日時が分かりましたら本ホームページ上でお知らせします。

喜ぶ・デレ もみじ学級の販売実習

 昨日(18日)の昼休み、もみじ学級の生徒たちは、小会議室で授業で作った商品の小物の販売実習を行いました。今回は2回目で、ロウソク、バーバリウムなどが商品になっていました。小物のレイアウトや商品名・値札の掲示、実際の販売まで全部自分たちの手で行うことができ、それも大切な学習になっていたと思います。
 販売時間には、小学校の先生方にもたくさん来場いただき、どんどん商品が売れていきました。ちょっと油断したら私が目をつけていたバーバリウムが売り切れてしまっていました。また、販売実習をやってください。次回こそ、お目当ての商品をゲットします。

興奮・ヤッター! 授業が楽しすぎ!!(2年1組道徳)

 私(校長)が道徳の授業をしているという記事を以前書いていましたが、昨日(18日)の2年1組の授業で、本年度は最後の授業になりました。
 1・2年生の7クラス、若干の雰囲気の違いはあるもののみんな良いクラスでしたが、2年1組は特に授業がやりやすかったです。と言うのも、意見をどんどん発表してくれ、その中身もなかなか鋭いところを突いたり、的を得ていたり、深く考えさせられるような内容だったり‥‥と、とにかくバイタリティに富んでいるのです。授業をやっている私が楽しすぎて、つい2、3分ほど授業時間をオーバーしてしまいました。
 担任の先生方が許してくれるなら、来年度も学期に1回ぐらいは、全学級の道徳の授業をさせてもらおうと思っています。

にっこり 「性に関する指導」講演会(2年生)

 掲載が遅れましたが、17日(金)の3・4校時、第2学年はオンラインで「性に関する指導」講演会を行いました。1年生は11月に行っていましたが(ここをクリック)、今回は2年生を対象とした内容で、「ゆあさいどくまもと」から 高橋久代 様と 上塚直子 様を講師にお招きし、「 性暴力のことを知ろう~自分も相手も大切にするために~」という演題のお話を聞きました。「ゆあさいどくまもと」とは性暴力被害者のためのサポートセンターです。
 近年、子どもの性被害の深刻さが、社会問題となってきています。お二人からは生徒向けに作成いただいたスライドを用い、「境界線」という言葉をキーワードに、分かりやすくも危機感を促すような貴重なお話を伝えていただきました。とりわけ近年はSNS等の普及により、ネット社会に起因する深刻な事案も多数発生しています。本校生の多くが自分用の携帯端末を所持している実態もあり、生徒たちには今回の講話をしっかり受け止め、正しい使い方、節度ある使い方をして、絶対に被害に遭わないよう注意してほしいと思います。

期待・ワクワク 心肺蘇生法(2年 保健体育)

 本日(16日)、2年生は保健体育の時間に心肺蘇生法の実習を行いました。消防署からお借りしたダミー人形を使い、実際に傷病者発見から反応確認、呼吸確認、AEDの操作、胸部圧迫などを全員が体験しました。私(校長)が見た時、生徒たちは「大丈夫ですか?」「離れてください」「救急車を呼んでください」などの大きな声をかけ、緊迫感を持って活動していました。本校の2年生は、こんな場面でふざけたり、ちゃかしたりする生徒がいない、本当に集団形成度が高い学年だと感じています。
 実は私はずっと昔、地元の消防団で活動しており、小型ポンプ操法などの訓練を受けてきました。真夏の訓練など嫌になったこともありましたが、実際に火事で出動したとき、その訓練があったからこそ対応できたと思ったこともありました。実際の現場は訓練どおりではありません。しかし、「基本」を学んでるから「応用」も効くものだとも思います。生徒たちの今日の練習は、実際に活かす場面がない方がいいのかもしれませんが、もしもの時には必ず役に立つ経験になると思います。

驚く・ビックリ 振れば振るほど‥‥(確率の学習・1年数学)

 本日(14日)の4校時、1年4組の教室から、何かがコロコロ転んでいるような音がするのでのぞいてみると、生徒たちが一生懸命サイコロを振っていました。
 現在1年生は、確率の学習をしていますが、本当にサイコロの一つの目が出るの確率(相対度数)が6分の1(0.166666666‥‥)なのか、確かめる授業をしていました。生徒たちには「とにかく20分間サイコロを振り続け、出た目の数を記録しなさい。」と指示がされており、授業の後半に生徒全員の結果をExcelで集計しました。私が見ていた時、ある女子生徒の結果を見ると、6が出た回数が他の数に比べて少なく、「このサイコロ如何様じゃ?」とか冗談で言っていましたが、クラス全員を集計すると、かなり0.17に近くなります。私は生徒より先に、既に実施したクラスの分を学年全体で集計した表を見せてもらいましたが、ほぼ0.17ですね。
 頭で「そういうこと」と理解することはもちろん必要ですが、実際の証拠で確かめることもとても大事ですね。数学の先生方が、手間をかけてでも「実感を伴う授業」に努めていくれていることに、有り難さを感じています。

興奮・ヤッター! みんな、やりきったね!!(オンラインの学習発表会)

 本日(11日)の午前中、オンラインによる学習発表会を行いました。新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置延長の中、オンラインでの開催はやむを得ないことですが、その逆風を生徒たちの成長に活かしたく、本校体育館のステージに本格的なセットを組み、集音マイク3個にカメラ5台の映像、スライド画面をミックスし、スタイリッシュな映像となるよう演出して配信しました。
 1年生、2年生の発表ともに、発表内容はもちろん、語りや態度もこれまでの中で最も仕上がったプレゼンテーションを見せてくれました。ただし、2年生は学年閉鎖になり、昨日録画した映像を配信しましたので、今日もう1回発表できたら、さらに洗練されたプレゼンテーションになっただろうにと、少し残念です。各プレゼンテーションの内容については、ここに書き切らないため、後日、配信するオンデマンドの映像をぜひご覧いただきたいと思いますが、とにかく発表し終えた1年生の「やりきった!!」という表情を見て、私(校長)はとても嬉しくなりました。
 オンデマンドの映像を見ていだくと、多分私が言っている意味がお分かりいただけると思いますが、こういう本格的なセットやシステムの中でプレゼンテーションすると、生徒たちの立ち姿からしてスマートに見え、「大人な」あるいは「都会的な」とでも言いましょうか‥‥、普段とは違う「あか抜けた感」が出てきます。おそらくステージ上の生徒たちは、相当緊張していたのでしょうが、それがまた本人の人生における貴重な経験となったはずです。
 この活動は、来年度以降もぜひ継続していきたいと思っています。2年生はもう1回、1年生はあと2回もチャンスがあります。今回は代表に選ばれなかった生徒たちも来年度を目指し、普段の授業から意識してプレゼン力を磨いてくれたらいいなと思います。
 余談ですが、冒頭の校長挨拶を視聴していた小学校の事務の先生から「渕上 校長先生、どっかのCEO(チーフ・エグゼクティブ・オフィサー)みたいでした。」と褒められ木に登っていたところ、最後の 髙橋 教頭の、豊田 章男CEO(トヨタ自動車社長)ばりのクールな講評を聴くと、さすがに「負けた」と思いました(w)。