学校生活(ブログ)
いよいよ明後日(郡市中体連大会)
菊池郡市中学校総合体育大会「夏季大会」、通称「郡市中体連」も、いよいよ明後日(18日)からとなりました(ソフトテニスは先行開催で明日から)。
本校では、前期中間テスト以降、明日までの期間を「中体連応援ウィーク」とし、5時間授業にして練習時間を確保するとともに、早く下校し十分休養を取れる体制にしています。これは、本年度から行っている45分7時間授業のため可能となっているものです。
私(校長)も放課後、本校の7部活動の練習風景を順番に見て回りましたが、さすがにどの部も気合いが入っています。今更たくさん練習したからと上手くなるものではありませんが、直前の調整次第で、今持っている実力をすべて発揮できるか否か決まるかもしれません。そういった意味で最後の2、3日はとても重要ですね。
私は軟式野球会場(合志市総合運動公園野球場)の会場長であるため、野球以外の競技を直接応援することはできませんが、すべての部がこれまで最高のパフォーマンスを見せてくれることを心から祈っています。
明朝体で「永」の字をかこう(初任者授業研)
本日(16日)の1校時、美術室では2の2の授業が、松本 星也 先生の初任者研修の授業研(小研)として実施されていました。参観者は、初任者研修拠点校指導教員の 坂本 先生と校内教科指導員の 川内 先生です。2時間目以降は、この授業についての授業研究会を行い、松本 先生の指導力アップにつなげることになっています。
本日は、「永」の字を明朝体で書くというレタリングの授業でした。今日の授業でも、生徒にしっかりと指示が徹底できており、ゴールも明確に示してあったので、生徒たちはしっかり学習課題に取り組めているようでした。細かい指導技術については、私(校長)は分からないので、専門性のある 川内 先生にお任せしたいと思っています。
ただし、私は「何で明朝体というフォント(書体)なのか」とちょっと疑問に思ったので、いつものようにググってみました。すると、縦の線より横の線の方が圧倒的に多い漢字の表現に、いかに明朝体は適した書体なのか分かってきました。一方、UDの視点からは横線が細くて見にくいというデメリットもあります。「たかがフォント、されどフォント」ですね。こういうことをしっかり実習で感覚的に学ぶことが、美的なセンスを磨くことにつながるのかもしれません。
ところで、新任の先生は初任者研修で相当な時間をとられることになりますが、昨年度の 矢野 先生の時もそうでしたが、本校の場合、授業の持ち時数が比較的少ない教科の初任者の配置が叶いました。おかげで、日常の教科指導や生徒指導、学級経営と初任者研修を両立することができています。その点、もう1人の初任者の 井上 健太朗 先生は、授業時数は少なめですが、体育主任の業務(体育大会の主査等)や郡市中体連の業務(学校理事・種目理事等)があって、少し大変そうです。井上 先生は臨採の経験があるので、なんとかこなせてはいるものの、時間外在校等時間(いわゆる超過勤務時間)が多くならないか、管理職として心配しています。また、小学校の初任者の先生は、学級担任制のため初めから多くの授業をかかえており、そこに初任研となると、負担も相当大きいのではないかと心配します。初任者を育てるつもりの研修が、初任者をつぶす研修にならないようにしたいものです。
菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)推戴式
本日(14日)の5校時、令和4年度菊池郡市中学校総合体育大会(中体連)の推戴式を行いました。当初の予定では体育館で行う予定でしたが、合志楓の森小学校・中学校では、新型コロナウイルス感染症が拡大局面となる懸念があることから、急遽オンラインで行うことにしました。
7つの部活動、4つの社会体育の各キャプテン、代表等の生徒の決意表明からは、並々ならぬ意気込みが伝わってきました。特に「感謝」という言葉を使って決意を述べてくれたところに、私(校長)は強く共感しました。
3学年揃った中体連大会なので、1,2年生のみで参加した昨年度のような言い訳はできません。すべての競技で優勝・入賞とはいかないかもしれませんが、各部・各個人の持っている力を全て出し切り、悔いのない試合をしてきてくれることを心から祈っています。
最後には、応戦する生徒代表として、生徒会副会長の 佐藤 君からは、温かくも気合いの入った激励の言葉がありました。
御代志方面からの通学生に対する迂回路の指導
昨日(13日)の放課後、御代志方面からの通学生を体育館に集め、御代志土地区画整理事業の道路工事に伴う迂回路にについて、安全担当でもある 後藤 先生から指導を行いました。
このことについては、既にHP上でも「保護者の皆様へ」でお知らせしています(ここをクリック)が、昨日から実際に運用が始まっています。自動車用のS字カーブの迂回路とは別に、歩行者用の迂回路が設置されています。そこを通る分には、ちょっと遠回りになるだけで、安全上の問題は少ないですが、工事が途中のため、生徒たちは2度、横断歩道で道を横切る形になります。また、菊池恵楓園の入り口も横切る形にもなり注意が必要です。
私(校長)も、さっそく現場に行って状況を確認しましたが、不便さ以上に安全上の心配が大きいなと実感しました。道路工事関係者が手配する交通指導員が各所に立ってもらっていますが、今朝は 髙橋 教頭先生も、現場で交通指導を行っています。
教育実習生の研究授業
5月26日から今週の水曜日(15日)まで、3人の教育実習生を受け入れていることは以前の学校生活の記事(こちらをクリック)でお知らせしています。その3人の中、養護教諭の免許取得を目指している 篠崎 さんと 高島 さんが、本日(13日)、保健の授業で研究授業を行いました。
篠崎 さんは3年2組で「活動に関する環境」、 高島 さんは2年2組で「生活習慣病」の題材で授業を行いました。授業については、本校の 髙橋 教頭先生が保健体育の専門ですので、ご指導をお任せすることにしましたが、2人とも教育実習生とは思えないぐらい落ち着いた授業ができていました。基本的なことですが、生徒を目の前にした時、教師は声を張れる必要があります。これは「大声」や「怒鳴る」とは違って、きちんと生徒に伝わる音量と口調・イントネーション等で話せるということです。その点では2人とも合格です。
授業を受けていた生徒たちも、教育実習生の先生が困らないよう進んで挙手したり、発表したりする様子も垣間見ることができ、とても優しい生徒たちだなと感心しました。
それにしても、高島 さんの「生活習慣病」の授業は、私(校長)のことを学習しているかのようで耳が痛かったです。今日の授業が、生徒たちが将来、私のようにならないために役立つ授業であったなら、大きな意義がありますね。
なお、もう1人の教育実習生である 三池 さんは、明日、体育の研究授業を行う予定です。
初任者の保育体験研修
本校Ⅰの3担任の 井上 健太朗 先生とⅡの2担任の 松本 星也 先生は、本年度、本採の県費負担教職員となった初任者で、法律(教育公務員特例法等)の定めに従い、この1年間、初任者研修を受けることになっています。
本日(9日)2人は、合志楓の森小学校の初任者1人とともに、校区内(黒石原)にある「ひかりの丘保育園」で保育体験研修を行っていました。
私(校長)は、小学校の 角田 校長先生と一緒に同保育園へご挨拶へうかがったところ、その時間 井上 先生は年長さんと体育活動をしていました。体の大きい 井上 先生は大人気で、周りにたくさんの園児達が集まってきていました。また、跳び箱を6段(保育園のある跳び箱の最高段)跳ぶ演示をしていましたが、さすがに体育の教員。まるでスーパーヒーローが登場したかのように盛り上がっていました。
一方、松本 先生は、園庭で年中さんたちと遊んでいました。私が見たときは、砂場で園児と何やら造形遊びらしきことをしている模様。こちらは美術の教員です。きっと園児の感性をくすぐっていたのかもしれません。
「初任者」という言葉を、経験不足や力不足とのマイナスのイメージでとらえ、中には心配される方もいるかもしれませんが、本校生徒とりわけⅠの3とⅡの2の生徒にとっては、2人は「日々成長」という共感を味わえる存在でもあります。つまり、私の座右の銘でもある「学び続ける教師のみ教壇に立てる」を毎日実践している2人の存在自体が、生徒たちにとってキャリア教育のモデルとも言えるでしょう。初任者研修拠点校指導教員の 坂本 先生はもとより、本校の管理職・ベテラン・中堅の教師陣とともに、全員で2人を支えて参りますので、どうか温かく見守っていただければ幸いです。
前期の中間テスト
本日(7日)と明日(8日)は今年度初の定期テスト(前期の中間テスト)があります。実施教科は、本日は1年生が英・社・数、2年生が社・国・理、3年生が国・理・英で、明日は1年生が理・国、2年生が数・英、3年生が社・数で、3年生については、熊本県立高校入試の日程と同じにしています。また、テストは45分授業(本校ではこちらが通常)ではなく、50分授業の特別日課としています。
1年生にとっては、人生初の定期テストです。小学校では「単元テスト」という業者テストを使うのが一般的ですが、中学校は各教科担当が自身でテスト問題を作成します。つまり、授業で学習したことが、そのままテスト問題に反映するわけで、テスト前の勉強だけでなく、普段の授業への取組みが結果(点数)につながります(小学校HPの関連ページはこちら)。
最近は、学習塾間の競争も激しくなり、どの塾も生徒獲得に必死です。塾の評判を上げるためには、塾生の成績を上げ、入試の合格実績を残すことが必要ですから、かなり多くの宿題を出す塾もあるようで、中には学校で塾の宿題をやっている生徒もいます。それ自体はダメではありませんが、時折、朝の会の時間や授業中にやっている生徒を見かけることがあります。そういう場合は、見つけ次第指導することになりますが、そこまでしなければこなせない宿題の量であるのなら、通塾そのものを考え直さなくてはならないのではないでしょうか。
前述したように、定期テストは授業での学習の結果を評価するものです。まずは毎日の授業を大切にして、それでも余裕があるようだったら、さらに塾によるレベルアップを求めてもよいのかもしれません。
くだものをデッサンしよう(1年美術)
本日(6日)の3校時、美術室では1年2組が果物の模型をデッサンする学習をしていました。キーウィ、パパイヤ、マンゴー、ブドウ、カキ、ナシ、イチゴ‥‥。立体を立体に見えるようデッサンする力や質感を上手に表現する力をつける学習の定番です。前回の美術科の記事(ここをクリック)の頃と比較して、かなりスキルが上がってるように見えました。
また、前のホワイトボードには、きちんと評価の観点(学習のゴール)が明示されています。「指導と評価の一体化」は学習指導の定石です。初任者研修の教科指導教員の 川内 先生(現在はもみじ学級担任ですが、専門は美術です)のご指導が、きちんと 松本 先生に伝わっているようで安心しました。
子育て支援の願いを実現する政治(小6社会)
本日(6日)の3校時、小学校の6年3組をのぞくと、中学校の 喜納 先生が社会科の授業をしていました。偶然にも、小学校の 角田 校長先生も授業を見に来ておられ、小・中の校長同士はここまで気が合うのかと、ちょっと驚きました。
学習内容は「子育て支援の願いを実現する政治」。中学校では地方自治(公民的分野)にあたる学習で、まるで合志市のキャッチフレーズのようですね。6年3組の子供たちはとても反応が良く、学習内容にとても興味を持って学習しているように見えました。
喜納 先生が「学校を建てようと思っても、お金がないと建たないよね。そのお金はどうやって集めるの?」と質問すると、児童からは「募金」や「現金」という答えも返ってきます。そこがいいですよね。当然、正解は「税金」ですが、多様な考えが出せる授業の雰囲気はとても大事ですし、喜納 先生としても「どうやって‥‥?」という聞き方では、こういう答が返ってくることもあるのかと、発問の練る勉強になります。
また、「住民や会社から集める税金だけでは足りないよね。どうする?」の質問に対しては、おそらく「国からもらう(地方交付税交付金)」が模範解答だと思いますが、児童からは「借金する(国債・地方債)」も出てきました。これも凄いです。6年生段階では専門用語まで教えないものもが多いですが、喜納 先生には、「この内容は高校入試のこの問題に繋がる」ということが頭の中にあるはずです。そういう意識を持って教えてもらうのと、ただ教科書通りに教えてもらうのでは、3年後に明らかな差が表れてくるのではないかと推測しています。
小・中合同の一斉下校
安心安全メールや本HPの「保護者の皆様へ」でお知らせしておりますとおり、本日(1日)は、授業時間を6時間(7校時は校内研修)から5時間へ変更し、中学生も地域のボランティアの方々の見守りのある時間に、小学生を見守らせながら下校させることにしました。
実際には、まず3年生が先に下校し、いわゆる「露払い」をした後、1年生が小学生とほぼ同じ時間に下校し、少し遅れて2年生が「しんがり」をつとめるという形にしました。併せてその間、小中の教職員も校区内をバトロールしました。「小学生を守る」という意識を持った、誇り高き合志楓の森中生がたくさん見られました。
聞くところによると、地元消防団も巡回に出動していただいているとのことで、本当に地域の皆様のご協力にも感謝しているところです。それにしても、このような混乱を起こした犯人には憤りを感じますし、早く犯人を特定・逮捕してほしいと思います。
プール掃除を行いました
昨日は2・3年生、本日(31日)は1年生がプール掃除を行いました。昨日は藻がいっぱいだったプールの水も、本日は抜け切り、綺麗になりました。中学校の体育の授業を使ってやっていますが、小学校体育主任の 後藤 先生(1年生の小6時の担任:右写真)も一緒です。なお、仕上げは小学生がやってくれる予定です。
本校は様々な施設が充実しており、小・中学校が一緒でも不便さを感じることはほとんどないどころか、むしろ体育館など贅沢に使える場面が多いのです。しかし、唯一プールだけは使用が一時期に集中するので、小中間の調整が大変になります。そこで、今年度はプールの使用期間を、昨年度より長く設定するとももに、今年度から実施している7時間目には体育の授業を入れ込むことで、調整をしやすくしています。
コピペだけじゃダメなんだよね(3年家庭)
本日(30日)の5校時、3年2組の教室では、「楓の森から発信! SDG’sの取組」というプレゼンテーションの発表会があっていました。昨年度、現2年生は総合的な学習の時間にSDG'sの学習をしていましたが、こちらは家庭科、特に消費生活に関する学習内容として行われていました。
プレゼンテーション、とりわけPowerPointでつくったスライドは、どの班もかなりよくできています。これまでのタブレットを使った様々な学習経験によって、3年生のプレゼンスキルは相当が上がっているとみました。しかし、発表後の質疑応答になると、どれだけ深く調べ学習をしたかが分かってきますね。私が見たある班の発表の時、「洗濯回数を減らすとありますが、洗濯物が多い時はどうすればいいのですか?」七瀬さん、なかなかいい突っ込みです。まとめ洗いは良いのか、悪いのか、なかなかはっきりしませんでした。
インターネットの様々なサイトから、調べたことをコピぺ(Copy & Past)することは、決して悪いことではありません。学問の世界では「引用」として認められています(一定のルールに基づいて)。ただし、コピペした内容はちゃんと意味を理解し、自分自身の言葉にしてから発表したいですよね。
調べっぱなし、写しっぱなし、発表しっぱなしではなく、この 小山 先生の授業のように質疑応答まで徹底することが、本当に生徒に力を付けることになるんだなと、改めて思いました。
元気いっぱいの小学校運動会
本日(28日)、合志楓の森小学校の運動会があっています。少し天気が良過ぎですが、順調にプログラムが進んでいます。
私(中学校長)が観覧させていいただい時は、2年生のダンス、その後の保護者の入れ替わり、応援演舞のタイムテーブルの頃でしたが、観覧の保護者の皆様も新型コロナ対策にしっかり協力していただき、何の混乱もなくスムーズに入れ替わりが行われていました。中学校の体育大会の時もそうでしたが、小学校としてもとても有り難いだろうなと思いました。
2年生のダンスでは、ただ可愛いだけでなく、しっかり号令台の 池田 先生の動きに合わせたり、体形の変化やウェーブの動きをしたりして、集団としても立派な演技になっていました。小学校に入学後、1年間経った成長の跡をちゃんと見せてくれたのではないでしょうか。
応援演舞では、赤団、青団、白団ともにとてもよく声が出ていました。本年度の6年生は特に元気が良さそうで、この子たちが来年度中学校に上がってくるのが、とても楽しみになってきました。
なお、小学校HPの「第2回運動会 運動会特設ページ」はこちらです。
第1回生徒総会
本日(19日)の6・7校時、体育館において本校初の生徒総会を行いました。
議題は大きく2つ。第1号議案:「生徒会執行部の活動計画について(生徒会スローガン・成長モデル・年間活動計画・相談箱の設置など)」と第2号議案「各委員会の活動計画について(成長モデル・年間活動計画など)」です。
生徒会役員や各委員長はこの日に向け、しっかり準備をしてきたので、総会そのものはとてもスムーズに進行できたと思います。また、各学級の代議員も、クラスで話し合ったことをもとにしっかり質問をしてくれて、その質問への答弁を通して、参加者(生徒)全体の意識が高まったと思います。
今後は、今回承認された活動計画にしたがい、執行部や各委員会が活動していくことになります。まずはしっかり取り組んでみましょう。そして、その結果(成果)を確認・評価し、次年度の工夫・改善に活かす。つまりPlan→Do→Check→Actionのサイクルが大事です。その大事な第1歩を踏み出したという意味で、大成功かつ記念すべき生徒総会だったと思います。
スポーツテストを行いました
本日(26日)の1、2校時、全校一斉にスポーツテストを行いました。
体育館で「握力」「反復横跳び」「上体起こし」、武道場で「立ち幅跳び」と「前屈」、運動場で「ハンドボール投げ」と「50m走」をローテーションで行っていました。天気が心配でしたが、雨が降り始める前に全て終了することができました。
生徒たちには、今回のスポーツテストの結果や普段の体育の授業の振り返りなどを通して、自己の体力や運動能力の特徴や課題に気づき、それをよりよく伸ばしたり、改善したりするため、積極的に運動に取り組む態度と習慣を養ってほしいと思っています。
教育実習生の受け入れ
本日(26日)から6月15日までの3週間、3人の教育実習生を受け入れることになりました。
そのうち2人(篠崎さん:武蔵ヶ丘中出身・高島さん:西合志南中出身)は養護教諭の免許を取得するため、1人(三池さん:西合志南中出身)は中・高の保健体育の免許を取得するため、実習を行います。
早速、本日の2校時、「学校教育の概要」というテーマで、私が指導(講話)をしました。私のいつもの癖が出てしまい、講話と言っても結局は世間話みたいになったかもしれませんし、私からの質問の時間になってしまったかもしれません。私からまず最初に尋ねたのは、「教員養成の大学に通っているのに、教員になろうとしない人が多いのはなぜ?」という内容でした。その答えの1つとして、「大学1年早々の授業で、いじめ・不登校問題、保護者のクレーム対応等、今日の学校が抱えているマイナス面をとりあげる授業があるので、教員になろうと思って入学した学生も、その気持ちが揺らぐのではないか」という答えが返ってきました。これは問題ですね。大学に物申さねばなりません。教員養成の大学では、まずは「学校って楽しい」「教員って憧れる」「教育って夢がある」‥‥など、プラスのイメージを植え付ける授業を徹底的にやってほしいと、率直に思ったところです。
結局、私から3人に伝えたかったことは、「いかに有能な教員でも1人でやれることにが限界がある。現代の教員は、同じ職場の同僚はもちろん、いかに多方面の専門性のある人や機関と繋がりを持ち、組織的にかつチームで仕事ができるかが大事である。そういった意味からも、とにかくこの3週間で、小学校も併せた先生方、小学生も併せた子供たち、できれば保護者や地域、学校関係者の皆様も含め、できるだけ多くの人々とコミュニケーションを図り、人と繋がる力を高めてほしい。」ということでした。
その後、3人は早速、担当の先生(教科等の指導教員、受け入れ学級の担任)のもとで実習に取り組んでいました。
記念碑(石碑)を寄贈いただきました
昨年度の3月22日に、現3年生は2年生立志式及び開校1周年記念「植林祭」(こちらをクリック)を行っていましたが、この度、菊南ロータリークラブからそれを記念する石碑を寄贈いただきました。
石碑は午前中から工事をしていただき、コンクリートでしっかりと建てていただきました。昼休みには生徒会役員と時間に都合がつく生徒たちが集まり、三村 生徒会長のお礼の言葉の後、記念撮影を行いました。
熊日新聞の深川記者さんも来ていらっしゃいましたので、近いうち新聞にも載るのではないかと思います。
ゲーム感覚で正負の数(1年数学)
先日、1年生は「正負の数」の学習をしているという記事「2人の宇宙人が合体したらどうなる?(ここをクリック)」を載せていましたが、本日(23日)の2校時、1年1組の数学の授業をのぞくと、正負の数の計算の習熟の時間でした。しかし、プリントの問題を解いているのではなく、トランプを使いゲーム感覚で学習していました。
具体的には、「黒色のスペードとクローバは正の数、赤色のハートとダイヤは負の数として、2枚のカードめくって出た数を即座に足し算する。さらそれを2回行い、それぞれの答えをさらに足し算して答える。」というものでした。生徒たちから、思わず「メチャ、楽しい!!」と言葉が聞けるくらい楽しそうで、しかも計算の習熟はしっかり身に付くとという、数学担当の 長野 先生は、よく工夫された授業をされているなと感心しながら、私(校長)は見ていました。
部活動の道具用の棚を作りました
ご承知のとおり、第2学年は、中学校1年の35人学級の制度から外れ、人数はそのまま昨年度の4クラスから3クラスに学級減しています。そのため、教室はギューギューです。その上、2年生ともなれば、学習道具に加えて部活動の道具も多く、荷物を置くスペースにも事欠く状況があります。
部活動の生徒個人の道具については、放課後まで使わないので、空き教室等に置くという案もありましたが、テニスのラケットや野球のクラブ等、結構高価な道具もあるため、紛失・盗難を心配しなければなりません。また防災上、廊下に置くことは、できるだけ避けなければなりません。そこで、教室の中で唯一置けそうな場所である電子黒板の後ろのデッドスペースに棚を設置することにしました。棚を造るのは、例によって「F's Factory」です。今回は、教室隅を有効利用するため、台形にカスタマイズしてみました。もちろんキャスター付きです(ちょっと自慢)。
出来上がった棚を教室に設置した後、早速、各学級の代議員(1組:写真の2人、2組:高野さん・吉村君、3組:松村さん・椙山君)が、校長室にお礼を言いにきました。こんな風に感謝されると、本当に頑張った甲斐があります。代議員の生徒にとっても「みんなを代表してお礼を述べる」という、これから生きていく上で、とても意味のある経験ができたと思います。大人の社会でも十分通じる立派な謝辞をいただきました。
第1回 合志楓の森中学校 体育大会
◯ 閉会式
閉会式となりました。応援演舞は黄団が1位となり、総合優勝は赤団で、初の優勝旗は赤団の手に渡ることになりました。
勝ち負けはありましたが、合志楓の森中学校生徒の全員の思いが詰まった素晴らしい体育大会になったと思います。髙橋 教頭先生の講評にもあったとおり、体育大会の練習や本番を通して、生徒たちには数多くの「気づき、考え、行動する」場面があったと思います。その一つ一つが生徒たちにとってかけがえのない経験になったと信じています。
三村生徒会長の言葉が、この体育大会の成果を全て物語ってくれたと思います。栄えある第1回体育大会によって、この合志楓の森中学校の歴史に確かな1ページを刻んだことを、私(校長)はとても嬉しく、また誇らしく感じています。
最後になりますが、新型コロナウイルスの感染防止対策にご協力いただきつつ、生徒たちに温かい応援をしていただきました保護者の皆様、運営をお手伝いいただきましたPTA役員・各委員の皆様、誠にありがとうございました。
◯ プログラム10番 応援演舞 「翔く」〜喜び、希望、未来〜
最後の種目、応援演舞です。言うまでもなく、どの団もこれまでで最高の出来でした。
甲乙付け難く、正直、審査員には酷な種目でした。最後の黄団団長が述べた「体育大会ができて、嬉しかったです。」の言葉に、校長は涙が出そうになりました。
◯ プログラム9番 団対抗リレー
各団の韋駄天が結集した団対抗リレーです。正直、ここまで接戦になるとは想像していませんでした。バトンパスのミスもなく、「ザ、体育大会!」といった白熱した競技になりました。選手の皆さん。ご苦労さんでした。
◯ プログラム8番 俵上げ
各団の各学年のマッチョ・力持ちが代表で行う「俵上げ」です。本番はアドレナリンが出るのでしょうか? 予行練習の時と結果に違いも出てきているようです。各団の応援も盛り上がって面白いですね。1年生は青団の内田君、2年生は赤団の髙橋君、3年生は黄団の秋吉君が1位でしたが、総合結果は、なんと3団とも9点でした。
◯ プログラム7番 ダンス(3年生)
3年生によるダンスです。ダンスリーダーを中心に頑張ってきたダンスですが、仕上がりを一番心配していた競技でもあります。しかし、今日の出来は、今までを大きく超えるものでした。何と言っても、女子の表情にいっぱいの笑顔が見られたこと、男子の掛け声が吹っ切れていたことにとても好感が持て、見ている私(校長)も嬉しくなりました。
◯ プログラム6番 2年全員リレー
2年生の全員リレーです。2年生のリレーもなかなかの接戦。団席の応援も熱が入ってきています。現時点での総合得点は、青団110点、黄団80点、赤団110点。こちらも接戦です。一つの競技で逆転もあり得る状況です。放送係の生徒の実況も上手なので、とても盛り上がりました。
◯ プログラム5番 ニュースポーツ「アジャタ」(1年)
1年生の団他競技は、日本玉入れ協会公認のニュースポーツ「アジャタ」です。
本部テントには、昨年度小学校6年時の担任の先生方も角田校長先生と応援にいらっしゃっています。最後は、黄団がラストボールを一発で入れ、盛り上がりました。
結果は青団、赤団、黄団の順でした。
◯ プログラム4番 3年全員リレー
3年生の全員リレーです。3年生にもなると走りが違います。バトンパスも綺麗です。その上、追い越し、追い越されの大接戦。2年分の思いが詰まった大激走でした。順位は、赤団、黄団、青団の順でした。負けはしましたが、青団団長の佐藤君の盛り上げぶりは大したものです。また、3年生の挨拶や返事、とても清々しいです。
◯ プログラム3番 「地球の未来は我らの手に」(2年生)
2年生の団体競技です。大玉をシートの上に乗せ、落とさないようにスラロームしてリレーします。大玉を地球に見立てて、昨年度、SDG‘sをテーマに総合的な学習をしたこの学年にピッタリですね。急ぎたい気持ちは分かりますが、焦ると勢い余って、大玉が飛び出します。練習では、青団が速かったそうですが、結果は、赤団、黄団、青団の順でした。
◯ プログラム2番 1年全員リレー
1年生の全員リレーです。青団が終始トップですが、黄団も食い下がっています。担任の長野先生の檄の声も次第に大きくなっています。結果は、青団、黄団、赤団の順でした。赤団も最後まで、頑張りました。なお、監察の指摘により、2位は赤団になりました。
◯ プログラム1番 3年団体「みんなでジャンプ」
競技が始まりました。まず、3年生の「みんなでジャンプ」です。どの段も一生懸命ですが、気持ちが焦るのか、なかなか気持ちが合わないグループもあるようです。しかし、徐々に慣れてきて、順調に跳べるようになってきました。途中経過は、青団がトップ。最後のグループは2分で、黄団、赤団も随分追い上げましたが、青団が逃げ切り1位でした。
◯ 開会式
8時15分、アナウンス紹介から開会式が始まりました。 生徒会副会長の大川君の開会宣言、国旗・校旗掲揚、校長挨拶、PTA会長挨拶の後、体育委員長の西野君から挨拶がありました。西野君の言葉には、この体育大会をいかに心待ちにしてたのか、生徒たち全員の気持ちを代弁するかのような意気込みが伝わってきました。その後、副委員長の佐藤さんの競技場の注意があり、各団団長の佐藤君(青団)、河﨑さん(黄団)、木村君(赤団)の気合いの入った選手宣誓を聞いて、私(校長)は、本日の体育大会が大成功となるであろうことを確信しました。
本日は、本校PTAの執行部をはじめ、生活委員、保体委員、広報委員の皆様に体育大会の運営にご協力いただいています。誠にありがとうございます。
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(~ 2027年3月31日)
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