学校生活(ブログ)

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興奮・ヤッター! 開校記念行事(ドローンによる空中撮影)

 本日(8日)の2校時、合志楓の森小学校・中学校の合同の開校記念行事としてドローンによる空中(人文字)撮影を行いました。 撮影及び機材の提供をいただいたのは、(株)山本建設の技術顧問、那須 正秀 様(井上教務主任の義叔父)です。
 昨日のうちに引いておいた線に沿って、小学校1年生から中学校2年生及び職員が整列し、「楓の森」を形取りました。「楓」は小3~小5、「の」は小1・2。「森」は、小6~中2が担当しました。
 ドローンは整列の時間から空中に待機しで児童生徒の様子を撮っていました。小学校の角田校長先生の挨拶の後、本番の撮影では、まず各文字の前を平行移動しながらみんなの表情が写るように撮影していき、その後一気に100mの高度まで上がり、人文字全体や人文字を入れた校地の撮影まで行いました。
 ドローンの飛行の安定性には目を見張るものがあり、技術の進歩に驚かされるばかりです。撮影した写真は、大きく印刷して校内に掲示したり、小中学校のホームページに掲載したりする予定です。また各ご家庭へも何らかの物にしてお渡しできるよう、PTA役員の役員さん方(小学校も)とも相談して決めたいと思います。

驚く・ビックリ 白熱の選挙戦スタート

 本日(8日)より、新たな合志楓の森中学校の執行部役員を選出する生徒会選挙の運動期間がスタートしました。
 早速、早朝から東門付近では、立候補者や応援者が立ち、アピールを行っていました。考えてみれば、今回の選挙は、歴史に残る合志楓の森中学校の「初代生徒会長」を選出する選挙となります。特に2年生の立候補者とっては、熱が入るのは当選のことかもしれません。国政選挙や地方選挙に負けないくらいの白熱した選挙戦になるのではないかと、私(校長)としてはとても楽しみであり、少しドキドキ感も持っています。
 なお、討論会及び投開票は12月17日(金)で、翌週の職員会議での承認を経て、新たな役員誕生の流れになります。
※ 生徒についてのHPへの掲載は、原則、顔と名前の同時掲載をしないこと(必要に応じモザイク処理)としていますが、何せ顔と名前をアピールするのが選挙活動ですので、本人たちの同意を得た上で、あえてモザイク等をかけず掲載しています。

期待・ワクワク 熊本県教育委員会の視察

 本日(7日)、熊本県教育委員会の教育政策課 教育情報化推進室の 源 敏秀 主幹と 城井 順一 指導主事(兼市町村教育局 義務教育課 指導主事)のお二人が、「GIGAスクール構想」に係る本校のICTの活用状況について視察に来られました。同推進室とは、本県のICT活用推進の司令塔として活躍しておられる部署です。
 まず1校時後半と2校時前半に、各教室を参観して回っていただき、本校でICTを授業にどのように活用できているか見ていただきました。本校の先生方には、「特別なことをする必要はなく、タブレットや電子黒板をいつものように使ってください」と指示をしていましたが、ほとんどの授業で何らかの活用場面が見られていました。また併せて、小学校でタブレット等を使っている授業も見ていただきました。
 その後、本校が開校以来、どのようにICTの活用を進めてきたか、主に 井上 教務主任から説明を行い、それを受けて質疑応答や意見交換を行いました。本校からは私(校長)、髙橋教頭、井上教務主任の他、ICT支援員を委託している(株)クラウド-IAの 松岡 代表取締役及び 板東 支援員にもご参加いただき、かなり専門的な内容も含めつつ、学校現場に即した話し合いができたのではないかと思います。
 ご承知のとおり、本年度「GIGAスクール構想」の前倒しにより、日本全国の小中学生にタブレットが貸与されましたが、その活用状況については、学校間、自治体間、地域間でかなり大きな格差が生じているのも事実です。意見交換の時間には、そのような課題(ICT活用が進まない学校や自治体が抱える壁等)について、どのようにすれば解決・改善するのか、率直な意見交換ができたと思います。私からは、「最終的には『ハード』ではなく『意識』ですよ。」と強調しておきました。
 本校では今後、さらに一歩先を見据えたICT教育を進めていく予定です。その取組状況等については、積極的に本HP等で公開し、他校・他自治体の参考にもなるよう努めていきたいと思っています。

喜ぶ・デレ かわいいお客さん

 本日(6日)の4校時、校長室で執務をしていると、かわいいお客さんがやってきました。小学校の1年3組のお友達5人が、8日(水)に体育館で行われる「かえでのもりあきまつり」の招待状を持ってきてくれたのです。
 おそらく生活科の学習成果の発表会としての位置づけで行われるものと思いますが、私(中学校長)もぜひ出席させていただき、楽しませていただこうと思います。

興奮・ヤッター! 新聞コンクールの表彰式

 本日(4日)、熊本日日新聞本社で、熊日新聞コンクール中学生の部の表彰式が行われ、深水学年主任に引率いただき、2年生3クラスの壁新聞コースのメンバーが出席しました。
 まず、主催者の挨拶で、「レイアウト、構成、内容もさることながら、自分たちの学校に対する誇りが感じられた。今をリアルに描いたのがよかった。」とのお話がありました。
 また、熊日賞(1組)、最優秀賞(2組)、優秀賞(3組)の表彰の後、審査委員長(熊本県立大 半藤学長)の講評では、「相手を知る、研究することが大事。楓の森が上位3つを独占するなど、前代未聞。3つの新聞で学校を紹介し、甲乙つけ難い。最終的にできばえで判断した。」との最高の賞賛をいただきました。
 さらに「人と接することの大切さ、絆にも気付いてほしい。」と、合志楓の森中が目指している教育と重なる言葉もいただき、まさしくそのことを生徒たちが実践してくれていることに、校長としてとても誇らしさを感じました。

【12/7追記】新聞記事のテキストは以下のとおりです。

2021熊日新聞コンクール中学新聞の部 合志楓の森など表彰(2021.12.05 朝刊 )

 「2021熊日新聞コンクール中学新聞の部」の表彰式が4日、熊本市中央区の熊本日日新聞社であり、グランプリの熊日賞に選ばれた合志市立合志楓[かえで]の森中2年1組の「楓の誇り」など入賞17点の代表者に、熊日の本田清悟事業局長が表彰状を贈った。
 同中は、楓の森小が同じ校舎に入り4月に開校。「楓の誇り」では同市教育委員会などを取材し、レイアウトに工夫を凝らして同校の“横顔”を詳しく紹介した。またハンセン病に関する生徒へのアンケートを実施して、人権問題についても考えた。審査では「わかりやすさとともに、学校に対する誇りが伝わる」と評価。代表の三村誉さんは「みんなで楽しく作りながら、学校のことやハンセン病の歴史などを初めて知ることができた」と話した。
 審査員を代表して、県立大の半藤英明学長が「後世に受け継ぐべき大切なものを見つけながら、自由な発想で新聞づくりに取り組んでほしい」などと講評した。(濱田耕一郎)

笑う 1年のクラスマッチ

 11月29日(月)は2年生の修学旅行で、私(校長)は学校を不在でしたので、遅ればせながらですが同日、第1学年で行ったクラスマッチの様子を掲載します。
 種目は「ガガ」「ペタンク」「シャッフルボード」「ドッヂビー」で、これらは「ニュースポーツ」と呼ばれ、老若男女、障がいの有る無しにかかわらず、みんなで楽しむことができるスポーツです。当日は、菊池少年の家から講師の先生をお招きし、各種目の方法のご指導をいただきました。
 コロナ禍の影響で体育大会や集団宿泊教室が中止になり、クラスのみんなが一緒に何かに取り組んで楽しい思い出をつくるようなことがなかなかできない状況でしたが、今回はみんなが全力でプレーを行い、笑顔いっぱいの楽しい時間を過ごすことができたと、1年部の先生から聞きしました。
 一応クラスマッチですから。総合優勝は3組だったと聞いています。校長としては、今回の取組で友達との心の絆がさらに強まり、学級の支持的な雰囲気が一層よくなってくれればいいなと思っています。

試験 熊本県学力・学習状況調査

 昨日(2日)、合志楓の森小学校・中学校では熊本県学力・学習状況調査を行いました(小学校は3~6年)。これは、県内(熊本市を除く)の全小・中学校で行っている調査で、小学校は国語・算数と質問紙調査、中学校は国語・数学・英語と質問紙調査を行います。
 中学校では、1校時に国語、2校時に数学、3校時に英語、4校時に質問紙調査を行いました。国語、数学、英語は、これまで学習してきた内容に基づく問題ですが、国際学力調査(PISA、TIMSS)や全国力・学習状況調査と傾向性を同じくし、知識の記憶量のみならず、知識を活用する力(思考力・判断力・表現力等)も評価する問題形式となっています。また、質問紙調査では生活習慣や学校生活、学習状況等の100問ほどの質問項目に答えることになります。
 「調査」という名称でもやっていること自体は「テスト」ですから、その結果(平均点等)について気にならないといったら嘘になるでしょう。しかし、本校の場合は、また開校後1年もたたない新設校ですから、その平均点等が良くても悪くても、その全てが本校教育の成果(結果)とは言えません。たまたまそういう状況の児童生徒たちが本校に転籍したという言い方もできるでしょう(次年度からは同一集団の経年変化が評価できます)。大事なことは、その結果(学力学習状況)を踏まえ、今後の教育課程のマネジメントや授業の工夫・改善に生かすことだと考えています。そういった意味から、質問紙調査の結果の方が、むしろ私(校長)は気になっています。
 なお、本調査の個人の結果につきましては、2月頃ご家庭にもお渡しすることになります。

バス 修学旅行速報(2日目)

◎車内での解散式

1号車(1組) 2号車(2組) 3号車(3組)

 学校への到着時は日が暮れてるいので、修学旅行の解散式は各車内で行いました。
 各車で微妙に違うからかもしれませんが、各班長・実行委員からの感想発表、先生方からの話、添乗員さん、バスガイドさん、運転手さんへのお礼の言葉、担任からの書連絡の流れで行いました。2号車、3号車の解散式に校長は参加できないので、次のメッセージをLINEで送っておきました。

 2年生の皆さん、修学旅行は楽しかったですか? 私(校長)も皆さんとともに1泊2日の旅行をして、とても楽しかったです。
 私はこの2日間で、合志楓の森中の2年生の素晴らしさを、また改めて感じることができました。
 何と言っても、日程の全てが、予定の時刻前に集合し、出発できたことには感心しました。お陰で、2泊3日の旅行に負けないぐらい充実した旅行内容を、余裕持って実施することができました。
 これは、班長さん、部屋長さんのリーダーシップとともに、生徒全員の自覚があったからこそだできたことだと思います。
 また、各旅行地の目的に応じたメリハリのある皆さんの態度も立派でした。やはり本校の2年生は、「考え方が大人」の生徒が多いなとも感じました。
 さらに、今回の楽しかった修学旅行は、先生方のご指導や旅行のお金を出していただいたお家の人のお陰であるという感謝の気持ちも大事してください。
 最後に、今回の旅行が皆さんの中学生時代の大切な思い出になるとともに、一緒に旅をした仲間との友情が、より一層深まることを願って止みません。
 2日間、大変お疲れ様でした。  校長より

 なお、学校到着は17:50頃になる予定です。
 これをもちまして、修学旅行にかかるHPの更新を終了します。ご閲覧いただいた皆様、誠にありがとうございました。

 

◎集合・帰熊へ

 14:40、バスが来たので、早めに戻ってきていた生徒がバスに乗り始めました。バスに乗る時は、検温と消毒を行っています。
 14:47、最後のグループが走って戻ってきました。全員、時間内に集合です。心配だった雨もとうとう降らず、「みんなの日頃の行いが良いから」とバスガイドさんがおっしゃっていました。
 これから約2時間半かけて帰熊します。途中、山江SAでトイレ休憩をする予定です。

 

◎班別自主行動

 鹿児島市内に戻ってきました。生徒たちが待ちに待った自主行動の時間です。天文館近くの中央公園でバスを降り、あっという間に街へ散って行きました(上段)。
 街中では、なかなか生徒に遭遇しません。買い物や食事をしているのでしょう。ようやく出会った班の写真を井上先生に送ってもらいました(中段)
 集合時間はこの公園に14:50となっています。14:10、もう戻ってきている班もありました(下段)。

 

◎いおワールド(鹿児島水族館)

 いおワールド(かごしま水族館) に到着しました。
 水色のトンネルを抜けると、大水槽があってジンベイザメのお出迎え。生徒たちは班行動で思い思い興味ある魚などを見学していました。
 その後、イルカプールに移動し、イルカショーを見ました。よく訓練されたイルカたちの様々な芸に生徒たちは大喜びでした。

 

◎桜島(有村溶岩展望所)

 桜島の有村溶岩展望所に着きました。まず、桜島を背景に記念写真。心配していた天気も今のところ問題なく、その上風向きも良くてバッチリ記念写真が撮れました。
 周辺ではかすかに硫黄のにおいがして、大小の溶岩がゴロゴロしている風景は、阿蘇山とも少し違った様相でした。
 旅行団は、再びフェリーに乗って鹿児島市に戻り、「いおワールド(水族館)」へ向かいます。生徒たちの指示への反応が良いので、1本早いフェリーに乗れて20分の貯金ができました。午後の自由行動時の天気の崩れが心配なので、とても助かります。


◎フェリーで桜島へ

 フェリーで桜島へ渡りました。朝の気持ちの良い海風を受け、生徒たちは大喜び。桜島の姿が雄大です。お決まりのタイタニックごっこをしている生徒もいました。

 

◎朝食・出発

 おはようございます。 修学旅行の2日目となりました。
 朝の検温は、生徒90人全員平熱。体調不良者はいません。6:50、夕食と同様、朝食をクラスごとにとりました。
 本旅行団が宿泊した「ホテル吹上荘」は、幕末の名藩主、
島津斉彬 公を祀った照国神社の大鳥居の側にあり、周囲には西郷隆盛 像をはじめ、薩摩藩縁の旧称・文化財が点在しています。
 生徒たち全員の協力で、今日は予定より15分も早く出発できました。
 本日はまず、フェリーで桜島に渡ります。

 

 

バス 修学旅行速報(1日目)

◎ホテル到着・夕食等

   予定より少し早くホテルに到着しました。特に体調を崩す生徒もおらず、全員元気です。
 17:40からホテルのロビーで、部屋長・班長会をしました。本日は本校が貸し切りなので、一般のお客様や他の団体に迷惑をかけることははありません。しかし、当然の宿泊マナーや感染防止対策はきちんとするよう先生方から話があっていました。
 夕食は18:30から、各学級毎に会場を分けて行われました。ここでも感染防止のため無言で、全員一方向を向いて食事をしました。
 この後は自由時間で、各部屋でのシャワーや荷物の整理、しおりのまとめなどを行い、もう一度班長・部屋長会議をして、10:30消灯となります。
 本日のHP更新はここまでとします。明日も生徒たちが全員元気で、有意義な修学旅行2日目を過ごしてくれることを期待しています。

 

◎体験活動(ハンバーガー・ピザグループ)

 ハンバーガー・ピザは黒豚の粗びき肉ハンバーグ等、鹿児島県産の食材を使って思い思いに作っています。成形した後、焼き上がるまでしばしバトミントンで暇つぶし。後方の開聞岳が絶景です。焼き上がった作品には、焼け過ぎて「黒糖ドーナツ棒」みたいなものもありましたが、自然の中で美味しくて楽しい時間が過ごせました。

 

◎体験活動(カツオのたたきグループ) 

 まず、講師の方のデモンストレーションを見ました。今朝獲れたばかりの丸々に太ったカツオを目の前でさばいていただきました。 その後、さばいた「さく」をコンロの上で焼いてたたきにしました。私(校長)も試食させて頂きましたが、「こんな旨いカツオのたたきは初めて」と思うぐらい美味しかったです。
 講師の方から包丁の使い方が上手と褒められる生徒もいて、生徒たちの意外な側面も垣間見えました。

 

◎体験活動(さつま揚げグループ)

 まさかの鰯の手開きからで、みんな恐る恐るですが、頑張ってます。豆腐、みそ、卵、地酒、しょう油、生姜、砂糖を入れて、ミキサーでかき混ぜます。油で程良く揚げるのですが、2組は男子の方が綺麗に揚げていたそうです。写真は1組の作品。顔を作ったら「ムンクの叫び」みたいになりました。

 

◎昼食

 特攻平和会館近くの食堂で、昼食となりました。
 メニューは、奄美大島名物の「鶏飯」と黒豚シャブサラダ、さつま揚げ、うどんでした。食事中はマスクを外しているので、少し可哀想ですが無言です。
 なお、知覧はお茶の産地としても有名です。お茶もひと味違って美味しかったと思います。
 午後は、3つのグループに分かれ、体験活動(さつま揚げ、カツオのタタキ、ビザ・ハンバーガー)を行うことになります。
 こちらは、熊本より2、3℃気温が高いのではないのでしょうか? 池田湖周辺には、もう菜の花が咲き始めていました。 

◎平和講和及び見学(知覧特攻平和会館)

 知覧特攻平和会館に到着しました。まず、明日の天気が心配なので、クラスごとの記念写真を撮りました(1段目)。
 その後、ミュージアムに移動し(2段目)、語り部の方の平和講話を聞きました。生徒たちは真剣な態度で聞き、話の内容をしっかり受け止めてくれているようでした(3段目)。
 講話の後に平和集会を行い、講話へのお礼の言葉とともに千羽鶴を捧げ、生徒全員で平和宣言を行いました(4段目)。
 なお、平和会館内は撮影禁止ですが、許可をもらって撮影しています。生徒たちは、班ごとに様々な資料や展示物を見学して回り、平和のありがたみ・大切さ等について思いや考えを深めていました(5段目)。

 

◎桜島SA

 桜島SAに到着し、2回目のトイレ休憩です。早速、西郷(せご)どんのお出迎えで、「鹿児島県に来た‼︎」という感じです。これからあと40分程走り、知覧特攻平和会館で平和学習を行う予定です。

 

◎バスの中など

 九州自動車をひたすら南下中です。バスの中では バスガイドさんの案内があっていますが、バスガイドさん次第で催し内容は違うようです(2号車:上段中央・右、3号車:下段左・中央)。ちなみに、私(校長)は1号車に乗っているので、1組の写真だけにならないよう、LINEで写真を送ってもらっています。
 宮原SAでトイレ休憩をしました。次は桜島SAで休憩する予定です。
 1号車では小山先生が準備したCDがBGMで流れています。人吉まではトンネルだらけで、電波が届きにくいので、HPの更新に時間がかかっています。

 

◎出発しました

 集合が早かったので、予定より15分早く出発できました。体調不良者もなく、生徒90人及び引率職員9人,1人も欠けることなく参加できました。
 1日目の体験活動で、さつま揚げ班とカツオのたたき班でバスを乗り換えるので、大きな荷物はそちらで乗るバスに積み込みました。ちょっと面倒くさい処置と思いましたが、本校の賢い2年生にとっては何でもないことでした。
 バスの乗車時には必ずアルコール消毒をすることにしています。これは全旅程で行います。また、バスの前と後の後には空気清浄機が設置してありますが、時々換気もすることとにしています。
 出発時には、髙橋教頭先生や1年部の先生方、小学校も角田校長先生、米澤教頭先生他、数名の先生方がお見送りをしていただきました。
 それでは、元気に行ってきます!!

期待・ワクワク 「性に関する指導」講演会(1年生)

 本日(26日)の5、6校時、第1学年は体育館で「性に関する指導」講演会を行いました。
 講師には、慈恵病院でお産の手伝いやお母さんと赤ちゃんの健康のケアをされている助産師の 大山 由香 先生をお招きしました。
 ニュース等で話題になるのでご承知かと思いますが、慈恵病院には「赤ちゃんポスト」と呼ばれている「こうのとりのゆりかご」が設置されていることもあり、大山先生は「命の大切さ」を訴えるために小学校・中学校・高校等で数多くの講演活動を行っていらっしゃいます。
 今日は「未来ある君たちに伝えたいこと」という演題で、性に関する正しい知識とともに助産師だからこそ言える命の尊さを伝えていただきました。生徒たちはその話を受け止め、「命の大切さ」について自分の頭でしっかり考えてくれたのではないかと思います。

笑う 修学旅行の結団式(2年生)

     

 本日(26日)の6校時、第2学年は武道場で、来週の29日(月)~30日(火)の修学旅行の結団式を行いました。
 団長(校長)の話の後、実行委員会からの話や平和宣言の練習等があり、生徒たちの心の準備も整ったのではないでしょうか。
 ご承知のとおり、本年度は新型コロナウイルス感染症の拡大状況が厳しい場合でも修学旅行が実現できるよう、鹿児島方面へ変更した修学旅行になりました。このことについては、保護者の皆様はもちろん、生徒たちからも全くと言ってよいほど苦情等はなく、学校の判断にこれほどにまでご理解ご協力をいただいているのかと、改めて心から感謝申し上げたいと思っています。
 現在の2年生は、入学時から臨時休校でスタートし、集団宿泊教室にも行けず、体育大会も縮小(1年時)又は中止(2年時)と、思いのままにならないことが多すぎる学年です。それなのに生徒たちは、健気に毎日に学校生活を頑張り、数々の成果を残してきています。こんな素晴らしい2年生です。この修学旅行においても、たくさんの思い出とともに文字どおり「学びを修める」有意義な旅行にしてくれるものと信じています。

ニヒヒ しみ抜きに挑戦(1年家庭)

 本日(25日)の3校時、家庭科室では1年1組が実習をしていました。内容はというと、「適切な衣服の手入れに挑戦しよう」ということで、アイロンがけやブラシかけ、しみ抜きの方法などを実習を通して学んでいました。
 私(校長)が見に行った時は、ちょうど「しみ抜き」に挑戦していた時で、しょう油(しみ)をたらした布に当て布をし、水にぬらした歯ブラシでたたいてしみを抜いていました。しみ抜きにもテクニックがあって、しみの真ん中に水を垂らすとしみはさらに広がりますが、しみの縁の外側に円状に水を垂らすとそれ以上広がることはありません。小山教諭の説明を聞いて「なるほど納得!!」です。班対抗のタイムレースで行いましたが、早い班はたった1分ちょっとでしみを抜ききっていました。

理科・実験 熱量と電力の関係(2年理科)

 本日(25日)の2校時、理科室では2年2組が理科の授業で実験をしていました。
 内容は「電流によって発生する熱量と電力の関係」を実験によって調べるというもので、実験で得たデータをグラフ化し、考察するというものでした。実験には当然「誤差」というものあり、それをどう解釈し法則性を見つけるかということがポイントですが、教師からのその問いかけにもすぐに反応していました。このように2年2組は2年生の中でも特に元気の良いクラスで、雰囲気にのってくれるので授業はやりやすいクラスだと思います。ただし、そういう反応のよい生徒のペースで授業がポンポン進んでいくと、じっくり考えたい生徒や理解に時間がかかる生徒は、学びのチャンスを減らすことになる心配はあります。これは教師が発問を工夫することでずいぶん解消するものではありますが、生徒たち自身も2年2組の良さを大事にしつつ、手際よくさっさと進めるところ、じっくり深く考えるところのメリハリをつけてくれたら、さらに良いクラスになりそうな気がしています。

にっこり 第1学年の人権学習(部落差別問題学習)

 本日(25日)の1校時、1年生は体育館に全クラス集合し、合同の人権学習を行っていました。
 後期後半(従前の2学期)の人権学習は、「部落差別問題学習」を中心に進めることになっています。本校では「ハンセン病問題」を一つの柱として人権学習をおこなっていくことは、様々な場面でアナウンスしていますが、「部落差別問題学習」は、言わずもがなのもう一つの柱であり、これまで合志市立小中学校が積み重ねてきた知見や成果を踏まえ、本校でもしっかり取り組んでいきたいと考えています。
 本日はその学習の第1時間目として、部落差別問題の歴史を正しく認識するため、第1学年主任で社会科担当の町田教諭が一斉に学習指導を行いました。これには、小学校でも部落差別問題は学習しているものの、複数の小学校から集まってきているため、学習のスタート地点を揃える意味合いもあります。
 歴史は「ただ学ぶ」だけではなく、「正しく学ぶ」ことがとても重要であると私(校長)は考えています。なぜなら歴史というものは、時の為政者等によって割と簡単に歪曲やねつ造ができるものであり、それゆえに時には「歴史認識」という言葉で国際問題になったりすることさえあるからです。本校では、文部科学省や熊本県教育委員会の見解を踏まえ、最新の歴史研究に基づいて中立かつ公正に人権学習を進めていきたいと考えています。そういった意味でも、同じ社会科の教師として校長が最も信頼している町田教諭が、今回の人権学習をスタートさせてくれたことにとても安心と頼りがいを感じているところです。
 なおこの学習場面でも、理由あって学校に来れていない生徒や新型コロナウイルス係る用心等のため休んでいる生徒へ向け、オンラインでの授業配信を行っています。
 

笑う 道徳(1の3)の大研

 本日(24日)の5校時、1年3組で道徳の研究授業(大研)を行いました。「大研」とは、学校の全教職員が授業を参観し、その後の授業研究会に参観する研究授業のことを言います。ちなみに、それが学年部単位であれば「中研」、それより小規模であれば「小研」となります。
 本日の授業は、担任の矢野教諭が挑戦しました。これは初任者研修の一環でもあるのですが、授業そのものは初任者とは思えないほどなかなかのもの。特にいいなと思った点は、授業のテンポが良いこと、教師の口調や表情が豊かで授業にメリハリがあること、生徒の意見の拾い上げやその意見への反応(共感や支持)がうまいこと、等が挙げられます。また、1の3の生徒たちを見ていて感心したことは、生徒が発表する時、多くの生徒が発表するその生徒の方を見て聞いていることでした。
 もちろん道徳の授業として見た場合は、まだまだ課題はあるのかもしれません。とりわけ新しい教育課程における特別な教科「道徳」の授業(考え議論する道徳)をいかに充実させるかは、教職員全員の課題で、このことについては、授業研究会で協議を深めたところです。矢野教諭自身も、先輩教師のアドバイス等を参考にしながら、さらに授業の力量を高めてくれるものと思っています。

期待・ワクワク 書道の授業

     

 本日(24日)の3校時に3階行くと、1年2組と2年3組で書道の授業があっていました。
 これは合志市の文化祭に出品する作品を書いているそうで、ここ1週間の国語は「書道週間」になるとのことです。題材は1年生が「月光」、2年生が「豊かな心」です。書道もピアノと同じように習い事をしている人はそうでない人との間にアドバンテージがあるようですし、やはり美しい字を書く人は姿勢がよく、肘が上がっていて、体全体で書いているかのように見えます。
 茶道・華道、柔道・剣道のように、「書」も「道」がつく日本の伝統文化であり、書道作品 = 芸術作品です。本校で、書の達人と言えば 橋爪 養護教諭で、いろんな掲示物を「書」で作っていただいています。文字をパソコンで作成し、プリンターで印刷してしまいがちな時代ですが、同じ掲示物でも、やはり「真筆」には味わいと価値がありますね。生徒たちにもこのような機会を通じて日本文化の良さを感じて欲しいと思っています。

興奮・ヤッター! 熊日新聞の取材(新聞コンクールの入賞)

 ビッグなニュースが飛び込んできました。2年生の総合的な学習の時間で、壁新聞グループが取り組んだ作品を2021熊日新聞コンクール中学新聞の部に出品していましたが、なんとその結果は、熊日賞・最優秀賞・優秀賞(第1~3席)を受賞するという快挙でした(トップページのトピックにも掲載しています)。
 それを受けて、熊日新聞合志支局の深川記者が、熊日賞を受賞した「楓の誇り」(2年1組作品)について、作成した7人の生徒への取材に来られていました。
 このことが新聞に載るのは数日後になるとのことです。私(校長)も指導した光永教諭とともに取材に立ち会いましたが、どのようなことを聞かれたかは、新聞記事を見てのお楽しみということにしておきましょう。この取材を受けた時の生徒たちの受け答えも新聞に負けないぐらい立派で、そういう生徒たちの姿こそ「楓の誇り」だと私は感じました。また、2年2組と2年3組の作品も最優秀賞・優秀賞で、甲乙付け難い立派な作品だったことはもちろんですし、作成にかけた情熱や努力は全く引けを取らなかったと思います。
 なお、表彰式は12月4日(土)に熊日新聞本社で行われ、作品はしばらく本社に展示されるとのことでした。

【11/26追記】新聞記事のテキストは以下のとおりです。

新聞コンクール・中学の部 熊日賞に合志楓の森中 2021熊日新聞コンクール中学新聞の部
(2021.11.25 熊本日日新聞 朝刊 5面)  

 「2021熊日新聞コンクール中学新聞の部」の審査が18日、熊本市中央区世安町の熊本日日新聞社であり、グランプリの熊日賞に、今春開校した合志市立合志楓[かえで]の森中2年1組の「楓の誇り」を選んだ。次点の最優秀賞は、同中2年2組の「楓の未来」だった。
 「壁新聞の部」に県内6校から計26点の応募があった。県立大の半藤英明学長、県教委義務教育課の永松由紀子指導主事、熊本市立出水南中の今井克彦教頭、熊日の高本文明読者・新聞学習センター長が、企画力やレイアウトなど5項目を審査した。
 「楓の誇り」は、4月に開校した同中と、楓[かえで]の森小が同じ校舎に入り小中一貫教育を進める背景などを丁寧に取材。全国唯一のハンセン病患者専用刑務所、旧菊池医療刑務支所の跡地を活用した点にも触れ、「差別や偏見を助長する事態は二度と引き起こしてはならない」との願いも伝えた。紙面上に作った扉を開くと、校舎の見取り図が見られる仕掛けも。審査員からは「レイアウトや見出しが目を引き、読み応えがある」「わかりやすさとともに学校に対する誇りが伝わる」などと高く評価された。
 熊日賞など入賞作17点は26~12月4日、熊日本社1階ロビーに展示する。最終日の4日は表彰式がある。(藤山裕作)

●入賞作品
熊日賞】楓の誇り(合志楓の森2年1組)
【最優秀賞】楓の未来(同2年2組)
◇壁新聞の部
秀賞】楓の軌跡(同2年3組)共存共栄(西合志南3年壁新聞チームC)前程万里(同3年同A)来者可追(同3年同B)霞草(宇土鶴城2年5組)
【審査員特別賞】 水郷(小川3年壁新聞A)
▽優良賞 改革(同3年同B)我武者羅(宇土鶴城2年1組)仏蘭西(同3年エッフェル組)秋桜(同2年2組)胡蝶蘭(同2年6組)紅(同2年7組)雪月花(同3年)想結(泗水3年)唯一無二(合志2年4組)
【佳作】 紫蘭(宇土鶴城2年3組)絆(同1年1・2・3組)勿忘草(同2年4組)秋風(同1年7・8組)威風(同1年4・5・6組)咲(泗水3年)幸(同3年)雲外蒼天(合志2年3組)獅子奮迅(同2年1組)

努力の結晶、作品は誇り
 開校して初めての挑戦で、2年1組の7人が頂点を勝ち取った。リーダーの三村誉さんは「何度も集まり、内容を練り直して作り上げた努力の結晶。作品は私たちの誇り」と胸を張った。
 新型コロナウイルスの影響で制作を中断した時期もあり、昼休みや放課後を使って期限の2日前に完成させた。国立ハンセン病療養所・菊池恵楓園や合志市教育委員会などに取材。同級生にはハンセン病に関する認識を尋ねた。石阪珊來さんは「開校の歴史は新聞やインターネットで調べた。難しかったけど勉強になった」と振り返る。
 見出しにもこだわった。トップ記事は「ツタが絡むように小中学校が連携し、学校の歴史が続いてほしい」とツタ模様を描いた。多彩な色のパズルのピースを描いた見出しは「一人一人の個性を団結させる」という思いを込めた。
 後輩に向けて「新聞を通して学校を誇りに思ってほしい」と7人。指導した光永万美教諭(56)は「テーマを明確にし、ストーリー性を持たせた。気になることはすぐ調べるという主体性が素晴らしかった」とねぎらった。(深川杏樹)

 

にっこり 修学旅行に向けて(1週間前)

 2年生の修学旅行(11月29日~30日)まで1週間となりました。本日(22日)の4校時、2年生の各クラスでは、その事前学習として貸し切りバスの座席決めや班別自主行動の計画などをおこなっていました。
 2年生の様子を見ていると、修学旅行を楽しみにしているとは分かりますが、無駄にはしゃいだり、興奮したりするような様子はなく、粛々と準備を進めているという感じがします。「この学年はほんと大人だな‥‥。」これがたまたまの偶然なのか、それとも新設校だからなのか検証できてはいませんが、学校は安全安心で学びに集中できる場であるべきですから、何よりの雰囲気だと思っています。
 ご家族も含め生徒の皆さんにお願いしたいことは「健康管理」です。新型コロナウイルスが小康状態だからといって油断は大敵。2年生全員が元気に修学旅行に参加できることをとにかく祈っています。

期待・ワクワク 小学校の学校訪問(総合訪問)

 本日(18日)、合志楓の森小学校では、菊池教育事務所の「総合訪問」が行われています。1校時は概要説明、2校時・3校時は授業参観、4・5校時は各授業・各部会(保健・給食等)への指導・助言、6校時は全体会(学校経営全体への指導・助言)の流れで、合間には諸表簿点検なども行われます。「総合訪問」は、義務制の小中学校にとって一大イベントであり、先週から角田校長先生はじめ小学校の先生方に少しピリピリ感があったのはそのためかもしれません。
 本日は、菊池教育事務所から所長・指導課長・管理主事・指導主事6名・社会教育主事、合志市教育委員会から教育長・教育委員4名・教育部長・教育審議員・学校教育課長・指導主事2名、その他にも参観授業の協力者として他校の先生方14名と、たくさんのお客様が来校されています。
 本日は中学校に直接は関係のない行事ですが、おのずと中学生の様子も目にされることになります。中学生に特別な期待をすることはありませんが、挨拶だけはいつも通りやってほしいと思っています。
 なお、合志楓の森中学校の「総合訪問」は、3学年揃った来年度(令和4年度)に実施される予定です。中学校としては本日の小学校の対応をしっかり参考にさせていただき、来年度へ向けて準備を進めたいと思っています。

試験 後期中間テスト

 

 本日(18日)と明日(19日)は、後期の中間テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は国・社・理、明日は英・数、2年生が本日は社・英・国、明日が理・数の順番になります。
 1校時の様子を見て回りましたが、テスト問題が共通テスト、引いては公立高校入試問題の出題形式を強く意識した問題になっていることに一目で気が付きます。たまたま1校時の問題作成者が、内田教諭(1年国語担当)と町田教諭(2年社会担当)で、これまで生徒たちを幾度となく高校へ送り出してきた百戦錬磨の強者(つわもの)だったからかもしれませんが、こういう問題で鍛えられていたら、間違いなく入試問題に強くなるだろうと推測しました。
 なお、こういう話を聞くと、ペーパー学力を高めようとする学習塾的な発想と受け取られるかもしれませんが、問題内容そのものは、普段の「主体的で対話邸な深い学び」の実現を目指した授業とのリンク(指導と評価の一体化)を意識したものであることは言うまでもありません。