2020年6月の記事一覧
【何の花でしょう?】020630
28日のクイズ、1年生のHくんが正解者第1号です。すばらしい!
息子の家を訪ねて行ったら、隣に住む大家さんからある植物の花をいただきました。私は食材としてスーパーなどに並んでいる姿しか見たことがありませんでした。アジサイと一緒に校長室に飾ってもらいました。
( )はユーラシア大陸原産のキク科の植物です。この植物を日常の食材としているのは日本だけだということです。太平洋戦争中に英米人捕虜が「木の根」を食べさせられて虐待されたとして、戦後、日本人将兵が戦犯として裁かれたこともあったといいます。少しでも良いものを食べさせようという善意だったのに、食文化の違いが悲劇になりました。
花言葉はトゲのある花を咲かせるため、「いじめないで」、「私に触らないで」、「用心・警戒」、「しつこくせがむ」等。マラソンや駅伝などで後方から他の選手を一気に抜き去ることをこの植物名を使って表現することがあります。漢字で書くと「牛蒡」です。(H)
【転入生】020629
金曜日の放課後、校長室ベランダのメダカの水槽のホテイアオイにツボミができていました。帰宅すると自宅の水槽にも同じようなツボミがありました。
翌、土曜の6時半頃、自宅では薄紫色の花が咲いていました。昼前に学校に行ってみると、予想通り校長室のホテイアオイもきれいに咲いていました。練習を終えて迎えを待っていたバドミントン部の4名と観察しました。
1年生から「教室でメダカを飼いたいです。」との声が聞こえてきました。そこで、入学記念に私から水槽を贈ることにしました。学級ではどこに置くかなどいろいろ話し合ったようです。先週、ジャンケンに勝った4名と底石を洗い、水道水をバケツに入れて外に置いてなじませておきました。
1年生の学級通信でも紹介されていましたが、今日の昼休みに学級の仲間が増えました。3年後は新入生に託して卒業していく予定だそうです。成長して、稚魚が生まれて成長して・・・代替わりして引き継がれるかもしれません。
ただ、生き物ですから、すべてが卒業まで無事に育たないかもしれません。その時に心が動く人でありたいですね。(H)
【難問(みち・みみ・もら・みみ)】020628
クイズをつくってみました。日曜日ですが、ちょっと頭を使ってみましょう。
「んなみらなすち」が「湯浦」、
「かちみらなすち」が「田浦」、
「とちとにのに」が「佐敷」のとき、次の文はそれぞれどんな学校行事を表しているでしょう。考え方のヒントはタイトルにあります。解けた人は、ぜひ校長室に報告に来てほしい!(H)
①「みんななきちのなとにのに」
②「かちににのなかちにのちに」
③「こなみみのちとちに」
④「とんななきちのなすんらのらな」
⑤「とらかなきんらなとにのに」
※パソコンのキーボードを使うともっと簡単に解けます。
【何を掛けても】020627
アルファベットは全部で26文字あります。a=1、b=2・・・・z=26と言うように数字に置き換えるとx=24です。
(x-a)(x-b)(x-c)(x-d)・・・・(x-z)=?
を数字に置き換えて計算すると
(24-1)(24-2)(24-3)(24-4)・・・・(24-26)=?
2・3年生でしたらこんな面倒なことをしなくともおわかりでしょう。
たまには物事を逆から考えることが大事です。多面的・多角的に考える力が付きます。
(x-y)の前は(x-x)、つまり(24-24)=0
0(ゼロ)には何を掛けても0(ゼロ)でしたね。
ということで、(x-a)(x-b)(x-c)(x-d)・・・・(x-z)=0
21日のクイズの解答は0(ゼロ)でした。(H)
※芦北町教育委員会の山﨑指導主事が23日(火)に来校されたとき、「ブログ見ました。答えは0です。」という解答をもらいました。さすが数学科、余裕で正解でした。
【閲覧注意】020626
ヘビの話を聞くのも嫌な方は、今回は読み飛ばしてください。
24日(水)のブログにも書きましたが、学校にマムシが出ました。関連して短い実話を2つ。
第1話:中学生の頃はとにかく腹が減る。ある日曜日、午前中の部活動が終わり帰宅すると、親はミカン山に仕事に出ていて誰もいない。私は何か食べるものはと探すが、ご飯はあるけどおかずがない。戸棚を空けるとビンに入った自家製のふりかけを発見。それを掛けて食べるが、味がほとんどしない。仕方ないけどとりあえずご飯を食べる。
夕方、帰宅した母に「戸棚のふりかけは全然味のせんやったよ。」というと、「そら、ふりかけじゃなか。マムシの粉。」
第2話:私が初任校で同勤した体育のK先生は「鬼瓦」と呼ばれるような風貌だが、世の中で一つだけ怖いものがある。それはヘビ。K先生が球磨郡の中学校に勤務していた時のこと、昔は家庭訪問に行くと最後の家でご飯を食べさせてもらうこともあった。K先生は焼酎が好きで毎日かなりの量の晩酌をする。家庭訪問先もそのことをご存じで焼酎も出された。
途中、「先生はこれは飲んだことはあんなっですか。」と出されたのは、マムシの入った一升瓶。身の毛がよだち青ざめたが、家庭訪問でせっかく出されたものを飲まないわけにはいかない。さすがである。この恐怖が一瞬でも早く終わるよう、コップに少しだけ次いでもらったマムシ焼酎を、目を閉じて一気に飲み干した。
「おっ!先生は好きなっとですね。」、気をよくしたお父さんが一升瓶を振った勢いで砕けた身が入った2杯目を今度はなみなみと次いで渡された。