湯浦中ブログ

2020年6月の記事一覧

【郡市陸上大会中止】020616

 県中学校陸上競技大会の中止が過日決定され、本郡市でも開催可否の検討を重ねてきたところですが、「新型コロナウイルス感染症の感染拡大による影響から本郡市の陸上競技大会についてもやむなく中止を決定した」との通知が芦北水俣郡市中学校体育連盟よりありました。

 臨時休業における学校教育活動への影響により夏季休業日も短縮される中、各中学校における授業確保(学力保障)および学校行事の最優先を考慮した。また、本大会が陸上競技部員のみならず、学校総体で取り組んでいる大会であることから、本年度においては学校教育活動の精選を図り、過密スケジュールを避けるべきという判断から中止を決定したとのことです。

 昨年度、本校は男女ともにフィールドの部で優勝という結果を残しており、今年度も期待がかかるところでした。残念ですが、命を最優先にした決定にご理解いただきますようお願いします。(H)

 

【すごいの一言】020615

 湯浦中の校長室には、かなり古い資料が大量に残っており、不要のものも多いので少しずつ断捨離を行っています。

 トロフィーや盾は校長室に飾っていても、肝心の生徒の目に触れず、「先輩方に負けず自分たちも!」につながらないので、関連の場所に移動しました。 

 クラスマッチや壁新聞コンクールのトロフィーや盾は生徒会室に移しましたが、そこには他の学校にはないすごいものが掲示してありました。昭和45年1月から日本青年海外協力隊員としてタンザニアで農業指導にあたられた、湯浦中第17回卒業生の岡広陸様から寄贈いただいたものです。

 3点のうち校長室にあったダチョウの卵は理科室に移動しました。あとの2点はかなり大きく、生徒会室の壁から外して移動するのは困難なようです。写真をアップすると苦手な人もいると思いますので、何かの機会に実物を公開できないかと考えています。(H)

 

【カレー評論家 】 020614

 先週の金曜日に、SCのO先生が来校されました。給食のメニューを見ながら、「ほぉらまたカレーでしょ。」の声。O先生は複数の学校を回られているのですが、行く学校、行く学校カレーに当たるとのこと。スマホに、各学校のカレーの画像を残していました。O先生によると、

A中学校は「ルーがサラサラで、ジャガイモがゴロゴロしている。」

B中学校は「涙が出るほど辛い」

C中学校は「キーマカレー、ひき肉で食べやすい。」

D小学校は「小学生向けで、あま~い。」

芦北町は「クリーミーで濃厚。」もはやカレー評論家です。

 ヱスビー食品のHPによると、全日本カレー工業協同組合が公表している統計から計算すると、日本人は1年に約73回カレーを食べていることになるそうです365÷73=5なので、5日に1回食べています。1回作れば連続しますし、一人暮らしの頃はレトルトカレーが定番でしたから、さもありなんというところです。

 わが家のカレーは私がつくることが多いのですが、具材は牛バラ肉・玉ネギ・ニンジン・エノキ・シメジ・マイタケなど、キノコ尽くし。ジャガイモは無し派です。今日は久しぶりに次男が帰ってきたので父のカレーにします。 (H)

 

【え?制服で体育】020613

 1年生音楽の授業の様子を担任のY先生が撮影していました。授業者のS先生によると「この体勢で歌を歌うと横隔膜が下がりお腹に自然と力が入る。」そうです。声の出方の違いを体感できたようです。1年生は、S先生の大迫力の美しい歌声にも驚いていたそうです。(1年学級通信より)

 

【じんざい】020612

 3年生の進路学習に参加しました。最初に校長講話の時間をとっていただいたので、ある高校の進路担当の先生が、企業の採用担当の方から聞いたというこんな話をしました。

 企業が求める「じんざい」には3つある。1つ目は「人材」、2つ目は「人財」、最後に「人罪」。終身雇用制度の下では、素「材」を一から「財」産に育てて定年まで雇っていたが、雇用のシステムにも変化がみられる。ましてや、バイトテロに見られるような、企業にとって「罪」なる人はもってのほか。ある有名サービス業では、「100引く1はゼロ」を繰り返される。たとえ100人の従業員が頑張って仕事をしていても1人が気を抜いて失敗すれば、それまでに築いた信用や安全も水の泡となる。

 では、どんな「人財」が求められるか。子どもたちに聞くと「挨拶・返事ができる人」、「部活動を頑張っている人」、「資格を持っている人」等の答えが返ってくる。

「挨拶・返事」はできて当たり前。また、誰でも自分の好きなことは頑張れる。給料をもらっている以上、自分の苦手なこともしなくてはならない。「部活も頑張っている人」なら良い。目まぐるしく変化する社会の中では今日の資格が明日も通用するとは限らない。「資格試験に挑戦し続ける人」なら、現状に甘んじず、社会の変化に対応しようとする力があり、どんな仕事も任せられるので良い。

 一番に求められるのは「コミュニケーション能力が高い人」と説明すると、「良かった、自分は誰とでも仲良くできるからコミュニケーション能力が高いです。」と言う。 

 ここで言うコミュニケーション能力とは単に明るくおしゃべりだということではない。自分の考えを分かりやすく相手に伝えることができる人。場合によっては、外国の方に自分の考えを伝える語学力を必要とする場合もある。

 チャンスは今も目の前に浮かんでいる。それが「見える人、見えない人」がいる。見えても「つかめる人、つかめない人」がいる。その差は夢を持ち続けることと、実現のための準備をしておくこと。(H)