校長ブログ「秘密の部屋」

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【ネコの日】310224

 過ぎてしまいましたが、2月22日は「ニャンニャンニャン」でネコの日でした。9月29日は「来る福」で招き猫の日、11月1日は「ワンワンワン」で犬の日です。

 ネコの日は世界各国で制定されており、ロシアが3月1日、イタリアが2月17日、アメリカが10月29日、国際動物福祉基金(通称IFAW)が定めた『世界猫(International Cat Day、World Cat Day)』は8月8日。その日にした理由は不明ですが、イエネコから野生のヤマネコまで、ネコの保護について考える日とされています。

 うれしいことにアメリカが8月17日、イギリスが10月27日、イタリアが11月17日など色々な国に「黒猫の日」がありますが、制定された理由はあまりうれしいことではありません。黒猫は不吉と考えられ虐待された歴史があるため、理解を図ろうと言うことのようです。今でも、保護施設にいるネコの多くは黒猫。写真写りが悪い、インスタ映えしないなどと言う身勝手な理由で捨てられることが多いと聞きます。許せないことです。

 黒は自然界では隠れやすい色なので外敵に襲われることが比較的少なく、穏やかで甘えん坊が多いそうです。黒猫を飼いだすと、世の中には黒猫グッズがやけに多いことに気づきます。そして、身の回りが黒猫だらけになっていきます。確かに魔法が使えるようです。(H)

 

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【お礼】310223

 義父の通夜及び葬儀に際しましては、大変お忙しい中、過分なるご厚情を賜りありがとうございました。この場をお借りしまして、深くお礼申し上げます。(H)

 

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【PTA臨時総会】310222

 本日は大変お忙しい中、臨時PTA総会にご参加いただきありがとうございました。本来ならば、会の中でご挨拶を申し上げるべきところでしたが、都合により出席できず大変申し訳ございませんでした。

 さて、全国的に悲惨な虐待事件が続いていることはご存知かと思いますが、警察庁が2月7日に公表した、平成30年の犯罪情勢によると、虐待を受けた疑いがあるとして児童相談所に通告した18歳未満の子供は前年比22.4%増の8万104人に上りました。8万人を超えたのは統計のある平成16年以降初めてで、過去5年間で約2.8倍に増加したそうです。内訳で、5万7326人と最も多かったのが暴言などの心理的虐待、暴力による身体的虐待が1万4821人、ネグレクト(育児放棄)などの怠慢・拒否が7699人、性的虐待が258人で、いずれも前年を上回ったそうです。

 私たちが子どもの頃と今とでは虐待に関する社会の捉え方は大きく変化しています。しつけだから、自分もされたことだから、叩かれて良くなったから等の認識を変え、PTAを中心に、くまもと「親の学びプログラム」などを活用した、子育ての互いの悩みを共有できる取組を進めたいと考えるところです。(H)

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【親離れ・子離れ】310221

 今年の3月で次男は大学を卒業し、県内の企業に就職する予定です。明日10時が卒業認定結果の発表だそうです。「たぶん大丈夫。」まさかがないことを祈ります。

 先日「就職、結婚(まだその予定はありませんが)、子育て(こちらもまだ先のことですが)など将来のことを考えると吐き気(嫌になるということではない)がしてくる。」と話していました。親からの精神的・経済的独立や、家族を支える立場になっていくことを真剣に考えている証拠だと思い安心しました。一番下の子どもは、いつまでも子どもと思いがちですが、いつの間にか成長しています。

 そのことについて「爺ちゃんは2年間入院したままで回復は困難だけれども、生きていてるだけで安心感がある。お父さんも家族の中で本当に一番上の立場になることへの不安感がないわけではない。」という話をしました。大人と大人の話ができるようになったのはとても嬉しいことです。

 確実に親離れは進んでいますので、難関の子離れを目指します。(H)

 

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【偶然】310220

 長男が3歳の頃、妻が車を買い替えました。新しい車を見て、「お父さん、ワゴンRに犬が乗っていたらどうする?ワワンRになるよね。」「ネコが乗っていたらどうする?ニャニャンRになるよね。」「ワニが乗っていたらどうする?ワニッRになるよね。」どうすると聞かれましても…。子どもの発想はおもしろい。しばらくは〇〇Rを考えるのがブームでした。

 2代目も購入から10年以上経過したので、先日、車を見に行きました。軽自動車の装備の充実には驚かされます。最近の軽は値段が高いと思っていたのですが、「同じ機能ならデスクトップパソコンよりもノートパソコン、タブレット、スマホが高い。」という記事を読み、なるほどなと納得したところでした。小さなスペースに機能を詰め込む技術の凄さですね。

 顔がオラついた車は嫌だとのことで、遊び心のある車に決めてきました。ナンバーもくまモンにしました。自動車販売店によると「この車は最近、水俣で2台売れました。」ということでした。

 先日、義理の弟が新車に乗ってきました。何とその2台のうちの1台でした。近所の家が新車に代わっていました。何と2台のうちのもう1台でした。まさかの2台とも納車先は近所。4月にもう1台納車される予定です。(H)

 

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【雨男】310219

 今日予定していた持久走・駅伝大会は雨天のため中止になりました。最近天候に恵まれていたのに、今日だけ降水確率100%。各学級の応援旗もできていたのに残念でした。

 ご存知かとは思いますが、特定の地域で、一定の時間内に1mm以上の雨または雪が降る確率のことです。過去に同じような気象状況となった際の降水の情報をもとに、統計処理をして確率を出しているので、10回中、すべて小雨でも10回降れば100%。土砂降りでも1回なら10%。小雨に期待しましたが残念でした。

 行事や大会で雨が降ると、「雨男」「雨女」は誰かが話題になります。校長が交代するたびに、「今度の校長先生は雨男(晴れ男)やね。」等と言ったことがささやかれます。

「入学式も体育大会も文化祭も晴れた。立志式は小雨だったが、これはPTA行事なので除外だ!よし、晴れ男だ!」と思っていましたが…。卒業式はきっと晴れです。

 余談ですが、昨年までの3年間はサッカー部の大きな大会はことごとく雨で、サッカー部の保護者の皆さんは雨対策が織り込み済みでした。

 「誰が雨男?」私の口からは言えません。(H)

 

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【いいコト流星群】310218

 『現状維持は停滞』水俣二中で生徒会を担当するにあたり、村田校長先生から指針を示していただいたことを懐かしく思い出します。機を捉えた言葉の力は大きいですね。

 田浦中の前執行部も新しいことに挑戦する姿勢がありましたが、新執行部は『いいコト流星群』という新しい取組をしています。先輩を越えようとする気持ちが良いですね。 

 『いいところ探しカード』自体はありふれた取組ですが、掲示方法が素敵です。黄色い画用紙でつくった星型のカードに友達の頑張りを記入し、夜空に見立てた職員室前の廊下の濃紺の広用紙に貼っていきます。今は、ただでさえ暗い廊下が、濃紺の広用紙でさらに暗くなっています。たくさんの星がきらめく明るい夜空にしたいですね。『映える』ようになったらHPに写真を掲載します。友達の輝きをカードに書いている時、きっと自分の心も輝いているはずです。

 一人一人のプロフィールを書いた『プロフィールブック』の取組も実行に移すことができました。やると言ったことをどんどんやっていくエネルギーがあります。新執行部は公約実現内閣ですね。(H)

 

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【烏賊(イカ)】310217

 今週は部活動が1・2年生の学年末テスト休み期間に入ったため、福岡方面に職員旅行に行ってきました。ドームで「B〇〇」のコンサートがあると言うことで、ホテルはものすごく、恐ろしく、やっばなし値上がりしていてとれませんでした。

 昼ご飯は海鮮料理に行きました、もともと行く予定だった人気店は開店前から行列ができていました。後の予定もあり、残念ですが早々に諦めました。メニューを眺め、旅行先だからと全員がスペシャルランチでと決めた後、N先生の目に「イカ丼」の文字が止まりました。普段は迷わない心が揺れました。「やっぱりイカ丼にします。」

 イカの刺身と、色々な薬味が出てきました。みんなの「おおっ!」という声に満足げでした。写真を撮り、どんな味付けをして食べようかとニコニコ。おいしそうに方張り、後は黙々と食べ続けました。黙々と…。

 車の中で「イカが多すぎた。」「新鮮で歯ごたえがありすぎた。」「イカ好きなのに。」「しばらくはイカはいい。」「なぜ自分はスペシャルランチから変えたのか。」

『後悔先に立たず』『過ぎたるは猶及ばざるが如し』『隣の芝は青く見える』

三つの教訓を得た意義ある職員旅行でした。(H)

 

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【知行合一】310216

 田浦中の『学校だより』のタイトルにもしている知行合一(ちこうごういつ)は、陽明学(孔子の生きた『春秋戦国』時代から1900年ほど後の『明』の時代に王陽明がおこした学問)の命題の一つで、簡単には「知識は行動と一致してこそ意味がある、本当の知識は実践をともなわなければならない」というような意味です。

 学校の論語階段に掲示している為政第二の「子貢問君子、子曰、先行其言、而後從之」孔子に、弁が立つ弟子の子貢が、「君子とはどんな人ですか?」と問うと、「普段からあなたが話していることを先に実行しなさい、その後から言葉が出てくる(まずすることをして、言いたいことがあればその後で言う)ような人が君子です。」と答えた。ことがもとになっています。

 王陽明は、知って行わないのは、未だ知らないことと同じであることを主張し、知っている以上は必ず行いにあらわれると説きました。この考えは、江戸時代初期の陽明学者である中江藤樹が有名で、1837年に大阪で乱を起こした大塩平八郎も私塾「洗心洞」で門弟に陽明学を教えた陽明学者でした。松下村塾の掛け軸にあったことは昨日書いた通りです。私にとって、とても困難なことなので座右の銘にしています。(H)

 

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【ぼんの】310215

 昨夜、あるテレビ番組を見ていると「田舎は布団が重い」という話題があった。確かにそうだ。冬場に実家に帰ると、母から重い布団を載せられる。「寒くなかけんいらん。」「動かれん。」と言っても容赦ない。親の『煩悩』のなせる業なので、まずは素直に聞く。

 ご飯(米)の量も多い。「そぎゃんな食わん。」と言っても容赦ない。これも『煩悩』のなせる業なので、まずは素直に聞く。

 大雨や台風などがあると「逃げんでよかっか。」電話がかかってくる。「俺はもう53ばい、あんたどんが逃げんば。」と言っても容赦ない。これまた『煩悩』のなせる業。親にとっては、いくつになっても子どもは子ども。毎回、同じ会話の繰り返し。

 とは言うものの、私も成人した息子が高熱を出したりすると、ちょっと熊本市まで見舞いに行ってしまう。妻からは「もう子どもじゃなかっやっで。」と言われるが仕方ない。これも『煩悩』のなせる業。

 中学生の時、修学旅行で松下村塾に行った。そこには『知行合一』の掛け軸があった。吉田松陰が処刑される(安政の大獄)前に詠んだ辞世の句を知り心に沁みた。

「親思う心にまさる親心 けふのおとずれ何ときくらん」

 子が親を思う心よりも、親が子を思いやる気持ち(親心)のほうがはるかに強い、その息子が処刑されることを聞いて、親はどう思うだろう。(H)

 

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【田浦中学校区地域学校協働本部協議会】310214

 来校された地域の方と話をしていると、生徒数の話が良く出ます。昭和22年に開校した当時の田浦中の生徒数は327名、学校の制度が変わったこともあり、最初の卒業生は19名でした。それから徐々に増え、ピークは昭和37年の793名、その後は減少期に入り、今年の生徒数は95名です。

 今夜、今年度第3回の田浦中学校区地域学校協働本部協議会が開かれました。特に、ここ数年は田浦小中で遠足・学習会・あいさつ運動など生徒間の交流と、授業参観・中学校の先生による小学校の授業支援(+年に2回の懇親会)など職員間の交流を通し、互いの先生の顔や名前をあまり知らなかった「近くて遠い」関係から「近くて近い」関係へと発展し、第23代校長、松本弘二先生が常日頃話されていた「9年間のスパンで田浦っ子を育てる」という意識が職員にも高まってきたように思います。田浦小中のこのような実践は、先日、町議会の質問でも取り上げていただいたと言うことでした。これも協議会の皆様のご尽力があってこそです。

 平成31年度の小学校の児童数は179名、中学校の生徒数は76名の予定です。小規模ですが、地域の皆様の心の拠り所となるような特色ある学校づくりに両校で努めていきたいと思っています。(H)

 

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【ルービックキューブ】310213

 校長室の近くに、パズルと3×3と2×2の2種類のルービックキューブを置いています。2年生のMくんはそこを通るたびに回しています。

 ルービックキューブは、Rubik Ernő氏(ハンガリー)が1974年に考案した立体パズル、日本では1980年(昭和55年)に発売され、大ブームになりました。私はまさにその世代でしたが、保護者の皆さんも遊んだことがある人も多いかと思います。揃えることができず諦めるのが大多数、最後は分解して、組み直す…。

 置いた次の日、キューブを見ると6面がきれいに揃っていました。2年生のSさんが揃えたそうです。次の挑戦者を待っています。

 ちなみに、YouTubeにも動画がアップされていますが、世界最速はFeliks Zemdegs氏(オーストラリア)が2018年に打ち立てた4.22秒!(H)

 

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【避難訓練】310212

 4月までに仕上げないといけない大物のレポート作成の時間を確保するため、3連休はその他のレポートやあいさつ文、式辞、ブログなど計9本の第1稿を書き上げました。

 家で仕事をしていると、足音もなく厳しい上司が近づいてきます。文章が気に入らなかったのでしょう、キーボードに飛び乗って「じゅいいいいあq」と校正して去っていきました。どんな意味か解読できません。

 今日、不審者対策の避難訓練を行いました。不審者役の芦北警察署の大森さんによると「昨年はすごく体格のよい先生が最前線で対応、柔道の達人であるT校長先生が刺股を持って鋭く睨みつける姿に圧倒された。」とのことでした。校長室の壁紙にその跡が残っています。今回は、ルートを変えましたが、職員は臨機応変な対応ができました。

 生徒・職員に対して、登下校中の危機管理についてお話をしていただいた後、刺股と盾の使い方についての実技指導がありました。使用に当たっては複数で対応すること、思い切って使うことの大切さを学びました。今日の経験を活かすことのない世の中であって欲しいものです。(H)

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【あぜ】310211

 先日、今年度最後のPTA役員会を開き、22日(金)の臨時総会に向けて打ち合わせを終えました。

 その後の懇親会では、中学時代の部活の話(今では笑い話ですが完全非公開です)、先生の話(知っている先輩の先生が登場したので非公開です)、それぞれの母校への愛を感じました。途中、田浦中の生徒が駅伝の練習に頑張っている話から、中学生の頃、持久走の練習で田んぼの「あぜ」を走ってショートカットをしたという話へつながり、「”あぜ”って何ね?」「”あぜ”も知らんと?」と、言葉の話題に移りました。

 K会長がある会議で話をしたところ、八代市の人には通じたのに、熊本市の人には通じなかったとのこと。「話し方のせいやろ。」という突っ込みがはいりましたが、県北、県南でも違いがあります。私も大学に入ったころ、近所の小さい子供から「お兄ちゃんは話し方が違うね。」と言われましたし、西合志での初任の頃は「えじい」が何の意味か分かりませんでした。

 古い笑い話です。東北の中学生と九州の中学生が修学旅行で出会いました。それぞれが楽しそうに話していましたが、相手集団の特徴的な語尾を耳にして、

東北の中学生「“げな”ずら」

九州の中学生「“ずら”げな」(H)

 

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【サイコロ】310210

 チョコレートの猫のイラストが描かれた缶ケースが欲しくて、某郷土のデパートの特設チョコレート売り場に行ってしまいました。イラストのネコが、わが家のおはぎ(黒)とふわり(八割れ)に見えます。きっとモデルです。妻の職場にも入荷したのですが、売り切れて手に入りませんでした。

 会場の入り口にはチョコレートでつくられた等身大のくまモンがいました。甘い香りが漂ってきました。中に入ると当然のごとく女性ばかりでした。一瞬、慌てたミスタービーンのような表情になったかもしれませんが、あとは淡々と、にこりともせず、「あった。これか。」と、いかにも頼まれたような顔で購入しました。久し振りに緊張しました。

 長男からは「お父さんはあんなにネコは嫌いだと言っていたのに。」と言われます。語弊があります。子どもの頃、近所のネコにかかとに深く爪を立てられたので、「そんなネコは好きではない」と言っていただけです。

 「おはぎも時々引っ掻くよ。」違います。机に置かれた紙に書かれたものを見るように「嫌なことをされた」と一方向から捉えるのが子ども、サイコロを見るように「でも、こんなに良くしてもらったこともある」と立体的なものの見方、考え方ができるのが大人の証です。

 おはぎが引っ掻くのは愛情表現です。(H)

 

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【世界の人口】310209

 昨日のブログを書くために世界の人口を調べました。大学2年生の時の人口は約52億人でしたが、現在は約75億人。30年間で増加率は1.4倍を超えています。銀行の利息なら大変なところです。世界の人口は1秒間に2人以上増加、40秒もあれば田浦中が1つできる計算です。現在の日本の人口は約1億2521万人、1989年は約1億2320万5千人なので、あまり増えていないことが分かります。

 インターネットを使い、一人に1秒使って75億人全員とあいさつをしたとすると、1億秒は3年2か月なので、終わるのは237年6か月後ということになります。地球上の男は35億人と言われても、あいさつするだけで110年8か月かかりますね。

 キッズ外務省というHPで調べると、人口ランキング(2017年)は次の順でした。少しずつ見るとクイズになります。日本は何位でしょう?

①中華人民共和国13億8639万

②インド13億3918万

③アメリカ合衆国3億2571万   

④インドネシア2億6399万

⑤ブラジル2億928万    

⑥パキスタン1億9701万

⑦ナイジェリア1億9088万    

⑧バングラデシュ1億6466万

⑨ロシア1億4449万           

⑩メキシコ1億2916万 

日本は11位でした。(H)

 

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【中国語】310208

 昨日、熊本市で会議がありました。JRと市電を利用しましたが、車内のあちらこちらから中国語での会話が聞こえてきました。そういえば、2月5日は春節(中国の旧正月)だというニュースが流れていました。2月4日から10日までの7日間が連休になるそうで、家族連れの旅行客を沢山見かけました。

 小さな子どもが口をとがらせてお母さんに訴えていました。「え~っ!またお店でご飯なの。旅行は行儀良くご飯を食べないといけないから嫌だ、早く家に帰りたい!」とでも言っているのでしょうか。おっと、これは息子が小さいころのセリフでした。

 高校生の時に、先生から「中国語を学ぶと世界人口の4分の1の人と話ができる。」という話を聞き、素直な私は大学の第2外国語では中国語を選択しました。私の苗字に使われている「畑」は「漢字」ではなく「国字」なので、それに当たる中国語の発音がないことも講義の中で知りました。

 ある日、バイト先に中国人の方がお客としていらっしゃいました。機会があれば実際に話してみたいと思っていたので、挨拶とほんのちょっとの説明はチャレンジしてみました。51億8574万3040人(1989年現在)分の1人と話ができました。

 言葉は使わないと忘れます。同級生の某中学校M先生は、1月の同窓会の席で中学生の時、中国語クラブで競衛先生から習った中国語の歌を熱唱していました。ここだけの秘密です。(H)

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【ダンゴムシ2】310207

 ブログの10月6日号に書いた、カプセルトイの「ダンゴムシ」を先週、熊本市内の某ショッピングモールでついに発見しました。別のショッピングモールの「ガシャポンの森」はいつ行ってもソールドアウト、「入荷は未定です」の張り紙。クレーンゲームの景品にしてある店もあり、残念な思いをしていました。

 ネットショッピングでは5倍近くの値段になっているものもあり、需要と供給の理論とは言え、欲しくもないのに大量に買って、転売して儲けようとする「転売ヤー」に憤懣やるかたない思いです。

 お金を入れてハンドルを回すと丸まった形で実物の1000%(つまり10倍)のダンゴムシが取り出し口から出てきました。外骨格がそのままカプセルの代わりになっており、開くと軟質素材でつくられた触覚や足がゾワゾワと出てきて、苦手な人にはゾワゾワっとなる感じです。いつもの場所にグレーを展示中。本物を触ることができない人もいるでしょう。噛みついたりはしません。ぜひ模型を手に取って観察してみて下さい。可愛さがわかるはずです。

 気に入っても、本物を集めてポケットに入れたりしないようにしましょう。洗濯機が大変なことになります。(H)

 

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【笑顔条例】310206

 1948年、アメリカ合衆国アイダホ州ポカテロ市(City of Pocatello)のジョージ・フィリップス(George Philips)市長はある条例案を提出、冗談で市議会も可決しました。施行はされていないようです。

 ポカテロ市のHPをグーグル翻訳したところ「ジョージ・フィリップスは、それが違法ポカテロに笑顔を作っていない条例を可決しました。「スマイル条例」は市職員や市民の精神を湿らせていた非常に厳しい冬、結果として、頬に舌を渡されました。」と意味が分かりません。気になった方は姉妹都市の『北海道岩見沢市』のHPを検索ください。

第一条 しかめっ面、眉間にシワを寄せる、人をにらむ、怖い、不機嫌そう、落ち込んでいるといった印象を与える表情は違法である。

第二条 市民が笑う習慣を身につけるために、毎年8月9日から14日までを『笑顔週間』とする。

第三条 笑顔チェックの役所を新たに作り、笑顔がない人を逮捕する権限がある特別官を置く。

第四条 条例に違反して有罪となった人は、笑顔作りの講習を受けなければならない。

 田浦中の校風にもぴったりです。生徒会活動に活かしたいなと考えています。(H)

 

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【19人】310205

 ニュースを見ていると、『アメリカ合衆国ハワイ州議会で、たばこの購入が許可される年齢を、現行の21歳以上から100歳以上まで段階的に引き上げる法案の審議が始まった。』という記事に目が留まりました。世界のおもしろ法律に追加されそうな内容です。

 ハワイはもともと喫煙には厳しく、レストラン、ホテルのロビー、公共施設などは室内、屋外の関係なく、電子タバコも含め全面禁煙とされており、違反者は罰金を科されるということです。

 この法案では「州内でたばこが購入できる年齢を2020年までに30歳以上として、その後も40歳、50歳と毎年10歳ずつ引き上げて、2024年以降は100歳以上とする。」とされていますが、電子たばこや葉巻、かみたばこは対象に含まれないなど?もつきます。年は1年に1歳しかとりませんので、来年30歳の人も、再来年は吸えないと言うこと。もはや『タバコは禁止』に等しい法案ですね。また、法律は滞在する外国人にも適用されますので、ハワイ旅行中は喫煙できないということになります。

 ちなみに日本の100歳以上の人口は6万9785人、2017年の統計では芦北町で100歳以上の方は19人だそうです。

 3年生は「自由権」、「公共の福祉」、「税収」など、公民の学習内容とからめて考えてみると面白いですね。明日は別の法の話です。(H)

 

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【新入生説明会】310204

 私たちが小学6年生の頃(昭和52年度)は、中学校に行ったら丸刈りにせんばいかん。部活に入らんばいかん。昨日まで〇〇ちゃんと呼んでいたのに「〇〇先輩」て言わんばん。授業ごとに先生が変わらす。先生が厳しい。先生たちはジャージじゃなか、背広ば着とらす。中学校は鉄筋コンクリートでできとる。など、どうでもよいことにもドキドキして中学校入学を迎えました。入学式では、中3の先輩方がすごく大人に見えて圧倒されました。

 今、中学生に聞くと、入学前は少しドキドキしたけど、先輩は優しいし、先生たちもおもしろいと言います。

 毎朝のランニングに休まず参加している先輩たちがいます。部活動の時間になると復活する先輩たちがいます。笑顔を広げる生徒会活動に一生懸命頑張っている先輩たちがいます。進路決定に向けて一所懸命勉強している先輩たちがいます。

 私たちの中学時代との違いは、大人に用意された線路の上を走るのではなく、自分で道を切り拓きながら先に進んでいる生徒が多くなったことです。

 田浦中学校は自分で自分を鍛える学校です。そのきっかけを与え、励まし、声を掛け、支える先生たちがたくさんいる学校です。手本となる先輩がたくさんいる学校です。(H)

 

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【立志式】310203

 今日、2年生のPTA行事「立志式」を行いました。式の初めに、平江大八隊長様と葦北鉄砲隊の皆様による祝砲が鳴り響きました。深く感謝申し上げます。志を立て、未来に羽ばたこうとする子どもたちの、まさに火蓋を切っていただきました。

 少し雨が降りましたが、予定通り御立岬公園で決意表明をすることができました。

 立志式は、武士社会で数え12~16歳の立春の日に行われていた元服式がもとになっています。この日を境に、髪型、衣服を大人のものに替えて、社会から一人前の大人として認められました。

 西郷隆盛が尊敬した幕末の志士『橋本左内』は15歳の時記した『啓発録』に、「自分は何をしてもおろそかで、注意が行き届かず、弱々しくてぬるい性格であるため、いくら勉強しても進歩がない。これではとても父母の思いに応え、藩や主君のお役に立ち、祖先の名を輝かすような人間になれるはずもない。どうしてこんなに駄目なんだろう。そう思うと情けなくてたまらず、毎晩涙で布団を濡らした。」そして

〇稚心を去る 〇気を振う 〇志を立てる 〇学問に勉める 〇交友を択ぶ 

ことが大切だとということを記しています。

 今日を決意の日、具体的な目標、期限を決め動き出す日にしましょう。皆さんの挑戦に期待し、応援しています。(H)

 

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【歌は気にするな】310202

 明日は節分。節分はもともと、立春・立夏・立秋・立冬という4つの季節の始まりの前日ですが、江戸時代以降に節分と言えば立春の前日を指すようになったようです。

 常駐している家庭もあるかもしれませんが、今日は鬼がやってくる日です。魔の芽が出ないように炒った『摩滅(豆・まめ)』を鬼に投げつけて追い払う「鬼は外、福は内」の声は聞こえるでしょうか。

 過去には昼休みに教室を豆だらけにしたクラスもありました。この時期給食に出る節分の豆を先生にばれないように食べたふりをして袋だけ食缶に捨て、豆はティッシュに包んで隠し持っておく。なかなか創意工夫が働きます。参考にしないでください。

 鬼がいるのは鬼門とされる丑寅(うしとら)の方角。鬼が「牛の角」と「虎のパンツ」を履いているのはそんな理由です。また、鬼を倒せるのは、逆方向(裏鬼門)にあたる未申(ひつじさる)の方角の「サル!トリ!イヌ!」コンボが最強。桃太郎の仲間には必然性があるということです。

 やっぱりネコじゃ無理かぁ~。(H)

 

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【まだまだです】310201

 1月は行く、2月は逃げる、3月は去る。今年度も残すところ2か月です。今日は公立高校の前期選抜の日。朝から本校生徒が受検する高校を巡回してきました。結果通知は2月12日(火)、緊張の三連休ですね。

 私は今月末に、1年の中で最も「言い訳」を考える日「人間ドック」を予定しています。思い立ったが吉日、大切な言葉です。わかります。子どもたちにもよく使います。

 しかし、寒い中に外を歩き回るのも病気の元です。気温の変化は血圧上昇につながります。インフルエンザの流行するシーズン。食べて抵抗力をつけることが大事です。食べ物を残すことは間違っています。変わったお菓子は試してみると話題作りにつながります。挨拶の原稿もたくさん仕上げないといけません。期限を守るのは信用の問題です。色々な情報を収集するために、帰宅したらテレビやネットニュースも見ないといけません。ゲームを完全否定しては生徒と心から通じ合うことはできません。タバコもアルコールも摂りません。ヨーグルト・牛乳は毎日摂っています。「せっかく肥えたとに、痩すっともったいなか。」母の教えは守らないといけません。

 それと、それと、う~ん…。

 学校には私より大きい人がいます。私はまだまだです。(H)

 

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【前日に言われても】310131

 明日は公立高校の前期選抜です。自分をしっかりアピールしてきてください。

 まず、面接官に体を向けてしっかり話を聞くこと。何を聞かれているのか正確に把握すること。自分の考えをまとめること。面接官に伝わるように話すこと。結論と理由を明確にすること。丁寧な言葉で。語尾ははっきり。

 集団面接の場合は、前の人の意見に賛成か反対か立場を明確にすること。賛同した時は頷き。「同じです」と単に賛成せず、さらに意見を補強できるとこはないか考え。「間違っていると思います」と単に反対せず、同意したり歩み寄ったりできる部分はないか考え。

 笑顔を絶やさず。時には圧倒的な熱量で。時には氷の中に入れた銘菓「陣太鼓」のような冷静さを保って…。「アメニモマケズ」のようになってきました。

 そんな、前日に言われても…。

 いいえ、面接官を「友達」や「先生」に置き換えれば、中学校入学時から毎年1015時間の授業の中で「田浦中スタイル」として取り組んできたことです。

 「陣太鼓」のようには、今言いました。(H)

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【集中できる時間】310130

 2月は公式の場で挨拶をする機会が4回(立志式、新入生説明会、PTA役員会、PTA臨時総会)あります。入学式や卒業式の式辞は別ですが、他の挨拶の原稿はA4用紙1枚以内、3分程度で話せる内容と決めています。

 元NHKのアナウンサー堀尾正明さんは、「ニュースは1分10秒~1分半の長さにまとめられている。視聴者はこれ以上だと長すぎると感じ、これ以下だと物足りなく感じる。『一言お願いします。』と言われた時も、たいていの人は話が15秒や20秒で終わってしまい時間が余り過ぎたり、逆に3分、5分と長く話しすぎたりしてしまうことが多い。短すぎれば印象に残りにくいし、長すぎれば飽きられてしまう。特に長すぎるのは禁物で、悪い印象しか残さない。」と話しています。

 水俣二中でお世話になったF校長先生からも、「どんな良い話でも、長い話は拷問」と教えられました。来賓・保護者・地域の皆様へのお礼の後、「私の思いはこれです。」と、ジャージを開け、中のTシャツの「完全燃焼」の文字を披露。体育大会の30秒程度の挨拶にはあっけにとられましたが、拍手喝采だったことを思い出します。(H)

 

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【雑記】310129

〇田浦小T校長先生は、毎朝集団登校に回られています。先日、私の実家の近くを通ると、母が家の外に出ていたようです。校長先生が「お早うございます。」とあいさつをしたところ、母から「おはよう」と返ってきたとのこと。近づくと「あらっ!すみません、息子と間違いました。」しょんなか、しょんなか。児童に間違えられ、母に間違えられ、こんなところでも小中連携が進んでいます。

〇1月18日に、横綱稀勢の里が引退しました。17日の相撲を見た母が「膝に力が入っとらん。」「膝を一回ケガすればわからん。」と、手術をした自分のヒザを見ながらしみじみ語っていました。まるで親方のようです。

〇今日は小学校の持久走大会でした。最後まで頑張る姿は良いものですね。田浦中男子チームは、昭和62年度に県中体連駅伝大会で3位入賞の好成績を残しています。生徒のお父さんたちが選手だったようです。いつかはその成績を超えさせたいと思います。

〇私が高校生の時の持久走大会は16㎞のロードでした。当日はペンを数色持ち、速い人がチェックされた色を確認し、自分で手に印をつけ途中で折り返す先輩。途中にジュースを隠している先輩。最下位集団で手を繋いでゴールした先輩。その後の先輩方の無残な姿に、真面目に取り組むことの大切さを学ばせてもらいました。(H)

 

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【黄緑、緑、深緑】310128

 シャープペンシル、定規、コンパス、カッター…。ペンケースを開いた瞬間、黄緑、緑、深緑。まるでバッタ!

 スマホケース、タイマー、ペン立て、ドアストッパー、ホチキス、計算機…。周りを見渡すと黄緑、緑、深緑。まるで草むら!

 MA-1、カーゴパンツ、セーター…。冬場の服は戦車の色、まるでザク!

 緑色の持ち物が多くなったきっかけは、5月の誕生石がエメラルドだということを知ったこと。人の意見を良く信じ、影響を受けやすい純粋な子どもでした。

 持ち物の色を統一すると、無断で借りて行かれたモノ(そもそも間違っていますが)が行方不明になると言うことがなくなりました。学校のどこそこに緑色の忘れ物があると「H先生のでしょ?」と生徒が届けてくれるようになりました。(H)

 

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【ぜんざい】310127

 水俣第二中学校のホームページをよく見ています。内容構成がとても参考になります。水俣二中は教諭で8年、教頭で3年、計11年勤務し、最後の担任生活を送った思い出深い学校です。HP運用担当者のI先生とは、縁あって水俣二中と佐敷中、さらに水俣二中で勤務しました。

 10年ほど前の事、PTA学年委員さんと行事の計画を立てる時、ぜんざいを作るのに小豆と砂糖をどのくらい準備すればよいか誰もわからないということがありました。「ばあちゃんに電話してみれば。」、「家庭科の先生に聞けば。」、「図書室に本はないか。」ああだこうだの中、I先生が「調べましょうか。」の一言。ぜんざいづくりもインターネット検索の時代になったと感じた瞬間でした。今ではまずネット検索となりますが、そんな頃もありました。

 たぶん、私がパソコンの前で困った表情を見せていたのでしょう。「しましょうか。」、「つくっておきました。」、「設定は済ませておきました。」等々、痒いところに手が届くとはこのことです。今もパソコンのことで困ったことがあると、常にキャンペーン期間で対応をしていただいています。(H)

 

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【鍋鍋鍋おでんおでんカレーカレー】310126 

 今夜の献立は鍋、明日・明後日の献立も鍋、その後、数日間はおでんが続くでしょう、日によりカレーやシチューのこともあるでしょう。冬場は献立予報士にとって、予報しやすいメニューが続きます。

 私と妻で、仕事が休みの日だったり、早く帰宅したりした方が晩御飯をつくるようにしてきました。この時期に書店に行くと、変わった鍋の本が多くて参考になります。鍋の時期は調理も片付けも楽でいいですね。ところで、

問1:豆のしぼり汁を型に流し込んで(箱に納めて)作る食べ物は何でしょう?

問2:豆を発酵させて(腐らせて)作る食べ物は何でしょう。

 このような聞き方をされると、もともとは豆腐が納豆で、納豆が豆腐?どこかで名前と作り方が入れ替わったのでは?と考えてしまいます。

 豆腐は中国から伝わった食べ物、納豆は日本でつくられた食べ物。腐は柔らかい食べ物と言うような意味で、豆を加工して柔らかくしたものが「豆腐」、豆を納所に置いて発酵させてつくったものが「納豆」のようです。(H)

 

 

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【前期選抜出願状況・私立合格発表】310125

 今日の新聞に公立高校前期選抜の出願状況が掲載されました。県の平均競争率は1.75倍、本校生徒が受検する学校の中には2.70倍という学科もあります。単純に考えると、前期選抜で定員の50%の合格内定者が出ますので、現時点で競争率が2倍を超える学校は、後期選抜の定員をすでに満たす志望者がいると考えられます。後期だけ受検する人もいます。放課後の教頭先生の面接でも随分気合が入っていたようです。

 また、今日は2つの私立高校の合格発表があり、高校の先生が通知書を届けに来られました。放課後、私から一人一人に結果の入った封筒を渡しました。「別室で待っている間が一番緊張した。」「封を切る時に手が震えた。」来週水曜まで私立高校の合格発表は続きます。

 家族へ感謝の気持ちを伝えること。走ったり、体を鍛えたり、勉強したり、高校ですることが決まっている人は期待を裏切らないための準備を怠らないこと。これから受験する友達を支えること。後輩を育てること。他にどんなことができるでしょうか。間違ってもお祝いにスマホなどないことを信じています。

 合格内定者がずんだれとったら、みんなでやかましゅうおごったくりましょう。(H)

 

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【とつけみにゃー】310124

 平成28年1月23日(土)、「なぁ~ん、そぎゃんな降らんよ。」台風や大雨は信じるのに、大雪に関してはバイアスがかかっているようです。私は用心深い方なので、前日から田浦に泊まりました。

 24日(日)の天気予報は見事的中、母に「こぎゃん降ったとはいつね。」と聞くと、「田浦に嫁いできたころ降った。」との答え。田浦は50年ぶりの大雪でした。

 午後には奄美大島で115年ぶり、久米島で39年ぶり、沖縄本島の名護市では観測史上初の初雪を観測しました。

 雪の中、施設管理と連絡のため出勤。最初は駐車場に大の字になって跡を写真に撮ったり、先生方にラインで実況報告を行ったりと雪を楽しむ余裕があったのですが、昼頃は駐車場の雪を定規で測ると24㎝!夕方には30㎝!とつけみにゃー降り方でした。。

 25日(月)は臨時休校。雪は降りやみましたが、タイヤチェーンをつけていない車が3号線をふさぎ、全く動くことができない状態。翌日は私立高校の一般入試だったため、受験票渡しに苦労しました。また、生徒玄関の水道管が破裂、水を止める栓があるはずなのですが、降り積もった雪の下。応急処置をしていただきましたが、それから1週間の断水を余儀なくされました。

 26日(火)も臨時休校。私立高校の入試は無事に実施されました。大雪はやおいかん。それ以来、いつでも学校に泊まれる準備をしています。(H)

 

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【習慣化】310123

 今日は多くの私立高校で推薦・専願・特待生等の入試が行われ、先ほど受験生全員から入試完了の連絡が入りました。

 ほぼ全ての入試で面接が実施されましたが、多い人で7回の面接練習に取り組んできたこともあり、「緊張したけれど、質問にはしっかり答えることができました。」という感想も聞こえてきました。

 服装、ドアの開け閉め、礼儀、姿勢、言葉遣い、受け答えの仕方、一つ一つの問いにしっかり考え答えを出すこと等々。習慣化していれば何のことはないものです。

 余談ですが、数年のうちに全員が就職面接を受けるでしょう。SNSの情報を誰もが簡単に見ることができる時代、今まで何を書き込んできたか、どんな姿であったかバレバレです。その時だけ整えても見抜かれます。

 来週の合格発表の後は、2月1日に公立高校前期選抜、中旬に私立高校の一般入試、3月6日・7日の公立高校後期選抜と入試が続きます。友達が合格を決めていくと、嬉しい反面、自分は合格できるのだろうかと不安な気持ちが高まる人も出てきます。ここからが団体戦、学級力の見せどころです。(H)

 

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【T(Teacher)・S(Student)】310122

「おくのほそ道」の授業を参観していると…。

T:「どんな俳句を知っていますか?」

S:「カエルがいっぱいいて、頑張れ!頑張れ!みたいな俳句がありましたよね!」

T:「忍者で有名なのは何県でしょう?」

S:「手裏剣!」

 本人は至って真剣に、忍者並みの抜群の反応の速さで授業を賑わわせてくれました。今回だけではなく、他の授業や全校集会等の場でも進んで発言をしてくれます。とてもありがたい存在です。

 カエルの俳句は、「やせ蛙負けるな一茶これにあり(小林一茶)」のこと、本人も「あぁ~」と頷いていました。忍者で有名な県は「三重県(伊賀市)」です。

 授業の前には、発問に対する生徒の反応や考えを予想して流れを組み立てるのですが、生徒の発想は数段上です。初任の頃の研究授業で、冒頭で生徒からいきなり解答が出てしまい、次の展開に焦ったことを思い出します。どんな発言も端から否定しない、無碍にしない。指導者の力量が試される場面です。(H)

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【諸説あります】310121

 「今度『おくのほそ道』の授業をするのですが、ゲストティーチャーとして奥州藤原氏についての話をしてもらえますか。」

本校の職員はなかなか厳しい要求をしてきます。

「余裕たい。」たいていの事にはそう返事をするようにしています。

 誤った情報を伝えるわけにはいかないので、本やインターネット等で調べますが、これは史実か、定説か、都市伝説かを判断するのに、授業をしていた頃の教材研究が活きます。楽しんでプレゼンテーションをつくりました。

 松尾芭蕉は忍者だった。年齢から考えると1日に歩いた距離がおかしい。行った場所も幕府に目をつけられているところが多い。どうも怪しい。何といっても芭蕉は忍者の里『伊賀上野』出身だ。

 義経は幼いころ過ごした鞍馬山で天狗に鍛えられ、凄い武士になった。

 義経は生き延びて中国に渡り、騎馬民族を従えチンギス=ハンと呼ばれるようになった。鎌倉幕府に恨みを持っていたので、孫のフビライ=ハンに日本を攻撃させたのが『元寇』だ。

 胡散臭いけど楽しい情報も沢山あります。でも紹介するときっと興味を引くだろう…。

『諸説あります。』魔法の言葉です。(H)

 

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【ニャンだ?】310120

 私の家には黒ネコの「おはぎ」と、八割れの「ふわり」という2匹のネコがいます。私が帰宅すると、「ニャアニャア」とすり寄ってきます。癒される瞬間です。

 ところで、家ネコはなぜ「ニャア」と鳴くのでしょう。ネコ科のトラやライオンは「ガオー」と鳴くし、ネコと骨格が似ている犬は「ワン」と鳴きますよね。ちょっと考えてみてください。

 実は、人が赤ちゃんを可愛がっているのを見て、赤ちゃんの泣き声に似せた可能性があるという説があります。「お腹がすいた。」とか、「撫でてくれ。」とか、どうやったら要求が通るのかを考えた末なんですね。あくまでも説の一つです。

 私は、子どもの頃にネコにひどく引っ掻かれたことがあり、ネコはあまり可愛いとは思っていませんでした。

 しかし今、私の回りにはネコに関するものだらけ、モンハンのアイルーにも「おはぎ」と名付ける始末です。ぜひ、校長室にネコグッズがいくつあるか数えに来てください。

 ちなみに、愛読書は「猫語大辞典」と「猫語レッスン帳」。ブログがネコ語になる日が近づいています。(H)

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【笑顔が一番】310119

 昨日、心の教室相談員のO先生の『息子らの姿、花に重ね』という話題が新聞に掲載されました。息子さんが26年前に旧田浦町の成人式でもらった記念品の『ツバキ』が、これまではあまり咲かなかったのに、今年は70~80の花を咲かせたという記事でした。写真も大きく載り、花とO先生のにこやかな笑顔が満開でした。

 実は、1月10日付けの新聞にも少年補導員として、田浦中学校の校門にあいさつ運動に立つ写真が載りました。芦北警察署の皆さんや補導員の皆さんが正面を向かれる中、O先生のみ、ばっちり笑顔でカメラ目線でした。新聞社も写真を撮られた中で、これこそベストショットと選ばれたんだと思います。笑顔はみんなを幸せにしますね。

 心の相談室では子どもたちと一緒に悩み、励まし、気合を入れ、時には保護者とも向かい合い。いつも笑顔で子どもたちと学校を支えていただく大先輩です。

 O先生によると、「次はテレビデビュー」だそうです。(H)

 

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【アジフライ】310118

 4時間目、廊下にとてもおいしそうな匂いが漂ってきました。今日、1年生は調理実習でアジフライづくりに挑戦、校長室にも料理が届けられました。

 最初に「骨せんべい」、カリっと揚げられ、塩味も効いてとても美味しくいただきました。カルシウムが吸収され、ストレスが解消されました。

 次に「アジフライ」、教科書の見本では綺麗に開いて、三角形の美しいフォルムが見られますが、たぶん、あえてバラバラにして、二口程度で食べられる大きさにする工夫が見受けられました。オリジナリティがありました。衣もは薄く、サクサクとした食感がありました。あえて、黄身をゴロゴロと残したタルタルソースと相まって、こちらもおいしくいただきました。

 最後に「ミニトマト」、良く熟しており、甘さがありました。たぶん、切り口を少しつぶすことにより素材の味を感じられるようにしていました。

 調理室は実験室の様相。楽しくも、悪戦苦闘の調理実習だったようです。味は抜群でした。アジだけに。

ぜひご家庭でもチャレンジさせてください。(H)

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【天災は忘れられたる頃来る】310117

 手元に色あせた平成7年の明日の新聞があります。1面のトップは『死者1456名』『阪神で直下型大地震』『震度6・M7.2』、開くと横倒しになった阪神高速道路の高架の写真。被害の凄まじさが記録されています。

 午前5時46分頃発生、出勤前に見た朝早くのニュースでは、「地震があったんだなぁ」というレベルの理解でしたが、時間がたつにつれ、どんどん被害状況が分かってきました。関西方面に住む親戚の無事に一安心したことを覚えています。

 昨日は田浦小学校のY先生の授業を参観しました。めあては「大きな地震が起きた時、放送局はどのようにして情報を伝えているのだろうか。」授業の冒頭で、緊急地震速報から始まる東日本大震災と熊本地震のニュース映像が流されました。授業を通して、子どもたちは、阪神・淡路大震災の教訓がその後の災害の報道にどう生かされたかについて考えることができていました。

 『天災は忘れられたる頃来る』防災科学を語るときに、寺田寅彦氏(科学者で随筆家、熊本にあった第五高等学校在学時代は夏目漱石の生徒)が、しばしば口にした言葉です。(H)

 

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【レンガ積み(イソップ寓話)】310116

 旅人が、とても辛そうな顔をしてレンガを積んでいる一人の男に出会いました。「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねると、

「見ればわかるだろう。暑い日も寒い日も、風の強い日も、来る日も来る日も、朝から晩までレンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり。」

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、楽に儲けている奴らがいっぱいいるというのに。」と答えました。

 隣を見ると、先ほどの男のようには、辛そうには見えない表情でレンガを積んでいる男がいました。「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねると、

「大きな壁を作っているんだ。これが俺の仕事でね。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。」と答えました。

 さらに隣を見ると、活き活きと楽しそうにレンガを積んでいる男がいました。「ここでいったい何をしているのですか?」と尋ねると。

「歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ。」「ここで多くの人が祝福を受け、悲しみから救われるんだ。何て素晴らしいことだろう。」と答えました。

 旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けました。(H)

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【ちはやふる】310115

 今日、校内百人一首大会を行いました。

 先生方に聞くと、中二の時に八代大会と県大会で2位、小四の時は札を取りに行き、対戦相手の女の子の指を脱臼させたY先生のような強者から、「反射神経で勝負してきました。相手の目と手の動きを見ていて、相手が反応したらその下に手を入れます。」まで様々です。

 知っているは「この世をば~」 …? それは藤原道長の例の歌ですね。

 大会の人気札は一字決まりの「む・す・め・ふ・さ・ほ・せ」と、マンガの影響もあり「ちはやふる~」、なぜか「うかりける~」など。それらの札に狙いを定め、上の句が読まれるやいなや「ハイっ。」という声が一斉に響きました。よく練習していました。「ちはやふる~」は古今亭志ん生の演目にも有名な噺がありますので、ぜひ聞いてみてください。

 私は高校生の頃のテストで全部覚えて、人吉三中勤務の時に2人の先生方と勝負するために再度覚え直しました。大会の1か月前になると、うろ覚えの札を右のポケットに入れ、覚えたら左のポケットに移すということを繰り返し、片道70分の通勤中もCDをかけ…。行事にはまず先生がのぼせんばね。(H)

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【家族遺産】310114

 私は妹、弟、弟の4人きょうだいなのですが、下の弟とは10歳離れています。子どもの頃、私と妹が「甘やかしすぎ。」と言うと、母から「すったれは親と過ごす時間が短かけん、甘やかさんば。」と返されました。なるほどと納得させられましたが、母も子どもの頃、大岩の祖母に同じことを言ったようです。受け売りでした。

 私の長男は小さい頃、唐突に「お母さんは、俺には『こうき』って言うけど、だいきには『だいちゃん』て言うよね。」

 確かにその通り。子どもはちょっとした差に気付いています。普段はとても仲が良いのですが、やきもちや不満が弟に向かうことがあります。時折「こなして」いたようです。

 ある日、押入れを開けると、壁にたどたどしい字で「おにいちゃんのバカ」と書かれていました。面と向かって言えない弟のささやかな抵抗です。わが家の家族遺産に登録しています。(H)

 S先生は、お正月に大学生の妹さんと、高校生の弟さんにお年玉をあげてきたそうです。さすがお兄ちゃんです。

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【熊日三太郎駅伝競走大会】310113

 県内で最も歴史のある駅伝大会「熊日三太郎駅伝競走大会」が開催されました。田浦中からも22名が選手・サポート役として参加し、水俣市役所をスタート、芦北町役場田浦支所をゴールとする10区間40.2kmでタスキをつなぎました。      

 今年度から、町でチームを編成しての参加でしたが、中学生チームは芦北Aが5位、芦北Bが2位、芦北Cが3位という成績、田浦中選手では3区のCくんが区間賞を取りました。応援ありがとうございました。

 毎朝の練習。もう少し、あと5分、布団が恋しい朝もあったでしょう。選手発表でサポート役を指名された日。悔しかったでしょう、走りたかったでしょう。そして今日。きつくてスピードを緩めたかった場面もあったでしょう。我慢、我慢の積み重ねが、走ることの楽しさ、仲間との信頼につながったという声も聴きました。

 今夜は三太郎駅伝の頑張りを思い出しながら「いだてん」を見て過ごすこととします。

ところで、マラソンの父と呼ばれる金栗四三氏の第5回ストックホルムオリンピック大

会マラソン競技の記録は、世界最遅の『54年8か月6日5時間32分20秒3』です。

その理由は?(H)

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【しょっちゅう連携】310112

 昨夜は、田浦小と田浦中の先生同士の懇親会でした。9年間のスパンで「たのうらっ子」の健全育成を図るため、平成27年度から月に1回の情報交換会(教頭・教務・研究主任)と、平成28年度から年に2回の懇親会(全職員)を開いています。

 その他にも、毎月1回、1週間交代で互いの授業を参観する授業参観Weekや、合同歓迎遠足、合同あいさつ運動、小学校の夏休みの学習会に中学生が教えに行く、小学校の水泳や図工、卒業式前の合唱の練習に中学校の先生が協力するなどの小中連携の取組をしょっちゅう行っています。

 いろいろな取組を重ね、中学校の先生の顔をあらかじめ知った上で入学しており、今の1年生は、入学後すぐに前から中学生だったような馴染み具合でした。

 田浦小のY先生は、私が水俣二中に赴任した時の中学3年生でした。当時話したことをよく覚えていてくれて、とても嬉しく思いました。16日に研究授業だそうですので、お礼に参観をしたいと思っています。

 昨年末、私が小学校の授業参観に行ったところ、突然、ある児童に組み付かれ押し出されました。その児童は顔を上げると、「はっ!間違えた!」と一言。誰と間違えたのかすぐにピンときました。

いつも小学校のT校長先生としている遊びだったようです。(H)

 

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【おぶかつ】310111

 今日は支援員のM先生の誕生日でした。プレゼントに「おぶかつ」セットを贈りました。今年で28歳だそうです。確か、去年もその前も、そのその前も28歳だったような気がします。M先生は何歳と聞くと、生徒は口を揃え「28歳!」と元気よく答えます。良く躾けられています。さすがです。

 今年度中に誕生日を迎える先生は残り4名となりました。最後の一人の誕生日は公立高校後期選抜の初日です。「今日のテストは良くできました。」の声を誕生日プレゼントにしてください。 

 今は結婚式の引き出物は「カタログ」で選ぶということが多くなっています。持ち帰りにも便利です。今のおじい様、おばあ様は違うでしょうが、昔の田浦のじーちゃん、ばーちゃんの頃はカンヅメ、果物、砂糖、鍋等々…。できるだけ「おぶかつ(重いもの)」「ふとかつ(大きいもの)」が喜ばれました。「今日の結婚式んたおぶかった。」が誉め言葉でした。

「おぶかつ」がわかるM先生は今日で息子さんと同い年の28歳です。(H)

 

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【ポケモン言えるかな?】310110

 昨日、私立高校推薦・特待等入試の願書提出が済み、それぞれに受験票を渡しました。いよいよ本格的に受験シーズンがスタートしました。田浦小から田浦中への進学は既定の路線でしたが、多くの子どもたちにとっては、初めて「合否」の判定がなされる日がやってきます。緊張感が漂います。

 受験票の保管場所は神棚や仏壇が定番のようです。合格に向けて神様、仏様、ご先祖様総動員です。

 以前、「受験票を制服のポケットに入れて大事に保管していたものの、違反服だったため、当日は弟の制服を借りていき、ポケットに受験票がなくて大慌てした。」という生徒がいました。集合場所を高校の正門としていたのに、中学校の正門で待っていたという失敗もありました。何が起こるか分かりません。確認、再確認、再々確認。念は念を。

 ずっと前に教えた生徒に「昨日は勉強したか?」と聞くと、彼は自信を持って「はい、頑張りました!ポケモンを151匹覚えました!」「ピカチュウ、カイリュウ、ヤドラン、ピジョン、コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップ…♪」と歌い始めました。

 どうも勉強が手につかなくなってしまったようです。よくあることです。(H)

 

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【消費税】310109

 子どもが成長して家を離れると、家族4人が揃うのもお盆と正月くらいになってきました。次男が帰ってくると、兄弟二人で近所の温泉に行くのが決まりのようです。良い事です。

 次男は、友達と過ごして夜はほぼ不在、何時に帰宅したのやら。親は、たまにしか帰ってこないのにと少し不満です。

 そういえば、私の父も、私が田浦中に勤務するようになり「近くなったのに、いっちょん帰ってこん。」とつぶやいていたようです。父の入院後にその話を聞きました。今は母に会いにできるだけ顔を出すようにしています。

 3日は4人で霧島神宮に行ってきました。9時頃には着いたのですが、すでに駐車場も混み、境内も大変賑わっていました。

 お賽銭を100円あげて、「田浦中3年生44名全員が高校に合格しますように。」とお祈りすると…。

神「そなたの願い聞いてやろう。」

H「えっ!」「神様ですか。」

神「そうじゃ。」「だがな、条件がある。」

H「まさか、命ばかりはご勘弁を。」

神「あと8円足りんぞ。」

 

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【卒業まで61日】310108

 3年生の皆さん、中学校最後の学期が始まりました。今日から卒業式までは61日、そのうち登校日数は42日です。

 さて、61日前は県駅伝大会の開会式の日。その2日後が文化祭でした。「まだ61日もある」でしょうか、「もう61日しかない」でしょうか。

 ほとんどの人にとって、保育園・幼稚園・小学校・中学校と一緒に過ごしてきて、初めての別れの時が迫っています。

 私たち昭和55年度卒業生は、1月2日に中学校卒業後9回目の同窓会を行いました。133名の卒業生の内、今回の参加者は28名。50名近くは転居して現住所不明、鬼籍に入った同級生もいます。

 全員に同窓会の案内を出すのは、3年後と60歳の還暦祝いの残り2回だそうです。

 同窓会の席では、「〇〇はどうしているかなぁ。」という声があちらこちらで聞こえました。回を追うごとに話題は「結婚」、「子育て」、「子どもの進路」と変わり、今回は「親の介護」でした。互いに年を取ったことを自覚しました。

 3年生の皆さんには残り61日間で、同窓会に毎回行きたい、みんなの顔を見たいと思えるような関係づくりをおこなってほしいと思います。同窓会の案内が来るたびに「みんな集まろうよ」と、互いに呼びかける関係をつくって卒業しましょう。(H)

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【早し良し 丁度良し危うし 遅し悪し】310107

 冬休みとはいえ、中学校は進路決定に向けてゆっくりしてはおれません。「早し良し 丁度良し危うし 遅し悪し」という言葉がありますが、3年担任は2学期末には調査書を書き上げ、年末に職員全員で点検を行いました。1月は推薦入試や前期選抜の作文・面接指導が続きます。

 確認書や願書等で何度も指摘され、正直、なぜここまでするのかと思った人もいるでしょう。一生に関わる入試事務のミスは決して許されません。

 私に書類が届くまで、2名の先生がペアになって4段階の点検を行います。私と教頭先生で5段階目の点検が終わった後、職印を押します。「〇〇先生たちが点検した後だから間違いないだろう。」と決して思わず、「だれでも間違いはあるはずだ。見逃しはあるはずだ。」という視点で点検しています。生徒の皆さんも、入試要項を繰り返し読み、家族複数で点検して先生に提出してくれるとありがたいです。

 調査書には担任の先生の気持ちを込めた言葉がたくさんたくさん書かれています。ここ数年の悩みは「文字が小さすぎて読めない!」ことです。(H)

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【あいうえお作文】310106

 生徒会リーダー研修で『こんな田浦中にしたい』をテーマに短文をつくってもらいました。短時間でしたがとても良いものができました。田浦中生はどれが誰の文か分かりますよね。(H)

〇活動を通して 笑い合い 輝く姿を 認め合う学校

〇輝くことができ みんなで協力し合い 感動を共有し どんどん成長する田浦中

〇いろいろな考え方を認め合う 伸び伸び自分らしくいられる 嫌いなことにもチャレンジ
〇大きな声がトレードマーク 各々の良さを発揮し 仲間と共に目標に進む みんなが楽しいと思う田浦中へLet's go!!

〇真っすぐな心で 辛いことも 乗り越えられる田浦中

〇生き生きとしたみんな 決断力のある仲間 誰にでも優しい田浦中

〇みんなで認め合い やる気いっぱい 斬新な考え きりっとした行動

〇苦しいことも乗り越え 楽なことをせず もっともっと上を目指し ともに高め合う学校

〇フルパワーで何でもやり 苦労してもあきらめない 進化していく 真っすぐで素直な田浦中

〇もりもり食べる 友達と助け合う 難しいことに挑戦する 楽な考えをしない田浦中

〇いろんなことに積極的に取り組み 健康で元気な姿 勉強部活で夢に向かって頑張る田浦中

〇やる気ある姿 何度でも挑戦 ギンギラギンに輝く 団結力高まる学校

〇みんなが笑顔 存分に実力を発揮できる しっかり勉強 体力もある田浦中

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