学校生活

学校生活

未来へ羽ばたけ 坂中卒業生 ~学校長より~

 3月12日(金)に第46回卒業証書授与式を開催しました。今年も新型コロナウイルス感染防止により、規模を縮小しての式となりました。ご来賓や在校生に参列してもらうこともできず、国歌や校歌斉唱など歌も歌うことのできない簡素な卒業式でありましたが、私にとって記憶に残る卒業式となりました。
 

 本年度の卒業生は14名(男子8人、女子6人)。豪雨災害後本校校舎で授業ができなくなるなかでも、『自分を見失わず、いつも前を向いて頑張ってくれたこと』『みんな仲良く協力し合い、きずなを深め、すばらしい学級を創りあげてくれたこと』『一人一人の個性が輝いていたこと』など、坂本中学校の伝統に新たなページを残してくれました。また、後輩のよきお手本となるすばらしい3年生でありました。


 式では、どの卒業生も凜とした態度で臨み、卒業証書授与の時のきりっとした顔、返事や礼儀作法の一つ一つに卒業への思いが込められているように感じました。
 

 校長式辞の後、在校生を代表して2年生の遠山望晴さんが、3年生との思い出や感謝の気持ちを綴った送辞を述べてくれました。これに対し迫本湊奈さんが卒業生を代表して答辞を述べました。「・・・様々な思いを感じながら登校すると、いつもと変わらない校舎のほのかな木の香りが私たちを優しく迎えてくれました。この香りを吸い込むと、三年間の思い出が次々と蘇ってきます。・・・・」集団宿泊教室、修学旅行、学習成果発表会などの思い出や支援していただいた方への感謝の気持ち、そして卒業生一人一人に向けた言葉には、聞く者にとって胸にこみ上げてくるものがありました。

                                 
 式の後、体育館で最後の学活を行いました。一人一人が前に立ち、三年間の思い出や感謝の気持ちを語ってくれました。どの生徒の言葉にも思いがあふれていて、1時間程度の予定でしたが、予定の時間を超える学活となりました。


 卒業生の皆さんには、夢を持ち、夢の実現に向かって行動をおこし、いろいろなことに挑戦しながら未来へ羽ばたいてもらいたいです。そして、感謝する心をいつまでも大切にしてほし
いと思います。これまで出会った人への感謝、支え助けていただいた人への感謝、皆さんをこれまで育んできたふるさと坂本への感謝の心を大切にしてください。


 皆さんは地域の宝です。一人一人が復興に向かっている坂本のことを思い、何らかの形でふるさと坂本に貢献することができたらすばらしいです。

 

 

「卒業生とのお別れの会」を実施しました。

 3月11日(木)に「卒業生とのお別れの会」を行いました。この日が1・2年生にとって3年生と過ごす最後の日となります。そこで、新生徒会が計画し、卒業生を送る会を開くことになりました。


 はじめに、山本会長が挨拶、会の趣旨を説明したあと、卒業検定「卒業生クイズ」と称して、在校生が、卒業生の学校生活でのエピソードを、おもしろおかしくクイズにして会を盛り上げてくれました。その後、14名の卒業生一人一人に感謝の言葉を届け、卒業生から在校生に心温まるメッセージがありました。


  わずかな時間でしたが、とても楽しく充実したひと時を過ごすことができました。3年生が、1・2年生から慕われていたことを改めて実感しました。

 

坂本の春を届けよう(1年生の取り組み)

 子供たちから「仮設住宅の方々へ坂本の春を届けたい」という声があがりました。この声に1年生全員が賛同し、早速、行動に移してくれました。この取組は、坂本橋周辺で撮った梅の花の写真をメッセージカードにして、仮設住宅に住む方々に喜んでもらおうというものです。仮設住宅に住む生徒が各家に届けてくれました。子供たちのやさしい気持ちに触れ、心が温かくなりました。

ビデオレタープロジェクト進行中(3年生の取り組み)

 卒業式まであと10日余りとなりました。3年生は卒業文集やビデオレターを作成しているところです。ビデオレター制作では、ビデオレタープロジェクトと称して、地域の紹介等も盛り込んでいます。かなり凝ったビデオレターができそうです。


 2月15日(月)は振替休業日ではありましたが、数名の生徒たちが、地域の取材に出かけました。

立志式 ~将来に向けて志を立てました~

 坂本中では、2年生を対象に「立志式」を行っています。古来日本では数え年15歳(満14歳)で元服を行い、大人の仲間入りをしていました。これにちなみ、多くの中学校では、稚心を捨て志を立てさせようと立志式を行ってます。


  2月14日(日)、保護者の方々にも参加していただき、午前中は親子で八竜山に登りました。頂上では雄大な八代平野が一望でき、眼下には虹が見えました。まるで子供たちの前途を祝福しているかのようでした。八竜天文台では稲葉台長の案内でプラネタリウムを見学した後、天文台の展望所に立ち、順番に自分の志を大声で叫びました。


 午後からは、体育館で立志式を行いました。一人一人が親の見ている前で、将来に向けての決意表明を行いました。生徒たちは「人を支えられる人になる」「誠実な人になる」「夢を諦めない人になる」など発表してくれました。今後もこの決意表明を忘れることなく、努力を怠らず、立派な人間になってほしいと思います。また、この日は親子のきずなが感じられた日となりました。

学び深めた人権集会

 2月18日、夢タイムの時間に「人権集会」を行いました。互いの人権を尊重し、部落差別をはじめすべての差別をなくすことは私たちの大きな課題です。学年ごとにテーマを設定して人権学習を行い、人権や差別について考えました。集会では、最初に生徒会執行部から「坂本中学校人権宣言」と「いじめ撲滅宣言」を確認したあと、各学年から人権や差別について学んだことを発表しました。

1年生

  水俣病について学びました。「水俣病を発病することにより、人と人とのつながりが断ち切られた。」「うわさが差別をもたらした。」「正しいことを正しい、違うことは違うとはっきり言いたい。」「周りのことを気に掛けていくことが大切だ。」「豊かな環境の中で生きることの大切さが分かった。」など発表してくれました。

2年生

部落差別について学びました。部落に生まれ育ち、52歳から文字を獲得していった女性の生き方を学び、「差別がはつさんから文字を奪った。」「差別は不合理なもの、発言することが大切だ。」「みんなが文字を書けるわけではないことを知った。」「困っていること、悩んでいることを言えるクラスをつくりたい。」など発表してくれました。

3年生

自分らしく生きることの大切さを「LGBTQ」を通して学びました。発表では、「LGBTQ」について説明したあと、「決めつけないことが大切だ。」「勝手に広めてはいけない。本人の気持ちを大切にすることが必要だ。」「カミングアウトすることの恐怖が分かる。」「その人たちの存在を受け止めるようにしていきたい。」「LGBTQの一つ一つを個性として認められるような風潮になればよい。」など感想を述べてくれました。

             

学級花壇で花植えを行いました

 1月22日に学級花壇にパンジーやノースポールの花を生徒全員で植えました。生徒たちは心を込めて丁寧に作業を行いました。色鮮やかな花が並び、私たちの目を楽しませてくれています。坂本中にひと足早い春がやってきたようです。

雅楽鑑賞会を行いました

  1月18日に雅楽鑑賞会を行いました。雅楽を披露してくれたのは天理雅鏡会の皆様です。越天樂などを演奏していただき、日本のいにしえの音楽に触れることができました。生徒たちは、笙(しょう)やひちりきなどの楽器を珍しそうにながめていました。

新生徒会が動き出しました!

 本校の生徒会活動は、1月から12月までを活動サイクルとしています。昨年12月に生徒会の要となる執行部の選挙を行い、その後専門委員長を選出するなど、2年生を中心とした役員体制が整い、新坂本中生徒会がスタートしました。


 生徒会は全校生徒で構成される組織です。全校生徒33名、一人一人が主役となれる学校です。新役員の皆さんには、生徒の意見に耳を傾け、アイデアを生かし、話し合いを深めながら活動につなげ、すばらしい坂本中学校をつくり上げてほしいと期待しています。
 

 また、これまで生徒会をリードしてくれた3年生の皆さん、ご苦労様でした。皆さんの頑張りは、後輩たちの範となって  受け継がれていくものと思います。

挑戦する3学期にしよう ~学校長より~

2021年がスタートしました。今年はコロナ禍がいち早く終息し、平穏で、子供たちが落ち着いて学習や諸活動に打ち込める年になればいいなあと思っております。保護者や地域の皆様には、今年も本校教育にご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 さて、3学期は例年より1日早い1月7日のスタートとなりました。始業式では、山下さん(1年)、岩本さん(2年)、入口さん(3年)が学年を代表して「新年の抱負」を発表してくれました。3人とも今年の目標や改善したいこと、成長したいことなどを立派に語ってくれました。


 私からは、「将来の夢の実現に向けて、挑戦する学期にしてほしい」と話しました。4月に赴任した際、学校教育目標(上の校訓の下に記載)とともに「感謝」「笑顔」「挑戦」を成長のためのキーワードとして示しました。昨年未曾有の災害に見舞われながらも、子供たちは日奈久中をはじめたくさんの方々の支援をいただき、「感謝」の心と「笑顔」で人と接することの大切さを学びました。そして今、本来の日常生活を取り戻している中で、子供たちにはいろいろなことに挑戦し、夢を形づくったり、夢の実現に向かって歩み出す一歩を踏み出してほしいと願っています。


 話は変わりますが、大晦日の紅白歌合戦の中で、ゲストの北島三郎氏(紅白50回出場)は、「私たちの時代は、日本の発展に向けて国民の皆さんの心をひとつにさせるために歌を歌っていた。今は違う。若い人たちは世界に向けて歌を歌っている。」とコメントしていました。グローバル化が加速し、パソコン等の情報機器があれば世界とつながることができる時代、子供たちには世界に目を向けて挑戦してもらいたいです。


 3年生はいよいよ受験本番です。2月1日には8名の生徒が公立高校前期選抜に挑戦します。すでに「合格しました」と校長室に朗報を届けてくれた生徒もいます。考えてみれば、小学校の頃から共に歩んだ仲間との生活もあとわずかになりました。進学先が決まった人たちはそのことを噛みしめ、みんなが志望校に合格するために、応援の仕方を自分なりに考えながら、友と過ごせる一日一日を大事にしていきましょう。

いよいよ坂本中再開!

 7月4日の豪雨災害後、学びの場を桜十字ホールやつしろ・鶴喰生活改善センター、日奈久中学校と移してきましたが、今月14日、約5か月ぶりにようやく私たちの学び舎「坂本中学校」で授業を再開することができました。
 

 この日は少し冷え込んでいましたが生徒たちは元気に登校し、久しぶりの教室で友だちと笑顔で語らう姿がありました。坂本中の日常が返ってきた喜びがこみ上げてきました。

 

 大掃除をした後、生徒たちは再開式に臨み、校長講話、生徒会長の話、学習面、生活面について担当から話をしました。また、マスコミの取材を受けた生徒も多くいて、「坂本に戻ってきて心が落ち着く」「坂中を今まで通りの生活に戻したい」「地域の方々に笑顔を届けたい」「ボランティア活動を行いたい」と応えていました。

  生徒会長の挨拶の様子

 再開式の後、坂本住民自治協議会の谷口会長様から全校生徒に図書券が贈呈されひと足早いクリスマスプレゼントをいただきました。また、再開日の前日には、住民自治協議会や坂本町の民生委員の方々が敷地内の除草作業をしていただきました。ありがとうございました。

お世話になりました、日奈久中学校!

 8月3日から間借りしていた日奈久中学校。子供たちにとっては、思い出多い学び舎となりました。「自分の学校と思って使ってください」という中村校長先生の言葉、日奈久中の先生方や地域の方々の心温まるご協力とご支援、日奈久中の生徒との交流など、日奈久中で生活した日々は生徒たちにとって忘れられない貴重な時間となりました。日奈久に来てよかった、日奈久で学べてよかった、本当に感謝、感謝です。

 

 生徒たちは、「日奈久中での思いでは、これからの人生の宝物です」「落ち込んでいた気持ちが明るくなった」
「一緒に過ごした日々を忘れません」「高校や部活で会ったら声をかけください」と感想を綴っていました。
 

 12月11日はお別れの日となりました。生徒たちは朝から引っ越し作業やお世話になった教室や外庭の清掃作業を行い、日奈久中生徒とのお別れ会に臨みました。会では、笹田竜太さん、山本萌萌花さん、福山寬朋さんが学年を代表して感謝の言葉を述べ、どの代表も自分の思いをしっかり伝えてくれました。午後、生徒たちは思い出つまった日奈久中学校を後にし、日奈久中の生徒たちも見送ってくれました。

熊本地震からの復興学んだ修学旅行

 12月8日に2年生(9名)が修学旅行に行きました。本来なら2泊3日で、関西方面(京都、奈良、大阪)へ行く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が大変心配されたため、保護者からご意見をお聞きし、規模を縮小しての修学旅行となりました。行く先は、阿蘇神社、ファームランド、阿蘇火山博物館・草千里、熊本城。目的は「熊本地震の復旧復興に学ぶ」になりました。坂本で育った子供たちにとって、坂本の復旧復興が心からの願いであることが伝わってきました。


 

 

 

 

 

 

 

 中でも、熊本地震で甚大な被害を受けた阿蘇神社と熊本城の見学は、とても印象に残りました。最初の訪問地阿蘇神社は、重要文化財である楼門が全解体修理中で、建物の中で工事が行われ見られませんでした。そのかわり以前の楼門の写真が建物にコーティングしてあり、実物と見まちがえるほどでした。なお、拝殿・翼廊は来年、楼門は令和5年末の完成予定だそうです。また、熊本城は、見学通路が天守閣に続いており、少し高い目線で熊本城を見学することができました。櫓や石垣は崩れたままのところもありましたが、復元された天守閣は美しく力強かったです。

 

 日帰りの修学旅行となりましたが、阿蘇神社や熊本城を案内していただいたガイドさんの言葉は、私たちの励みとなり、力強く生きていくことの大切さを教えてくれました。熊本のよさを再発見できた心に残る修学旅行となりました。生徒たちは最後にホテルキャッスルではテーブルマナーを学び、豪華ディナーをいただきました。

保護者の皆様へ(8月20日)

保護者の皆さまへ(8月20日)

8月20日からのスクールバスの運行計画に再度変更があります。改めて掲載しましたので、ご確認をお願いします。

【2学期】バス運行表.pdf

【2学期水曜日】バス運行表.pdf

水曜日が5時間授業となり、下校時刻が変更になったことによるものです。

2学期もお世話になります。

授業動画を放送しています!

 現在、ひこいちテレビさんのご協力もいただきながら、ケーブルテレビにて授業動画を放送しております。

 休校期間中の学習の支援の一環として、取り組んでまいります。

また、学校ホームページの生徒専用ページでも授業動画を公開しています。ぜひ活用してください。

 

ふるさとの味を学ぶ「郷土料理教室」

 12月12日(木)に本年度2回目の郷土料理教室を開催しました。今回は八竜小学校の6年生と本校の3年生が協力して、だご汁を作りました。
 いつものように坂本町生活研究グループの方々にご協力いただき、とてもおいしい「だご汁」を完成させることができました。また、5月の合同運動会以来の両校の最上級生が協力して活動する時間になりましたが、互いに協力し合い、手際良く、時間内に完成させることができました。

仲間と協力し、たくさんの思い出ができました

 12月8日~10日の2泊3日で2年生が修学旅行に行きました。本年度は例年見学している神戸にある阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」から、京都市の「京都市市民防災センター」に変更し、奈良の東大寺の見学をやめて、広島の原爆資料館見学に変更して開催しました。
 2日目の京都の班別自主行動と3日目のUSJ見学は例年通り行い、防災教育や歴史の勉強はもちろん、班別自主行動で協力や協調性を学ぶ旅行になりました。
 修学旅行はいつの時代も一生の思い出になるもので、生徒たちは楽しい時間を過ごしたようです。 

芸術の秋を楽しみました

 10月20日(日)に令和元年度坂本中学校文化祭を開催しました。たくさんの保護者や来賓、地域の方々においでいただき、生徒たちが日頃学習している内容や成果を見ていただきました。
 生徒数が減少してきており、一人何役しなければならない学年もありましたが、放課後や昼休み等もこの日のために一生懸命練習していました。
 また、午後からは秀岳館高校の雅太鼓部にお願いして、日本の伝統芸能である和太鼓の体験をさせていただきました。芸術の秋を思い切り楽しみました。

 

母校の名誉のため、精一杯走りました

 10月17日(木)に、八代中体連駅伝大会が開催され、本校も男女1チームずつ参加しました。県南八代競技場の周囲の周回コースを、男子は6区間、女子は5区間、各学校の代表が一本の襷をつなぐために、一生懸命走りました。
 結果は18チーム中、男子は17位、女子は16位で昨年度より順位を少し落としましたが、自己記録を更新した選手もおり、学校の名誉のため、選手全員が精一杯走ってくれました。また、応援も素晴らしく、本校生徒が走っているときはもちろんですが、他校の生徒が走っているときも、大きな声援を送る姿を見て、生徒の優しさを垣間見ることができました。選手のみなさん、お疲れ様でした。

 

生命を守るための訓練(着衣水泳)

 

 月末に来て少し涼しくなってきましたが、9月も始まった頃はとても暑く残暑が厳しい日々でした。そんな中、9月10日に体育の授業の一環として「着衣水泳」を行いました。
 私たちが中学生だった昔は、このような授業はありませんでしたが、現在は生命を守るための訓練としてどこの学校でも行っています。これから先、おぼれて生命を落とす場面に出会したり、おぼれている人を助けなければならない場面に出会したりするかもしれません。生命を守るために、学んだことを忘れないようにしましょう。

 

 

園児の笑顔で心が温まりました

 2年生が職場体験を行っている日に、3年生は町内の4つの保育園にお願いして、園児と接する保育実習を行いました。思春期に入り、心身ともに変化の多い時期の生徒たちですが、この日ばかりは満面の笑みで園児と戯れていました。
 3年部の先生方も楽しそうに関わっている生徒たちを見て、将来、素晴らしいお母さんやお父さんになると感じましたと話しておられました。ご協力いただきました保育園に皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

働くことの意義と仕事の厳しさを学びました

 9月12日(木)、13日(金)の2日間、2年生は職場体験活動に出かけました。本来でしたら1学期に実施する予定でしたが、台風のため2学期に延期となりました。
 本年度は11の事業所にお願いして、受け入れてもらい、生徒たちにとっては、貴重な体験となりました。感想の中には、「挨拶等厳しく指導していただき、心が折れそうになったけど、仕事をするというのは大変なんだと改めて感じました」と働くことの意義や仕事の厳しさを学んでくれたことが嬉しくなりました。
 ご協力いただきました、事業所には心から感謝申し上げます。

来春の進路先決定に向けてスタート

 義務教育最終学年の3年生は、夏の中体連が終わると、どこの学校でも来春の進路決定に向けての取組がスタートします。本校でも毎年第1回目の三者面談を行い、現時点での進路先や今後どのような取組をしていけばよいかを生徒本人と保護者を交えて担任がお話しをします。

 本年度も3年生担任の山口先生がすべての生徒と保護者との三者面談を行っていました。校長先生は教諭時代には3年生担任が多かったそうです。その時よく言っていたのが「『○○高校へ合格すること』が目的になってはダメだ。『○○高校に合格して、そこで□□の事を頑張る。そして将来△△になる』と言うように、将来の姿をイメージして今できることを頑張れ」とのことでした。
 まずは自分自身としっかり向き合って、自分の得意や不得意など自分自身を分析することから始めてください。

自分の人生は自分で切り開く

 今年も長い夏休みが終わりました。私たちが子どもの頃は、夏休みは楽しくて仕方なかったのですが、今の子どもたちは果たしてどうなのでしょうか。
 本校は生徒数が少ないため、近所に友だちがいない生徒もおり、夏休みでも陸上の練習や宿題をしに学校に来る生徒もたくさんいました。
 また、昨年度より少し少なかったようですが、3年生は来春の受験に向けて図書室や多目的室で黙々と勉強に励む生徒の姿もありました。
 「自分の人生は自分で切り開く」という信念でしょうか、毎日コツコツと努力している姿を見ていると、大人になった私たちも「頑張らねば・・・。」と考えさせられるものでした。そんな3年生に刺激を受けたのか、1、2年生も友だちと一緒に課題に取り組んでいました。

中体連 よく頑張りました!

6月22日、23日に令和元年度八代中体連夏季大会が開催されました。本校は男女バドミントンとサッカー部が参加しました。

 結果は、男子バドミントン(ダブルス)では3位に入賞し、7月下旬に行われる県大会に出場することになりました。

 サッカー部は第三中学校との対戦で敗退してしまいました。しかし、試合内容は前半まで互角に戦う素晴らしい頑張りだったのではないかと思います。全員でボールを追う姿に感動を覚えた人も多いと思います。

 選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!そして、応援してくれた生徒の皆さん、保護者の皆様、ありがとうございました!!

小中合同避難訓練を行いました

 6月4日に本年度も小中合同の避難訓練を行いました。坂本は一級河川球磨川が流れており、昔から大雨の被害を受けてきた歴史があります。また、熊本地震ではあまり大きな被害はなかったようですが、ネットニュース等に九州大学の調査では、「今回の熊本地震で日奈久断層帯が動いたのは、益城町から宇城市豊野町の区間だけで、日奈久区間と八代海区間は、現在もひずみエネルギーをため込んだ状態にある。今後、日奈久区間と八代海区間はいつ動いてもおかしくないと書いてありました。

 自然の前では人間は無力です。最悪の事を想定して、大雨や地震が発生したとき、児童生徒の生命を守ることはもちろん、保護者にスムーズに引き渡すためにはどのようにすれば良いかを確認しました。

平成31年度が始まりました!

 今年度は3名の先生方と9名の新入生を新たに迎えて、平成31年度の坂本中学校がスタートしました。校長先生からは学校生活を送る上で意識してほしい、「夢」「愛」「挑戦」という3つの言葉についてのお話がありました。それぞれの生徒のキーワードとして心に残ったと思います。

 11日(木)の対面式では各部活動の工夫を凝らした紹介がありました。人数は決して多くはありませんが、どの部活動もできることを考えながら、充実した活動を目指しています。3年生を中心に頑張っていきましょう!

 

 

本年度の学校教育目標について

  【学校教育目標】
 生命を大切にし、自分や仲間を愛し、夢実現に向けて
           挑戦し続ける生徒の育成(夢・愛・挑戦
   
【学校教育スローガン】
 自己の可能性を信じ、夢実現に向けて、
            新しいことに挑戦する(3C思考)
※3C思考とは
 「Chance(チャンス)、Challenge(チャレンジ)、Change(チェンジ)
  自分を変えるために、チャンスと思ったら、果敢に挑戦する気持ちを持ち続けること

 

校長先生が、生徒に向けて話された言葉です。

「昨年度は「夢」「絆」「スキルアップ」を合い言葉にしていましたが、本年度は「夢」「愛」「挑戦」を合い言葉にします。新しい令和という時代が始まります。皆さんは令和の時代を生き抜かなければなりません。自分の夢を実現させるために、チャンスが来たと思ったときは、失敗を恐れず、果敢に挑戦して欲しいと思います。」

生徒たちを「令和」という新しい時代に活躍できるよう職員一同、1年間頑張っていきたいと思っています。

9名の生徒とともに新しい時代の幕開け

 4月19日(火)に第45回の入学式を開催いたしました。新緑が鮮やかな清々しい日に、期待と不安を抱いた9名の新入生を迎え、2019年度をスタートさせることができました。
 たくさんのご来賓の皆様や保護者に見守られながら、在校生が歌う「タンホイザー行進曲」に迎えられ、緊張な面持ちで入場してきた新入生でしたが、担任の川田夏美先生の氏名点呼には、大きな声で返事をし、これから始まる中学校生活を充実したものにしたいという気持ちが伝わってきました。
 中学校は立派な大人になるための準備期間です。学習面はもちろんですが、社会の一員として、求められるいろいろな力(人間力)を身につけて欲しいと思っています。また、3年間、目的を持ち続け、自分の力を信じ精一杯努力し、卒業時に全員が充実した3年間だったと思えるようにして欲しいと願っています。
 年々生徒数が減少してきていますが、「子どもは地域の宝である」ことを忘れず、9名の新入生を「ふるさと坂本」の宝であることを意識しながら、これから全職員とともに精一杯指導・支援に当たっていきたいと思っております。保護者の皆様、地域の皆様もご支援、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

生徒会役員改選が行われました!

12月6日の6時間目に生徒会役員改選が行われました。1・2年生からそれぞれ4人ずつが立候補し、選挙ポスターづくりやあいさつ運動などの選挙活動を頑張ってきました。

 選挙当日の立ち会い演説会では「自分を変えたい」「今よりもっと明るい学校にしていきたい」など、それぞれの思いを堂々と伝えていました。

 今回の選挙で次期メンバーが選ばれ、坂本中生徒会は新スタートへ向けて準備していくことになりますが、その影には今までの生徒会の積み重ねがあると思います。伝統をしっかりと引き継ぎつつ、新たなことにも挑戦してほしいですね。新役員のみなさん、頑張ってください!!

東京佼成ウインドオーケストラのみなさんの公演がありました!!

 9月27日(木)の午後から、本校体育館にて東京佼成ウインドオーケストラのみなさんによるオーケストラ公演がありました。

 今回の公演は「平成30年度文化芸術による子どもの育成事業(巡回公演事業)」の一環として行われたものです。さまざまな楽器を紹介する際には、演奏者のみなさんが工夫を凝らした紹介を行ってくださり、面白く楽しみながら学ぶことができました。

 50人を越える大迫力の演奏は本当に素晴らしく、あっという間の公演でした。公演の最後には、本校の校歌をオーケストラ風にアレンジして演奏をしてくださいました。生徒・職員の心に染み渡る、素敵な音色を届けていただいた東京佼成ウインドオーケストラのみなさん、本当にありがとうございました!

薬物乱用防止教室が行われました

7月13日(金)に薬物乱用防止教室が行われました。今回は喫煙についてお話を聞くことができました。タバコは毒であることや、喫煙している人がなぜタバコを止められないのか、なぜタバコを吸ってしまうのか等について、依存症のメカニズムも含めて丁寧に教えていただきました。

写真は、タバコ1本分の煙と水をペットボトルの中に入れたものです。タバコの煙は水に溶けるため、体内に入ったら血液に溶けるということを説明されました。また、その水の臭いは何も溶けていない水とは大きく違ったようです。

また、上手に断るための練習も行いました。きっぱりと「吸わない」「嫌だ」と言うことができるように、「自律心」を強くもって日頃の生活も送ってほしいと思います。


今年も防災キャンプが行われました

6月29日(金)・30日(土)の2日間で防災キャンプが行われました。防災キャンプは、台風等の非常時に本校体育館を第二次避難所として利用することを想定したものです。実際に体育館に1泊し、避難所の運営や生活を体験し、防災に関する研修を受講しました。 

避難所運営ではグループに分かれて夕食や朝食の準備を行ったり、ライフラインがストップした状態の生活に対応できるようにバケツに水を汲んだりしました。学年関係なく手分けして道具の準備を行うことができました。

 研修では、2016年の熊本地震で実際に避難所運営を行った小学校の校長先生からお話を聞いたり、八代国道河川事務所や気象予報士会の方をお招きしてワークショップを行っていただきました。どの研修も防災の意識を高めることができる、素晴らしい内容でした。

 2日間の経験は、もしものことが起こったときに必ず役に立つはずです。日頃から大雨等の情報には気を配っていきたいですね。


第一回生徒総会が実施されました

6月7日(木)に今年度最初の生徒総会が行われました。今回の生徒総会では生徒会憲章・生徒心得・各委員会の年間活動計画の確認等がありました。各学年から活発に質問が出され、それぞれの担当者が丁寧に返答を行う姿から、総会当日までにしっかりと準備してきたことが伝わってきました。

 生徒一人一人が自分のこととして総会に参加することができ、充実した生徒総会となりました。


小中合同避難訓練を行いました

6月5日(火)に八竜小学校と合同で地震避難訓練を行いました。本校は自然豊かな環境に囲まれていますが、同時に自然災害と常に隣り合わせでもあります。そのため、日頃から災害への備えは大切です。

 今回は、小学生が中学校へ避難してくるという想定のもと、訓練を行いました。それぞれの児童・生徒が乗車することになるスクールバスの号車ごとに整列するための準備や、避難中にケガをしてしまった人を想定して、救護エリアの確保などを各学年で分担をしました。

 訓練時には、大雨も降っており、事前に想定されていなかったことも起こる中で、各自が「考えて行動する」ことの大切さを改めて実感できたのではないかと思います。


1年集団宿泊教室が実施されました

 5月28日(月)から1泊2日で地元森林体験交流センター「さかもと八竜天文台」で1年生13名が、集団宿泊教室を行いました。出発するときは、小雨が降り少し心配しましたが、生徒13名の祈りが効いたのか、特に雨に濡れることもなく無事に天文台まで歩いて到着しました。
 その後、館長さんや所員の方々から太陽や星座のことなどを学び、プラネタリュウムも体験しました。夕食はみんなでカレーを作り、日頃食が細い1年生ですが、このときばかりは、ほぼ全員がおかわりしたそうです。自分たちでつくったので特別においしかったのだと思います。
 自然の中で、一緒の時間を過ごした思い出は、一生残ることと思います。少しずつ成長してくれている1年生がとても楽しみです。






体育大会が行われました!全員よく頑張りました!!

  20日(日)に本校グラウンドにて、体育大会が行われました。本年度のスローガンは「咲き誇る 主人公達よ 今ここに 光あれ! ~飛躍 自らチャレンジ~」でした。スローガンの通り、生徒それぞれの活躍が輝く体育大会となりました。

 体育大会の成功の影には、昨年度末の3月から準備に取りかかる3年生の姿がありました。わずかな時間でも応援団の練習やダンスの練習を積み重ね、後輩たちに分かりやすく伝えるための工夫を数多く取り入れました。時には集団をまとめることの大変さを感じつつも、担当の先生方からのアドバイスを前向きに受け取り、毎日の練習に励みました。
 1年生にとっては初めての体育大会でした。小学生の頃からのギャップに悩んだり、集団の中で大きな声を出すことができず、きつい思いをした生徒もいました。しかし、そんなときこそ、隣にいる友だちの大切さや、互いに支え合っていることに気付くことができたのではないかと思います。

きっと今年の体育大会での学びは2年生にも受け継がれることと思います。2年生が肌で感じた先輩の頑張りを忘れずに、これからの学校生活を送っていけば、来年度は今年度に負けないくらいに素晴らしいものができるのではないでしょうか。


  両団とも、暑い中での放課後練習や準備、本当にお疲れ様でした!素敵な笑顔と思い出がたくさん詰まった体育大会になりましたね。

体育大会に向けて、結団式を行いました!

7日(月)の午後から、5月20日(日)に行われる体育大会に向けた結団式が行われました。赤・白の2団に分かれ、優勝を目指します。各団の団長からの挨拶を終えた後は、全校生徒で円陣を組み、太鼓のリズムに合わせて校歌斉唱を行いました。ピアノ伴奏での校歌とは異なり、全員の気合いが入った力強い歌声でした。

 その後各団ごとでの結団式も行われ、団ごとの練習も始まりました。初日から声を枯らして練習している生徒もいます。体育大会当日は、生徒の頑張りを是非見に来ていただけたらと思います。

会議・研修 授業参観お世話になりました!

 4月27日(金)の午後から授業参観を行いました。ご参観いただいた保護者の方々、ありがとうございました。
 1年生は、学活の授業を行い、「自分と友だちの良さ」について考え、それぞれの個性を大切にしていくことを学びました。
 2年生は、道徳の授業を行い、「アマラとカマラ」の題材を扱い、勉強することや何かを学ぶことの大切さを考えました。
 3年生は、学活の授業を行い、進路学習として近隣の高校についてクラス全員で確認をしたり、受検に関する年間スケジュールを班ごとに考えたりしました。
 どのクラスも生徒が精一杯授業に取り組んでいる姿を見ていただくことができたのではないかと思います。
 また、授業参観後にはPTA総会・部活動総会も行われました。今年度も活発なPTA活動となるよう、引き続きご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。


             【1年生の授業風景】         【2年生の授業風景】

                  【3年生の授業風景】

晴れ 小中合同歓迎遠足が行われました

 4月とは思えないような良い天気の中、隣接する八竜小学校と合同で歓迎遠足が行われ、小学生と一緒に「くま川 ワイワイパーク」まで歩いていきました。
 到着後には、それぞれの出し物や生徒会執行部による歓迎レクレーションが行われ、「ジャンケン列車」や「しっぽとり」をして盛り上がりました。一日賑やかな雰囲気の中で活動を行うことができました。
 





郷土料理教室(2年)

15日、今年度最後の郷土料理教室が行われました。
今回も、坂本町生活研究グループ連絡協議会の方々に講師として来ていただき、
中学2年生と八竜小1年生の合同で、「ぼたもち」をつくりました。
お餅を丸めるのに苦戦しながらも、小学生と楽しく調理することができ、おいしくいただくことができました。
講師の先生方、ありがとうございました。
また来年度もよろしくお願い致します。