学校生活(ブログ)

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興奮・ヤッター! 学級担任がいなくても(朝の会)

 本日(16日)の朝の会の様子を見て回ると、1の3(左写真)と1の4(中央写真)には学級担任がいません。2人は本日、人間ドックと研修で不在です。もちろん副担任が代理で教室に入って指導をしていますが、両クラスとも日直が前に立ち、自分たちで朝の会を進行しています。
 感心したのは、その際私語をしたり、別のことをしたりする生徒もおらず、ほとんどの生徒が顔を上げてしっかり朝の会に参加していることです。私(校長)がかつて学級担任をしていた頃、学級担任が不在の日、学級経営が不十分な(支持的風土ができていない、規範意識が育っていない)クラスは、朝の会が「ガタガタ」の状態だったことを思い出します。つまり、学級担任が不在の日に「生徒たちは本性を現す」のかもしれません。それでも学級担任がいて「ガタガタ」(つまり「学級崩壊」の状態)ではなかったので、ずっとマシだったとは思いますが、当時の私の経験と比較して、本校の1年生のレベルは相当高いと言ってよいと思います。
 と言っても、学級の中にはいろんな個性を持った生徒がいますので、可能な限り個別に「合理的配慮」を行なっていく必要があります。同時間に3階の西展示スペースでは、本校の特別支援教育のスタッフ(もみじ学級担任、教育活動指導員、教育介護補助員)の打合せが行われてました(右写真)。これは毎日のルーティーンです。

笑う 生徒総会

 本日(12日)の6校時、生徒総会を行いました。体育館に中学生全員が集まるのは、6月の郡市中体連夏季大会の選手推戴式以来です。
 今回の生徒総会では、生徒会規約の制定が主議題でした。事前に規約の案を提示し、各学級で質問などを整理していたので、やや儀式的な運営になったようにも思います。しかし、実際の国会や地方議会でも、総会(議員が全員出席し、法案や予算を議決する会)はそんな感じです。むしろそこに至るまでの過程で生徒全員の参加があり、民主的な手続きがとられたかが大事ではないでしょうか。
 話が前後しますが、総会の始めに校長から「生徒会活動は民主主義の政治に参加する練習の場である。日本は民主国家であり、民主国家とは『誰一人(特に弱者を)見捨てない国』であると校長は考える。合志楓の森中学校の生徒会は『誰一人見捨てない生徒会』をめざしてほしい。」と話をしました。その実現のための一歩を踏み出すと言う意味で、及第点をあげられる生徒総会になったと思っています。

喜ぶ・デレ 合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)

 昨日(10日)、合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)があり、、中島教育長や池頭教育長職務代理者をはじめ教育委員の皆様、教育委員会事務局の皆様が本校(中学校)にお見えになりました。
 1校時に別室で、合志市の「学校教育努力目標及び具体的実践事項」の達成状況について管理職より説明した後、2・3校時は授業の様子を参観していただきました。
 4校時の学校訪問のまとめ(指導・助言)では、参加者の皆様から概ね好評価をいただきました。特にICTの活用については、9月の分散登校時のオンライン学習の状況等について感嘆の言葉が数多くありました。本校は現在、特に文部科学省や県教育委員会等の研究指定を受けている訳ではありませんが、「先進校」あるいは「モデル校」としての位置づけをされているとのお話もあり、校長として誇らしさを感じる一方で、その責任に応えうる学校教育を今後も継続・発展しなければならないと、背筋が伸びるような気持ちにもなりました。

期待・ワクワク 校長へインタビュー(1年総合)

 8日(月)の5校時、1年1組の生徒4人が総合的な学習の時間の活動として、私(校長)にインタビューするため校長室を訪れました。
 1年生はSDG'sをテーマに、探究学習を行っていますが、今回訪れたグループは、SDG'sの目標の1つ「すべての人に包括的かつ公平で室の高い教育を提供し、生涯学習の機会を促進する」に沿って調査をしています。
 私は以前、アメリカ合衆国(テキサス州・エルパソ)の教育事情を視察・研修した経験があるので、主にその話を聞きに来ました。そういうこともあり、質問の多くはアメリカと日本との教育の違いについてのものでしたが、後半に質問があった「世界中の人々が教育を受けるためにはどうしたらよいと思いますか?」や不登校・いじめ問題に絡めた「どんなことが日本の教育の課題だと思いますか?」という直球かつ難しい質問には、正直驚きました。。それに対しては、私も「相手が中学生だから」ではなく、35年間教育に携わった者として、真剣勝負で回答させていただきました。
 インタビューの最後に、リーダーの生徒から「本日はお忙しいところ、僕たちのために時間を作っていただき、ありがとうございました。」との言葉。どういう育て方をすると、こんな垢抜けた言葉が出る生徒に育つのでしょう? 「こちらこそありがとう。」と言いたくなりました。 

驚く・ビックリ 黒石原飛行場についての学習(2年総合)

 本日(8日)の5・6校時、2年生は総合的な学習の時間として黒石原飛行上についての講話を聞きました。
 これは、11月29日(月)、30日(火)に鹿児島方面へ赴く修学旅行で、知覧特攻記念館を見学することから、その事前学習として設定されたもので、今回は地域の文化(戦争)遺産を研究されているサークルのメンバーで、合志市議会議員でもあられる 上田 欣也 様を講師にお招きし学習しました。
 本校区には、旧黒石原飛行場(逓信省熊本航空機乗員養成所)の跡地があり、その面影を残す遺跡として黒石原奉安殿が保存されています。場所は、本校から南に進み、セブンイレブンの交差点を右斜めへ折れ、約100m先の左側(GoogleMapはこちら)です。上田 様には、黒石原飛行場の歴史に加え、戦時中の社会の様子や人々の考え方などを含め説明いただきました。平和で豊かな時代に育った生徒たちには、すぐさまにはピンとこない内容があったかもしれませんが、修学旅行までに本日の内容を整理し、予備知識をしっかり持って当日の見学をしてほしいと思いました。

笑う ソフトテニス部コーチの委嘱

 本日(5日)の放課後の部活動の時間に、男女ソフトテニス部の外部コーチの委嘱を行いました。
 今回委嘱するコーチは宮尾さん(お若いので「さん」と呼称させていただきます)で、合志市役所にご勤務されています。宮尾さんは学生時代、西合志南中学校及び熊本工業高校のソフトテニス部で大活躍された先輩で、この度、ソフトテニス部の後援会からのご紹介で委嘱の運びとなりました。
 私(校長)からの委嘱状交付、宮尾さんからの言葉、代表で男子キャブテンからの挨拶を行った後、デモンストレーションとして男子キャプテンとのラリーをしてもらいました。「10年ぶり」とおっしゃっていましたが、さすがに足の運びやラケットの振りが違います。部員の皆さんはどんどん技を伝授してもらい、うまくなってほしいと思いました。
 文部科学省は、令和12年(2030年)を目途に、中学校部活動の社会体育化を検討しています。有望な人材を積極的に外部コーチに委嘱していくことは、その流れに叶っていると考えています。他の部活動においても、「この人は」という人材を知っておられる場合、学校に情報提供いただければ大変助かります。

期待・ワクワク 生徒会規約の検討

 本日(5日)の6時間目(委員会時間割)の後、各学級で生徒会規約の案についての検討がありました。
 生徒会規約(案)は各自のタブレットで閲覧できるよう設定されているので、まずそれを見ながら各学級の代議員の説明を聞きました。その後、質疑応答及び意見聴取を行い、2年生はグループを作ってそこで意見を練り上げてから、全体に諮るような流れて検討していました。
 本日出た意見をもとに代議員会で案の修正を行った後、生徒総会での決議という流れになっています。つい最近、衆議院の総選挙があり、日本の政治のあり方が見直されたところですが、本校の生徒会も民主主義の原理・原則に基づいて、なかなかいい形になりつつあるなと感じています。

期待・ワクワク 1年も2年も総合学習

 本日(11月1日)の5、6校時は、1・2年生ともに「総合的な学習の時間(以下、「総合学習」)」でした。
 この総合学習は平成11年度に創設され、その後若干の変遷はあったものの、今日も継続して実施されています。私(校長)としては、本校の学校教育目標である「夢と誇りを持ち 自分らしく主体的に行動できる生徒の育成」を具体化する1つの活動ではないかと考えています。
 総合学習で今やタブレットは必須品です。1年1組(上段左)では1つのファイルを共有し、複数で同時編集する試みを行っていました。そのようなICT技術を駆使し、1年部では基本的に「構想 → 計画 → 調査 → 考察 → まとめ」のほとんどがネットワークとタブレットPCの上で進められています。少し驚いたのは、本日学校に来ていない生徒が、オンラインでグループの話し合いに参加していたことです(上段右)。民間では「テレワーク」が普及していますが、その賛否はともかく、学校でも「テレスタディ」が特別なことではなくなりつつあるのかもしれません。
 2年生の場合は、壁新聞を作ったり(下段中央)、ジオラマを製作したり(下段右)など、アナログな活動も多く取り入れていますが、それでもほとんどの生徒が傍らにタブレットを置いています。ちょっと調べたり、ちょっと記録したり、ちょっとコミュニケーションを図ったり、いろいろ使い方があるようです。

笑う 挨拶の状況

 先日から話題としています児童生徒の挨拶の状況ですが、小学校のHPにもその件に関連する記事(ここをクリック)が掲載されていました。
 そこで本日(11/1)の朝、子供たちがどんな挨拶をしてるのか確認すべく、ローソン前交差点まで歩いていってみました。結果はというと、明らかに先週までとは違い、挨拶をしてくれる児童生徒が多くなっています。小学生の約7割、中学生の約9割が、私(中学校長)からではなく自分たちの方から挨拶してくれました。挨拶の声が大きいのは小学生ですが、目を合わせ会釈もしながら挨拶してくれるのは2年生の女子が多いです。中には少しニコッとしながら挨拶してくれた女子生徒もおり、そんな生徒の好感度はバリバリアップです。きっと将来どんな仕事に就いても、周りの人から好かれ、誰とでもうまくコミュニケーションをとることができる人になるだろうと想像しました。
 なお、中学校では今後、以下の3点に取り組むよう生徒指導部から提案があっています。
① 挨拶をすることへの指導(短学活等を利用し全生徒へ指導)
 ・「交通指導員」や「交通指導の(旗をもった)保護者」や「顔を知っている地域の方」には挨拶すること
 ・みんなの安全を守るために立っておられることへの感謝の気持ち など 
② 学級通信等での保護者への啓発や協力依頼
 ・①についてや挨拶の意義などについて
③ 委員会や生徒会役員等での取組
 ・生活安全委員会では、小学校児童会と連携して挨拶運動に取り組む予定

ほくそ笑む・ニヤリ ソフトボール(2年体育)

 「ダンス」の授業が分かって、2年生の体育は「ソフトボール」になりました。
 私(校長)の子どもの頃の男子の外遊びと言えば、野球(らしき遊び)。「巨人、大鵬、卵焼き」の時代ですから、バット代わりになる棒切れとボール代わりになる丸い物があって数人の友達が集まれば、日が暮れるまで外で遊んでいました。しかし、今は遊びやスポーツも多様化し、バットでボールを打ったり、グローブでボールを取ったりということは、現代っ子とって非日常なのですね。こうなると大活躍するのは野球部員です。ティーバッティングのトスを上げたり、守備練習のゴロやフライを投げてあげたり、コーチ役をしっかり務めていました。
 教諭時代に私は野球部やソフトボール部の顧問をしていたこともあり、黙っていられず、つい打って見せたり取って見せたりしました。その度に生徒たちからは「ウォー!!」と声があがり、大人げもなくいい気分です。何とよくできた生徒たちでしょう。