学校生活(ブログ)

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興奮・ヤッター! 無脊椎動物の体のつくり(1年理科)

 先日、事務主任の 岩木 先生が決裁に持ってきた負担行為(予算執行の起案書)の文書を見ると、「鮮魚」と書いてあるので、「何ですか、これは?」と尋ねると、実は理科の解剖で使うエビ(ブラックタイガー)でした。
 本日(19日)、1年1組と2組は理科の授業で、そのエビを解剖する授業をしていました。まずスケッチをしてその後、甲殻をはずし、目や心臓、えら等、エビの体のつくりを観察していました(3組は明日です)。
 こういう時の生徒の反応は、実に様々です。興味深々で解剖をしている生徒もいるかと思えば、気持ち悪がっている生徒もいます。ちなみに、私(校長)は、「車エビじゃないけど、エビフライかエビの天ぷらにしたら美味しそう!」が正直な感想でした。

戸惑う・えっ 試行錯誤の予行練習

 遅ればせながら、17日(火)の体育大会の予行練習の様子を報告します。
 何せ本校第1回の体育大会で、昨年度はどうやったのかの知見がありませんので、何をやるにも試行錯誤です。もちろん実施計画では、「どうする、こうする」と案を決めていますが、実際やってみると「こうしたら、ああしたい」といろんな意見も出てきます。議論することはいいことですが、どうしても放送係と各係の連携等に時間がかかってしまって、結局閉会式の練習まで行き着きませんでした。閉会式については、20日(金)の全体練習で予行をする予定です。
 ただし、生徒たちはとても頑張っていました。特に団体競技は、とても盛り上がっていましたので、今回の結果を踏まえ、どのクラスも本番前に作戦を練ってくることでしょう。
 また、各団の応援演舞もなかなか見応えがあり、3団ともに応援内容に個性があっていいなと思いました。これも本番が楽しみです。
 ちょっと気がかりなのは、3年生のダンスです。ダンスリーダーたちはとても頑張っていますが、準備期間不足が否めないところです。それでも本番までに修正をかけたりして、仕上げてきてくれるものと思っています。とにかく生徒たちが自分自身で「やりきった!!」という思いを持ってくれさえすれば、私(校長)としては、「できたしこ」でいいと思っています。

期待・ワクワク オンラインの全校集会

 7時間目はオンラインで全校集会を行いました。もちろん新型コロナウイルスの感染防止対策を踏まえてのことですが、生徒全員を一堂に集めて集会を行うより、オンラインで実施した方が効率的であったり、伝えたいことが徹底しやすかったりするメリットもあるなと感じています。
 本日は、各部活動や社会体育で入賞した生徒たちへ、私(校長)から表彰状を伝達しました。なお、本日の表彰分は、部活動等のページ(こちらをクリック)と一致していますので、ご参照ください。
 また引き続き、代議員認証式を行い、各学級の代議員に渡す任命書を、代表で福本 代議員長に渡しました。その後、代議員の役割や意義についても、私から話をさせていただきました。三権分立の考え方からすれば、生徒会長は委員会をはじめとする生徒会活動を実行する組織(行政)のトップであり、代議員長は、生徒総会や生徒議会、つまり生徒会に係る様々な案件を話し合って決める組織(立法)のトップです。そう考えると、私(校長)は、生徒会の活動や生徒会で決めたことが、学校教育目標や社会のルール・マナー等から逸れていなかい判断する(司法の)立場かもしれませんね。しかし、本校の生徒たちの日々の生活の落ち着きや様々な活動での頑張りを見ていると、私が司法権を発動する場面は、そうはなさそうに思います。

笑う 体育大会の学年練習(1年)

 本日(16日)は、天気にも恵まれ、グラウンドでは各学年の練習や全体練習、係打合せ等が行われました。
 写真は、2校時の1年の学年練習の場面です。1年生の団体競技は「玉入れ」です(競技名はいずれ分かると思います)。玉入れと言えば、小学校低学年の競技のようなイメージもありますが、そこはさすがに中学生に合わせたアレンジがなされていますし、単純な競技のようで、実は技術やチームワークが勝敗を分けると奥の深い競技のようにも思います。
 1年生は昨年度、小学校の運動会を経験していますが、規律や機敏さがより求められる中学校の体育大会の練習を通じ、小学校との違いも感じながら、徐々に中学生らしくなってくれるのかもしれませんね。
 またこの後、学年リレーの練習も行っていました。この体育大会の取組をとおして、各学級の絆がより強まっていくことを期待していることろです。

お辞儀 愛校作業、ありがとうごいました。

 本日(14日)、朝の7時から小・中学校PTA合同の愛校作業を行いました。両校PTAの執行部・環境委員、有志の保護者・先生方、約100人の皆様にご協力いただき、来週の中学校の体育大会、再来週の小学校の運動会に向けて、環境整備を行うことができました。
 さすがに人海戦術は違います。およそ1時間半の作業でしたが、見事に校地内の雑草を一掃することができました。昨年度は、コロナ禍の影響で実施できず、その後、私(中学校長)と小学校の角田校長先生で、各々10回程度刈り払いをしたことを思い出す時、本当に助かります。心より感謝申し上げます。
 想定していたより多くの雑草を除草できたので、依頼していたパッカー車に入りきるかと心配していましたが、何とか全て入りきり、刈った草の後処理も含め、完璧な愛校作業となりました。前半は、私も刈り払いしていたので、写真は後半のものばかりです。小学校のHPの方がいい写真が多いので、リンク(こちらをクリック)を貼っておきます
 なお今回、せっかく参加をご希望していただいたにもかかわらず、お断りした皆様には、誠に申し訳ございませんでした。夏休みの後半にもう1回愛校作業を行う予定だそうですので、その際にはよろしくお願いいたします。

期待・ワクワク 歴史資料館(菊池恵楓園)のリニューアルオープン

 新聞やニュースでも報道されていましたが、昨日(13日)、隣接する国立療養所菊池恵楓園の歴史資料館がリニューアルオープンしました。同日の午後、主催者側の菊池恵楓園の箕田園長及び入所者自治会の志村会長、来賓として蒲島熊本県知事、荒木合志市長をはじめ厚生労働省や法務省の関係者等、多くの皆様のご参加のもと記念式典が開催され、私(校長)も小学校の角田校長先生とともに参加させていただきました。
 式典での 志村 自治会長の言葉には、改めて合志楓の森小学校、中学校への期待の言葉もあり、式典の最後にはテープカットがされ、無事、歴史資料館がリニューアルオープンしました。
 式典の後は内覧会あり、一足先に館内を見学させていただきました。中には菊池医療刑務支所の独房も保存されており、ハンセン病問題の歴史を語るリアルな資料が数多く展示されていました。
 本校のハンセン病問題を一つの柱とした人権教育にとっても、とても有効な資料館ですので、できるだけ早く職員や児童生徒の見学を計画したいと思っています。小学校のHPにも記事があげられていましたのでリンク(ここをクリック)を貼っておきます。

驚く・ビックリ 2人の宇宙人が合体したらどうなる?(1年数学)

 現在、1年生の数学は「正負の数」の学習をしています。小学校までの算数では、「足し算は増える」「引き算は減る」というのが当たり前の概念だったのが、「足したのに増えない」という計算がいきなり入ってくるのですから、戸惑う生徒がいてもおかしくありません。
 本日(12日)の5校時、長野 先生は、1年1組の数学で「2人の宇宙人が合体したらどうなる?」というプリントを使って授業をしていました。正の数の宇宙人は青色、負の数の宇宙人は赤色で、同じ宇宙人でも合体すればいろんな色になります。そのパターンを視覚的にもつかませたいとの意図から工夫されているものと、私(校長)は拝察しました。
 理屈で言えば、「① 同符号の2つの数の和は、絶対値の和に共通の符号をつける」、「② 異符号の2つの数の和は、絶対値の大きい方から小さい方をひき、絶対値の大きい方の符号をつける」ということです。これをいかに丸暗記でなく、その意味も含め理解できるか。中学校の難しくなった学習内容に立ち向かう1年生。先生とともに頑張っています。

ほくそ笑む・ニヤリ オリビアを聴きながら(3年英語)

 本日(12日)の5校時、3階に上ると、懐かしい音楽(洋楽)が聞こえてきます。オリビア・ニュートンジョンの「その風の誘惑」という曲で、たしか私(校長)は、中学生の頃に聴いたような遠い遠い記憶があります。
 生徒たちが、私にも「歌って」と言うので、 ♫ Have you never been mellow? ♪ のところだけ口ずさみました。直訳すれば、「あなたは決してまろやかにならないのですか?」でしょうが、実際は「肩の力をぬいたらどう?」みたいな意味になるのでしょう。
 私がなぜ、急に振られてもそこだけは自然に歌えたのか? そうです。現在完了形、しかも「Never」を使うお決まりの疑問文なので、おそらく中学生の頃、何度も何度も英語の授業で言わされたから、耳に残っているのでしょう。
 実はこの時間、生徒たちは英語ワークの問題を解いていて、そのBGMとして、YouTubeの動画が流されていたものでした。中学3年生で習う現在完了形は、中学校の英語の範囲の中でもつまずきやすい単元の1つと言われています。オリビアを聴きなから生徒に問題を解かせている 深水 先生には、ちゃんとした意図があるのですね。  

喜ぶ・デレ そんな表情する!?(小1音楽)

 合志楓の森小学校・中学校では、「兼務申請」という手続きを経て、相互に教職員の乗り入れを行っています。
 本日(11日)の5校時、小学校1年5組の授業をのぞくと、矢野 先生が音楽の授業をしていました。この授業では、カスタネットを使った音楽活動を行っていましたが、正直「中学生相手にはそんな表情する!?」と思うぐらい、可愛い表情や動作で授業をしていました。
 ずっとずっと昔、先輩の先生から「教師は役者たれ」と言われたこと思い出します。実は、矢野 先生は、大学は音楽専攻ですが、高校は保育科出身なのだそうです。中3の生徒から小1の児童までそれぞれの発達段階に合わせた役作りをできる 矢野 先生に「なかなかやるじゃん!!」と思った校長なのでした。それと同時に、毎日小学校低学年の子供たちの相手をしている小学校の先生方の専門性にも、改めて敬服した次第です。

にっこり 体育大会練習期間下の道徳の授業

 現在は、体育大会の練習期間ですが、全体練習、学年練習、体育の授業以外の時間は、普通に教科の授業があっていますし、道徳の授業もちゃんと時間割に入れてあります。
 本日の4校時、一部の時間割調整がある学級を除き、ほとんどの学級で道徳の授業が行われていました(左:1年、中央:2年、右:3年)。私(校長)は、こういう時期にこそ、道徳の授業が活きてくると思っています。つまり、大きな行事等があれば、生徒の心には、喜び、達成感、葛藤、軋轢、‥‥等、様々な変化が生まれます。その心の機微をとらえ、その琴線に触れるような授業ができれば、生徒たちは精神的に大きく成長できると思うからです。例えば本日、3年生では、「真の友情とは」をテーマに授業が行われていましたが、まさしくそれを考えるにふさわしい時期ですね。
 道徳教育は、本来、教育活動全体を通して行うべきもの(体験する道徳)と言われています。それらを補充・深化・統合する場として、道徳の授業が活かされること(考え、議論する道徳)を期待しています。