学校生活(ブログ)

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喜ぶ・デレ ポップを作成しよう(1年国語)

 現在、1年生の国語では「ポップ」を作成する授業をしています。「ポップ」とは、身近な所で言うとスーパーマーケットなどで商品を分かりやすく紹介しているカードのことです。
 本日(18日)の1校時、1年3組ではお奨めの本を紹介するポップを完成させているところでした。伝えたいことがたくさんあると、どうしても文章を長く書いてしまいがちですが、「ここは!!」というポイントを短く、目に飛び込みやすい(いわゆる「キャッチーな」)言葉を使い、しかも分かりやすい文章で伝えなければなりません。さらに、本の紹介の場合は「ネタばらし」にならないよう注意も必要です。生徒たちは友達の作品を参考にしたり、意見を交換しながら楽しそうに活動していました。
 余談ですが、同時間に他のクラスも見て回っていると、ほとんどの授業で電子黒板(デジタル教科書)やタブレットを活用する「デジタルな」活動が行われていました。この国語の授業のような「アナログな」活動を見ると、そちらの方につい飛びつきたくなる校長でした。

笑う 委員長選任のための面接

 昨日(17日)の放課後、3年4組(3階西の端)の教室をのぞくと、新生徒会の各委員長候補者の面接が行われていました。
 先日、新生徒会の執行部役員の任命が終わりましたが、今後は各員長・副委員長を選出し任命していきます。今回の2年生枠の委員長・副委員長の面接では、2年部の教職員だけでなく3人の生徒会役員(3年の会長・副会長・書記)も面接官になっています。どの委員会にも複数名が候補者として名乗りを上げてくれており、いわば「嬉しい悲鳴」状態です。
 面接の様子をしばらく見ていると、生徒の面接官にも面接を受ける候補者にも緊張感が漂っています。おそらく近い将来、ほとんどの生徒がこのような面接を受けることになると思いますが、「両者ともにいい経験をしているな。」と感じました。
 なお、1年生枠の副委員長の面接も今週行われる予定です。

にっこり 放課後の消毒作業

 スクールサポートスタッフによる消毒作業の記事を前に掲載しましたが、それとは別に本校教職員による消毒作業を放課後に行っています。
 本日(17日)は、生徒会の各常任委員長候補者の面接も同時に実施しているので、2年部のスタッフの数が不足していました。その状況を察した第1学年主任の町田教諭の指示で、1年教室の消毒作業を終えた1年部職員が2年生教室の作業を手伝ってくれていました。このように学年部を越えた協力体制・協力意識があることは、本校の自慢できるところだと校長は思っています。

期待・ワクワク 火山灰の観察(1年理科)

 1年の理科では現在、火山についての学習しています。本日(17日)の2校時、1年1組はちょうど火山灰の観察をしていました。
 吉留教諭が以前、阿蘇山で採集していた火山灰を皿に分け、それを水でしっかり洗った後、火山灰を構成している鉱物の様子を顕微鏡で観察しました。吉留教諭の話では、阿蘇山の火山灰は桜島のような黒っぽい火山と雲仙岳のような白っぽい火山の中間の構成で、無色鉱物(石英・長石)と有色鉱物(黒雲母、カンラン石等)が両方が見られるそうです。
 奇しくも15日午後1時すぎ(日本時間)、南太平洋のトンガ諸島で海底火山の噴火が発生しました。津波の被害はもちろん、長期的には大量の火山灰による天候不順や引いては食料生産への懸念もあるそうです。実は阿蘇山も9万年前に「Aso4」と呼ばれる火砕流が九州の半分を覆う程の大規模な噴火があり、私たちはその火砕流堆積物の上で生活しています。仮に今、阿蘇山で同規模の巨大噴火があれば、700万人もの人が瞬時に命を落とすだろうという恐ろしい試算もあります。
 火山列島に生きる日本人として、このような学習を通じ、火山活動やそれに伴う影響(災害等)について関心を高めてくれたらいいなと思いました。

笑う 【速報】男子バスケット部 県ベスト8

 写真はありあせんが、嬉しいお知らせなので掲載します。
 本校体育館も女子の会場の1つとして実施された、令和3年度第57回熊本県中学生バスケットボール選手権大会で本校男子バスケットボール部がベスト8まで勝ち上がりました
 試合結果は、1回戦不戦勝、2回戦:合志楓の森100-34湖東、3回戦:合志楓の森62-33TFOD​、4回戦:合志楓の森63-50嘉島(22-19,14-8,11-6,16-17)でした。
 なお、準々決勝は、1月22日(土)に大津町総合体育館で行われます。

驚く・ビックリ オンラインでの合同帰学活

 本日(14日)の帰学活は、zoom(オンライン)を使い合同で行いました。通常は生徒指導主事の後藤教諭が行うのですが、本日休みのため、生徒指導部の上林講師が行いました。
 テーマは「放課後や土日の過ごし方」で、大きく2点で指導を行いました。その1つは新型コロナウイルスが感染拡大局面であること、もう1つは昨日、本校生徒が交通事故に遭ったことを受けたものです。なお、事故に遭った生徒は命に別状はありませんが、入院が必要な重症でした。また、同生徒の保護者の方から、今回の事故を他の生徒の教訓にしてほしいとの有り難いお言葉をいただいています。指導の概要は次のとおりです。 

1 感染拡大局面であるということ
・不要不急の外出を控える(感染の可能性を下げる)。
・月曜日の朝、ちょっとでも体調が優れないときは無理をせずオンライン授業を受ける。

2 交通事故に注意
・実際に自転車とトラックによる交通事故が本校生徒に発生。生徒は交通マナーを守っていた。それでも事故が起きてしまう。車が突っ込んでくるかもという予想も大事。今回は、左側通行で自伝車に乗って一旦停止していたのに、トラックが右折した際、自転車を巻き込んだ事故になっている。十分気をつけてほしい。
・自転車のスピードの出し過ぎ、一旦停止違反、前方不注意は、重大事故になりやすい。
・塾などで夜間に自転車を利用する場合は、反射材を必ず使用すること(ヘルメットや反射材の着用を格好悪いと考える「その思考が一番格好悪い」ということに気づける人になってほしい。) 

にっこり 校内の消毒の様子

 スクールサポートスタッフ(SSS:非常勤職員)の豊田先生に校内の消毒をしていただいていることは、以前の「楓の森の舎窓から」に載せていたと思いますが、本日(13日)、私(校長)は業務に少し余裕があったので、どのように消毒作業をされているのか、しばらく豊田先生について回ってみました。
 一言で言えば、「子供たちが触っている(触りそうな)箇所は全てアルコールで拭き上げる」という作業をされています。小学校籍のもう1人のSSSの先生と分担されていますが、担当範囲をすべて消毒し終わるのには、およそ2時間半かかるとのことです。本日時点で、合志楓の森中では陽性者が確認されていませんが、このような地道な作業がその背景にあるのではと頭の下がる思いです。
 ただし、学校外から持ち込まれるウイルスの阻止には、正直限界があるとも感じています。昨日、県教育委員会から通知があった内容、特に「(本人に)発熱、風邪症状、倦怠感、息苦しさ、味覚・嗅覚障がい等の症状がある場合等には、症状がなくなるまで登校せず、自宅で休養する」や「同居の家族に発熱等の風邪症状が見られる場合も登校せずに自宅等で待機する」等の徹底をお願いするしか方法はありません。
 なお、オミクロン株の流行拡大を受け、教職員による放課後の教室の消毒も再開しています。

ニヒヒ 校長もローテーション授業(1年道徳)

 以前、1年部は道徳のローテーション授業を行っているという記事を書いていましたが、本日(12日)の4校時、ご家族に新型コロナウイルス感染の疑いがあり用心のためお休みいただいた1年部職員に代わり、1年1組の道徳の授業に私(校長)が入りました。
 本時の主題(道徳的価値項目)は「感謝の気持ち」で、使った教材(資料)は、熊本地震関連教材「つなぐ~熊本の未来へ~」の中から「いつか伝えたい」を用いて実施しました。「感謝の気持ち」というものは、その思いを持っていてもなかなか素直に伝えられないことがあるもので、それが家族のような身近な存在であればなおさらです。しかし、感謝の気持ちを伝えることができれば、人と人の心の絆はさらにつながり、温かい人間関係をつくることができると思います。
 校長が授業者ということで、1年1組の生徒たちにははじめは若干堅さもありあしたが、途中からは自分の思いや考えをたくさん出してくれて、少しは今日の主題に迫る授業になったかなと思います。久しぶりの道徳の授業でしたが、徐々に勘が戻ってきたようにも感じて、とても楽しい時間を過ごすことができました。1年1組の生徒たち及び担任の吉留先生に「ありとがとう」と、私自身も感謝の気持ちを伝えたいと思いました。

試験 後期の実力テスト

 本日(11日)と明日(12日)は、後期の実力テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は社・英・数、明日は国・理、2年生が本日は国・理・英、明日は社・数(2年生は高校入試と同日程)の順番になります。
 今回は県の各教科研究会が作成した「県版テスト」を使用し、テストの出題形式や雰囲気は共通テストに似た感じがあります。私(校長)は、1校時の様子を見て回りましたが、ほとんどの生徒たちは、いつものように真剣に問題に向かっていました。ただし、空席がいつもより若干多かったようにも感じました。新型コロナウイルする感染症への対応ということであれば仕方ないですが‥‥。 
 お隣の韓国ほど極端ではありませんが、日本もこれまで学歴社会と言われて久しく、どうしても高校入試や大学入試の結果がその後のキャリアに影響を与えるという側面は残っています。しかし、「いい高校」・「いい大学」にいくことだけが学習の目的ならば、とても残念なことです。そのマイネスの影響として、進学後の「燃え尽き症候群」や「ドロップアウト(留年や退学)」、就職後のメンタルの低下やコミュニケーションの不足等の問題なども話題になることがありますね。
 大事なことは自分の将来の姿(夢)を思い描くこと。その実現のために必要であるから高校へ行くし、さらに高等な教育を求めて大学への進学することもあるでしでしょう。そして、それらの進学のために一定以上の成績が必要ならば、当然学力を高める努力もしなければなりません。そういった意味から、本校の生徒たちの学習動機がどの部分に由来しているかは、校長としてとても気になるところです。

期待・ワクワク 冬休み明け集会

 本日(7日)の1校時、生徒会役員認証式の後、冬休み明け集会を行いました。
 まず、1,2年生及び生徒会執行部の代表生徒から後期後半への抱負についての発表がありました。発表した3人ともに、ノー原稿(自分の言葉)である程度長い時間でも話ができていることに感心し、これが合志楓の森中のスタンダードになりつつあることを嬉しく思いました。また内容的にも、具体的な目標とする姿やそこに至るまでの見通しも述べられており、他の生徒たちのロールモデルになってくれていると思います。
 私(校長)からは、冬休み前集会の話の続編(その2)として講話をさせていただきました。そのスライドは下に添付しておきます。ご覧いただければ、講話の内容がご理解いただけるものと思います(著作権に配慮して一部修正をしています)。

国際的視野を広げる・その2(HP用).pdf

 その後、生徒指導主事の後藤教諭からの指導がありました。とにかく冬休み中、誰1人大きな事故や事件に巻き込まれることもなく、無事に後期後半を迎えられたことをとてもうれしく思っていることろです。
 なお、集会終了後の大掃除の時間、掃除を頑張っている生徒の姿を数多く目にしました。特に1年生の様子に変化があるようにも‥‥。私の講話を受け止めてのことか、あるいは代表生徒の発表に触発されてのことか分かりませんが、そこに「もうすぐ2年生(先輩)になる」という自覚の芽生えを感じるのは私だけでしょうか。