学校生活(ブログ)

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期待・ワクワク 東北地方の伝統産業調べ(2年社会)

 現在、2年生の社会は地理的分野で「東北地方」について学習しています。本日(26日)の2校時、2年3組は東北地方の伝統産業について調べていました。
 このような調べ学習で活躍するのは、やはりインターネットですね。「東北地方 伝統産業」というキーワードで「ググった」だけで、関連するウェブサイトが数え切れないほどヒットします。そうなると難しいのは、膨大な情報の中から自分が調べていることに有意な情報を取捨選択することです。その点は、ベテランの社会科担当の 町田 教諭のことです。着目すべき視点を与えたり、要領の良いまとめ方を助言したり、うまくやっておられました。
 高校入試で試験がある5教科の中、本校で1人体制の教科は社会科だけのため、町田 教諭には7クラス全部を担当していただいており、本校では最も授業時数が多い教員です(来年度は2人体制になる予定です)。1学年主任の業務と併せて負担が大きく、町田 教諭には申し訳なく思っていますが、生徒たちにとっては 町田 教諭の授業を受けることができてラッキーです。おそらく学力的にも相当上がっているものと期待しています。

笑う 「生徒の学びを止めない」ための授業配信接続テスト

 本日(26日)、中学校では「『生徒の学びを止めない』ための授業配信接続テスト」を行いました。
 9月の分散登校時も、本校ではネットワークとタブレットを駆使して、生徒の学習保障に努めて参りましたが、今回は教職員が出勤困難な場面まで想定し、教職員も自宅からネットワークに接続しました。教職員にも家族がおり、その家族の職場や学校で新型コロナウイルス感染症の陽性者や濃厚接触者が出たことによって、当人も出勤困難とする対応が散見されています。このような教職員の数が多くなると、時間割の入れ替え等では対応できず、学校教育そのものが成立しない状況が懸念されています。
 管理職を除く教職員は全員、8:10から自宅にてZoomによるオンライン職員朝会に参加しました(左写真)。こちらは全職員、特に支障もなく接続でき、本日の打合せ等を行いました。
 その後生徒は、8:30から同じく自宅にてTeamsによるオンライン朝の会に参加しました(中央・右写真)。その際のホストは学級担任で、その後ホストを副担任に交代し、1校時以降のオンライン授業ができる体制まで確認しました。こちらは全生徒が問題なく接続できたかを、登校後に確認することになっていますが、私が各学級の「チーム」を巡回してモニターした範囲では、どのクラスもうまくいっているようでした。と言いますか、生徒の方が手慣れたもので、「本校の生徒たちは本当にすごい」と感心しました。
 本校職員からも、「教師用タブレットにデジタル教科書をインストールしていただき、ホワイトボードがあれば、自宅からでも通常と変わらない授業を行うことができます」という前向きな意見がありましたが、私(校長)からは、「あくまで緊急事態の対応なので、学習を無理して進めなくてよい。まずは生徒とつながることを大事に。あとは既習内容の復習等で学力低下につながらなければ十分」と言っています。
 現時点の判断では、概ねテストは成功だったと思います。「いざと言う時の引き出し」があるということは、とても安心感がありますね。校長としてもとても有り難いです。 

期待・ワクワク 学校教育指導員派遣事業の授業訪問(体育)

 合志市は、元校長先生を「学校教育指導員」として任用し、採用(任用後)5年以内の教員が在籍する学校を訪問して、授業等に対する指導・助言を行う事業を行っています。現在、お2人の指導員(水田指導員・前川指導員)がおられますが、本日(25日)は水田指導員に本校を訪問いただき、上林 講師の体育の授業を参観いただいて当人への指導・助言をいただきました。
 本日は、1年2組のハンドボールの授業でしたが、授業後の水田指導員のお話では、上林 講師の授業は「学習規律がしっかりしており、指示も的確で、生徒たちが運動量も確保しつつ、適切に技能を学べる授業であった」との高い評価をいただきました。また、1年2組の生徒たちの授業に臨む姿勢についてもお褒めの言葉をいただきました。
 水田指導員は、専門が保健体育ですので、教科の専門性や指導力をさらに高めるための助言や指導をたくさんいただいたものと思います。上林 講師にはそれらを自分のものとし、体育教師の力量をさらに磨いてほしいと思います。
 教員不足や教員の資質・指導力の低下が懸念されている今日、合志市がこのような教員育成の事業に力をれていただいていることは、校長としてもとても有り難いと思っています。

驚く・ビックリ 「xSync(バイシンク)」を駆使して

 合志市の小中学校には、児童生徒1人1台のタブレットPCに加え、各教室に電子黒板(大型モニター付きのPC)が整備されており、学習者用端末と電子黒板は「xSync(バイシンク)」でつながっています。
 「xSync」とは、画像転送を中心にした学習支援ソフトウェアで、生徒たちが直感的な操作でタブレット上に表現した発想や回答を電子黒板上に転送したり、それらの発想や回答を比較・検討した結果を生徒のタブレットに転送したりして、生徒の主体的で対話的な深い学び(アクティブラーニング)や生徒たち同士の教え合いや学び合い(協働学習)をより実現しやすくするためのシステムです。
 上掲の写真は、2年3組の数学で「確率」の学習をしている場面ですが、左右の写真の上段(電子黒板)と下段(タブレット)を比較していただくとお分かりのとおり、様々な学習の情報が双方向(教師と生徒・生徒と生徒)でのやりとりされていました。この授業をしていた 後藤 教諭もその1人ですが、本校には「xSync(ホスト)の達人」の教職員が多数います。また、それ以上に凄いことは、本校では「xSync(クライアント)の達人」の生徒がほぼ全員であることです。

笑う 英検

 本日(21日)の放課後、3年生の3教室を使って英検がありました。受検したのは4級、3級、準2級で、まだ2年生なのに準2級を受けている生徒が2人いることには驚きました。ただ、受検者数は生徒全体の8分の1程度でした。
 英検IBAとは違って、こちらには受検料がかかりますので任意ではありますが、各級が取得できれば、これは一生、志願書(調査書も含む)や履歴書等に使える「自己の能力を示す指標」になります。今回はコロナ禍でもあるので控えた生徒が多かったのかもしれませんが、次回は「頑張るからお金出してください。」とお家の人に言えるような生徒が多くなったら嬉しいなと思います。

期待・ワクワク 回路計の使い方(2年技術)

 現在、2年の技術科では、「電気機器の保守点検」の学習をしています。本日(21日)の2校時には、2年1組が、回路計(テスター)を使って電気が流れるか(伝導体か)どうかを視覚的に確認しているところでした。
 現在、私たちは様々な装置や機器を利用し、便利で快適な生活を送っていますが、それらの機器のしくみを知ることなく利用していることがほとんどではないでしょうか。近年、機器等のしくみはますます「ブラックボックス化」していますが、機器等のはたらきの基本原理や最低限の点検・保守の方法は知っておきたいものです。
 このような学習を通して、細さなトラブルのため機器を遺棄したり、間違った方法であると知らずに危険な方法で利用したりすることがなくなり、簡易でも正しく点検・保守ができれば、より長く利用できるのではないかと思いました。
 担当している井上教諭は、熊本県中学校教育研究会技術・家庭部会の主要メンバーであり、ご承知のとおりICTに関しても合志市の取組を牽引している技術科教育のエキスパートです。比較がないので分からないとは思いますが、そういう先生に指導いただいている本校の生徒たちは、実はとても恵まれていると思っています。

にっこり ボックスティッシュカバーの作製(1年家庭)

 現在、1年の家庭科では、吊り下げ型のボックスティッシュカバーを製作しています。本日(21日)の2校時には、1年2組が、テッシュの取り出し口の部分をミシンでに縫っているところでした。
 本校には2人で1台の割合で最新型のミシンがあり、結構手の込んだ裁縫も可能となる環境があります。そのため、現在行われている合志市歴史資料館の「原田茂特別展(外部リンク)」に関連する三つの木の家の事業にミシンを貸し出したりもしています。
 生徒たちも小学生から何回か経験していると思いますのでは、とても上手に縫っている生徒が大勢いました。このような技能を小物作り等の趣味レベルにするのか、それとも本格的なアパレル関係の職業レベルにまで高めるかはその生徒次第ですが、様々な経験をすることによって日常生活が豊かになったり、進路の選択肢が増えたりすることはよいことだと思います。
 担当している小山教諭は、熊本県中学校教育研究会技術・家庭部会の主要メンバーであり、幾度となく他の教育機関からヘッドハントされそうになっている家庭科教育のエキスパートです。比較がないので分からないとは思いますが、そういう先生に指導いただいている本校の生徒たちは、実はとても恵まれていると思っています。

笑う 走れメロス(2年国語)

 現在、2年生の国語では「走れメロス」の学習をしています。ご承知のとおり「走れメロス」とは、「処刑されるのを承知の上で友情を守ったメロスが、人の心を信じられない王に信頼することの尊さを悟らせる」というストーリーの 太宰 治 作の短編小説です。全教科書会社の国語教科書に採用されている名作なので、記憶に残っている人も多いのではないでしょうか?
 私(校長)が見たのは、本日(20日)の2校時の2年3組の授業で、ちょうど王様が「どうか、わしも仲間に入れてくれまいか」と言ったクライマックスの場面でした。生徒たちはその時の王様の心情を思い浮かべ、意見を交換していましたが、なかなかいい意見が出ているように思いました。
 ただし、ひねくれものだった私の中学生当時を思い出すと、「こんなにも心の腐った王が、そんな簡単に改心するものか」と思った記憶があります。それに、「自分はメロスのようにはなれない」とも感じていたように思います。そうは心の中で思っていても、実際に授業で発言はしませんでした。私のような生徒は「悪い生徒」と否定されるべきでしょうか? 「友情」や「信頼」が美しく尊いのは当たり前です。しかし、物事を「白」と「黒」に収斂するような学びはからは、多様性を認める感性は育たないようにも思います。
 「走れメロス」という作品が、生徒たちに衝撃を与える作品であることは間違いないようです。そうでなければ、50年以上も使われる定番教材になるはずはありません。その衝撃が生徒たちの脳内を活性化し、「人間はどう生きるべきか」という生涯にわたって問い続ける命題に対する、現時点での自分の考えにつながってくれればいいなと思います。あとは生徒一人一人の「自立」と「自律」、そこに期待したいと思います。

興奮・ヤッター! 初任者研修の研究授業(1年音楽)

 本日(19日)の2校時、矢野教諭が自身が担任する1年3組の音楽の授業で、初任者研修の研究授業を行いました。初任者研修として研究授業を行うのはこれが最後となります。
 教材は「赤とんぼ」。♪ ゆうや~けこやけ~の あかと~ん~ぼ~♫ 誰もがどこかで聞いたり歌ったりしたことがあるであろう、三木 露風 作詞、山田 耕筰 作曲の日本を代表する唱歌です。本来であれば、歌唱の指導として実施するものですが、新型コロナウイルス感染の拡大局面にあるため、「曲想と歌詞の内容の関わりを理解し、歌唱表現の工夫について考える」という目標の鑑賞中心の授業となりました。
 矢野教諭は、ICT活用についてとても優秀です。どこが優秀かと言えば、電子黒板(デジタル教科書)やタブレットを当たり前のように自然に使っています。「スマホ世代」の教員ということもあるのかもしれませんが、もはや鉛筆やノートと同じ感覚なのです。何か特別なことをしている感じが全く無いゆえに、ICT活用がなかなか進まない学校やタブレットを授業でどう使ってよいか悩んでいる先生方の参考となる部分がたくさんあったと思います。県立教育センターや菊池教育事務所の指導主事にも見て欲しいと思うぐらいでした。
 また、音楽の授業としても深まりがありました。歌詞に含まれる作者の思いを、生徒たちは自分の言葉で表現し、意見交換し合っていました。一言で言えば「切なさ」や「懐かしさ」等なのでしょうが、作者の生い立ち、時代背景、情景描写、‥‥、それらを生徒自身の生活とも重ねながら、多様でしかも結構長い文章で表現している生徒が多かったことには正直驚きました。それらの思いを込めて実際に歌ってみることができなかったのが、仕方ないことですがとても残念に思いました。

お祝い 全国・九州大会への出場(空手・バドミントン)

 クラブチーム(社会体育)への所属ですが、本校生徒が全国・九州大会へ出場しますのでお知らせします。

1.バドミントン
 ◎出場者:2年 祇園田 君 
 ○ 第5回九州中学生バドミントン大会
  期日:2月26日(土)、27日  会場:牧園アリーナ(鹿児島県霧島市)
 ○ 第22回全日本中学生バドミントン選手権大会
  期日:3月25日(金)~27日(日)  会場:アミノバリューホール(徳島県鳴門市)

2 空手道(第16回熊本県中学生空手道新人大会〔予選大会〕を受けて)
 ◎出場者:1年 佐野君(個人形3位)、1年 荒木君(個人組手3位)、2年 山田さん(個人組手4位)
 ○ 第16回全国中学生空手道選手権大会
  期日:3月28日(月)~30日(水)  会場:京都市体育館 (京都府京都市)

 出場者の生徒たちには、熊本県の代表として、また合志楓の森中生徒としての誇りを持って思い切り競技をしてきてほしいと思います。本校の教職員、他の生徒とともに応援しています。
 なお、大会当日頃の新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、大会が終了した帰熊後の数日間の行動については、配慮をお願いすることとしています。