日誌

校長ブログ

中間テストに向けた朝自習の様子、復習の原則は?

11月24日、中間テスト最終日です。各クラスの朝自習の様子を見て回りました。直前の復習ですが、やり方は様々です。教科書やノート、ワークをもとに、確認している生徒、覚えている生徒、答えを隠して再度解いている生徒、ノートに書きながら覚えている生徒、友達に尋ねている生徒、その子なりの復習の方法でよいのですが、復習にも原則があります。「東大独学」という本に、「復習とは『できない』を探して埋める作業」とありました。納得です。自分の苦手な部分、覚えにくそうな部分、間違った部分、今は覚えているけれど忘れる可能性が高い部分等に赤ペンや蛍光ペン等で線を引くのです。チェックをするのです。あとは、その部分を中心に何度でも復習をして、復習の質を高めるのです。東大生はもちろんですが、テスト等の点数が高い人は、全員が「復習がうまい」のです。学校や家庭で「正しい復習」をし、学びを高めてほしいと思っています。

 

 

 

小さい可愛いお客さんに、元気力100%即充電

11月22日、小さい可愛いお客さんが、校長室にやってきました。村内の保育園年長児4名と先生方です。園児たちは、入るなり水槽のグッピーにくぎ付け、そして、「いつもお仕事ご苦労様です。頑張ってください。」と手作りのカレンダーとお芋ケーキを手渡してくれました。まさに、元気力100%即充電です。職員室にいた先生方も一緒に、小さな可愛いお客さんたちを玄関までお見送りしました。

 

 

性に関する講演会「考えてみよう、性暴力のこと」

11月17日、性に関する講演会を行いました。講演題は「安心安全な関係のために ~考えてみよう、性暴力のこと~」です。性暴力被害者のためのサポートセンター「ゆあさいどくまもと」から2名の方に講師をお願いし、下の写真のように、校長室をホストPCとして、保健委員会が司会進行を行い、熊本市と校長室、各教室をZOOMでつないで実施しました。講演後に、生徒が伝えた「お礼の言葉」の一部を紹介します。

「私は人と人との距離が決められていて、その距離を守るために、相手のことをちゃんと考えること、そして、自分のことはちゃんと自分で守るために、嫌なことはきちんと相手に伝えることを学びました。これから~(省略)」

「(省略)今後、そういうことになったとき、支援センターや身近な人に相談できるようにしようと思いました。」

図書委員長と副委員長に3社から取材、2人とも応答ばっちり!

11月16日、昼休みに熊日新聞社、人吉新聞社、広報さがらの3社が来校され、「朝の読書大賞」受賞に関しての取材がありました。図書委員長と図書副委員長に対して、「読書の効果は?」「今何を読んでいますか?」「図書委員としてどのような活動をしていますか?」「朝の読書大賞受賞した感想は?」等、たくさんの質問をされましたが、2人とも、しっかりと応答していました。さすがでした。その後、私と図書司書の先生を入れて、記念写真を撮りました。今後、新聞や広報誌に掲載されます。お楽しみに!

 

発問「本当の勇者は誰か?」 メロス、王、セリヌンティウス

11月16日、授業を参観していたら、とても興味を引く素敵な発問が板書されていました。2年生の国語の授業「走れメロス」の学習で、「本当の勇者は誰か?」でした。そして、名札カードが、メロスに2人、王に2人、セリヌンティウスに14人貼られていました。早速、生徒たちのワークシートを見ました。どの生徒も、考えと理由がびっしりと書かれていました。「理由を書く」ことは、思考力の向上に直結します。頭を使います。賢くなります。育っています生徒たち。休み時間、国語の先生に、「あの発問、120点!」と授業の話で盛り上がりました。

 

経営訪問で13名来校、感想や意見を学校運営に!

11月16日、相良中学校経営訪問、並びに学校運営協議会が行われました。行政や地域の皆様13名に来校いただき、授業参観と学校の取組説明をもとに、感想やご意見を頂きました。生徒の姿や先生の姿に関して、たくさんのお褒めの言葉を頂きました。また、更なる学校の発展のためのご意見もいただきました。生徒たちや先生方に伝えて、今後の学校運営に活かしていきます。

文化祭、素敵な時間をありがとう。(写真3枚)

11月12日、文化祭を次の内容で行いました。①生徒会の開祭セレモニー ②吹奏楽部の演奏 ③演劇「1年:みなまたの木」「2年:あきなわ島の歌」「3年:This  is  Me」 ④合唱「1年:Yes!」「2年:新しい世界へ」「3年:群青」と、笑いあり、感動ありの素敵な時間でした。閉祭セレモニーでの3名の言葉を紹介します。

「1年生:中学校初めての文化祭、小学校の時より自分たちで準備することが多く大変だった。緊張もあったけど、仲間と一生懸命に取り組むと、とても楽しかった。」(1枚目の写真)

「2年生:2年生となった今年は、去年よりも伝えることを意識して参加することができた。修学旅行と劇を通して、当時の沖縄の状況や島の人たちの叫びを伝えることができた。」(2枚目の写真)

「3年生:3年間の集大成、自信と誇りをもって、劇に歌に本気でやった。最高の劇にするために、試行錯誤した。これから、高校受験に向かっていく、このかけがえのない経験を生かして進んでいきたい。」(3枚目の写真)

 

 

 

蒲島知事来校、生徒に熱い思い語る

11月10日、知事出前ゼミとして、本校に来校され、講演をしていただきました。蒲島知事の幼少期から現在までの経験をもとに、演題でもある「逆境の中にこそ夢がある。~不可能を可能にする~」について、熱い想いを生徒たちに伝えられました。質問では「現在、夢がありません。どうしたらよいでしょうか?」「死ぬほど勉強したと言われましたが、1日どのくらい勉強されましたか?」「知事として一番大切にしていることは何ですか?」という生徒の質問にも、具体的に答えていただきました。最後は、くまモンも出てきて、くまモン体操を踊ったり、一緒に写真撮影をしたりしました。生徒たちの心に、蒲島知事の熱い想いが伝わった1時間となりました。

 

文化祭プログラム完成、お待ちしています。

11月8日、文化祭のプログラムが完成し、各家庭に配付しました。本日、会場や展示設営も完成し、残りの金曜日と土曜日の2日間でしっかりと仕上げて、本番に臨みます。テーマは「自立」で、サブテーマが「心を一つに全力考動」です。心を一つにし全力で考動してきた姿、そして、自立に向かって成長してきた姿をしっかりご覧ください。お待ちしています。

東京にて、「朝の読書大賞」贈呈式に出席

11月6日、東京にて、朝の読書大賞贈呈式が行われ、校長と図書司書が参加し、賞状とトロフィー、目録をいただきました。その後、スピーチでは、26年前の私と朝の読書との出会い、相良中での朝の読書との出会いと2つの驚き、その要因としての図書司書の存在、日本トップ級の読書の学校であること、大賞受賞への感謝を述べました。今後も一冊の本との出会いを楽しめる学校づくりを続けていきます。