校長ブログ「秘密の部屋」

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【田浦中学校区地域学校協働本部協議会】310214

 来校された地域の方と話をしていると、生徒数の話が良く出ます。昭和22年に開校した当時の田浦中の生徒数は327名、学校の制度が変わったこともあり、最初の卒業生は19名でした。それから徐々に増え、ピークは昭和37年の793名、その後は減少期に入り、今年の生徒数は95名です。

 今夜、今年度第3回の田浦中学校区地域学校協働本部協議会が開かれました。特に、ここ数年は田浦小中で遠足・学習会・あいさつ運動など生徒間の交流と、授業参観・中学校の先生による小学校の授業支援(+年に2回の懇親会)など職員間の交流を通し、互いの先生の顔や名前をあまり知らなかった「近くて遠い」関係から「近くて近い」関係へと発展し、第23代校長、松本弘二先生が常日頃話されていた「9年間のスパンで田浦っ子を育てる」という意識が職員にも高まってきたように思います。田浦小中のこのような実践は、先日、町議会の質問でも取り上げていただいたと言うことでした。これも協議会の皆様のご尽力があってこそです。

 平成31年度の小学校の児童数は179名、中学校の生徒数は76名の予定です。小規模ですが、地域の皆様の心の拠り所となるような特色ある学校づくりに両校で努めていきたいと思っています。(H)

 

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【ルービックキューブ】310213

 校長室の近くに、パズルと3×3と2×2の2種類のルービックキューブを置いています。2年生のMくんはそこを通るたびに回しています。

 ルービックキューブは、Rubik Ernő氏(ハンガリー)が1974年に考案した立体パズル、日本では1980年(昭和55年)に発売され、大ブームになりました。私はまさにその世代でしたが、保護者の皆さんも遊んだことがある人も多いかと思います。揃えることができず諦めるのが大多数、最後は分解して、組み直す…。

 置いた次の日、キューブを見ると6面がきれいに揃っていました。2年生のSさんが揃えたそうです。次の挑戦者を待っています。

 ちなみに、YouTubeにも動画がアップされていますが、世界最速はFeliks Zemdegs氏(オーストラリア)が2018年に打ち立てた4.22秒!(H)

 

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【避難訓練】310212

 4月までに仕上げないといけない大物のレポート作成の時間を確保するため、3連休はその他のレポートやあいさつ文、式辞、ブログなど計9本の第1稿を書き上げました。

 家で仕事をしていると、足音もなく厳しい上司が近づいてきます。文章が気に入らなかったのでしょう、キーボードに飛び乗って「じゅいいいいあq」と校正して去っていきました。どんな意味か解読できません。

 今日、不審者対策の避難訓練を行いました。不審者役の芦北警察署の大森さんによると「昨年はすごく体格のよい先生が最前線で対応、柔道の達人であるT校長先生が刺股を持って鋭く睨みつける姿に圧倒された。」とのことでした。校長室の壁紙にその跡が残っています。今回は、ルートを変えましたが、職員は臨機応変な対応ができました。

 生徒・職員に対して、登下校中の危機管理についてお話をしていただいた後、刺股と盾の使い方についての実技指導がありました。使用に当たっては複数で対応すること、思い切って使うことの大切さを学びました。今日の経験を活かすことのない世の中であって欲しいものです。(H)

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【あぜ】310211

 先日、今年度最後のPTA役員会を開き、22日(金)の臨時総会に向けて打ち合わせを終えました。

 その後の懇親会では、中学時代の部活の話(今では笑い話ですが完全非公開です)、先生の話(知っている先輩の先生が登場したので非公開です)、それぞれの母校への愛を感じました。途中、田浦中の生徒が駅伝の練習に頑張っている話から、中学生の頃、持久走の練習で田んぼの「あぜ」を走ってショートカットをしたという話へつながり、「”あぜ”って何ね?」「”あぜ”も知らんと?」と、言葉の話題に移りました。

 K会長がある会議で話をしたところ、八代市の人には通じたのに、熊本市の人には通じなかったとのこと。「話し方のせいやろ。」という突っ込みがはいりましたが、県北、県南でも違いがあります。私も大学に入ったころ、近所の小さい子供から「お兄ちゃんは話し方が違うね。」と言われましたし、西合志での初任の頃は「えじい」が何の意味か分かりませんでした。

 古い笑い話です。東北の中学生と九州の中学生が修学旅行で出会いました。それぞれが楽しそうに話していましたが、相手集団の特徴的な語尾を耳にして、

東北の中学生「“げな”ずら」

九州の中学生「“ずら”げな」(H)

 

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【サイコロ】310210

 チョコレートの猫のイラストが描かれた缶ケースが欲しくて、某郷土のデパートの特設チョコレート売り場に行ってしまいました。イラストのネコが、わが家のおはぎ(黒)とふわり(八割れ)に見えます。きっとモデルです。妻の職場にも入荷したのですが、売り切れて手に入りませんでした。

 会場の入り口にはチョコレートでつくられた等身大のくまモンがいました。甘い香りが漂ってきました。中に入ると当然のごとく女性ばかりでした。一瞬、慌てたミスタービーンのような表情になったかもしれませんが、あとは淡々と、にこりともせず、「あった。これか。」と、いかにも頼まれたような顔で購入しました。久し振りに緊張しました。

 長男からは「お父さんはあんなにネコは嫌いだと言っていたのに。」と言われます。語弊があります。子どもの頃、近所のネコにかかとに深く爪を立てられたので、「そんなネコは好きではない」と言っていただけです。

 「おはぎも時々引っ掻くよ。」違います。机に置かれた紙に書かれたものを見るように「嫌なことをされた」と一方向から捉えるのが子ども、サイコロを見るように「でも、こんなに良くしてもらったこともある」と立体的なものの見方、考え方ができるのが大人の証です。

 おはぎが引っ掻くのは愛情表現です。(H)

 

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