校長ブログ「秘密の部屋」

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【四十九日法要】310415

 7日に、義父の49日法要を行いました。説話で親鸞聖人が9歳の時に詠んだ歌「明日ありと 思う心の仇桜 夜半に嵐の 吹かぬものかは」が紹介されました。身につまされます。

 今年の正月に義母と息子夫婦、娘夫婦と孫たちで撮った写真がスマホに残っていますが、最後の集合写真になりました。

 体調を崩して救急搬送されてから亡くなるまでの時間が、思ったよりも短かったため、義母や孫たちの落胆は特に大きいものがありました。亡くなる時に、全員が間に合ったのが救いでした。

 先日、義母と妻、次男の3人で「一文字のぐるぐる」を作り食べたらしいのですが、義母はあまり良く噛まなかったため、喉に詰まらせてしまい、危うく窒息するところでした。妻が引き出し、事なきを得ましたが、義母は「哲っちゃん(義父)が迎えに来た。」と笑ってました。亡くなってすぐはとても気を落としていましたので、笑いに変えられるようになり良かったと家族で話したところでした。(H) 

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【信頼と信用】310414

 今日の授業参観では、どの学級も大きな課題である『スマホやパソコン、ゲーム機などの情報端末の使用に関する家庭のルールづくり』をしました。

 本校でもオンラインゲームを遅くまでやっている生徒の話も聞きます。過去5年間の生徒指導の内容を振り返ると、ほぼすべての事案はSNSが発端になっています。

 昨年度、バイトテロと称される不適切な動画による事件が相次いで報道されましたが、彼らは、自分たちの動画を全世界に向けて発信しているという意識はないはずです。仲間内だけの悪ふざけが、他者によって全世界に発信され、自分のみならず家族まで特定され全世界にさらされる。就職の際に、過去にアップした発言や画像がすべて調べ上げられている。そのような時代です。本人は匿名のつもりでも、たどっていけば、どの手段よりも確実に本人が特定できるのがネットの特性です。

 SNSで知り合った人に実際会ったことがある人の割合は29%。約3人に1人ですから、自分の子どもは関係ないというレベルではありません。わが子も巻き込む、巻き込まれる可能性があると疑ってかかることが、子どもの安全を担保することになります。

 買い与えた者として、責任と覚悟は必要です。自動車はそれぞれが好き勝手に運転すると事故につながります。人の命を奪うこともあります。だからルールがあり免許が必要です。SNSも命を奪うことにつながることがあります。免許にあたるのは家庭でのルールです。

 免許を取って安全運転をしていても事故は発生します。誤解がないように聞いていただきたいのですが、SNSに関しては子どもを「信頼」はしても「信用」はしないことが大事です。それが、子どもの命を守ることにつながります。(H)

 

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【予防接種】310413

 今日は「おはぎ」と「ふわり」の予防接種の日だ。病院には約7分で到着、診察開始は9時。早くかごに入れると「にゃあにゃあ」大騒ぎになる。8時40分から50分の間が確保のゴールデンタイム。カゴの扉は開けたままで準備。昨年、病院に行こうとした時、「おはぎ」は流し台の下のドアを開けて隠れていた。機器管理能力が高い。 ご飯を食べさせ、家から出ないよう撫でたり遊んだりしながらその時を待つ。8時30分、「おはぎ」はこたつの中に潜り込む。しめしめ。「ふわり」は隣の部屋に行くためドアを開けようとするので、捕まえて撫でまくる。まだ騙されている。「今日はやけに待遇が良いな。」くらいであろうか。

 40分、いよいよその時。「ふわり」を確保、カゴに入れる。「おはぎ」は危険を察知、台所に逃げる。確保に成功し、カゴに入れようとするが激しい抵抗にあう。カゴの入り口に足を突っ張り、中に入ろうとしない。数分後、カゴに入れることに成功。車に運ぶが「にゃあにゃあ」大合唱。「何てひどいことするにゃあ。」と聞こえる。

 移動中も「にゃあにゃあ」、9時前に病院到着。診察までしばらく鳴いていたが、犬が入ってきたことに気付き、沈黙。機器管理能力は高い。

 予防接種終了。財布が空になる。飼い主の子どもたち2人は「出世払い」と言う。にゃあにゃあ泣きたくなる。(H) 

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【小中合同歓迎遠足】310412

 今日は年度初めの小中連携行事『合同遠足』でした。中学校は遠足の前に新入生歓迎式を行いました。先日発表された執行部の3案から、全校生徒の投票により、平成31年度生徒会スローガンは、『田浦中PRIDE(P:ポジティブ・R:礼儀・I:あいさつ・D:団結・E:笑顔)』に決定しました。

 その後、小学校に移動して簡単な開会行事を行った後、小中学生がペアとなり、御立岬公園へ出発しました。海岸沿いと公園の桜は、先日の雨風でずいぶん散っていましたが、新緑が美しい季節が近づいています。小学生は替え歌、言葉のゲームなど元気に声を出しながら歩いていました。お腹がすいたと言う声もあちこちから聞こえました。

 会場では生徒会主催のレクリェーションを行いました。尻尾取りを小・中ペアで行いましたが、小学生に引っ張られる中学生も沢山いました。

 合同遠足も今回で3回目、生徒会執行部のメンバーも企画運営のノウハウが随分蓄積されてきました。生徒・児童がニコニコして活動する姿を見て、メンバーもニコニコしていました。人に喜びを与えることは、自分に返ってくるんですね。両校の児童・生徒・先生の結びつきが強まった遠足でした。(H)

 

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【もったいなか】310411

 朝8時半、水俣市総合医療センターに到着。受付に貼られた『診察カードを水俣市出身の江口寿史氏のデザインに変えることができます』というポスターが気にかかる。よく見ると、今住んでいる『湯の児』デザインのカードの交付期間は6月から8月とある。まだその時ではない。心に留めて目的地に向かう。

 消化器内科へ到着。自慢ではないが2月末の人間ドックで再検査のハガキをもらった。いつも母から人間ドックの結果を聞かれるが、返事は「別に。」と決めている。親思う心の現れである。

 3月末に再検査を受け、今日はその結果が分かる日だ。診察室に入る。常に余裕ある表情は変えない。結果は、大きな心配は無し。「よしっ!」と安心するが、さも当然と言う表情で、医師には気取られないように心がける。

 お酒は通常飲まない。タバコも吸わない。改善策は「痩せること」聞き慣れた言葉が返ってくる。「身長が184㎝なので適正な体重にはあと10㎏くらい減らすとかなり改善できるはずです。」それも知っている。知ってはいるが…。

 昔、私たち兄弟が、母に「痩せれば」と言うと笑いながら必ずこう答えていた。「せっかく肥えたとに、もったいなか。」親の言いつけは守らなければ。(H)

 

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