校長ブログ「秘密の部屋」

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【メダカはメダカ】010704

 先日、学校薬剤師の徳田先生がメダカをもらっていかれました。最初は卵から無事に孵るのか、大きく育つのかと心配していました。今はエサはやっていますが自主性に任せた育て方をしており、タライの世界ですくすく、のびのび育っています。大きいものは7ミリ程度にはなりました。たぶん、全校生徒数よりも多くのメダカがいるはずです。

 2年1組のメダカも元気に育っています。土・日の2日間見なかっただけで、急に大きくなったと聞きました。たぶん気のせいです。私が出張の時は、2年1組のメダカ係がエサを与えてくれています。お礼に、私が土・日に学校に来たときは教室にエサやりに行っています。

 先日、田浦小2年生の代表児童2人が、山本先生と学校探検のお礼に来ました。学校探検の時は「早く中学生になりたい。」と言いながら帰ったのこと。一所懸命に書いてくれた一人一人のお礼のカードが嬉しいです。ある量販店に行った時も、「中学校の校長先生だ。」と言いながら近寄って挨拶をしてくれました。

 2人は帰りにメダカを覗いて行きました。「メダカがいっぱいいる!」「すごい!」「みんなカエルになったらどうするんですか。」

 途中からイメージがオタマジャクシにすり替わっていたようです。(H)

 

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【大雨】010703

 テレビでは停滞する梅雨前線の影響で、「熊本でも降り始めからの雨量が300ミリを超えている所があり、今後、大きな災害につながる恐れがあること。」「土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒すること。」また、「ちょうど大潮にあたり、朝と夜の満潮と大雨が重なると、河口付近で浸水の恐れがあること。」などが繰り返し報道されています。スマホの「NHKニュース防災」のアプリには次々に情報が入ってきます。

 町内の防災行政無線からは、大雨警報発表に伴う15か所の避難所開設のお知らせが繰り返し流されています。11時前には警戒レベル3「避難準備」が発令されました。

 町教育委員会からの児童・生徒の保護者への確実な引き渡しの指示を受け、中学校に兄姉がいる児童は、小学校の先生に道を挟んだ中学校まで引率してもらい、小中学校合同で引き渡しを行いました。混雑した時間帯もありましたが、保護者のご協力により、スムーズに引き渡しができました。

 「前も雨の時も大丈夫だった。」、「川も改修されているし、57年の田浦水害のようなことはないだろう。」など、正常性バイアスが逃げ遅れにつながります。自分の命は自分で守るが基本です。(H)

 

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【プール開き】010702

 先週は、小学生も参加しての芦北町の海開きの様子が新聞で紹介されていましたが、今日は本校もプール開きでした。雨も今日は中休みで蒸し暑く、水泳の授業には丁度良かったようです。

 「学校における水泳事故防止必携(独立行政法人日本スポーツ振興センター)」によると、H24~28の水泳の障害事故は、飛び込み13件、泳いでいて10件、転倒2件、衝突1件、その他3件の合計29件発生しているそうです。つまり、飛び込み、衝突、転倒を防ぐことができれば半数以上の事故は防ぐことができるという計算になります。

 昔は水泳と言えば飛び込みの「腹打ち」がいつもの風景でしたが、事故が続いたため、ずいぶん前から学校のプールの飛び込み台は撤去されています。授業では競技用の深いプール以外での飛び込みの指導もしていませんので、事故リスクはずいぶん減っているかとは思いますが、常に危険はそこにあります。

 私は中学校のプールでの飛び込みが苦手でした。当時は小学校にプールがなく、小学生は中学校のプールで授業があっていたので、日によって水位を小学生に合わせてありました。最初の授業で飛び込んだ時、プールの底で鼻をこすりました。

 クラスマッチのリレーの時も飛び込まず非難されましたが、そういう理由です。(H)

 

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【人権集会】010701

 今日は生徒会主催の人権集会が開かれました。

 1年1組の人権宣言は「相手に興味を持つ」、行動項目は「き・よ・う・み」のあいうえお作文で「きく耳をもつ」、「よく相手を見る」、「うみのような広い心を持つ」、「みんなで笑っていられるクラス」

 2年1組の人権宣言は「平等心を忘れずにつかめ絆と笑顔」、行動項目は学級通信のタイトル「あ・い・の・て」のあいうえお作文で「あいてを気遣う」、「いつも絆と笑顔であふれる」、「のびのび自由に発言」、「てをみんなに差しのべる」     

 3年1組の人権宣言は「member of 3の1 一人一人がなかまのために」、行動項目は「他人任せにせず、お互いに支え合える関係を作る」、「個性を大切に認めあえる関係を作る」、「互いが互いを思いやり、尊重できる関係を作る」

 生徒会人権宣言は、「田浦中PRIDE~みんなが笑顔でつながり、安心できる学校にするために~」行動項目は「壱 いじめを許さない、見過ごさない、加担しない田浦中生」「弐 感謝を忘れず、伝えあう田浦中生」「参 仲間と頑張りを分かち合える田浦中生」「四 頑張っている人を心から応援できる田浦中生」

 いじめをなくし田浦中生徒全員が安心して笑顔で過ごせる田浦中にするための人権宣言と行動項目が執行部による寸劇で示されました。迫真の演技でした。(H)

 

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【縁】010630

 夏の甲子園大会県予選1回戦で、水俣高校と八代高校が対戦することになりました。両校に田浦中出身の野球部員が在籍しています。その話をする中で、次男から「職場の上司が、夏の甲子園大会で準優勝(第78回大会)した時の熊工のピッチャーだった。すごいよね。」という話を聞きました。

 私も「震災の時に熊本市内の学校から田浦中に一時転入していたMくんも、お父さんがその時の選手だったと言ってたよ。」という話をしました。

 話をつないでいくと息子の上司は、まさかのMくんのお父さんでした。Mくんのおばあちゃんは、私が保育園児の時のK先生。選択と偶然が交じり合って、人と人はどんな縁でつながっているか分かりません。

 これも縁、あれも縁、たぶん縁、きっと縁です。(H)

 

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