校長ブログ「秘密の部屋」

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【6か年の歴史2】010922

 卒業文集より「6か年の歴史」5・6年生。ところどころ覚えています。文集中の室村先生の似顔絵「宇宙からの使者・かくされた秘密」。これは描いた覚えがあります。学校の先生になって改めて読んでみると…。広い心で受け止めていただき、大変感謝しています。大変申し訳ありませんでした。

 もう時効ですが、ウサギ狩りの時は、猟友会に入っていた私の父が前日までに罠で獲ったものを、当日こっそり放っていました。知っていて「今年は何匹獲れるかなぁ。」と友達と会話する空気の読める子どもでした。6年生の時は、前日の夕方になっても家にウサギがいなかったので、収穫無しかと思っていたところ、当日はタヌキが獲れたので驚きました。予定外でした。(H)

  5年生:1組室村先生・2組小田先生。遠足を兼ねて「十条製紙八代工場」を見学。弁当は球磨川の麦島にある公園で。寒かった。回旋遊具に乗り、目を回したものが多かった。社会科見学「阿蘇旅行」こづかい銭1000円也。草千里での弁当、おいしかった。

 6年生:1組室村先生・2組水由先生。修学旅行「鹿児島市内と指宿」こづかい銭3000円也。家族への土産いろいろ買いこむ。桜島の噴煙ものすごく、鹿児島市内まで火山灰が降っていた。指宿の旅館での「枕投げ」が一番楽しい思い出である。

 引率の先生方は、上田・池辺・山本・室村・水由の5人の先生であった。早朝ランニングをしておられた池辺先生を見て驚く。

 秋の遠足は「国民休暇村」往復5kmをよたよた歩く。しかし、ソフトボール、魚釣り、ターザンごっこ、木登りやテープで音楽を聴いたり。楽しかった。

 12月のウサギ狩りで収穫はタヌキ2匹。ウサギがタヌキに化けたのかも…。

 

 

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【6か年の歴史1】010921

 前述の卒業文集に「6か年の歴史」が載っていました。文字を見比べてみると、6年1組担任の室村先生がまとめられたようです。

 1年生:1組担任先生・2組担任先生。遠足「大木場」でイチョウの大木に驚く。

 2年生:1組百原先生・2組金子先生。遠足「佐敷」へバスで行く。警察署、青木パン、田中牛乳など見学。風邪大流行。クラス6名出席の日もあった。

 3年生:1組西嶌先生・2組金子先生。クラス替えがあり、新しい友達ができた。八代市へ社会科見学旅行に行く。「太洋デパート」が楽しかった。こづかい銭500円也。田浦小学校100周年の年

 4年生:1組松田先生・2組小田先生。熊本市へ社会科見学旅行。こづかい銭1000円也。「動物園」が一番楽しかった。学級新聞「星の子」と「山びこ」づくりに頑張った。1と2組競走するように。叱られることも多かった。

 2年生の「風邪」は、「おたふく風邪」だったような記憶が。

 「1000万円あったら」のページを見ると、買いたいものとして「ランボルギーニ・カウンタック」、「ランボルギーニ・ミウラ」、「フェラーリ308GTB」、「ランチア・ストラトス」、「ロータス・ヨーロッパ」などなど、スーパーカーブーム真っただ中でした。今、それらのミニカーが校長室の棚にあります。1台800円です。(H)

 

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【学校の花と華】010920

花と華の写真は18日の「学校生活」をご覧ください。

『彼岸花』プール・技術室付近。真っ赤な花が群生しています。曼殊沙華(まんじゅしゃげ)はサンスクリット語のmanjusakaから。別名は死人花(しびとばな)、地獄花(じごくばな)、幽霊花(ゆうれいばな)、蛇花(へびのはな)等々、お墓の近くに咲いているとか、毒があるとか言うことで、子どもの頃は摘んでくるなと言われたことを覚えています。大人になった今は気にしない気にしない。

『アメジストセージ』職員玄関、技術室側。唇のような形をした紫色の小さな花が集まって咲いています。手触りはベルベットのようです。

『オシロイバナ』生徒玄関の「継続は力なり」の碑付近。濃いピンク色の花を咲かせています。南アメリカ原産で、江戸時代の始めに日本に入ってきたそうです。子どもの頃は、種を割って、中の白い粉を顔に塗ったくって遊んでいました。

『?』職員玄関の両脇。残念ながら名前が分かりません。とても色鮮やかです。Siriに「なんさま、あ~っか、ま~るか花たい。(とにかく、赤くて丸い花です。)」と聞きましたが、「お探しの場所は見つかりませんでした。」との回答でした。

『M先生』年中、学校のあちらこちらに咲きます。美しく咲くには、1日1本のミニ羊羹が必要だそうです。(H)

 

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【とろーりとろける】010919

 校長室の隣が職員室です。ドアは開いているので、先生方の話が良く聞こえてきます。ある日、YS先生の「CもDも変わらん。」、「Aなんかおらんよね。」、「3か月後ば見てみらんば。」というような声が聞こえてきました。「生徒の評定?教務主任ともなると厳しい話をしているな。」どれどれ会話に参加しようと、職員室に入ってみると…。YS先生の手には自身の健康診断の結果が握られていました。「頑張れ!」心の中で励まし、にこやかな表情で校長室に戻りました。

 各団体・事業所のご協力により、今日は「赤ちゃんふれあい体験学習(1年)」。今日と明日の2日間は「職場体験学習(2年)」を8つの事業所で行います。今後も3年生の「認知症サポーター研修」と「福祉体験」、「うたせ船体験」。1年生の「地域理解講話」と続きます。1年YY主任が職員会議で「100年カレーを作ります。」という提案をした時の嬉しそうな顔。「とろーりとろける」表情でした。(H)

 

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【モラル・ルール】010918

 中国の秦の時代の終わり、都を制圧した劉邦は「殺すな」、「傷つけるな」、「盗むな」の3つの法を施行しました。混乱の時代ですから、シンプルな法が効果的であったと思います。学校に置き換えると、「殺すな」、「傷つけるな」は人を死に追いやることや一生消えない心の傷をつくることにもつながる「いじめ」や「差別」、「からかい」にあたり、「盗むな」は人の物を隠したり、本人の許可なく人の物を使ったりということにあたるのではないでしょうか。

 江戸時代、会津地方では同じ町に住む6歳から9歳までの藩士の子どもたち10人前後で「什(じゅう)」という集まりをつくり、掟(「嘘言(うそ)を言ふことはなりませぬ。」、「卑怯な振舞をしてはなりませぬ。」、「弱い者をいぢめてはなりませぬ」など)を守った生活が1日できたかどうかという点検をして、決まりを破った者には自分たちで罰を与えていました。決まりの最後は「ならぬことはならぬものです。」で締めくくられていますが、これは「決まりは守るものである。」というような意味だそうです。将来、戦場に出ることが義務付けられた子どもたちですから、自分たちの命を守るために、「規律」を第一義にしたということが分かります。

 さて、私たちの言動を縛るものに「ルール」、「マナー」、「モラル」、「タブー」等があります。いろいろな学校に勤務しましたが、田浦中はいわゆる「校則」の少ない学校です。さらに、生徒会では毎年「校則の見直し」を行っています。「ルール」で縛るのではなく、普遍的な「モラル」を大切にして将来の自立に繋ぐ学校。人と人との信頼関係を大切にする学校。生徒会スローガン「田浦中PRIDE」の根幹です。(H)

 

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