校長ブログ「秘密の部屋」

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【待合室】010902

 昼休みの校長室・事務室前はいつも、職員室に用事がある生徒の待合室として賑わっています。今日は前の廊下からクイズが聞こえてきました。数年前に爆発的なブームを巻き起こし、メダルの争奪戦になった「妖怪ウォッチ」からの問題でした。

「ゲゲゲの鬼太郎」の作者、水木しげるさんによると、特定の場所に出るのがお化け(妖怪)で、あちこち移動できるのが幽霊だそうです。お化けは土地に憑き、幽霊は人に憑くので、「妖怪ウォッチ」の設定は原則と異なるようです。

交通事故で地縛霊になったネコの妖怪。必殺技のひゃくれつ肉球で、敵を攻めまくる。

犬と伯父さんが融合して生まれた妖怪。後姿を見て近づいてきた人を驚かせる。

とりついた相手に秘密を無理やりしゃべらせる妖怪。

つっぱることが生きがいな妖怪。真面目な人にとりついてワルの世界に引き込む。

鼻から何かが漏れそうで、いつももじもじしている。限界を超えると大量の水を発射。

とりついた相手にめらめらと燃える心をそそぐ獅子妖怪。

周囲におならをふりまく妖怪。とりつかれると、おならが止まらなくなってしまう。

小中学生には分かるかな。問題は2年生バレー部Mさんのチョイスでした。(H)

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【防災の日】010901

 今日は政府、地方公共団体等関係諸機関をはじめ、広く国民が台風、高潮、津波、地震等の災害についての認識を深め、これに対処する心構えを準備する「防災の日」です。

 今から100年近く前の1923(大正12)年9月1日11時58分32秒。大きな被害をもたらした関東大震災が発生しました。

 内閣府の防災情報のページには、「マグニチュード7.9と推定される、近代化した首都圏を襲った唯一の巨大地震であり、南関東から東海地域に及ぶ地域に広範な被害が発生した。死者105,385、全潰全焼流出家屋293,387に上り、電気、水道、道路、鉄道等のライフラインにも甚大な被害が発生した。」「地震が昼食時に起こったこともあり竈(かまど)、七輪から同時多発的に火災が発生し、水道が断水したため最新の装備も役に立たず、おりからの強風によって火災はたちまち延焼し、消防能力を超えた。」と書かれています。

 9月1日前後は二百十日にあたり、台風の襲来が多い時期とされています。防災の日制定の前年である1959年9月26日には伊勢湾台風が上陸し、大きな被害をもたらしています。教訓を生かし災害に備える日にしたいですね。(H)

 

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【むかしむかし】010831

 中学生は反抗期を迎えます。「いっちょん親のゆうこつばきかん」のは当たり前。学校では結構おりこさんです。イラっとしたら、むかしむかしを思い出すことです。

 その年は、お盆過ぎからほとんど湯の児で寝泊りをしていました。毎朝、毎夕妻との堤防の散歩が日課です。いよいよ明後日から新学期が始まります。明日の夜には人吉に帰らないといけません。遅れることが多いとは聞いていましたが、やはり予定日通りとはいかないものです。

 夕方の散歩と夕食を済ませ、水戸黄門を見ていると、ついにいよいよという反応がありました。みんなで移動の準備を始めます。印籠を出す瞬間が気になっても、決して口にしてはいけません。

 翌朝。ついにその瞬間が来ました。そばにいた義母は大喜びでした。田浦の母は畑で「バンザイ」と大きな声を出したそうです。義理の祖母が一番喜んでいたかもしれません。あ、一番は私です。

 しばらくたって新聞を買いに行きました。その後、今日の日付けの新聞を20年間分保存しています。社会科らしい対応です。

 明日から新学期です。朝会での「私事ですが~。」の報告が人吉二中の習いです。名前はすでに決めてあります。(H)

 

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【雑記】010830

〇郡市陸上近づく。放課後の練習も活気づいています。砲丸投げの女子の中学生記録は、今年6月に岡山県中学選手権で記録された17m45cm。ほぼ3年1組の教室の前の黒板から、女子トイレの入り口付近までの距離。女子の走高跳が1m87cm。YS先生の頭をこすりながら、運が良ければバーが残る高さ。凄いの一言。

〇YY先生の家にランドセルが届きました。Mちゃんは毎晩ランドセルを背負い、「ママは先生の役。」とい言って名前を呼ばせるなど、学校に行く練習をしているそうです。

〇HPの「学校生活(随時更新)」の更新作業中。平成27年から田浦中に勤務していますので、懐かしく写真を眺めています。令和元年度分と平成30年度分の整理が一通り終わり、ログアウトしようとしたところ、令和元年度分が完全に消えていました。奈落の底に落ちるとはこんなことを言うのでしょう。目の前が真っ暗になりました。あれこれ復旧作業をしてみると、元に戻りました。日頃の行いの良さが幸いしました。(H)

 

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【好き嫌い】010829

 今日は1年生の調理実習でした。私にも試食が届きましたが、ハンバーグ自体に味が付き、火もしっかり通っていました。家庭での復習が大事です。

「お父さん、お母さんは好き嫌いはなかろ。」と息子から聞かれたことがあります。私が食べないのはナマコくらいですが、ナマコは好き嫌いの範疇に入れるような食材ではありませんし、イノシシの肉は実家の冷蔵庫・冷凍庫を占領している状態でしたので、一切食べません。これは反抗なので、好き嫌いとは違います。

「親が好き嫌いがないと、子どもも好き嫌いがないらしい。」というのが会話の結論でした。妻が土・日は勤務の仕事に就いているため、早く帰った方がご飯を作るが当たり前。子どもたちのご飯もよく作っていました。

 人吉に勤務していた頃は、子どもたちも小さかったので、金曜の夜に田浦に連れて行き、部活が終わった日曜の午後から迎えに行くという生活をずいぶんしていました。子どもに今日何を食べたと聞いたところ「〇〇ぎん〇ゃ〇を初めて食べた。」と答えた時には驚きました。好き嫌いなくワイルドに育ちました。(H)

 

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