校長ブログ「秘密の部屋」

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【初盆】010813

 朝から凪でした。息子たちは海で釣りをした後、さらに1時間くらい泳いだようです。大人になっても夏休みに変化なし。2人とも子供のころから水泳をしていたのですが、「久しぶりに海に入るときつい、波で流されるはずだ。」と言っていました。次男は顔をクラゲに刺されるというおまけ付きでした。
昼前からは 2月に亡くなった義父の初盆の法要でした。親戚中が集まった機会に、甥の結婚報告もありました。叔父さんの一人は、息子たちに「結婚式ばしてくれ、楽しい席で集まりたい。」という話をしていました。今年に入り、妻の父と叔母、私の叔母が亡くなりさみしいお盆を迎えています。
 テレビではお墓参りでしてはいけないことがクイズになっています。「お墓はご先祖様そのものなので上から水をかけてはいけない。」「墓はきれいに研磨をしてあるのでタワシでは磨かない。」「亡くなった方は香りを楽しむのでビールやお酒などのふたは開ける。」「お供えの花はバラでもよい。」など、いろいろな番組で情報が重なっています。
 きゅうりとなすに割りばしなどを刺して作った馬と牛を模したお供え物「精霊馬(しょうりょうま)」も紹介されていました。先祖の霊に早く帰ってきてほしいので行きは「馬」、ゆっくりあの世へ戻ってほしいので帰りは「牛」だそうですが、関西から九州にかけては作らないので馴染みがありません。
 夜中、息子たちは裏の山にカブトムシ・クワガタを採りに行きました。雨の後は、結構いるそうです。キャッチ&リリースで手に乗せた写真だけ撮ってきました。今日23歳と、もうすぐ26歳です。(H)

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【高校野球】010812

 明日は義父の初盆のため、息子たちを熊本市に迎えに行ってきました。お参りのため、田浦の実家に立ち寄りましたが、ホテイアオイがものすごく大きくなっていました。学校・自宅・実家、すべて昨年グラウンド横の水路で採った同じものなのですが、日当たりの違いか、栄養なのか、ものすごく成長しています。

 夕方、テレビをつけると神村学園(鹿児島県)と高岡商業(富山県)の対戦中でした。お兄ちゃんだった高校球児が同学年になり、年下になり、30代の監督を見て「若いなぁ。」とつぶやき。高校野球は自分が年を重ねていくことを如実に感じさせます。

 神村学園の攻撃は9回表2アウト。キャプテン松尾君の打球がセカンド後方にあがったとき、息子二人は「風!風!」と声を出して念じていました。神村学園を応援していた人たち全員が同じことを祈ったのでしょう。一旦、グラブに入ったボールは、グラウンドへ落ち2アウト1・3塁へ。結果は3-4で敗れましたが。息子たちは「どんな時も笑顔の松尾君が良かった。」とのこと。最後は、小さいころ「ウルトラマンガイア」を見ていた時のように、立って応援していました。明後日は熊本工業を全力で応援します。

 余談ですが、神村学園の打順は「田中、松尾、田中、松尾、田中」と続いていました。高校1年時の体育の鹿本先生の氏名点呼。「I、I田、I水、I村、U杉、U田津、U上、O本、田中!、田中!、田中!、T富、N園、H上、畑口」3連続「田中!」の強調した言い方を思い出しました。(H)

 

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【切符】010811

 先日の九州特活研で筑波大藤田教授が、中・高の勉強について「列車の切符のようになっている。」という話をされました。高校・大学といった「目的地」に到着すると、切符は捨てて(回収されて)いるという意味です。

 私は教師の道を選択したので、授業、特別活動、部活動、先生方の話、人間関係の悩みや解決方法など学校での学びがそのまま仕事に生かされ、「勉強」はさらにお金(小・中・高・大の学び)が追加できるICカードのようになっていますが、このような職業はごく少数です。

 講演の中で私たちに「立方体を2つ重ねたような形の体積を求めなさい、但し3つ以上の方法で考えなさいという指示をしたとします。ある子どもが、『2つ考えたけど、両方とも答えが同じだったので、これ以外の方法を考えても無駄だと思います。』と言ってきました。先生はその子どもに何と返されますか。」という問いかけがありました。

 「またいらんこつば言う。」、「だけん、でけんとたい。」、「お前は何でん、すーぐあきらめて。」、「入試に出っとぞ。」でしょうか。私たちが「切符」にするような指導をしてしまっているかもしれません。では、どんな話をすればよいのでしょう。

 世の中には正解は一つでも、時間、効率、予算など複雑な要素が絡みA案がだめなら、B案。それでもだめならC案、さらにD案というような場面が多くありますね。(H)

 

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【本日休業】010810

 先日、テレビを見ていると薩摩川内市にある某ドライブインが紹介されました。ちゃんぽん入りホルモン定食が有名だと言うことで、国道3号線から水引ICへ入るところにも大きな看板が立っています。

 妻はお盆も法事以外は仕事が続くので、休みの今日は鹿児島方面に行き、その帰りに寄ってみようということになりました。水俣と鹿児島間も阿久根ICから薩摩川内市水引ICを除けば高速道路が開通しているため、2時間強あれば到着します。

 鹿児島中央駅は複合商業駅ビルになっていますが、妻の仕事と同業種のため、お店を見て回り、昼過ぎまでそこで過ごし、かき氷の有名店で「白熊」を食べてという一日でした。

 駅近くの駐車場から電車通りに出て、高速道路まで向かおうとしましたが、電車通りを横切る大きな道路に時差式信号がなく、右折に戸惑いました。

 帰途につき、ドライブインの前を通ると「本日休業」の掛札が。土曜日なのにと思いましたが、妻によると「お盆休みは運輸関係が休みに入ることが多いからでは。」とのこと。そういえば行きも帰りも大型トラックの台数が少なかったなとように思います。

 帰宅して、ネットを見ていると「本日はホルモンが完売しましたので、夜の営業を休みます」とのこと。テレビの影響が大きかったのかもしれません。(H)

 

 

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【チョムリアップ・スオ】010809

 執行部の5人と、カンボジアに学校を造るための募金を竹﨑一成芦北町国際交流協会会長(芦北町長)へお渡ししてきました。平成9年頃、内戦で疲弊したカンボジアに学校を造ろうという募金活動が佐敷小学校で始まったと聞いています。佐敷小では児童がコメやタマネギを作ったり、バザーを開いて得た益金を学校を造る活動に寄付をしています。田浦中でも、体育大会や文化祭の時などに募金活動を行っています。

 平成13年に、最初の学校が南部のシアヌークビル市に造られてから現在5校。最初は300万円台だった建設費も、現在は1000万円を超えるそうです。来年か再来年には目標金額が集まり、6校目を造ることができるのではないかというお話でした。

 町長・副町長・教育長他たくさんの方が入られての贈呈式に、生徒会長のKさんも挨拶ではさすがに手がプルプル。「入学式や卒業式の式辞とは比べられないくらいの緊張でした。」そうです。

 生徒会スローガン「田浦中PRIDE」の「E」は「笑顔」。町長のお話を聞き、カンボジアの子どもたちに笑顔になって欲しいという願いがさらに強くなった贈呈式でした。(H)

 

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