学校生活
R4 小中合同運動会
5月28日(土)に坂本中学校八竜小学校の合同運動会が開催されました。
各団の看板!That's wonderful!
天候にも恵まれました。
演舞・ダンス
親VS子ども ガチリレー
ユニークな掛け合いもあり盛り上がりました!
今年は赤団が優勝しました。勝ち負けはありましたが、「坂本に元気を」を合言葉に
子どもたち・保護者の皆さん・教職員で作り上げた運動会でした。皆さんお疲れ様でした!
道の駅館長招き 職業講話
3月16日に1年生の学活で職業講話を行いました。講師は、本校の地域学校協働活動推進員である、「道の駅坂本」館長の道野真人さん。東京生まれ東京育ちの道野さんが、坂本に移住された理由や、道の駅を経営する上で大切にしておられることなど、道野さんの生き方や思いが仕事につながっていることが分かり、多くのことを学ばせていただきました。生徒からは、「私もなにか坂本でできることはないか、坂本の良いところをひろげていきたい。」という感想がありました。
志を立て「立志式」挙行
▼▼▼▼ 3月14日に2年生が立志式に臨みました。古来日本では、数え年15▼歳(満14歳)で元服を行い、大人の仲間入りをしていました。これにな▼らい、多くの学校で14歳になる中学2年生を対象に立志式を行っていま▼す。本年度は、2月13日に実施する予定でしたが、まん延防止重点措置▼期間が延長。職場体験学習、PTA授業参観・総会、郷土料理教室の行事を中止するなか、立志式は2度の延期の末、実施することができました。▼ 平日ではありましたが、数名の保護者の方々にも参加していただき、午前中は八竜山に登りました。雲に覆われていた空も、八竜天文台に到着したころには青空が見え始めました。稲葉台長さんの案内のもと、生徒たちはプラネタリウムを見学。それから天文台の屋上に登り八代平野に向かって、自らの志を叫びました。▼ 午後は、体育館で立志式を行いました。校長講話として、「立志式は、大人になる心構えを決意する大切な儀式。自分勝手な考えや怠けようとする甘えの心を捨てて、志は社会のため人のためになる志であってほしい」と伝えました。その後、生徒が順番にステージに立ち、自ら立てた「志」を発表しました。「笑顔で元気な明るい音楽の先生になりたい」、「自分でつくった映像が褒められ、映像クリエーターになりたい」、「ものづくりが好きで、エンジニアになりたい」などの将来の夢や、親や家族への感謝の言葉、これから努力したいことなどを発表してくれました。生徒たちには、自分が決意した志を忘れることなく、夢実現に向かって努力を積み重ねていってほしいと思います。
心に残る「第47回卒業証書授与式」
3月4日に第47回卒業証書授与式を執り行いました。コロナウイルス感染防止のため、本年度も来賓の方々に参列してもらうことはできませんでしたが、在校生は参列させることができ、心に残る卒業式となりました。
本年度の卒業生は9名(男子4名、女子5名)。八竜小1年生の頃からずっと一緒だった気心知れた仲間たちです。これまで、生徒の中に一人のコロナウイルス感染者を出すこともなく、卒業生全員がそろい、卒業式を挙行できたことは大きな喜びでもありました。
卒業証書授与では、対面での氏名点呼を避ける形を取りましたが、どの生徒も凛とした表情で証書を受け取ってくれました。返事や礼儀作法の一つ一つにそれぞれの思いが感じられ、義務教育の最後を飾るのにふさわしい態度であったと思います。
私からは、「コロナ感染対策、豪雨災害で当たり前の生活ができない中、自分らしさを忘れず、前を向いて学校生活を送ってくれたこと」、「生徒会活動では一人一人が自分の役割をしっかりと自覚し、その個性を発揮してくれたこと」、「小中合同運動会文化祭等では、後輩をやさしくリードし、みんなが楽しいと言える学校にしてくれたこと」などを紹介し、卒業生のこれまでの頑張りに対し感謝の言葉を伝えました。そして、「夢を持ち、その実現に向けて挑戦し続けてほしいこと」や「感謝の心をいつまでも大切にしてほしいこと」などを話し、式辞としました。
その後、在校生を代表して、2年生の古閑美麗さんが、「私たちは、何にでも一生懸命で積極的に取り組まれる先輩方の姿を忘れることなく、日々努力していきます」と送辞を述べました。涙をこらえて読む姿に、卒業生との絆の深さを感じました。これに対し、卒業生を代表して山本萌萌花さんが答辞を述べました。「三年間を振り返ると、みんなと笑いあった出来事ばかりが浮かんできます」「大切な仲間たちと過ごした坂本中学校での思い出を胸に、それぞれの夢に向かって歩んでいきます」と、一語一語噛みしめるように、思いを込めて読み上げてくれました。坂本中への愛着、後輩への期待、保護者や先生方への感謝の気持ちを感じました。また、卒業生唱歌では、事前収録した歌「絆」を流しました。3年間の思い出映像をスクリーンに映し出し感動的なものになりました。
本年度の卒業生は、互いの個性を認め合い、その個性を十分に発揮してくれた学年でした。これからもふるさと坂本への感謝の気持ちを持って、それぞれの夢に向かって大きく羽ばたいてほしいと思います。卒業生の前途に幸多きことを願っております。
4種類の樹木を植樹しました
2月7日に全校生徒で植樹を行いました。レンギョウ(黄)、アナベル(うすみどり)、ユキヤナギ(白)、西洋ニンジンボク(紫)の4種類の樹木を校舎と運動場の間の花壇に植えました。春から初夏にかけて花が咲く予定です。さっそく、レンギョウの若芽が芽吹き始めています。
グリーン・クリーン・SAKAMOTO
1月から2月初旬にかけて、「グリーン・クリーン・SAKAMOTO」と銘打って、登校坂の清掃活動を行いました。登校坂には、昨年秋に落ちた枯れ葉が積もったままの状態でした。掃除時間を中心に全校生徒がほうきや一輪車を持ち寄り枯れ葉を回収し、すっきりした登校坂になりました。
新入生説明会ーオンラインで実施ー
2月17日に新入生を対象とした学校説明会を行いました。次年度は八竜小から6名の児童が入学し、全校生徒が23名になる見込みです。新型コロナウイルス感染拡大に伴うまん延防止重点措置の適用期間が延長され、感染リスクをできるだけ軽減しようと、本校と八竜小とを結ぶオンライン形式で行いました。
新入生オリエンテーションでは、生徒会執行部が、学校の様子や生徒会活動及び部活動について説明を行った後、職員の方から、教育課程・学習面について、生徒指導・部活動について、保健関係について説明しました。
参加した小6の児童からは、「坂本中のようすを聞けてよかったです」「説明を聞き、安心しました」などの感想がありました。
3年生による卒業プロジェクト
3年生の皆さんが、卒業プロジェクトと題して、「学校への恩返し大作戦!」を展開してくれました。内容は、お世話になった学校を少しでもきれいにしようと、学校の正門付近の清掃活動に取り組みました。この場所は掃除の配当がないところ。登校坂のこけを取ったり、門扉や正門のブロック塀などを拭き上げてくれました。おかげでとてもきれいになりました。
プロジェクト第2弾は、「3年生を送る会」。本年度最後の「チャレンジ坂中生」の時間に、生徒と職員の混合チームでバレー大会を行いました。企画したのは2年生。短い時間でしたが、気持ちのよい汗を流すことができました。
閉会後には3年生のサプライズ企画で「未成年 感謝の主張」がありました。3年生が体育館ギャラリーに上がり、一人ずつそれぞれの思いを後輩や先生たちに訴えました。3年生のユーモアあふれる主張が聞けて楽しい時間となりました。
3年生の頑張りに感謝ー心に残る卒業式にしようー
明日から3月、本年度も残すところあと一月になってしまいました。一端収束したように思えた新型コロナウイルス感染も年が明けると第6波が押し寄せ、現在も予断を許さない状況が続いています。そうした中で、予定しておりました2年生の職場体験学習や郷土料理教室、2月開催予定のPTA授業参観や後期総会等の行事を中止させていただき、誠に申し訳なく思っております。特に3年生の保護者の皆様には、お子様の最後の中学校での授業をお見せできなかったのは残念です。
本年度は新型コロナウイルス感染対策のため高校の受験の日程が早まり、これに伴い卒業式も例年より早く3月4日の開催となりました。3年生が今週末に本校を巣立っていくことがなかなか実感できないというのが正直なところです。
本年度の卒業生は9名。坂本中在学の3年間は、1年生後半に新型コロナウイルス感染が拡大し始め、2年生では豪雨災害による学びの場の移転、坂本中校舎での学校再開後も新型コロナウイルス感染症のまん延などによって、十分な学校行事を行うことができませんでした。坂本中の歴史の中でも一番苦労した学年だったと思います。それでも、自分らしさを忘れず、互いに協力して、落ち着いた学校生活を送ってくれました。そして9人全員の個性が
輝いていた学年であったと思います。修学旅行を計画する際、「関西に行かなくても、みんなと一緒なら一日の修学旅行でいいですよ」。文化祭では、「坂本音頭をプログラムに加えてください。先生方も一緒に坂本音頭を踊りましょ。私たちが教えます」。などの思いを聞き、状況をわきまえる態度や、ふるさと坂本を大切にする気持ちには頭が下がる思いがしました。 3年生の皆さん、本当にありがとう。
3月4日は、新型コロナウイルス感染対策のため規模を縮小しての卒業式となりますが、心に残る卒業式を創り上げていきましょう。
生徒作文 3年 遠山望晴
「私らしく生きる道」
皆さんは「学歴差別」や「学校差別」という言葉を知っていますか。「学歴差別」とは、学歴によって扱いに差をつけられること、また、「学校差別」とは、学校を固定概念や偏見など勝手なイメージで判断してしまうことです。学校の名前によって、差別されたり偏見を持たれたりするということは、絶対にあってはならないことです。しかし、この「学歴差別」や「学校差別」といった学校に対する思い込みは、私たちの身近なところにもあるように思います。受験生になって、私の身の回りでは、高校の話題が出るようになりました。「あの学校は厳しい学校だ。」「勉強ばかりで面白くないらしい。」というような声を耳にすることがあります。しかし、それは、根拠も何もない自分自身の思い込みや偏見に過ぎない言葉です。その発言は「現実の生徒の姿」「学校の姿」を正しく見ての発言なのでしょうか。その話をうのみにして、その高校に行くのを止めてしまうかもしれません。ただ、何気なく話していたことが、誰かの生き方を邪魔しているかもしれません。私たち三年生は、人権学習の中で、学校差別をテーマにした「翼をください」というドラマを見ました。このドラマは周りから心ない言葉を言われ続けた生徒達が、全員で立ち上がり思いを訴え、母校に対する偏見を変えていく物語でした。
私は、このドラマを観て、自分の周りにある言葉と重なりました。そして、その一言は学校や生徒の「現実の生徒の姿」を見ずに思い込みや偏見、固定概念に囚われた一言なのではないかと深く考えさせられました。
私は、卒業したら自分がやりたいことができる高校に進学するつもりです。私は自分の可能性を広げ、将来の目標を見つけるために高校を受験することを決めました。高校では自分の得意なことを伸ばしながら、苦手な理数系の分野にも積極的に取り組みたいと思っています。また、中学校で培ったアイデアと行動力を生かして、自分の夢へ一歩ずつ近づけていきたいです。自分の道は自分で決めたからこそ、責任を持って私らしく頑張ります。