日誌

校長ブログ

全国中学生人権作文コンテスト。基本的人権の深化を!

7月19日、学活の時間に、「人権作文」の時間がありました。この時間は、夏休みの課題「全国人権作文コンテスト」に向けての説明と、実際に書いてみる時間でした。下の生徒は、すでに1枚を書き終えようとしていました。この生徒は、学校で作成している人権作文の書き方等をプリントした用紙と社会の教科書「新しい人権~情報化の進展と人権~」を開いていました。これらの資料も参考にしながら、自分の体験をもとに、考えたり、感じたりしたことをしっかりとまとめていました。基本的人権について深める機会になりそうです。

1学期人権集会。一人一人の更なる心の成長を!

7月15日、人権集会を行いました。新型コロナウイルス感染予防のため、学習室1をホームとして、各教室をZOOMでつないで実施しました。まず、各クラスの人権学習の内容と人権宣言の紹介を行いました。その後が「校長の話」でした。大きく2つ話しました。1つは「各クラスの人権宣言が、みんなのクラスを更に元気に、さらに成長させてくれること。」についてです。2つは「心が変われば、人生が変わる。」という名言についてです。

生徒一人一人の更なる「心の成長」を楽しみにしています。

 

第1回学習クラスマッチ。優勝はどのクラス?

7月14日、朝自習の時間に、学習委員会と図書委員会主催の「第1回学習クラスマッチ」が行われました。

目的は、「基礎学力の向上」「学ぶ習慣づくり」「学級集団の団結」の3つです。漢字30点、英単語20点の計50点満点で、1週間前にプリントが配付されました。そして、1週間、満点を目指して、自分のために、そしてクラスのために、朝自習等で習熟を図りました。

結果は、見事、3年生の優勝でした。平均点がなんと49.41点、そして満点が22名もいました。

 

「夏休みの計画を立てよう」 もうす~こし寝ると夏休み~。 

7月13日、各クラスの学活は、「夏休みの計画を立てよう」でした。担任から、夏休みの課題や宿題点検日、2学期すぐ行われるテスト等について話がありました。その後、夏休みの計画づくりです。下の写真は、ある1年生の生徒が立てた「夏休みの生活表」です。「勉強時間が多いね。」と話すと、「はい。」と少し照れながら笑っていました。このノートの真ん中には、「努力するものは希望を語り、怠けるものは不満を語る。井上靖」という言葉がありました。私自身も、肝に銘じたいと思います。

 

自学で、家庭学習のやり方を学ぶ。

7月12日、廊下にある掲示を見つけました。それは、1年生の社会の「自学」に関する掲示でした。11人の自学ノートから、社会の部分をピックアップして紹介してありました。「学ぶとは、真似ることである。」とも言われます。良い学びをしている自学のノートを見ることにより、家庭学習のやり方が分かり、方法が身に付き、習慣となります。毎回のちょっとした積み重ねが、大きな力になります。是非、家庭学習のやり方を学んでほしいと思います。

可愛い七夕飾り出現。「みんなの願いが叶いますように!」

昨日は「七夕」でした。実は、6月末、生徒昇降口に、可愛い七夕飾りが出現したのです。司書の先生と支援員の先生の手作りです。ありがたいです。願い事を見てみると、納得したり、クスッと笑いが出たりと、楽しませてもらいました。少し紹介します。

「コロナがなくなりますように!」「学校生活を無事に送れますように!」「あたしに幸あれ」→「私にもこいつよりもっと幸あれ」「英検合格できますように」「プール25m泳ぎたい(切実)」「3年生!受験頑張って!」「世界平和」「彼氏ください」

私も、先週の金曜日に願い事を書きました。「105名の生徒と19名の先生が、今より少し幸せになりますように!」

みんなの願いが叶いますように。

ZOOMで授業配信!先生方の対応力、素敵でした。

昨日3教科、今日5教科でZOOMでの授業配信を行いました。「学びを止めない。」「つながりを切らない。」のもと、本校では初めての試みでしたが、授業を配信しました。先生方の戸惑いも大きかったのですが、各自がそれぞれ次のような工夫しながら、授業を配信しましました。先生方の対応力、素敵でした。本日のZOOM接続率は78%でした。

・パワーポイントを活用しながら ・板書を活用しながら  ・ホワイトボードを活用しながら ・カードを活用しながら ・デジタル教科書を活用しながら ・チャットでタブレット操作の指示を出しながら

ZOOMで健康観察!本校初の試みでした。

7月5日と6日は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため臨時休業となりました。感染防止につながるとともに、しっかり体調を整えてくれることを願っています。

さて、7月5日、8時30分から、ZOOMによる健康観察を行いました。生徒は前日にタブレットを持ち帰りました。体調もよくWI-FI環境があり接続できるところは、ZOOMで健康観察を行い、接続できないところは電話連絡をしました。本日は71%がZOOMに参加できました。臨時休業の時でも、画面いっぱいに生徒の顔が見えると、「つながっている。」という安心感があります。生徒の皆さん、七夕の日、待っています。

学校経営訪問にて、「積極性」と「背中への挨拶」Good!

7月1日、相良村教育委員会による学校経営訪問が行われました。訪問者は、教育委員会、村内小学校長、外部評価委員、学校評議員の皆さんです。始めに、授業参観を行い、職員紹介をし、経営懇談を行いました。最後に、各委員さんから、感想や意見をいただきました。その中から3点を紹介します。

①相良中の生徒は積極性に欠けると言われていたが、生徒の様子や校長の説明から、積極性が出てきて、良くなっていることが伝わってきた。

②「背中への挨拶」という説明があったが、登校や下校中、外で作業をしていると、遠くからでも元気に背中に挨拶をしてくれる。浸透しているなあと感じている。

③校門の道路をスピードを出して通る車がいる。小さい子供もいるので、危ない。注意喚起をお願いしたい。

 

 

 

「挑戦!MYハンカチ100%」達成。たかがハンカチ、されどハンカチ。

6月30日、「今日、初めて100%になりました。」と保健委員長が校内放送した後、職員室で拍手が起こりました。なんと、ハンカチ持参率が100%になったのです。そこにいた先生から、保健委員長に、「たかがハンカチ、されどハンカチ!」「とてもすごいことだよ。」との言葉が。この陰には、保健委員会の放送による啓発はもちろんですが、「どうすれば100%になるのか。」という話し合いや、付箋紙作戦もありました。まさに「成功の影に、保健委員会の努力あり。」です。

村内合同研修会。学び続ける教師!

6月29日の午後から、相良北小学校で、相良村の小中学校の先生方が集まって研修会が行われました。3つの授業を参観し、その後、「熊本の学び」について演習をしながら授業づくりについて深めました。

村内の小中学校の先生方が集まり、村内の子供たちのために、よりよい授業の在り方について研修する姿は、大変頼もしく感じました。「学び続ける教師」の姿です。

感動と成長の球磨人吉中体連。

6月25日(土)~6月27日(月)に行われた球磨人吉中体連が終わりました。試合に出た選手も、応援した選手も、各自全力を尽くすことができたのではないかと思います。緊張して試合に臨んだこと。狙い通りの一打。悔やまれるミス。チームメートと喜び合ったこと。負けが決まった瞬間。そして、思い起こされる練習の日々。一人一人の心が大きく動いた感動と成長の中体連だったと思います。

県大会出場を決めたのは、次の通りです。新たな目標を立て、努力し、更なる成長をして、人吉球磨の代表として県大会に臨んでくれることでしょう。おめでとうございます。

・男子バレーボール部 優勝

・バトミントン女子複 優勝

・空手 女子形の部2位、女子組手の部3位

 

1年国語「スピーチの会を開こう。」発表力が育っています。

6月28日、1年生の国語の授業は「スピーチの会を開こう」でした。スピーチメモをもとに、クラス全員の前で1分間のスピーチをするのです。テーマは「好きなこと」でした。ちょうど参観した5人の内容は、「ピアノ」「ハンバーグ」「剣道」「バレー」「牛タン」でした。どの生徒もとても上手にスピーチしていました。特に感心したのは、「相手を意識して尋ねる言い方をしていること」と「文章を覚えて言うのではなく、スピーチメモをもとに、話すということ」です。発表力の育成に大きくつながる学習でした。

食育旬間。「食べること。それは、生きること。」

6月6日~24日までの3週間は、食育旬間でした。給食委員会が、3週間を次の3つに分けて啓発を図りました。

①かみかみ週間 ②病気に負けない体にしよう週間 ③だしを味わう週間

6月22日の給食の時間は、下の写真のように、だしに関する生徒からの質問に、給食委員が調べて放送で答えていました。

質問は次の3つです。「世界では何からだしを取っているの?」「西日本と東日本で味付けの違いは?」「給食にはどんなだしが使われているの?」でした。答えを聞き、「なるほど」と納得しました。

最後に、給食委員長が、「食べること。それは、生きること。」「食事に気を付けて、健康を保ち、勉強や部活動を頑張りましょう。」と締めくくりました。

 

 

 

音楽の授業。自分たちで高め合うシステム。

6月21日(火)、1年生の音楽は、「『We’ll Find The Way』を2部でハモろう!」というめあてで学習していました。先生が、旋律の重なり方を確認した後、「パートリーダーお願いします。」といったのです。すると、パートリーダの2人が出てきて、CDの準備をし、下の写真のように自分たちで円を作り、歌い始めました。歌い終わったら、先生が、「お互いに高め合いましょう。」と言いました。すると、「何か気づいたことない?」のパートリーダーの問いに、「~のところは良かった。」「~の部分が難しいよね。」「立ち位置を変えたほうがいい。」「もう1回~に注意して歌おう。」などの意見が出てきました。

自分たちで高め合うシステムができているのです。とても素敵な「学ぶ姿」を見ることができました。きっと、きれいなハモりになることでしょう。

 

 

 

球磨人吉中体連推戴式。生徒の意気込みひしひしと!

6月20日(月)の朝、体育館に全員集まって、中体連推戴式を行いました。球磨人吉中体連が、6月25日(土)からスタートします。相良中学校からは、野球、女子テニス、剣道、バトミントン、男子バレー、女子バレー、空手の7種目に出場します。まず、各部のキャプテン等が、目標や対戦相手、これまでの練習等を全員の前で語りました。中体連にかける意気込みがひしひしと伝わってきました。最後に、「校長激励の言葉」として、生徒に次の2点を伝えました。

①結果より過程(プロセス)が大切。残り1週間のプロセスも、挑戦し努力して当日を迎えてください。

②当日ベストパフォーマンスをするためには、「ポジティブ思考」が大事。ポジティブになる1つの方法が「ため息より、深呼吸」です。

生徒の皆さんの健闘を心から願っています。

本日より水泳開始!泳ぎ方と命の大切さを学ぶ場!

 6月20日(月)より水泳の学習がスタートします。9時ごろ、プール開始前のお清めの儀式を行いました。「生徒が水難事故等に合わずに、水泳の学習が行えますように!」という願いを込めて、お米とお塩と焼酎でお清めの儀式を行いました。本日より、プールに生徒たちの歓声が聞こえてきました。泳ぎ方を学ぶ場であるとともに、命の大切さを学ぶ場でもあります。

期末テスト開始。なぜテストを行うの?

6月15日(水)から、期末テストが始まりました。6月17日(金)までの3日間です。生徒会の「5000チャレンジ」の取組も順調ですし、しっかりと期末テストと向き合い取り組んでいます。

でも、そもそも、なぜテストを行うのでしょうか。

まず、「知識の習熟を図るため。」「成績をつけるため。」という直接的な目的があります。

また、「評価は次の指導につなげるため。」という目的もあります。「指導と評価の一体化」と言います。

つまり、「テストを活用して、その後の学びにつなげるため。」という考え方です。社会に出てからも「学び続ける姿勢」は大事です。「学び続ける姿勢」を身に付けるためにも、テストって必要なのかなと思っています。

人権学習(1年)!「書くことは、考えること」

 6月14日、人権学習の1年生は、「水俣病をめぐる人権」でした。教材「話したいと思うようになりました」は、主人公のお母さんが、水俣病によって亡くなったじいちゃんやひいじいちゃんのことを、大勢の人の前で話したいと思えるようになった経緯が綴られたお話です。

 下のノートを見てください。クラスで一番たくさん書いていた生徒のノートです。「書くことは、考えること」です。考えが整理され、自分の気持ちとしっかりと向き合っていました。

 

 

人権学習(3年)!「考え、議論する道徳」

6月14日、人権学習の2回目が行われました。1年生は、「水俣病をめぐる人権」について、2年生は「聴覚障害者の人権」について、3年生は「いじりから考える友達関係」について学習しました。

3年生は、元AKBの高橋みなみさんが司会する「いじめをノックアウト」を視聴しながら、「いじり」について考えました。

「あなたは、『いじりは必要』という意見についてどう思いますか?」という担任の先生の発問に、生徒たちは、「賛成」「反対」「条件つきで賛成」「条件つきで反対」の4つの立場に立って、理由を言い合いながら、深めていました。まさに、「考え、議論する道徳」です。

相良中学校の先生たちは、このように、立場を明確にして、理由を話し合うという授業を、よく行っています。このような授業により、生徒たちの「思考力・判断力・表現力」が育まれているのだと思っています。