日誌

校長ブログ

生徒の挨拶が、地域に元気を届けています。

9月22日、生徒集会で、学校評価の結果について話しました。4つの身に付けたい力の中で、一番高かったのは「元気力」でした。「挨拶は元気度を測るバロメーターであること」「背中への挨拶、遠くからの挨拶、元気な挨拶が確実に増えていること」を伝えた後、保護者や地域の方からの次の3つの声を紹介しました。生徒の挨拶が、地域に元気を届けています。

 

給食委員会の取組。給食標語(3部門)の表彰!

 9月22日、生徒集会が行われました。その中で、給食委員会による給食標語の表彰が行われました。テーマが「だし」「ビタミン」「かむ」の3部門あり、各部門で4名の優秀賞が紹介されました。また、各部門の最優秀賞に、賞状が授与されました。3名の最優秀賞の標語を紹介します。「食が体を作る」と言います。まさに食育です。

◎だし部門「だしをとる うま味たっぷり 味が出る」

◎ビタミン部門「ビタミンは 健康を維持 大事だよ」

◎かむ部門「よくかんで 歯の健康を いつまでも」

「朝の読書」の基盤。本を選ぶ時間の設定。

 9月21日、図書館で図書司書の先生と話をしていました。すると「次の時間、1年2組が本を借りに来ますよ。」とのこと。待っていると、国語の授業の前の休み時間に、1年2組の生徒全員が2冊の本をもって図書館へやってきました。すると慣れたものです。2冊の本を返却し、本を選び、新たな2冊の本を借りました。相良中学校は、本を借りるシステムがきちんと整っているのです。これが、昨年度一人平均72冊という驚異的な読書貸出冊数を生み出した基盤となっていることを再確認しました。本を選ぶ時間と本を読む時間があれば、人は本を読みます。そして、本の世界に入り、知識を高めたり、心を豊かにしたりします。相良中学校は、読書できる環境が整っています。これは、日本全国の中学校の中でもトップクラスだと自負しています。継続していきたい相良中学校の特色ある取組です。

ペットボトルキャップ集め。委員会活動での積極的な行動(ワーク)

 9月20日、給食時の放送で、美化ボランティア委員会主催「ペットボトルキャップ集め」の結果発表が放送されました。クラスマッチで行っていましたが、結果は1年1組の優勝でした。帰りの会にて委員会から賞状が授与されました。また、先週の登校中に、何人もの生徒が袋を持ってきていました。「何が入っているの?」と尋ねると、「ペットボトルキャップです。おじいちゃんからもらってきました。」との返答。委員会の計画や運営する姿、それに応えようとする生徒の姿に、積極的な行動(ワーク)を感じました。その結果、下の写真のように、全校生徒で、48.3kgのペットボトルキャップが集まりました。すごい量です。今後について、美化ボランティア委員長に尋ねると「この後ジャスコにもっていきます。最終的にはワクチンになります。」ということでした。ご家庭や地域の皆様、ご協力ありがとうございました。

台風14号。本校の一番の被害は杉枝!

 9月17日から9月19日までの台風14号接近に伴い、相良村をはじめ、人吉球磨でも大きな被害が出たところもあるようです。一日でも早い復旧復興を願っています。本校では、台風の影響で欠席した生徒はいませんでした。学校の校舎に被害はありませんでしたが、百年杉の杉枝が軽トラ10杯分くらい落ちていました。朝早く来た職員や生徒で、片づけをし、写真のように通れるようになりました。ありがたいことです。

職場体験に向けて、電話でアポイントメント。

 9月15日、2年生が、職員室から電話をしていました。何だろうと思って近づくと、受話器とメモを持ち、緊張しているのが伝わってきました。実は、10月4日の職場体験に向けて、事業所へアポイントメントの電話をしていたのです。受話器を置きホッとした生徒に感想を聞くと、「緊張したけれど、相手の方にうまく伝わったからよかったです。」とニコッと答えてくれました。

 当日は11の事業所に分かれて、職場体験を行います。事業所の皆様、受け入れていただき、本当にありがとうございます。また、本日の対応を含め10月4日当日も、大変お世話になります。そして、生徒たちをよろしくお願いいたします。

研究授業3年数学「新しい関数」

 9月15日、3年数学の研究授業を行いました。めあては「これまでの関数とはちがう、新しい関数について理解しよう。」でした。そして、下の写真のように、「ボールが斜面を転がるときの時間と距離の関係」について、自分で考えたり、ペアやグループで話し合ったりしながら、新しい関数「y=ax2」についてまとめていきました。ある生徒は、「y=ax2について、理解することができたのでよかったです。」と授業を振り返っていました。

 研究授業とは、授業者が「どのような授業を行うか。」という学習構想案を書いて、他の教師に授業を見てもらい、授業の検証を図る取組です。先生方は、年に2回程度、学習構想案を書いて、授業をお互いに見合うことにより、授業力の向上を図っています。

 

中体連秋季陸上競技大会。13種目で6位以内入賞。

9月8日、中体連秋季陸上競技大会が行われました。本校から31名が参加しました。その中で、13種目で6位以内入賞し、29点を獲得することができました。秋季陸上競技大会は、本年度最後の大会となりますが、賞状をもらった生徒、入賞した生徒、ベストタイムが出た生徒だけでなく、31名すべての生徒が、約1か月半の練習の過程と大会の場に立てたことにより、確実に成長につながったことと思います。本当によく頑張りました。

 

 

球磨教育事務所による学校訪問。生徒とともに創り上げる授業。

9月12日、19名の指導の先生方に訪問していただき、「球磨教育事務所による学校訪問」が行われました。3年に1回あり、訪問を通して指導・助言を仰ぎ、今後の学校教育の運営や指導に生かしていく取組です。生徒の姿、授業者の姿をもとに指導・助言されますが、肯定的な評価ばかりでした。3つ紹介します。「生徒が素直で、学びに向かっている姿に驚いた。」「先生と生徒の関係がよい。」「先生たちは、授業を工夫しながら改善する姿がしっかり見られた。」ありがたい言葉です。先生方や生徒に返していきながら、「生徒とともに創り上げる授業」の更なる向上を図っていきます。

 

「3年けテぶれノート」家庭学習でも学力向上を!

3年生の担任の先生が、授業の空き時間にノートを見ておられました。そのノートは、「けテぶれノート」でした。「けテぶれノート」とは、「け=計画、テ=テスト、ぶ=分析、れ=練習」の4段階で行う自学ノートです。これをきちんとやっている生徒は、家庭学習でも学力向上につながっているそうです。ある生徒の「けテぶれノート」を紹介します。この日は、社会と日記と英語を行っていますが、特に、社会は、4つの段階がしっかり見えます。自ら計画して家庭学習を行う習慣が身に付いています。家庭学習でも、学力向上を図っています。

2学期もVとWで、成長を!

 各教室に、2学期の目標が掲示してあります。3人の生徒の目標を紹介します。「1つ1つの行事に、積極的に取り組み、小さなテストでも手を抜かず、全力でテストをする。」「知:手を挙げて発表する。徳:大きな声であいさつする。体:毎日体を動かす。」「2学期の成績が入試に関わってくるので、校内模試や定期テストだけでなく、普段の授業での発表など、自分に足りない力を補っていく期間にしたい。」

 目標は掲げるだけではなく、書いて掲示したり、人に話したりして、目標共有することが大切です。これが「V(ビジョン)」です。あとは、W(ワーク)が大事になります。ワークとは、「積極的な行動」です。目標達成に向けて、積極的に動くことが、成長につながります。105名の生徒一人一人が、しっかり成長できますように、教職員19名で関わっていきます。

 

中体連秋季陸上の推戴式。9月8日(木)本番。

9月5日、球磨人吉中体連秋季陸上競技大会の推戴式が行われました。相良中学校代表として31名が選ばれ、7月21日から約1か月半の練習を積み重ねてきました。短い期間でしたが、ここにいる31名は、「走る」や「跳ぶ」という基本の動きを極めることに挑戦してきました。この挑戦する姿、努力する姿は、とてもかっこよかったです。当日は、「できる。」「大丈夫。」「あきらめない。」というポジティブ思考で競技に挑んでほしいものです。結果がどうであれ、必ず各自の成長につながります。9月8日(木)が本番です。ファイト!31名の陸上競技の選手たち。

「救給カレー」自然災害や食育を考える。

9月1日の「防災の日」、給食の献立の1つは「救給カレー」でした。救給カレーは、平成23年の東日本大震災をきっかけに開発された非常食です。食べた感想を紹介します。「災害が起きた時に、容器なしで手軽に食べられるとところがいいと思いました。」「最初からお米も混ぜてあって、とても食べやすかったです。災害の時の少ない食料の1つなので大切に食べたいです。」自然災害や食育について考えた1日となりました。

POPで本の紹介。読書の更なる啓発!

9月1日の朝自習は、POPを書く時間でした。夏休みに下書きをして、清書を1週間程度かけて完成させます。POPとは、他の人が読みたくなるような本の紹介文のことです。図書委員会の取組の1つです。今後、全校児童が書いたPOPが図書館前に掲示され、読書への更なる啓発が図られます。どのようなPOPが出来上がるのか楽しみです。

文化祭に向け、2学期の総合的な学習の時間スタート。

 8月30日の6校時、総合的な学習の時間は、各学年文化祭に向けたスタートの時間でした。1年生は、水俣病患者のビデオを見て、学んだことや感じたことを書く学習。2年生は、職場体験のオリエンテーションとして、身につけたい力等を明確にする学習。3年生は、文化祭で、発表したいテーマについて検討する学習でした。どの学年も、11月13日(日)の文化祭に向けて、スタートを切りました。自分たちで課題や目標を立てながら、自分たちで学び進めていく時間です。文化祭での生徒たちの発表をお楽しみにしておいてください。

 

 

2学期始業式での生徒発表。「夏に成長した姿」

8月25日に、2学期の始業式が行われました。各学年の代表の発表がありましたが、それぞれ、夏の思い出や2学期の目標を体育館のステージ上で発表しました。3年生代表の生徒は、2つの夏の思い出を発表しました。その一部分を紹介します。この夏、成長しています。

「1つ目は、陸上です。始めは受験生ということもあり、練習に参加するか迷いがありました。しかし、中学校最後の年なので、後悔しないよういろんなことに挑戦しようと思い練習に参加することを決めました。(中略)みんなと一緒に声を掛け合いながら一生懸命走っていくうちに、体力がつき、長い距離を走り終わった後に達成感が感じられるようになりました。(以下省略)」

「2つ目は、勉強です。受験生という自覚をもって、今までとは違って、『勉強に充実した夏休み』を送ることができたと思います。今年は、受験に向けて学習会がありました。私は、自分の苦手な分野が少しでも解けるようになったり、得意な分野がさらに伸びるように取り組むことができたと思います。(以下省略)」

宿題点検。順調に進んでいる?

8月1日、全学年で宿題点検が行われました。夏休み課題表が配付されたのが終業式の日(7/20)でした。その日から、12日目の点検日です。あと夏休みは23日。「もう三分の一が終わった。」か、「まだ三分の二もある。」か、どちらにせよ、月日のたつのは早いものです。なお、順調に進んでいる生徒が多かったようです。

夏休み出張インタビュー「教えて!歯医者さん。」

7月21日、保健委員会の3年生が、夏休みを利用して、出張インタビューに出かけました。学校前からバスに乗り、佐々木人吉駅歯科へ出張です。目的は、全校生徒に歯科受診の大切さを伝え、自分の歯を大切にしてもらうためです。まず、保健委員会では、1学期にアンケートを行いました。そして、生徒から出てきた質問を、学校歯科医師の先生に直接お尋ねして、答えてもらおうと企画したのです。今後、インタビューの内容を整理し、2学期に生徒へ啓発する予定だそうです。この企画力、行動力、大変素晴らしいです。

3年生夏休み学習会。夏に学びの蓄えを!

3年生夏休み学習会が、7月21日から8月8日までの期間に、合計9日間行われます。5教科に限定して、1日45分の3コマの学習会です。郡市中体連も終わり、気持ちを受検に切り替えて勉強を頑張っている3年生です。夏に学びの蓄えをして、受験に挑戦してほしいです。

1学期終業式の校長の話「4つの力を振り返ろう!」

 7月20日、終業式でした。校長の話では、「『相良中学校で身に付けたい4つの力』について、振り返ろう。」という話をしました。まず、校長として、1学期の生徒の姿をもとに振り返りました。確実に「元気な学校」「成長できる学校」になってきています。

 そして、生徒にも、この後、教室に帰ってから、タブレットを活用して、4つの力について振り返ってもらうようにしました。全部で16の質問です。1~4が「挑戦する力」について、5~8が「発表力」について、9~12が「思いやる力」について、13~16が「元気力」についての質問です。先生方にも、同様の質問に答えてもらいます。また、保護者の皆様には、その結果をもとにしながら、2学期始めに学校評価をしてもらいます。その際は、よろしくお願いします。

保護者の皆様、地域の皆様、1学期の学校教育へのご理解とご協力、本当にありがとうございました。