2020年1月の記事一覧
【地域連携】「小さな親切」運動鹿北支部実践発表会
1月25日(土)午前9時00分より、「小さな親切」運動鹿北支部実践発表会が、小中学生をはじめ多くの町民の方々が参加して鹿北市民センターにて開催されました。
来賓あいさつでは、池田副市長が鹿北中生の活躍を紹介してくださり、小さな親切運動は、人を創り生き抜く力を育む。そして、地域社会の中で仲良く良好な人間関係を築くことができるとお話してくださいました。
その後、多くの小中学生が、「小さな親切」及び「家庭の日」作文コンクールの表彰を受けました。その中でも特に、鹿北小学校4年生は全国本部での入賞として表彰されました。
作文発表では、身近な日常のちょっとしたできごとの中から、感じたことや気づきを情感豊かに伝えてくれました。小中学生の心の豊かさ、優しさに触れ、こんなにも日常生活の中に感動があふれていることにあらためて気づかされました。
鹿北中は、地域の学校として「小さな親切」運動に積極的に取り組み、生徒の心をしっかり耕し、感性豊かな人材育成にこれからも取り組んでいきます。
【地域連携】山鹿市防災のつどい
1月17日(金)3・4時間目、全校生徒で、鹿北グラウンド周辺で行われている山鹿市防災のつどいに参加しました。中学生が地域防災のリーダーとして自覚を高めることが参加の目的です。
ハイゼックス米カレーの試食、煙体験、土砂災害のメカニズム、救助の際使用する超小型カメラで穴の奥の様子を見たりと、普段体験できないことを体験させていただきました。熊本地震を体験し、災害は突然やってくることを実感しているので、今回の学びを大切にして、災害に備えていきます。
【1年女子生徒】
私が一番心に残っているのは、炊き出しです。私がもし被災者だったらと思いながら食べると、ただおいしいだけじゃなくて、心も温かくなり、心に余裕ができるなあと思いました。
また、炊き出しのご飯を作っている人は、できるだけ早く提供するために、たくさんの工夫をされていました。私はこれから、災害が起きた時、炊き出しなどを手伝う立場にもなってくると思うけど、手伝う立場として大切なのは、知識や行動だけでなく、被災者の心に寄り添うことだと思います。
今日、炊き出しをされていた方々も、私たちに向けて笑顔で話しかけたり、ご飯を出したりしてくださったりして、大変なのに人のために笑えるってすごいなあと思いました。
私は、このような方々の姿を見て、災害にあった時、できることは少ないかもしれないけど、周りを明るくするために、笑顔でいることだけは忘れないようにしたいです。
【2年男子生徒】
僕が、一番印象に残っていることは、「水がたまるとドアが開かなくなる」というものです。初め、小学生が開けようとしましたが、とても苦労していて開きませんでした。僕もやってみて、重かったけどすぐに開きました。これは、体格がいい人、力が強い人しか開けられないと思います。
なので、お年寄りの方々、手足の不自由な方は、絶対に開けることは無理だと思います。
だから、僕は、近所のお年寄りの人たちに呼びかけをして、逃げ遅れないようにしたいです。
【3年女子生徒】
私が一番印象に残った体験は、煙の中に入る体験です。みんなで一緒に入ったから、前に進めたけど、一人で入っていたら怖かったと思います。災害の時は、「おかしも」を意識しておかないといけないけど、本当に災害にあった時に、それを意識するのはとても難しいと思いました。
3年前に熊本地震を体験して、まさか熊本にこんな自然災害がくるわけないと油断していた自分がいたなと思いました。熊本地震から、当たり前のありがたさを学ぶことができました。
今でも、不自由な生活をしている人たちがいらっしゃるので、私たちにできる一歩として、歌で少しでも元気にできるように「しあわせ運べるように」を歌い継いでいきたいと思いました。
※「おかしも」
「お」おさない
「か」かけない
「し」しゃべらない
「も」もどらない
【地域連携】学校へ行こう会、ありがとうございました
1月15日(水)今日は、山鹿市小中学校は「学校へ行こう会」の日です。教頭先生が作成した「学校へ行こう会」の案内をご覧いただいて、保護者の方が学校に来てくださいました。5時間目の体育の授業、6時間目の音楽や理科の授業を参観されました。
ご多用の中、来校していただき、本当にありがとうございました。
毎月、1日と15日は「学校へ行こう会」の日です。保護者の皆さま、地域の皆さま、ぜひ鹿北中の生徒の学校生活の様子をご覧いただきたいと思います。皆様のご来校をお待ちしております。
【地域連携】マザーグースの皆さまによる読み聞かせ
1月10日(金)朝8時10分より、マザーグースの皆さまに来校していただき、今年最初の読み聞かせを行っていただきました。
動物の絵本、ご飯の絵本など様々な題材から絵本の世界に引き込まれていきます。生徒が真剣な表情から優しい表情に変化していきます。絵本には、人を優しくする力があることをあらためて感じさせられました。