学校生活(ブログ)
2人の宇宙人が合体したらどうなる?(1年数学)
現在、1年生の数学は「正負の数」の学習をしています。小学校までの算数では、「足し算は増える」「引き算は減る」というのが当たり前の概念だったのが、「足したのに増えない」という計算がいきなり入ってくるのですから、戸惑う生徒がいてもおかしくありません。
本日(12日)の5校時、長野 先生は、1年1組の数学で「2人の宇宙人が合体したらどうなる?」というプリントを使って授業をしていました。正の数の宇宙人は青色、負の数の宇宙人は赤色で、同じ宇宙人でも合体すればいろんな色になります。そのパターンを視覚的にもつかませたいとの意図から工夫されているものと、私(校長)は拝察しました。
理屈で言えば、「① 同符号の2つの数の和は、絶対値の和に共通の符号をつける」、「② 異符号の2つの数の和は、絶対値の大きい方から小さい方をひき、絶対値の大きい方の符号をつける」ということです。これをいかに丸暗記でなく、その意味も含め理解できるか。中学校の難しくなった学習内容に立ち向かう1年生。先生とともに頑張っています。
オリビアを聴きながら(3年英語)
本日(12日)の5校時、3階に上ると、懐かしい音楽(洋楽)が聞こえてきます。オリビア・ニュートンジョンの「その風の誘惑」という曲で、たしか私(校長)は、中学生の頃に聴いたような遠い遠い記憶があります。
生徒たちが、私にも「歌って」と言うので、 ♫ Have you never been mellow? ♪ のところだけ口ずさみました。直訳すれば、「あなたは決してまろやかにならないのですか?」でしょうが、実際は「肩の力をぬいたらどう?」みたいな意味になるのでしょう。
私がなぜ、急に振られてもそこだけは自然に歌えたのか? そうです。現在完了形、しかも「Never」を使うお決まりの疑問文なので、おそらく中学生の頃、何度も何度も英語の授業で言わされたから、耳に残っているのでしょう。
実はこの時間、生徒たちは英語ワークの問題を解いていて、そのBGMとして、YouTubeの動画が流されていたものでした。中学3年生で習う現在完了形は、中学校の英語の範囲の中でもつまずきやすい単元の1つと言われています。オリビアを聴きなから生徒に問題を解かせている 深水 先生には、ちゃんとした意図があるのですね。
そんな表情する!?(小1音楽)
合志楓の森小学校・中学校では、「兼務申請」という手続きを経て、相互に教職員の乗り入れを行っています。
本日(11日)の5校時、小学校1年5組の授業をのぞくと、矢野 先生が音楽の授業をしていました。この授業では、カスタネットを使った音楽活動を行っていましたが、正直「中学生相手にはそんな表情する!?」と思うぐらい、可愛い表情や動作で授業をしていました。
ずっとずっと昔、先輩の先生から「教師は役者たれ」と言われたこと思い出します。実は、矢野 先生は、大学は音楽専攻ですが、高校は保育科出身なのだそうです。中3の生徒から小1の児童までそれぞれの発達段階に合わせた役作りをできる 矢野 先生に「なかなかやるじゃん!!」と思った校長なのでした。それと同時に、毎日小学校低学年の子供たちの相手をしている小学校の先生方の専門性にも、改めて敬服した次第です。
体育大会練習期間下の道徳の授業
現在は、体育大会の練習期間ですが、全体練習、学年練習、体育の授業以外の時間は、普通に教科の授業があっていますし、道徳の授業もちゃんと時間割に入れてあります。
本日の4校時、一部の時間割調整がある学級を除き、ほとんどの学級で道徳の授業が行われていました(左:1年、中央:2年、右:3年)。私(校長)は、こういう時期にこそ、道徳の授業が活きてくると思っています。つまり、大きな行事等があれば、生徒の心には、喜び、達成感、葛藤、軋轢、‥‥等、様々な変化が生まれます。その心の機微をとらえ、その琴線に触れるような授業ができれば、生徒たちは精神的に大きく成長できると思うからです。例えば本日、3年生では、「真の友情とは」をテーマに授業が行われていましたが、まさしくそれを考えるにふさわしい時期ですね。
道徳教育は、本来、教育活動全体を通して行うべきもの(体験する道徳)と言われています。それらを補充・深化・統合する場として、道徳の授業が活かされること(考え、議論する道徳)を期待しています。
体育大会の全体練習
本日(11日)の5校時は、体育大会の全体練習で、開閉開式の練習をしました。雨は上がっていましたが、運動場がけっこう緩いので、体育館で行いました。しかし、本校の体育館は巨大なので、横向きに使うと、外で整列するのとほぼ同じ広さを確保することができます。凄いですね。
私(校長)は、これまで数多くの体育大会を経験してきましたが、中学校の体育大会である以上、集団行動は欠かせないと思っています。これがなければ、レクレーションと変わらなくなってしまいます。つまり、ピリッとした部分を見せつつ、楽しむところは楽しむ、競い合うところは競い合う、そんなメリハリのある体育大会になってくれると嬉しいです。ただし、それを教師が大声で怒鳴ったり、叱ったりしながらやらせるのではなく、生徒たち自身、特に3年生がしっかり自覚をもち、体育委員長や各団長、生徒会執行部、応援リーダー、ダンスリーダー等のリーダーシップの下で(「主体性」をもって)できるようなったら、さらに素晴らしいなと思っています。
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(~ 2027年3月31日)
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