学校生活(ブログ)

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困る 合唱コンクールはできるのでしょうか?

 行事予定では、3月11日(金)に行うことにしている学習発表会に併せ、同日に合唱コンクールも実施することにしています。残りの日数から考えるともう練習を開始しなければならない時期です。本日(28日)の1校時、音楽室では2年3組の音楽の授業で、合唱コンクールの自由曲について学習していました。
 2年3組の自由曲は「心の瞳」です。実はこの曲、私(校長)が最後に学級担任をしたクラスの自由曲でした。生徒たちと一緒に金賞(1位)を目指して燃えたのですが、2位という結果でした。とても悔しかったものの、今では懐かしい思い出です。私が学校を去る日、クラスの生徒たちが、はなむけにもう一度歌ってくれました。また、音楽担当の 矢野 教諭に聞くと、中学生の時、この曲の伴奏者だったと懐かしんでいました。やはり合唱コンクールは、多くの人たちの中学時代の思い出の1ページになる行事なんだなと思います。
 しかし、この授業で生徒たちは歌っていませんでした。曲を聴いてイメージトレーニングをするような授業を見ていると、何とももどかしさを感じます。それ以上に、この新型コロナの感染状況で、果たして合唱コンクールそのものを実施できるのでしょうか? 
 なお、合唱コンクールには練習が必要なので(練習するからこそ意味があるので)、その実施の可否は、まん延防止等重点措置が明ける予定の2月14日に最終判断することとしています。

期待・ワクワク 初の合志楓の森中サミット?

 本日(27日)の昼休み、三村 生徒会長に校長室に来ていただき、校長と生徒会長の「長」同士で、初の首脳会議(サミット?)を行いました。
 実は、明日の帰りの学活時にオンラインで、各常任委員長の任命式を行う予定です。当初の計画では、生徒会長の挨拶の後(式の最後)に校長の話が計画されていましたが、私はそれを辞退しました。なぜなら、今回、委員長を任命するのは生徒会を代表する立場としての三村会長だからです。とは言え、いきなり重い役目を三村会長に押しつけるのもどうかと思い、事前に話をしておこうと思って来てもらいました。
 任命式のことに加え、三村会長とは合志楓の森中のことでいろいろ懇談ができました。三村会長から、本校生徒の良いところとして「特に2年生は、2つの別の中学校から集まってきているから、より団結しなければならないという意識が高い」と聞き、私は「なるほど」と納得しました。また、「学習への向き合い方に個人差がある」と本校生徒の課題も教えてくれました。それに対し、「そのような課題を何とかしようと思った時、自分だけで頑張ってはいけない。その課題なら学習・文化委員会が担当(三村会長が回答)するだろうが、それぞれの担当に任せきることも長としては大事」という旨のアドバイスもさせていただきました。
 とにかく三村会長は、「自分の考えや思いを言葉で伝える力があるな!」と感心しました。また、私が更新しているこのホームページも毎日チェックしてくれているそうで、とても嬉しく思いました。
 なお、このような生徒会長を含む執行部役員等との懇談の場は、定期的に持ちたいと思っています。

ニヒヒ 小学校のオンライン授業

 安心安全メールでお知らせしていますのでご承知と思いますが、楓の森小の第1学年は、本日(27日)まで学年閉鎖を実施しています。それに伴い、自宅にいる1年生へ向けてオンライン授業が配信されています。私(中学校長)が1年教室前を通った時、1年4組の教室では4組担任の三城先生が、1組~4組の帯授業で国語の授業を配信されていました。また、それとは別に2年生の教室では、感染リスクを避けるため学校に来ていない児童(出席停止扱い)のため、担任の先生がオンラインで対応をしている姿もありました(小学校のオンライン配信特設ページはこちら)。
 中学生であれば、オンライン授業となっても、それなりの対応ができて当然ですが、「小学校低学年の子供たちでもここまでできるのか!!」と正直、驚いています。この子供たちがいずれ楓の森中に進学してくるのですね。中学生になった頃、一体どこまで進化しているのでしょう。楽しみであると同時に、ちょっと末おそろしい気もしています。

驚く・ビックリ 菊池恵楓園の絵画クラブ「金陽会」作品展についての事前研修(小中合同)

 本日(26日)の午後に、小中合同の研修として、菊池恵楓園の入所者でつくる絵画クラブ「金陽会」の活動及び校内での絵画展示会開催の目的等について、オンライン(新型コロナ対策のため、さらに少人数に分けた会場)での研修を行いました。
 この作品展は、合志楓の森小・中学校及び合志市教育委員会の主催(小学校主管)で、令和4年2月21日(月)~24日(木)に、本校地域交流室を展示会場として実施する予定のものです。
 講師は、元熊本市現代美術館主任学芸員(キュレーター)の 蔵座 江美 様で、今回の作品展を企画されている方です。参加した教職員は、調査・保存されている「金曜会」の作品の中から数点を紹介・説明いただいて、作品に込められた入所者の方々の思いなどに触れることができました。菊池恵楓園に隣接する学校の教職員として、人権教育の視点から有意義な研修になったと思います。
 展示会期間中、児童生徒の観覧はもとより、23日(水・祝)には地域開放も行われます。主管する小学校の方から改めて案内のお知らせがありますので、新型コロナウイルスの感染状況にもよりますが、保護者・地域の皆様にもぜひご観覧していだければと思いました。
 

期待・ワクワク 東北地方の伝統産業調べ(2年社会)

 現在、2年生の社会は地理的分野で「東北地方」について学習しています。本日(26日)の2校時、2年3組は東北地方の伝統産業について調べていました。
 このような調べ学習で活躍するのは、やはりインターネットですね。「東北地方 伝統産業」というキーワードで「ググった」だけで、関連するウェブサイトが数え切れないほどヒットします。そうなると難しいのは、膨大な情報の中から自分が調べていることに有意な情報を取捨選択することです。その点は、ベテランの社会科担当の 町田 教諭のことです。着目すべき視点を与えたり、要領の良いまとめ方を助言したり、うまくやっておられました。
 高校入試で試験がある5教科の中、本校で1人体制の教科は社会科だけのため、町田 教諭には7クラス全部を担当していただいており、本校では最も授業時数が多い教員です(来年度は2人体制になる予定です)。1学年主任の業務と併せて負担が大きく、町田 教諭には申し訳なく思っていますが、生徒たちにとっては 町田 教諭の授業を受けることができてラッキーです。おそらく学力的にも相当上がっているものと期待しています。