学校生活(ブログ)

学校生活(ブログ)

興奮・ヤッター! 集中力が凄い!!(2年社会)

 見てください。この2年2組の社会科の授業風景!! 左の写真なんかは、全員顔を上げ、1人たりともよそ見をしていません。社会科担当の 町田 教諭の説明を、生徒が集中して聞いている景色は、ある意味「壮観」です。
 これって、生徒が凄いんでしょうか? それとも授業者の 町田 教諭が凄いんでしょうか? 私(校長)は、その両方だと思っています。右の写真を見てお分かりのとおり、 町田 教諭の授業は、映像等を多用して視覚に訴える授業をされますし、30数年の教職経験に裏打ちされた話術もあります。また、普段は元気が良く愉快な生徒が多い2組ですが、授業中とそれ以外の時間とのメリハリが効くようになってきたと感じています。さらに、教師と生徒たちとの「信頼関係」。これがとても大きいように思います。

驚く・ビックリ 世界遺産への旅(2年英語)

 現在、2年生は英語で「世界遺産への旅」という学習をしています。内容はというと、自分が興味を持った世界遺産についての英文のプレゼンテーションを作成し、英語で紹介をするという学習活動です。
 生徒たちは早速インターネットで調査し、情報を収集していましたが、この活動のゴールは「英語で表現すること」です。担当の 深水 教諭の話では、一番難しいことは、「たくさんの情報の中から、今自分が表現できる英語のレベルまで内容を整理し、「概要」としてまとめること」だそうです。そうなると、これは英語というだけでなく、すべての教科に求められる汎用的な能力を育成しているということになりますね。
 とにかく「生徒たちは相当ハイレベルな学習をやっているんだな」と驚きました。結構大変そうです。でもできたら凄いです。「頑張れ!!」と応援したくなりました。

期待・ワクワク 立志の取組(2年総合・学活)

 現在2年生は、総合的な学習の時間や学級活動の時間を使って「立志」の取組を行っています。通常は、「立志式」という学年行事を行う学校が多いのですが、コロナ禍ということもあり「式」は行わず、キャリア教育の視点から自分の生き方や進路について考えを深める学習に取り組んでいることろです。なお、学習発表会が実施できた場合は、これらの学習の成果を発表する機会はあるかもしれません。
 ご承知の方も多いと思いますが、「立志」という考え方は、武士の時代には14歳で一人前の大人として扱われたこと、つまり「元服」に由来するものでしょう。時代が時代であれば「責任を取る場合は切腹」という年齢です。現代にそんな極端な厳しさはありませんが、「少年法」は14歳から適用されますので、今までの「子ども」だからという甘えた意識からは、脱却することが求められる年齢とは言えます。同時に、将来に向けて、自分の進路や生き方に真剣に向き会うことも必要になってくる時期です。
 本日(1日)の6校時、2年の3クラスは学級活動の時間を使って、「立志」の取組を行われており、各学級で若干の個性があり面白いなと思いながら、私(校長)は見ていました。1組では、橋本左内という人物の生き方をきっかけに考えを深める学習を行っていました(左写真)。また2組は、本日担任が休んでいるので、副担任が入り、タブレットを使って「パーソナリティチェック」を行っていました(中央写真)。
 一方、3組でも自分の未来を描く学習をしていましたが、生徒の机上には「キャリアパスポート」と呼ばれる水色のクリアファイルがありました(右写真)。キャリアパスポートとは、

 児童生徒が,小学校から高等学校までのキャリア教育に関わる諸活動について,特別活動の学級活動及びホームルーム活動を中心として,各教科等と往還し,自らの学習状況やキャリア形成を見通したり振り返ったりしながら,自身の変容や成長を自己評価できるよう工夫されたポートフォリオのことである。(文部科学省サイトから)

と定義されるもので、小学校1年生から高校3年生まで使用することを想定して、全ての児童生徒が1冊持つことになっています。合志楓の森小学校・中学校では、小中一貫教育の研究の柱の一つとしてこの「キャリアパスポート」をどのように有効活用していくかという研究も行っていくことにしています。

笑う 常任委員長・副委員長の任命式

 本日(28日)の帰学活時、オンラインで各常任委員長及び副委員長の任命式を行いました。
 まず、今回任命される委員長及び副委員長の紹介がありましした。次いで被任命者を代表して、学習・文化委員会の 高橋 委員長に 三村 生徒会長から任命書を渡しました。その後、代表して同じく 高橋 委員長から挨拶があり、委員長としての抱負や決意を述べてくれました。最後に 三村 生徒会長から挨拶があり、面接時の様子等も含め、各委員長・副委員長に期待することや、「生徒会執行部役員とともに本校の生徒全員で生徒会を盛り上げていきたい」という旨の話をしてくれました。2人とももちろんノー原稿。さすがです。
 オンラインではありましたが、終始、緊張感がある中、今後の合志楓の森中生徒会の発展を予感させる、また合志楓の中生徒としての誇りと品格が感じられる任命式になったと思います。

驚く・ビックリ ニュースの見方を考えよう(1年国語)

 現在、1年生は「ニュースの見方を考えよう」という題材の学習をしています。私たちは新聞記事やテレビニュース等を見ると、その内容は紛れもない事実のように錯覚してしまいがちです。この授業では、「ニュースは制作者が意図やねらいを持って編集したもの」ということをしっかり学んでもらう目的でおこなわれていました。
 授業中に例えられたもの紹介すると、「賛成半数以上」と伝えるのか、「賛成8%減」と伝えるのかでは、同じ事実でも全く印象が異なります。実は私(校長)は、教育行政に9年間も携わってきており、特に県教育委員会の本庁(県庁)にいた時期は、マスコミの皆様から苦々しい思いをたくさん経験させていただきました。「ウソを流された」とはあえて言いませんが、「いいように印象操作された」と感じたことは1度や2度ではありません。そういったこともあって、内田 教諭の説明に、一番「うん、うん」とうなずいていたのは、私だったかもしれません。
 公共性の高い新聞やテレビはまだしも、近年は私的な「ネットニュース」なるものがオンライン上を行き交っています。また国家あげて、情報操作をしている国もあり、そこでは「フェイクニュース」でないものを探すことの方が難しいぐらいです。生徒たちには、何が真実で何がウソなのかを見抜く力、また煽動や捏造に流されないための「自分の頭で考える力」を今のうちからしっかり身に付けていってほしいと思います。
 なお、私が見た1校時、1年2組は体育のはずなのに(体育服を着ています)、国語の授業でした。今日は何とか入れ替えが上手くいったようですが、このような対応もいよいよ限界をむかえつつあります。