湯浦中ブログ

2023年2月の記事一覧

【授業参観】050228

今日、授業参観がありました。

3年生は防災授業です。保護者の方に被災者を演じていただき、3年生が避難所を実際に運営する側となって訓練をしました。

保護者の演技が光ります。

2年生は立志式がありました。バドミントンの銀メダルのオリンピック選手でいらっしゃる藤井瑞希選手による講話を聴き、一人一人が立志の言葉を発表しました。

1年生は音楽の授業です。お互いの歌を聴いてアドバイスをして高め合いました。

たくさんの方に来ていただき、本当にありがとうございました。

【アンガーマネジメント回答】050228

家庭教育部からです。

先日行われた「親子で視聴するアンガーマネジメント研修」にご参加いただき、ありがとうございました。

当日の質問に講師の先生より回答をいただきましたので掲載させていただきます。

 

【質問】

「反抗期の子供が、突然怒り出したり、イライラしている様子だった場合、親や周囲の人間は何か声をかけていいのでしょうか?

放置の方がいいのでしょうか?」

 

回答をPDFにしておりますので、以下をクリックしてください。
アンガーマネジメント回答.pdf

【立志式】050228

 立志式は、もともとは奈良時代に男子が成人を示す儀式として行ったもので、氏神の社前で服や髪型を大人のものに改め、冠を付けてもらう「元服式」でした。 元は頭(首)、服は着用するを表しており、この日を境に、髪型、衣服を大人のものに替えて、社会から一人前の大人として認められました。

  武士にとっては、大人になると言うことは、戦に行くことができると言うことであり、忠臣蔵で有名な大石内蔵助 の息子、主税は12月に元服して戦いに加わり、「あふ時は かたりつくすとおもへども 別れとなれば のこる言の葉」

 毎日顔を合わせていた時には、十分に語り尽くしたと思っていたけれど、いざ別れてもう二度と会うことがないと思うと、まだまだ話したいことがたくさんあったのにと、とても心残りな気持ちになる。 という、辞世の句(切腹する前に詠む句)を残して16歳で切腹しています。 まさに、元服式は覚悟を決める式であったと言えます。

 現代においても、法的には13歳までは刑事責任年齢に達していないため、刑罰(保護処分までです。 )は受けませんが、14歳からは刑事処分(長期で15年の懲役刑もありえます。 )が可能な年齢となり、社会的責任は一層重くなります。

 西郷隆盛が尊敬した幕末の志士『橋本左内』は、皆さんと同じ年齢の頃、『啓発録』という書物に、「自分は何をしてもおろそかで、注意が行き届かず、弱々しくてぬるい性格であるため、いくら勉強しても進歩がない。これではとても父母の思いに応え、藩や主君のお役に立ち、祖先の名を輝かすような人間になれるはずもない。 一体自分はどうしてこんなに駄目なんだろう。 そう思うと情けなくてたまらず、毎晩涙で布団を濡らした・・・」

自分には覚悟があるか。 そして

〇稚心を去る(幼稚なことを言わない)

〇気を振う(負けん気をもつ、気合を入れる)

〇志を立てる(将来こうなりたいという目標をもつ)

〇学問に勉める(とにかく勉強する)

〇交友を択ぶ(自分を成長させる友達を選ぶ、ライバルをもつ)ことが大切だということを記しています。

 今日、リモートで講話をしていただいた湯浦中の大先輩、ロンドンオリンピック銀メダリストの藤井瑞希さんは、卒業文集にこう記しています。

「私の将来の夢は、スポーツ関係の職業に就くことです。 もう一つは、バドミントンを小学生や中学生に教えることです。しかし、私の最大の夢はオリンピックに出ることです。 今の私では世界に通用しません。 私は高校で少しでも精神面が変わったらいいなと思い親元を離れることにしました。これからつらいこととか沢山あると思うけど、自分の夢に向かってしっかり頑張りたいと思います。

 その後、藤井さんは青森山田高校に進み、3年生のインターハイではシングルス・ダブルス・団体の全種目優勝。 社会人でも活躍し、オリンピック出場と、バドミントン競技で日本人初のメダル獲得を果たされました。

  皆さんにとって、藤井先輩のように、今日が志を立て、夢への一歩を踏み出す日となることを期待しています。

【お別れ遠足】050227

生徒会主催のお別れ遠足がありました。とてもいい天気です。

佐敷のスカイドーム下のグラウンドに行きました。 

足で輪っかを渡します。目標タイムにどれだけ近いかを競いました。1年生がぴったり賞!

次はジャンケン列車です。

最後は鬼ごっこ。

1・2年生はボランティア活動でゴミ拾い。

3年生は思い出作りで佐敷城跡に登って写真撮影をしました。

【思い立ったが吉日】050225

 何の準備もしないまま今朝を迎えました。

 健康調査票の記入では、『牛乳・乳製品を食べている』には1日2回以上にチェックができました。タバコは吸ったことがありません。酒も年に数えるほどしか飲みません。朝食も必ずとっています。この辺りは楽々クリアです。

 仕事のストレスが多少あるのは当然ですが『何とかなるさ』という性格が幸いしています。帰宅すると黒と茶トラのセラピストが待っています。癒やしの効果は絶大です。

『運動や食生活の生活習慣を改善してみようと思いますか。』は、当たり障りのない『改善するつもりである(概ね6カ月以内)』にチェックをしました。朝5時の散歩も寒くて1か月ほどサボっています。『改善する気がないわけではない』というチェック項目があればよいのになと毎年思います。

 数年前に芦北町文化祭で養老孟司氏の講演を聴き、「自分は健康診断には行かない。血圧が高いも低いも、正規分布からある一定の数値を出しているのであって、自分は自分の体と相談している。」という話にすぐに影響を受けました。新しい言い訳ができたので強気です。

 でも本当は、人間ドック直後は改善しようと思っています。本当です。結果にドキドキし、妻子から温かい指導・助言を受け…。明日から頑張ります。

「思い立ったが吉日」私の好きな言葉です。子どもや生徒にもよく言い聞かせます。が、知っているのとやるのは別物です。

【避難所運営ゲーム】050224

 3年生は28日に行う避難所運営体験の事前学習を行いました。シュミュレーションゲームをとおして、避難所運営を行う場合に必要な準備物や行動、心構えについて考えることができました。

【心肺蘇生法】050222

消防署の方に来ていただき、体育館で心肺蘇生法の講習がありました。

心臓マッサージやAEDを使って本格的に人命救助の練習をし、消防署の方から貴重な体験談を聞くことができました。(2年生)

【ネコの日】050222

 今日、2月22日は「ニャンニャンニャン」でネコの日です。ちなみに、9 月 29 日は「来る福」で招き猫の日、11月1日は「ワンワンワン」で犬の日だそうです。

 ネコの日は世界各国で制定されており、ロシアが3月1日、イタリアが2月17日、アメリカが10月29日、国際動物福祉基金(通称IFAW)が定めた『世界ネコの日(International Cat Day、World Cat Day)』は8月8日。その日にした理由は不明ですが、イエネコから野生のヤマネコまで、ネコの保護について考える日とされています。

 アメリカが8月17日、イギリスが10月27日、イタリアが11月17日など色々な国に「黒猫の日」がありますが、黒猫は不吉と考えられ虐待された歴史があるため、理解を図ろうという理由で制定されたようです。あまりうれしい起源ではありません。

 今でも、保護施設にいるネコの多くは黒猫。写真写りが悪い、インスタ映えしないなどと言う身勝手な理由で捨てられることが多いと聞きます。許せないことです。

 私の母は「黒猫は宝猫」と言う話をします。調べると、昔の日本はそういう捉え方をしていたようです。田浦には昔の良さが残っています。

 黒は自然界では目立たず隠れやすい色なので、外敵に襲われることが比較的少なく、穏やかで甘えん坊が多いそうです。うちの「おはぎ」も甘えるのが仕事です。今日もいい仕事しています。

 黒猫を飼いだすと、見分けがつくようになります。黒猫はどの子もかなりそっくりなのに、うちの子が一番かわいいと思ってしまいます。世の中には黒猫グッズがやけに多いことにも気づきます。そして、身の回りが黒猫だらけになっていきます。

 やっぱり、黒猫は魔法使いです。

【迷ったら?】050220

 明日は公立高校の後期選抜1日目です。

 帰る前に受検生から「記号問題で分からなかったらどれを選べば良いですか?」と聞かれました。「ア」が答えになることは少ない。とか、「ウ」の確率が高い。とかよく言いますが、過去問を調べてみると大体均等のようです。

 では、もう少し確率を上げるには

①選択肢の中から絶対これは間違っているというものを外せば、確率は1/4、1/3、1/2とだんだん上がっていきます。

②「ア」~「ウ」が正解の確率はほぼ均等ということならば、10問中、自信がある解答が「ア」2個、「イ」3個、「ウ」1個、「エ」3個でしたら、残り1問の正解は「ウ」の可能性が高いでしょう。

いきなり「どれにしようかな、天の神様に~」だけはやめましょう。合格を祈ります。

では、受検生に良く効くおまじないを唱えます。

「1・2・3・4・6・7・8・9・10!」

【後期選抜迫る】050219

 今週21日(火)・23日(水)は公立高校の後期選抜が実施されます。明日、月曜は早く寝て翌日に備える。そうなると今日が勉強仕上げの1日です。
 以前、「受験票を制服のポケットに入れて大事に保管していたものの、違反服だったため、当日は弟の制服を借りていき、ポケットに受験票がなくて大慌てした。」という生徒がいました。

「集合場所を高校の正門としていたのに、中学校の正門で待っていた。」という失敗もありました。

「学校に上履きを忘れたため、自宅のもふもふした動物スリッパで行った。」という強者もいました。何が起こるか分かりません。確 認、再確認、再々確認。念には念を。
 20年以上前に担任をした生徒に「昨日は勉強した?」と聞くと、彼は自信を持って「はい、頑張りました!ポケモンを151匹覚えました!」、「ピカチュウ、カイリュウ、ヤドラン、ピジョン、コダック、コラッタ、ズバット、ギャロップ…♪」と歌い始めました。
 どうやら何をどうすれば良いかわからなくなってしまったようです。受検生にはよくあることです。
 付き合うために私も覚えました。疲れたらぼーっとすることも大事です。

【アラクノフォビア】050218

 生き物のガシャポンが趣味のO先生の机には、トカゲやカブトムシ、カマキリなどのリアルなフィギュアが飾ってある。先日はクモ(ピーコックスパイダー)がいたが、クモが苦手な隣の席のK先生により撤去勧告がなされ、自宅に強制送還された。

  私もクモが苦手だ。姿、形、ワサワサと移動する格好、死んで裏返った時の足の付け根が特に嫌だ。書きながらも気分が悪くなる。子どもの時、天井から体のすぐそばに大きなクモが落ちてきて…。腰が抜けた。
 20年近く前、生徒と保育園のボランティアに行って、窓掃除の時に隠れていたクモを直接触ってしまった…。腹部の柔らかい感触がいつまでもとれなかった。
 クモより足が多いゲジゲジも、ムカデも平気、ゴキブリも平気、海岸で見かけるフナムシの集団も平気。ヘビもトカゲも平気。クモだけが弱点。「人間がまだ人間ではなかった昔、昔、クモは命を奪う敵だった。その頃の記憶が残っている。」という話を読んだことがある。トンでも科学だが、私はその説を信じる。
 夜のクモ(コブ)は夜コブ(喜ぶ)といって縁起が良いと聞かされても、それはそれ、友達になろうとは思わない。
それでもなぜかクモの本を数冊持っている。テレビで特集があると録画してしまう。クモの映画のDVDも持っている。子どもの頃に数匹のクモを虫かごで飼ったこともある。
 子どものすることは矛盾だらけだが怖いもの見たさは人の習性。
『クモのはなし』という本の中に、クモの食べ方という話があった。国によっては動きの遅いクモは重要なタンパク源となっている。串に刺して、足をもいで、焼いて…。ジャガイモを生で食べたような味がするそうである。
 数年前に田浦中から、湯浦中に理科を教えに来ていたM先生の大学・大学院での研究テーマは「ハエトリグモ」である。恐ろしい男だ。
あぁ、書きながらめまいが…。

※アラクノフォビア:クモ恐怖症。

【1・2年生へ】050217

 昔、担任をしたBくんの実話をもとにしています。進路決定まで残り2年、1年となった湯浦中1・2年生の皆さんはどんな言葉を続けますか。こんな発想の生徒もいるんだというくらいで読んでください。
 第1問:Aくんが「Bくんは、とても勉強しているのに、テレビの話題に完璧についてくる。いつ観ているんだろう。」と不思議がっていました。そこで直接聞いてみました。するとBくんは。「見たいテレビ番組は全部…。」
 第2問:Cさんが「英語は難しいよね。」と言うと、Bくんは「そうでもないよ、英語の教科書は…。」
 第 3 問:春休み前に私が「3月初めに配った受験対策問題集の1・2年生範囲は春休みに終わるつもりでいなさい。」といったところ、Bくんは「…。」

Bくんの解答
第1問「録画して、勉強が終わった後、コマーシャルは飛ばして、2倍速で観ている。」
第2問「小 1 から中3まで教科書を並べると、全部の教科で一番薄い。たった 3 年分勉強すれば良い。」
第3 問「(もらってから1か月で)3年生の範囲まで終わりました。」

中学校卒業後は、進学や就職でこんな同級生が競争相手になっていくんですよね。

 

【数字】050216

「ホームページタイトルの招き猫の下の数字は何ですか?」と聞かれました。

ヒントは050216/225121です。ずいぶん増えました。

 

  【解答】

HPの閲覧数です。開設8年間の平均は12回/日でしたが、この3年間は180回/日へ増えました。ありがとうございます。

【学びの祭典】050215

熊本スーパーハイスクール(KSH)全体発表会

「県立高校 学びの祭典」があります。

 

県立高校全50校が日ごろの取組の成果を発表します。

 

【耐雪梅花麗】050215

明治10年2月15日、60年ぶりとも言われる大雪の中、薩摩軍が鹿児島から熊本方面へ出発。西南戦争が始まりました。そして17日、西郷隆盛が桐野利秋と共に加治木から人吉を経て熊本に出発しました。

平成 2 年の『飛ぶが如く』放映の時は西合志に勤務していましたが、社会科の先生たちと田原坂や熊本城を巡りました。その後異動した人吉でも 1 か月余りの戦いの跡を巡りました。ある生徒の家は、西南戦争の時の官軍の宿舎だったそうで、衣類などが残されていました。林鹿寺境内にある両軍戦死者を供養するための慰霊碑の筆は勝海舟です。

西郷隆盛は明治 5 年、アメリカへ留学する甥の市来政直(妹「琴」の三男)にこのような漢詩(五言律詩)をおくっています。

一貫唯唯諾 従来鉄石肝 貧居生傑士 勲業顕多難

耐雪梅花麗 経霜紅葉丹 如能識天意 豈敢自謀安

一度、引き受けたと心に誓ったことは、ただひたむきに貫き通さなければならない

鉄や石のように守ってきた胆力(事にあたって、恐れたり、尻ごみしたりしない精神力)は、いつまでも変えてはならない。

豪傑の士は貧しい生活をしてきた人の中から現れ、高く評価される事業は多くの困難を経て成し遂げられる。

厳しい冬の寒さや雪に耐えて梅の花は麗しく咲き、冷たい霜を経て楓の葉は真っ赤に紅葉する。

もしこれらの天意を理解できたのなら、人は安楽な生き方を選ぶことなどどうしてできるだろうか。

元広島カープの黒田投手は、高校生の時に授業で習ったこの漢詩の『耐雪梅花麗』を座右の銘にしているそうです。

【ギャラリー湯浦中】050214

2階図書室前に美術や家庭科の作品を展示したギャラリーをオープンしました。ご来校の際はぜひお立ち寄りください。総合文化部の皆さん、会場設営ご苦労様でした。

【3年生の保護者様へ】050213

3年生の保護者の方々、いつもお世話になっております。3年生は受験と卒業に向けて一日一日を大切に過ごしています。

授業参観とコサージュについてのお知らせがあります。

下記のプリントをご一読ください。本日、3年生にも同じプリントを配付しておりますのでよろしくお願いいたします。