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【ネコの日】310224
過ぎてしまいましたが、2月22日は「ニャンニャンニャン」でネコの日でした。9月29日は「来る福」で招き猫の日、11月1日は「ワンワンワン」で犬の日です。
ネコの日は世界各国で制定されており、ロシアが3月1日、イタリアが2月17日、アメリカが10月29日、国際動物福祉基金(通称IFAW)が定めた『世界猫(International Cat Day、World Cat Day)』は8月8日。その日にした理由は不明ですが、イエネコから野生のヤマネコまで、ネコの保護について考える日とされています。
うれしいことにアメリカが8月17日、イギリスが10月27日、イタリアが11月17日など色々な国に「黒猫の日」がありますが、制定された理由はあまりうれしいことではありません。黒猫は不吉と考えられ虐待された歴史があるため、理解を図ろうと言うことのようです。今でも、保護施設にいるネコの多くは黒猫。写真写りが悪い、インスタ映えしないなどと言う身勝手な理由で捨てられることが多いと聞きます。許せないことです。
黒は自然界では隠れやすい色なので外敵に襲われることが比較的少なく、穏やかで甘えん坊が多いそうです。黒猫を飼いだすと、世の中には黒猫グッズがやけに多いことに気づきます。そして、身の回りが黒猫だらけになっていきます。確かに魔法が使えるようです。(H)
【お礼】310223
義父の通夜及び葬儀に際しましては、大変お忙しい中、過分なるご厚情を賜りありがとうございました。この場をお借りしまして、深くお礼申し上げます。(H)
【PTA臨時総会】310222
本日は大変お忙しい中、臨時PTA総会にご参加いただきありがとうございました。本来ならば、会の中でご挨拶を申し上げるべきところでしたが、都合により出席できず大変申し訳ございませんでした。
さて、全国的に悲惨な虐待事件が続いていることはご存知かと思いますが、警察庁が2月7日に公表した、平成30年の犯罪情勢によると、虐待を受けた疑いがあるとして児童相談所に通告した18歳未満の子供は前年比22.4%増の8万104人に上りました。8万人を超えたのは統計のある平成16年以降初めてで、過去5年間で約2.8倍に増加したそうです。内訳で、5万7326人と最も多かったのが暴言などの心理的虐待、暴力による身体的虐待が1万4821人、ネグレクト(育児放棄)などの怠慢・拒否が7699人、性的虐待が258人で、いずれも前年を上回ったそうです。
私たちが子どもの頃と今とでは虐待に関する社会の捉え方は大きく変化しています。しつけだから、自分もされたことだから、叩かれて良くなったから等の認識を変え、PTAを中心に、くまもと「親の学びプログラム」などを活用した、子育ての互いの悩みを共有できる取組を進めたいと考えるところです。(H)
【親離れ・子離れ】310221
今年の3月で次男は大学を卒業し、県内の企業に就職する予定です。明日10時が卒業認定結果の発表だそうです。「たぶん大丈夫。」まさかがないことを祈ります。
先日「就職、結婚(まだその予定はありませんが)、子育て(こちらもまだ先のことですが)など将来のことを考えると吐き気(嫌になるということではない)がしてくる。」と話していました。親からの精神的・経済的独立や、家族を支える立場になっていくことを真剣に考えている証拠だと思い安心しました。一番下の子どもは、いつまでも子どもと思いがちですが、いつの間にか成長しています。
そのことについて「爺ちゃんは2年間入院したままで回復は困難だけれども、生きていてるだけで安心感がある。お父さんも家族の中で本当に一番上の立場になることへの不安感がないわけではない。」という話をしました。大人と大人の話ができるようになったのはとても嬉しいことです。
確実に親離れは進んでいますので、難関の子離れを目指します。(H)
【偶然】310220
長男が3歳の頃、妻が車を買い替えました。新しい車を見て、「お父さん、ワゴンRに犬が乗っていたらどうする?ワワンRになるよね。」「ネコが乗っていたらどうする?ニャニャンRになるよね。」「ワニが乗っていたらどうする?ワニッRになるよね。」どうすると聞かれましても…。子どもの発想はおもしろい。しばらくは〇〇Rを考えるのがブームでした。
2代目も購入から10年以上経過したので、先日、車を見に行きました。軽自動車の装備の充実には驚かされます。最近の軽は値段が高いと思っていたのですが、「同じ機能ならデスクトップパソコンよりもノートパソコン、タブレット、スマホが高い。」という記事を読み、なるほどなと納得したところでした。小さなスペースに機能を詰め込む技術の凄さですね。
顔がオラついた車は嫌だとのことで、遊び心のある車に決めてきました。ナンバーもくまモンにしました。自動車販売店によると「この車は最近、水俣で2台売れました。」ということでした。
先日、義理の弟が新車に乗ってきました。何とその2台のうちの1台でした。近所の家が新車に代わっていました。何と2台のうちのもう1台でした。まさかの2台とも納車先は近所。4月にもう1台納車される予定です。(H)
【雨男】310219
今日予定していた持久走・駅伝大会は雨天のため中止になりました。最近天候に恵まれていたのに、今日だけ降水確率100%。各学級の応援旗もできていたのに残念でした。
ご存知かとは思いますが、特定の地域で、一定の時間内に1mm以上の雨または雪が降る確率のことです。過去に同じような気象状況となった際の降水の情報をもとに、統計処理をして確率を出しているので、10回中、すべて小雨でも10回降れば100%。土砂降りでも1回なら10%。小雨に期待しましたが残念でした。
行事や大会で雨が降ると、「雨男」「雨女」は誰かが話題になります。校長が交代するたびに、「今度の校長先生は雨男(晴れ男)やね。」等と言ったことがささやかれます。
「入学式も体育大会も文化祭も晴れた。立志式は小雨だったが、これはPTA行事なので除外だ!よし、晴れ男だ!」と思っていましたが…。卒業式はきっと晴れです。
余談ですが、昨年までの3年間はサッカー部の大きな大会はことごとく雨で、サッカー部の保護者の皆さんは雨対策が織り込み済みでした。
「誰が雨男?」私の口からは言えません。(H)
【いいコト流星群】310218
『現状維持は停滞』水俣二中で生徒会を担当するにあたり、村田校長先生から指針を示していただいたことを懐かしく思い出します。機を捉えた言葉の力は大きいですね。
田浦中の前執行部も新しいことに挑戦する姿勢がありましたが、新執行部は『いいコト流星群』という新しい取組をしています。先輩を越えようとする気持ちが良いですね。
『いいところ探しカード』自体はありふれた取組ですが、掲示方法が素敵です。黄色い画用紙でつくった星型のカードに友達の頑張りを記入し、夜空に見立てた職員室前の廊下の濃紺の広用紙に貼っていきます。今は、ただでさえ暗い廊下が、濃紺の広用紙でさらに暗くなっています。たくさんの星がきらめく明るい夜空にしたいですね。『映える』ようになったらHPに写真を掲載します。友達の輝きをカードに書いている時、きっと自分の心も輝いているはずです。
一人一人のプロフィールを書いた『プロフィールブック』の取組も実行に移すことができました。やると言ったことをどんどんやっていくエネルギーがあります。新執行部は公約実現内閣ですね。(H)
【烏賊(イカ)】310217
今週は部活動が1・2年生の学年末テスト休み期間に入ったため、福岡方面に職員旅行に行ってきました。ドームで「B〇〇」のコンサートがあると言うことで、ホテルはものすごく、恐ろしく、やっばなし値上がりしていてとれませんでした。
昼ご飯は海鮮料理に行きました、もともと行く予定だった人気店は開店前から行列ができていました。後の予定もあり、残念ですが早々に諦めました。メニューを眺め、旅行先だからと全員がスペシャルランチでと決めた後、N先生の目に「イカ丼」の文字が止まりました。普段は迷わない心が揺れました。「やっぱりイカ丼にします。」
イカの刺身と、色々な薬味が出てきました。みんなの「おおっ!」という声に満足げでした。写真を撮り、どんな味付けをして食べようかとニコニコ。おいしそうに方張り、後は黙々と食べ続けました。黙々と…。
車の中で「イカが多すぎた。」「新鮮で歯ごたえがありすぎた。」「イカ好きなのに。」「しばらくはイカはいい。」「なぜ自分はスペシャルランチから変えたのか。」
『後悔先に立たず』『過ぎたるは猶及ばざるが如し』『隣の芝は青く見える』
三つの教訓を得た意義ある職員旅行でした。(H)
【知行合一】310216
田浦中の『学校だより』のタイトルにもしている知行合一(ちこうごういつ)は、陽明学(孔子の生きた『春秋戦国』時代から1900年ほど後の『明』の時代に王陽明がおこした学問)の命題の一つで、簡単には「知識は行動と一致してこそ意味がある、本当の知識は実践をともなわなければならない」というような意味です。
学校の論語階段に掲示している為政第二の「子貢問君子、子曰、先行其言、而後從之」孔子に、弁が立つ弟子の子貢が、「君子とはどんな人ですか?」と問うと、「普段からあなたが話していることを先に実行しなさい、その後から言葉が出てくる(まずすることをして、言いたいことがあればその後で言う)ような人が君子です。」と答えた。ことがもとになっています。
王陽明は、知って行わないのは、未だ知らないことと同じであることを主張し、知っている以上は必ず行いにあらわれると説きました。この考えは、江戸時代初期の陽明学者である中江藤樹が有名で、1837年に大阪で乱を起こした大塩平八郎も私塾「洗心洞」で門弟に陽明学を教えた陽明学者でした。松下村塾の掛け軸にあったことは昨日書いた通りです。私にとって、とても困難なことなので座右の銘にしています。(H)
【ぼんの】310215
昨夜、あるテレビ番組を見ていると「田舎は布団が重い」という話題があった。確かにそうだ。冬場に実家に帰ると、母から重い布団を載せられる。「寒くなかけんいらん。」「動かれん。」と言っても容赦ない。親の『煩悩』のなせる業なので、まずは素直に聞く。
ご飯(米)の量も多い。「そぎゃんな食わん。」と言っても容赦ない。これも『煩悩』のなせる業なので、まずは素直に聞く。
大雨や台風などがあると「逃げんでよかっか。」電話がかかってくる。「俺はもう53ばい、あんたどんが逃げんば。」と言っても容赦ない。これまた『煩悩』のなせる業。親にとっては、いくつになっても子どもは子ども。毎回、同じ会話の繰り返し。
とは言うものの、私も成人した息子が高熱を出したりすると、ちょっと熊本市まで見舞いに行ってしまう。妻からは「もう子どもじゃなかっやっで。」と言われるが仕方ない。これも『煩悩』のなせる業。
中学生の時、修学旅行で松下村塾に行った。そこには『知行合一』の掛け軸があった。吉田松陰が処刑される(安政の大獄)前に詠んだ辞世の句を知り心に沁みた。
「親思う心にまさる親心 けふのおとずれ何ときくらん」
子が親を思う心よりも、親が子を思いやる気持ち(親心)のほうがはるかに強い、その息子が処刑されることを聞いて、親はどう思うだろう。(H)