校長ブログ「秘密の部屋」

管理者ブログ

【秘密です】011127

 昨日の夕方、日奈久で強盗事件が発生したとの情報がありました。集団での下校、職員による見回り等の対応を行いました。今朝も7時頃から通学路のあちこちに立ち、登校の見守りを行いました。巡回するパトカーも見かけます。昼の時点で新しい情報は入っていません。

 今日の昼休みは立候補者、現執行部、選挙管理委員会による立候補者討論会のリハーサルを行いました。立候補者の表情には緊張感がありました。

 立候補者と責任者は、今週は朝の選挙運動、給食時間の教室訪問、討論会に向けての準備と忙しく過ごしています。学校の良さは何か、課題は何か、田浦中のステップアップのためにどのような取り組みを行うか、1日中考えていることと思います。

 現執行部に「当日はどのような質問をしますか?」と聞いてみたところ、「田浦中の現状と課題について。」、「目指したい学校について。」、「どのような取り組みを行うか。」、「公約実現は可能か、根拠も一緒に。」等と教えてくれました。立候補者は今日のブログを読んでくれるかな?

 生徒会長のKさんに聴いたところ、一言…。「秘密です!」、繰り返し聞きましたが「秘密です!」一番手強い先輩です。(H)

 

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【手柄は生徒に】011126

 昨日は芦北教育事務所の学校訪問でしたが、職員と生徒が両輪となった取組について評価をいただきました。学校で一番大切にしていることですので、職員一同とても嬉しく思いました。

 生徒を主役とした取組は、教師側が主導する生徒指導の面にも見受けられます。生徒指導の今年度テーマは「潤いと輝きにあふれる学校~生徒に寄り添い、自立へつなげる生徒指導~」です。

 年度当初、生徒指導主事からは、「生徒一人一人が輝くためには、『頑張る自分』、『頑張りを支える仲間』が大切になる。職員には、生徒一人一人が伸びていくための支持的風土づくりに取り組み、互いに思いやりを持って、認め合い、励まし合い、高め合いながら協力していく人間関係づくりに務めること、そのための視点を与えながら教育活動を行うこと、また、一人一人の良さを認める目をもち、成長段階を把握した上で、どのような思いで自分が指導しているのかを語り、説得ではなく納得させる指導を行うこと、人権感覚を高く持つこと、毅然とした態度で生徒と向き合うこと。」を共通理解・共通実践していきましょうという提案がされました。型にはめ、私たちの自己満足で終わらないようにしたいという思いがあります。

 本校の生徒指導の具体的実践の一つに「学級経営、行事、部活動などさまざまな取組を教師が見通しを持ってPDCAサイクルにより取り組む。また、できたことを生徒の手柄にし、充実感や達成感を味合わせるようにし、次の取組につなげる。」ことがあります。今回の選挙も、そのことを共通理解・共通実践ができていることが嬉しいです。(H)

 

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【明日から三者面談】011125

 ずっと前のこと。私が初任校で中2・中3と担任した生徒から手紙をもらいました。野球部の主将として活躍していた彼は、熊本市の甲子園大会常連校への進学が夢でした。しかし結果は出ず、1年間浪人して再チャレンジ。模試の結果は十分でしたが、まさかの不合格。県北の私立高校に進みました。 

 入学当初の手紙には、今の自分の気持ち、勉強に目が向いてないクラスの雰囲気、そんな中で出会った信頼できる先生とのつながり・・・、愚痴や自分自身への慰めなどが綿々とつづってありました。

 彼とは連絡をとり続けていましたが、電話や手紙の内容に徐々に母校への誇りを感じるようになりました。彼自身が目標を失わず、周りに流されず頑張ったのはもちろんですが、進学先の高校が甲子園大会に出場したことが大きかったようです。

 彼からもらった高校生活最後の手紙には、「先生、入学した頃とは学校の雰囲気が大きく変わりました。野球部の連中が甲子園に行ったことで、あんなに頑張っている奴らの夢を、俺たちが問題を起こしてつぶすことになっていいのか、という気持ちがみんなに出てきたんです。今、うちの学校はみんなが自信を持って頑張っています。僕は推薦で大学進学が決まりました。先生の後輩になります。」 

 明日から三者面談。悩みに悩んで進学先を決めていくと思いますが、高校はスタート地点です。(H)

 

 

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【立候補者出揃う】011124

 令和2年度の生徒会役員選挙を2日(月)に迎え、会長立候補者2年生4名と副会長立候補者1年生2名が出揃いました。今日は選挙ポスターからスローガンと公約を紹介します。今週は田浦中の良さや課題と対策など、立候補者の考えを紹介する予定です。(H)

 Aさん:「一人一人が必要とされ、主体的に行動できる学校」①学級プレゼンツ・②いいコトトレジャー・③いろいろコンテスト

 Bさん:「分かり合う!認め合う!高め合う!」①縦割り活動の実施・②団対抗マッチ・③田浦メモリアルトレイン

 Cさん:「一人一人が輝き、認め合う田浦中学校」①目安箱の設置・②あいさつ+1・③チャレンジ!

 Dさん:「自他共に認め合い、つながり合う学校」①ナイスボックスの設置・②地域への挨拶運動の向上に取り組む・③生徒会新聞の発行(毎月1回)

 Eさん:「相手への思いやりがもてる学校」①月に1回の振り返り・②隣の席の人との交流・③2人組でのゲーム形式の活動

 Fさん:「いじめのない笑顔あふれる学校」①生徒の意見を取り入れ、生徒会で実現させます・②1日1善ありがとう運動・③ウェルカムフレンド

 

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【担任としてのこだわり】011123

 それぞれ担任にこだわりがあると思いますが、掃除・給食の私の場合は、

 掃除:4月の教室掃除は照明、スクリーンの上、黒板の溝、チョークケース等1日1カ所を完了。毎日どこをやったか分からないような掃除をするよりも、4月に隅々まで終わらせておけば、残りの11ヶ月は現状維持でOK。掃除の回数が減った今こそぴったり。

 特に窓ガラスにはこだわり、窓枠はすべて外して洗い、レールは歯ブラシ・爪楊枝を駆使。学校で一番窓ガラスがきれいな教室にしようと言い続ける。帰りの会で担任はガラスを拭きながら見学。時々助言。そのうち、他のクラスの生徒が窓ガラスに触ると、みんなが自然に「あーっ!」と言うようになる。授業参観等で掲示物がきれいに貼ってある教室に感心しますが、窓ガラスに手形やテープの跡がついていると残念、画竜点睛を欠く。新しい学校に赴任した時は、職員室の窓を外して洗うということもずっとやっています。

 給食:素早く準備、楽しく食べるはどの担任もやっている当たり前のこと。こだわりは食器を片付けるときに「音を立てず優しく置く」ということ。

 大事なのは、子どもたちに担任のこだわりに気づかせることかなと思います。良いことはち~っとだけ真似するようになります。(H)

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