校長ブログ
生徒の姿に感動!
12月8日(日)の午前中、本校では『音楽祭』が行われました。音楽の時間を中心に各学年・学級で練習してきた成果を十二分に披露しました。私は『音楽祭』は初めての体験でしたが、とにかく生徒たちの姿に終始感動のしっぱなしでした。学級のまとまりや絆はもちろん、生徒たちが主体的に取り組む姿、生徒と職員の一体感などほんとうに素晴らしい内容でした。「行事を通して成長する」とよく耳にします。まさに、この言葉通り、今回の『音楽祭』を通して生徒たち同士のつながりや絆はさらに強いものになったと感じるとともに、高森中そのものが強く・そして大きな存在になったと確信しています。生徒たち・先生方、ほんとうにありがとうございました。
音楽祭に向けて準備万端
明後日、本校では「『音楽祭』 声覇 ~奏でようみんなの個性~」が開催されます。これまで、音楽の授業時間や昼休みや放課後に学級ごとに練習していた様子は、校長室で仕事をしていても伝わってきていました。放課後、下校する生徒たちの中には、合唱曲を数名で口ずさみながら帰宅する様子も見られるなど、音楽祭に向けてクラスが一つになっていく様子は、まさに青春!!(羨ましい限りです)
さて、本日は午前中の時間を使って、会場設営を行いました。体育館はかなり冷え込んでいましたが、生徒たちは率先して行動し、準備は整いました。明後日は、ここですばらしい合唱等々が響きわたることだと思います。楽しみです。
消費生活学習
本日の6校時、3年生は社会科の学習として『消費生活学習』を行いました。令和4年4月から成年年齢が18歳に引き下げられたことで18歳から自分で契約できる能力があるとされ、高額な商品購入やローンを組むことができるようになりました。
その一方で、これまで20歳まで認められていた未成年者契約の取消権が17歳までとなり、有効な契約を簡単に取り消すことができなくなります。「契約」によって社会に主体的に参加できるようになると同時に、消費者トラブルに巻きこまれる危険性も高まっているのです。そこで重視されているのが、「自立した消費者」を育成する消費者教育です。
そのような中、高森町役場消費生活相談員の 平田恭朗 様 を講師としてお招きし、3年生生徒を対象に『ネット通販』『スマホ等に係る課金』等々のことがらについて、具体的な事例をもとにお話をしていただきました。
自分を語ることから
28日(木)「阿蘇郡市人権・同和教育授業研究会」が本校で開催されました。町内外(高校の先生方も)から60名を超える教職員等の方々が3年生の授業を参観されました。
受験を控えた3年生一人一人が、進路選択等にかかわって考えていること(悩みや不安)についてクラスメイトに伝えていく学習でした。普段、表面的には見えないことについても信頼できる仲間や担任の先生の存在に勇気をもらい手を挙げ、前に出て伝えていきました。そしてそれを聞いた仲間が自分のことと重ねて発表した友だちに返しを行っていきました。
悩みや不安は誰しも持っています。特にこの時期の生徒たちは、私たちが考える以上だと思います。しかし、仲間の存在が勇気を与えてくれ、また一歩前に進んでいくことができます。子どもたちのつながりの強さそして絆の強さを感じた瞬間でした。すばらしい時間と学ぶ機会を与えてくれた3年生の子どもたちと先生方に感謝です。
素敵な時間 地域交流会
22日(金)の3・4校時、3年生は地域にお住まいの高齢者の方々をお招きし、体育館でボッチャやゲームに取り組んだり、給食をいっしょに食べたりする時間を過ごしました。この取り組みは、生徒たちが地域の高齢者の方々とのふれあいを通し、交流を通して少しでも元気を与えることができればと考え実現したものです。
まず、ボッチャをいっしょに取り組みましたが、ここはお年寄りの方々が上手で生徒たちが教えてもらう場面も、互いに声をかけあうなど楽しい時間となりました。その後のゲームでは、ステージ上のスクリーンにランダムに出された文字を見て、並び替えてできる言葉のカードを見つけるゲームでしたが、生徒たちとともに考えたり、生徒が優しく答えを伝える様子も見られました。中には生徒自身が必死になる場面もありましたが笑い声があちらこちらから聞こえ、笑顔も見られる素敵な時間でした。最後は、3年生全員から12月に予定している音楽祭で披露する歌を聴いていただきました。4校時終了後は給食を生徒たちと一緒に食べていただきました。
生徒たちの発案から今回実現した取組ですが、とても素敵な時間でした。最後になりますが、今回の取組にお力添えをいただいた待ち住民福祉課の皆様、ほんとうにありがとうございました。
人が幸せに暮らしていくために必要なこと
2年生は総合的な学習の時間(高森ふるさと学)の学習として、『福祉』について学習を進めています。昨日(20日(水))の午前中はその学習の一環として「福祉疑似体験活動」を行いました。高森町社会福祉協議会の方をはじめ阿蘇や菊池の事業所からもお越し頂きました。最初に『福祉』について改めて説明をしていただきましたが、私が印象に残った言葉は、「ふくしとはふだんのくらしをしあわせにするためのもの」と言う言葉です。なるほどと再認識させていただきました。その後、生徒たちは
◇高齢者体験 ◇視覚障がい体験 ◇パラスポーツ体験 ◇車いす体験 ◇妊婦体験
と5つの体験をグループごとに時間を分けて行いました。子どもから大人まで全ての人が安心して暮らせる社会がさらに充実するようにみんなで取り組んでいきたいと思いました。
本物から学ぶ ~素敵な空間・時間でした~
19日(火)の午後、高森町を本拠地として活躍されている『096K歌劇団』の方々に来校いただき、「前田慶次かぶき旅〜肥後の虎・加藤清正〜編」を上演していただきました。地元熊本の内容ということもあり、生徒たちも先生たちも興味を持って、楽しく観劇することができました。やはり、生でみる演技には迫力があり、引き込まれるものがあります。あっという間に時間も過ぎ、終了後は生徒たちからの質問の時間もありました。質問でるかなぁと思っていましたが、どんどん手が挙がり、いろいろなことを教えていただきました。最後には全校生徒とともに記念撮影も行いました。
ほんものから学ぶことには大きな意味があると思います。すばらしい時間を提供していただいたことに感謝の気持ちでいっぱいです。
生徒会役員改選に向けて
令和6年度生徒会役員改選の時期となりました。今年度は、2年生から11名、1年生から6名の生徒が立候補してくれました。本日から本格的に活動が始まり、今朝は生徒昇降口で立候補した生徒と応援者の生徒がタスキをかけ呼びかけ等を行っていました。12月12日の立合演説会までの期間しっかりと自分の思いを伝えていってくれることと思います。高森中学校のさらなる充実と向上に向けて、皆さんの活躍を応援します。
2年生 認知症サポーター養成講座で学ぶ
本日の5・6校時、2年生は、高森町地域包括支援センターより3名の方を講師としてお迎えして「認知症サポーター養成講座」を開きました。最初に認知症についての説明を聞き、その後ワークショップ形式で、課題に対して班ごとに考え、その後全体で協議していきました。
日本に限らず多くの国で高齢化が進んでいます。周りの人たちの理解が今後ますます大切になってきます。そんな中、本日2年生の生徒たちが、しっかりと考えてくれたことをぜひ日常の生活に生かしていってもらえればと思います。
今日から2学期中間テスト
高森町の学校は2学期制となっており、10月から2学期が始まっています。本日から明日にかけて『2学期中間テスト』が行われています。1校時のテストの時間に教室をまわると、どの学級でも真剣に問題に向かう姿が見られました。まだ明日まで続きます。しっかりと復習をして、持てる力を存分に発揮していきましょう。
学びの姿が見られた時間
先週の金曜日(8日)に高森町公開授業が行われました。県内外から多くの方々の参加があり、午前中は高森東学園、午後は高森中央小学校でそれぞれ授業公開が行われました。午後の授業後には体育館に参加された方々が集まり、町の取組やこの日の授業等についての質疑応答の時間があり、今回は中学生にもその会に参加してもらいました。本校からは、生徒会執行部の5名が参加してくれ、ステージ上で参加された方々からの質問に答えていきました。
150人ほどの大人の方々の中で、しかもステージ上でということで、緊張も大きかったと思いますが、堂々と自分たちの考えを伝えてくれました。難しい質問については、5人でサッと顔を付き合わせ相談する姿、これこそ、日頃学校で取り組んでいる姿で、「一人で解決が困難なときは、仲間と相談して解決する。」まさにその姿を何回もステージ上で見ることができました。高森中・高森東学園の生徒たちのそういう姿はほんとうに立派で、頼もしい限りでした。
自分にできること
私は、毎朝7時過ぎに学校に出勤し、7時35分ごろに東側門に出ていくというのが日課となっています。出勤後は、校長室でメール等の確認をしたりしているのですが、今朝の7時過ぎに校長室のドアをノックする音が聞こえてきました。ドアが開くと3年生男子生徒が立っていました。
私: 「おはよう。 どうした?」
生徒:「校長先生、3日間休みだったこともあり、校長室も埃等があるのではと思い掃除をしにきました。掃除をしてもよいですか?」
私: 「え~!! 貴重な時間に、大丈夫だよ。」
生徒:「いや、早く登校したので、時間がありますので。してもよいですか?」
私: 「いや、ありがとう。」
とこんなやりとりをしていると、早速ほうきとちりとりを持ってきて、校長室内を掃除してくれました。朝の時間って、何かと自分のことで精一杯のはずなのに、この行動には感動しました。先日の郡市音楽会でもそうであったように、高森中にはこういった素敵な生徒が大勢いることに感動するとともに、こういった学校で仕事をさせてもらっている自分に感謝の気持ちを一層強く持った今朝の出来事でした。
自身の体験を通して、考えたことを伝える
先日11月3日(日)、高森中学校を会場として『すまいるフェスタ in たかもり』が開かれました。高森吹奏楽団の演奏や各学校児童生徒からの発表等もありました。本校からは3年生が自身の体験を通して、自分事として考えていくことの大切さについて考えたことを相手意識を持ってしっかりと伝えていきました。改めて、遠いところで起こっている自分とは関係のないことと捉えるのではなく、自分事として考え行動することが必要であると考えさせてくれました。
一人一人の人権を大切にすることが、自分も周りも大切にすることにつながるということを考える素晴らしい時間となりました。
心を一つに 魅せた演奏そして合唱
先日の11月1日(金)『第63回 阿蘇郡市中学校音楽会』が阿蘇中学校で開催されました。阿蘇郡市の各中学校及び義務教育学校が集まり、午前:合奏、午後:合唱というプログラムで行われました。
本校からは吹奏楽部と3年生が出場しましたが、どちらも聞いていたフロアを巻き込んで素晴らしい演奏と合唱を披露してくれました。午前の合奏では、曲から物語がイメージでき、気がつくと頭にお話が次々にイメージされるほど引き込まれていました。また、午後の3年生全員での合唱では、一体感を感じるとともに、曲中に涙が出てくるような感動を覚えました。他校の先生方からもたくさん感動しました等の感想をいただきました。これまでの子どもたちの頑張りがしっかりと伝わった最高の時間でした。
選挙の仕組みを学ぶ
本日5校時、3年生は社会科で選挙の仕組みについて学習しました。社会科では、「・・・平和で民主的な国家及び社会の形成者に必要な公民としての資質・能力の基礎を育成する・・・」とあります。選挙の仕組みは、なかなか大人でも理解するのは難しい面があります。そんな中、社会科を担当されている日田先生のアイディアで、本番さながらの選挙の体験を通して仕組みや選挙の大切さを理解してもらおうと計画し、高森町から選挙で使用する機材をお借りし選挙の体験を行いました。小選挙区そして比例代表、最高裁判所裁判官の国民審査と本番さながらの流れで生徒たちは真剣にそして楽しく学習を行っていました。
授業参観、学年懇談会お世話になりました
先日25日(金)は授業参観・学年懇談会がありました。2学期が始まってすぐの授業参観、学年懇談会でしたが、平日にも関わらず多くの保護者の方々に来校していただきありがとうございました。各学級での生徒たちの様子はいかがだったでしょうか。真剣にそして楽しく授業に参加している様子が各学級で見られたのではないでしょうか。
同じ日に、『第2回学校運営協議会』も開催され、参加された方々の会終了後のアンケートでも、生徒たちが真剣にそして、素敵な笑顔(表情)が印象的であったと複数の方々から回答をいただいていました。今後、学校では様々な行事が予定さています。生徒たちがさらに生き生きと笑顔で頑張る様子を紹介していきたいと思います。
九電工の皆様に感謝
本校は、正門から体育館にかけてイチョウ並木があります。しかし、台風や日常的な強風の影響で折れた枝が途中で引っかっていたり折れそうになっている部分があり、生徒の登下校時(小学生も下校時は通ります)を心配していました。職員で対応できる部分は定期的にそのような枝があるときは取り除いていたのですが、さすがに高所となると対応が難しく心配していました。
そのような中、本日、九電工の皆様が安全に通行できるように高所作業車等を使って約2時間あまりかけてイチョウの木を剪定してくださいました。おかげで全体的にすっきりし、安全に通行できるようになりました。九電工の皆様ほんとうにありがとうございました。
地域の方々の思いに感謝
昨日21日(月)に学校に1本の電話がありました。高森町にお住まいの岩下葉子様からの電話で、自宅にある書籍を中学校に寄贈したいとの内容でした。岩下様は長年教職のお仕事をされていたとのことで、ご自身が住まわれている高森町の子どもたちのため何かできないかとの思いから、今回書籍を寄贈してくださいました。
早速、ご自宅に伺い、書籍類をいただき本校図書室に並べたところでした。改めて地域の方々の学校に対する思いを感じたとともに、私たち自身も子どもたちのために精一杯取り組んでいきたいとの思いを強くした出来事でした。岩下様、本当にありがとうございました。
熊本県中学校器楽合奏コンクール
先週10月12日(土)に熊本県立劇場で熊本県中学校器楽合奏コンクールが行われ、本校は、金賞及び審査員特別賞を受賞しました。前日の1学期終業式後、全校生徒対象に演奏をしてくれていたのですが、コンクール当日の県立劇場の大舞台でも、学校での演奏に負けないくらいさらに素晴らしい演奏を披露してくれました。私も会場に聞きに行っていたのですが、途中から曲に引き込まれ鳥肌がたつほどでした。そして演奏後には感動すら覚えたほどでした。
本日の昼休みにメンバー全員で校長室に報告に来てくれました。音楽の素晴らしさを改めて感じさせてくれましたひとときでした。おめでとう!!
気持ち新たに 2学期スタート
本日10月17日(木)は、令和6年度2学期スタートの日でした。1時間目に体育館で始業式が行われ、最初に各学年代表生徒の発表が行われました。1学期を振り返り、できたことをさらに継続していこうという内容や2学期に向けて取り組んでいきたいことに関する内容等について伝えてくれました。3年生の発表では、目標実現のために受験に向けた決意や残り半年となった中学校生活を頑張っていきたいという強い思いを伝えてくれ、思いの強さを感じたところでした。
始業式後には、明日実施される「阿蘇郡市中学校総合体育大会 駅伝競走大会」に向けた推戴式が行われました。これまでの練習の成果を存分に発揮してほしいと思います。仲間を信じ、協力し、最後まで頑張る姿を全校生徒・先生たちで応援しています。