学校生活

学校生活

花苗とベンチをいただきました。

公益社団法人熊本県緑化推進委員会から、花苗(あじさい、アンネのバラ、パンジー)とベンチをいただきました。11月16日に贈呈式を行い、あじさい、アンネのバラは正門入口の花壇に植樹、パンジーとベンチは中庭に置きました。ありがとうございました。

火災避難訓練を実施

11月25日に授業中の火災を想定した避難訓練を行いました。八代消防署坂本分署から平田分署長はじめ4名の隊員がかけつけ、訓練の様子を見ていただきました。その後、消火器の扱い方(『ピノキオ』)の演習を行い、「避難場所まで安全・迅速に避難すること」「適切な行動がとれる心構えと防災に対する意識を高めること」など話をしていただきました。生徒全員真剣な態度で訓練に取り組んでくれました。

日奈久中学校で文化祭交流

11月12日に日奈久中の文化祭を参観させていただきました。日奈久中生徒たちとの一年ぶりの再会に喜び合う姿が見られました。参観を終えた生徒たちから「一人一人が役になりきっていてよかった」「自分たちの思いをはっきり言えるところがすばらしかった」「このような機会をつくってくださりありがとうございました」などの感想がありました。 12月には、日奈久中と合同で駅伝大会を予定しています。

 

八竜天文台で集団宿泊教室

11月8・9日に1年生を対象に集団宿泊教室を行いました。コロナ感染防止のため2回延期し、ようやく実施することができました。学校から天文台まで約10キロの山道を歩きました。生徒たちは疲れを見せることもなく、頂上からのながめを楽しんでいました。夕方からあいにくの雨となりましたが、稲葉台長や所員の方々の親切なご指導のもと、プラネタリウム観察や星座早見盤を作成しました。また、寝食を共にすることで学年のきずなを深めることができました。

伝統芸能に親しんだ落語寄席

11月16日に八竜小学校体育館で落語を楽しみました。八竜小と坂本中の子供たちへ日本の伝統芸能に親しみを感じてもらいたいと、一般財団法人熊本県教育会館が主催、熊本県教育委員会後援の教育文化事業として開催されたました。
落語だけでなく三味線の実演やおはやし、曲芸なども披露していただき、会場は拍手と笑いに包まれました。生徒のほとんどが落語を聞くのは初めてで、話し手の表情や声の出し方でいろいろな人物を想像できることに感動していました。また、日本語の美しさにも触れることができました。生徒からは、「言葉の大切さを改めて学ぶことができた」「話し手の表情がおもしろかった」との感想がありました。

学力充実タイムで個別学習を行っています。

12月8日に1・2年生を対象に熊本県学力・学習状況調査が実施されます。本校では、これまでの習得した基本的事項が定着しているかどうかを確認する機会と捉え、学力充実タイムと称した夢タイムの時間を利用して学習会を行っています。実施する学年は1年生と2年生、教科は国語、数学、英語の3教科です。基本的な問題を解かせ、間違っていた問題には、割り当てられた先生方が付き、丁寧に指導に当たっているところです。

地域とともに~「ふれあい交流会」実施~

コロナ感染者が減少し、ようやくこれまでできなかった地域の方々との交流を広げていける時がやってきました。そうした中、11月11日には坂本町にお住まいのひとり暮らしのお年寄りと子供たちとの「ふれあい交流会」が本校体育館で開催されました。
交流会は坂本校区福祉協議会が主催し、10年以上前から開かれています。去年は豪雨やコロナの影響で中止となり、2年ぶりに開催できたとのことでした。この日は、70歳以上のひとり暮らしのお年寄りおよそ50名が参加。真愛保育園の園児たちがかわいいダンスを披露したあと、約1時間程度、坂本中の生徒たちがステージ発表を行いました。
始めに1年生が演劇「よかとこ さかもと」を披露し、続いて「坂本中学校校歌」「あかとんぼ」「群青」を全員で合唱しました。心にしみる歌声を楽しんでいただけたと思います。そして最後に「坂本音頭」を参加者全員で踊りました。文化祭でも活躍してくれた3年生がリードし、子供もお年寄りも主催者も来賓も大きな輪となり踊りました。10年ぶりに踊ったという93歳の女性は「久しぶりに踊れてよかったけど足が痛い」、車椅子で参加されたお年寄りは「座ったまま踊ったけど、生徒が目の前で一緒に踊ってくれて嬉しかった」と喜んでいらっしゃいました。
お年寄りとの交流を始め地域の方々との交流は、生徒たちにとって大切な成長の場となります。来年度は八竜小学校と合同でコミュニティ・スクールを立ち上げ、地域の学習や地域の方々と連携しながら、復興をめざしふるさと坂本を益々好きになる取組を進めていきたいと考えています。

生徒作文 明るく暮らしやすい社会にするために 1年 槌山 結菜

今の時代は機械が増え、様々なメディアを使用することが多くなっています。その中でもSNSなどの世界の人々とつながることのできるメディアを使う人が多くなっています。SNSは、いろいろな国の人とつながることができるのですごいです。しかし、SNSの情報はすべてが本当のことと言えないので危険です。うその情報などを簡単に書くことができ、だまされることもあります。このようにSNSは犯罪に使われることもあります。
 ほかにもいろいろな被害に遭う人がいます。例えば、ひぼう中傷です。ひぼう中傷は、面識のない人から根拠のない悪口を言いふらされたり、他人を傷つけることです。ひぼう中傷で亡くなられた方もいます。ひぼう中傷は、本人の顔を直接見ないで言うのでよくありません。また、何を言ってもよい訳ではありません。絶対に、人を傷つける書き込みはやめましょう。人が嬉しくなるような、人を励ますことができるような心のこもった言葉にしましょう。
 また、ストーカーや空き巣被害にあうこともあります。近所で撮った写真や写真を撮ったときの時の反射で周りの風景や物がうつると場所を特定されてしまうため、ストーカーや空き巣にあうことがあります。だからあまり写真を使わない方が良いです。
 このように、SNSは便利なときもありますが危険な被害にあうことがあります。今ではそういうことに対して対策がとられています。しかし、まだそういう被害がおさまっていないのですごく悲しいです。ニュースなどであっても被害があることが残念です。私はそういうことをする人はどうしてそんなことをするのかが不思議に思います。自分が言われたらどんな気持ちになるのかをしっかり考えてほしいです。相手のことをよく考えて行動すべきだと思います。これからは、このような被害がどんどん少なくなっていくことを願っています。また、すべての人が明るくなるような世界になってほしいです。
 明るく暮らしやすい社会にしていくために、私はどうしたらいいか考えました。それは、自分が苦手だと思っている相手に対しても、分け隔てなく接することだと思います。たとえ、自分が苦手な相手でも、ほかの人と同じ態度で話したり、明るい表情で話したりすると、みんな平等になり傷つく人も少なくなると思いました。常に相手のことを思いやって生活していくと明るく暮らしやすい社会になっていくと思います。

ようこそ!ベサニー先生

アマンダ先生に替わって10月から、ベサニー先生が来校されました。ベサニー先生は、アメリカのアリゾナ州出身。週1回の来校ですが、積極的に話しかけて、英語が益々好きになればいいなと思います。

オンラインで国際交流

10月5日、前ALTアマンダ先生のご自宅と坂本中とをオンラインで結び、国際交流を行いました。ご自宅はアメリカミネソタ州にあり、ご両親にも参加していただきました。オンラインで外国と坂本中とを結ぶ試みは今回が初めて。生徒たちは久しぶりに会うアマンダ先生やご両親にいろいろな質問をしていました。ご自宅はとても広く、みんなびっくりでした。周りの木々は紅葉していて季節の違いも感じることができました。

総力戦で臨んだ 八代中体連駅伝大会

 10月14日に県営八代運動公園で八代中体連駅伝競走大会が開催されました。昨年度は練習が十分にできず欠場。本年度は自分たちの頑張りを八代の中学校の生徒に見てもらおうと、応援等の生徒も含めて全員で大会に臨みました。コロナ感染防止のため短い練習期間となりましたが、全力で汗を流している生徒の姿を見ると、運動場に久しぶりに活気が戻ってきたように感じました。本番では女子が18校中17位、男子が17校中15位。男女11名の選手たちは、1本のたすきに思いを込めて全力で走り抜きました。競技終了後はどの選手もさわやかな表情で、すがすがしい思いがしました。3人の3年生も意地を見せてくれました。

     女子     男子

 1区  古閑 美羽  岩本 龍樹
 2区 村浪 麻緒   吉永 昊生
 3区  槌山 紗菜   笹田 竜太
 4区  宮本 瑠七   山下 煌心
 5区  古閑 美麗   皆吉 浩太
 6区          鶴山 健大

個性が輝いた文化祭 2年ぶりに開催

「輝く個性 ~みんなでつくった大傑作~」のテーマの下、10月22日に2年ぶりの文化祭を開催しました。 コロナ感染防止のため、観覧者の数を制限しての文化祭となりましたが、生徒たちはこの日のために準備や練習を積み重ね、本番では自分を精一杯表現し、一人一人の個性を輝かせてくれました。
1年生は坂本の人物や名物など坂本のよかところを紹介。初めて知ることもありました。2年生は、昔話の桃太郎を今風にアレンジし、英語で演じてくれました。自分の殻を破りユーモアあふれる楽しい劇となりました。3年生は、「サカモト桜」と題して、進路や生き方についてユーモアを交えながら、受験生の苦悩と希望を3年生の視点で分かりやすく描いてくれました。
 また、全校合唱では、これまでの支援に対する感謝の思いを歌に込めました。そして、最後は「坂本音頭」。保護者とともに踊りました。これは生徒たちからの提案で実現したプログラムです。子供たちの坂本への思いが感じられ、全体を通して、故郷坂本を大切にする気持ちが伝わってきた文化祭となりました。

 

午後からは、「むたゆうじin坂本中」と題してコンサートを行いました。むたさんの語りや歌を通して「苦しいことにも立ち向かっていきたい」「受け継がれている命を大切にしたい」「想像する力をもらった」などの感想があり、学びの多いコンサートとなりました。

薬物乱用防止教室を実施しました。

9月17日(金)に学校薬剤師の竹内一剛先生を講師に迎え、薬物乱用防止教室を実施しました。コロナの感染対策としてリモートでの実施となりましたが、講話をしっかり聞き、「薬物乱用」について学ぶことができました。

~生徒感想の紹介(一部抜粋)~

・私は薬物の名前は知っていたけど、使ったらどのような症状があるのかなど知らないことがたくさんあったのでとても良い勉強になりました。

・身内や知らない人から誘われてもきっぱり断りたいです。

・薬物の多くが使えば死に至ることもあると知り、絶対使わないようにしようと思いました。この体は自分のだけじゃないので家族に迷惑かけないようにしていきます。

・心も体も壊す薬物乱用は絶対にしません。

生徒作文 つながることの大切さ  1年 槌山紗菜さん

「わあ、ゴミがたくさん捨ててある。」「あの時は大変だったね。」と、思わず声が出ました。クラスのみんなである写真を見たのです。その写真には、熊本地震の大変な生活の様子が写っていました。 その写真を見て、私はすぐに、去年の水害の時のことを思い浮かべました。今まで経験したことの ないような大雨が降り、私たち家族は避難所に行きました。家族のみんなで避難所へ行きましたが、とても不安でした。そんな時、避難所で地域の人たちがおにぎりを作ってくれたり、お菓子をくれたので、とても助かりました。逆に、避難した後、私の家族の中から父と高校生の兄が、地域の男の人たちと、まだ逃げていなかった人をみんなで助けにいったりしました。その時、人と人とが助け合うことは一人の力は小さくても、みんなで助け合うことで大きな力になるということに気付きました。他にも、地域の人たちがみ んなで、「SOS」の三文字を、上空から見えるように大きく作ってすごいなと思いました。みんなで一緒にいたからできたことだと思います。誰もが怖くて、どうしようかなと途方に暮れていたとき、助け合えたから乗り越えられたのではないかと思いました。地震や水害のときには、助けられたり、助けたりするので、ありがたいなと思いました。日本では毎年のように、地震であったり、大雨であったり、ありとあらゆる災害が起こっています。そんな災害があちこちで起きた後は、みんなでどうしたらよいか分からず、手つかずだったのかもしれません。しかし、今現在、被災した町や地域は、復興が少しずつ進められており、きれいになりつつあります。でも、まだ完全ではありません。その復興作業も一人一人の力に支えられています。 水害に遭った坂本の学校にも、支援物資やお金だけでなく、いろんな学校から応援のメッセージを もらったり、募金活動をして募金を集めてくださいました。みなさんの支えがあ って、今、学校に来ることができているのだと思います。地震や水害の被害を忘 れないようにするためにも、時々振り返らなければならないと思います。明るく暮らしやすい社会を作るには、人と人が支え合うことだと思います。例えば、周りを見て困っている人がいたら手伝うなど自分から行動をすることが大 切だと考えます。

秋空の下で写生大会

9月28日(火)に写生大会を行いました。豪雨災害の爪痕がまだ残る中、1、2年生は学校敷地内、3年生は近くの合志野地区で描きました。のどかな秋空の下、生徒たちは学校や坂本の風景をしっかり観察しながら筆を走らせていました。写生大会は地域を知る大切な行事だと思います。来年は、描く地域の範囲を広げて実施できればいいなと思っています。

1年生2名が出場!!ー八代中学生陸上競技記録会ー

9月20日(月)に八代中学生陸上競技記録会ありました。八代中体連陸上大会が本年度も中止となり、本記録会が県中体連大会の代表者を選出する大会となりました。現在、部活動をコロナ感染対策のため中止しており、練習が十分にできない中、1年生の吉永昊生さんが100m、古閑美羽さんが800mに挑戦してくれました。残念ながら県大会への出場はなりませんでしたが、この挑戦は、今後更に伸びていくための一歩になったと思います。10月14日に開催される八代中体連駅伝大会に向けて他の生徒たちへの刺激にもなりました。

アマンダ先生 ありがとうございました。

アマンダ先生には3年間、本校のALTとしてご勤務いただき、9月7日が最後の日となりました。指導がとても分かりやすく、英語を学びたくなるような教材を作っていただき、誰もが英語を好きになりました。生徒たちとのふれあいを大切にされ、一人一人の声掛けや部活動の大会では応援にも来ていただきました。11月から文徳高校にお勤めになられます。これからも本校へ訪ねて来てほしいと思います。

上級学校説明会を実施しました。

9月6日に上級学校説明会を実施しました。この日は、1年生が集団宿泊教室、2年生が職場体験学習を予定していましたが、まん延防止等重点措置が延長されたため、集団宿泊教室と職場体験学習は延期。上級学校説明会は感染防止対策に配慮しながら体育館で行いました。
 当日は、自衛隊高等工科学校も含めた9校の上級学校の説明があり、学校の特色や学科説明、卒業後はどんな会社や大学に就職・進学しているかなど丁寧に教えていただきました。3年生の皆さんには、自分の進む方向は見えてきたでしょうか。自分のやりたいことや適性、やらなければならないこと(人生の使命)を踏まえながら、将来の夢を形づくり、そのための中学卒業後の進路を決めてほしいと思います。
 なお、秀岳館高校の学校説明は後日行う予定です。日時が決まりしだいご連絡いたします。

「夢は叶う」ー福島由紀先輩来校ー

「人間の可能性は無限大である」ことを私たちに教えてくれた東京2020パラリンピック。選手たちの超人的な活躍をとおして、私たちは勇気と感動をたくさんいただくことができました。日頃、日常生活を送る中で、思い通りにいかないことがあるとつい不平不満が出たり、壁にぶつかっては、苦しんだり、悩んだりしていますが、選手たちの活躍から、「そんなことたいしたことないよ」「くよくよするな」「前を向けばなんとかなるさ」と言ってくれているかのように感じました。生徒のみなさんはどのように受け止めたでしょうか。改めて選手たちに敬意を表したいと思います。
 9月7日には、本校出身のオリンピック選手、福島由紀先輩がご両親とともに来校されました。坂本中でお祝いの看板や応援のぼり旗を作製して応援してもらいお礼を伝えたいということでした。前夜にNHKBS「スポーツヒューマン」でフクヒロペアの特集が放送されたばかりで、突然の来校でびっくりでした。
 早速、授業中ではありましたが、生徒たちのいる3年生教室に福島選手を案内しました。すぐに歓声がわき上がり、1、2年の生徒たちも3年教室に呼びました。生徒たちの目は輝き、福島選手の話に聞き入っていました。
 「私はこの教室で、将来オリンピックに出場する夢を作文に書きました。そして、こうして東京オリンピックに出場することができました。夢はあきらめないで努力すればきっと叶います。そのことをみなさんに伝えたい。」
と話されました。

 ペアの廣田選手のけがなどもあり、100%の実力を発揮できない状況の中で、堪えて堪えて必死にシャトルを跳ね返したフクヒロペアの姿は、日本代表としての矜持を感じずにはいられませんでした。まさに、福島選手の活躍は、坂本の誇り、郷土の誇りであります。努力すれば必ず夢は叶う、夢は叶えるものなのだということを教えてくれた福島選手。本当にありがとうございました。短い時間ではありましたが、生徒たちにとって一生忘れられない時間となりました。福島選手のこれからのご活躍を、坂本中生徒と職員一同、心よりお祈り申し上げます。 │

運転手のみなさま ありがとうございました。

本校の多くの生徒たちは、スクールバスのおかげで登校することができています。スクールバスがなければ学校生活を送ることはできません。生徒を安全に運んでいただいている運転手さんですが、この度4人の運転手さんが退職・転勤されることになりました。小川さんは7月20日まで、そして福田さん、柳田さん、蓑田さんは8月31日まで勤務していただきました。どの運転手さんも声掛けなど愛情をもって生徒たちに接していただき、お別れするのが本当に残念です。長い間、ありがとうございました。