学校生活

学校生活

生徒作文 3年 遠山望晴

「私らしく生きる道」    

 皆さんは「学歴差別」や「学校差別」という言葉を知っていますか。「学歴差別」とは、学歴によって扱いに差をつけられること、また、「学校差別」とは、学校を固定概念や偏見など勝手なイメージで判断してしまうことです。学校の名前によって、差別されたり偏見を持たれたりするということは、絶対にあってはならないことです。しかし、この「学歴差別」や「学校差別」といった学校に対する思い込みは、私たちの身近なところにもあるように思います。受験生になって、私の身の回りでは、高校の話題が出るようになりました。「あの学校は厳しい学校だ。」「勉強ばかりで面白くないらしい。」というような声を耳にすることがあります。しかし、それは、根拠も何もない自分自身の思い込みや偏見に過ぎない言葉です。その発言は「現実の生徒の姿」「学校の姿」を正しく見ての発言なのでしょうか。その話をうのみにして、その高校に行くのを止めてしまうかもしれません。ただ、何気なく話していたことが、誰かの生き方を邪魔しているかもしれません。私たち三年生は、人権学習の中で、学校差別をテーマにした「翼をください」というドラマを見ました。このドラマは周りから心ない言葉を言われ続けた生徒達が、全員で立ち上がり思いを訴え、母校に対する偏見を変えていく物語でした。
 私は、このドラマを観て、自分の周りにある言葉と重なりました。そして、その一言は学校や生徒の「現実の生徒の姿」を見ずに思い込みや偏見、固定概念に囚われた一言なのではないかと深く考えさせられました。
 私は、卒業したら自分がやりたいことができる高校に進学するつもりです。私は自分の可能性を広げ、将来の目標を見つけるために高校を受験することを決めました。高校では自分の得意なことを伸ばしながら、苦手な理数系の分野にも積極的に取り組みたいと思っています。また、中学校で培ったアイデアと行動力を生かして、自分の夢へ一歩ずつ近づけていきたいです。自分の道は自分で決めたからこそ、責任を持って私らしく頑張ります。

ようこそ!生田文明先生

小森先生の後任に、生田文明先生に来ていただました。昨年度まで文政小校長を務めておられ、私の地元の先輩です。教科は理科。2年生の副担任を担当してもらいます。とっても気さくな先生です。

昨年、3月末に文政小学校を退職し、ご縁あって、坂本中学校の理科講師をさせていただくことになりました。野外活動が大好きでこれまで、キャンプ、山登り、魚釣り、天体観測、カヌーなどをこれまで勤務した10校の小中学校の児童生徒と一緒に、また、個人でも、天文台でも天体観測・地層の調査や化石採集したり、カヌーに乗ったり、ヤマメ釣りをしたりしてきました。
 こんな野外活動がたくさんできる自然豊かな坂本町で坂本中の子どもたちと一緒に学習させていただけることに感謝しています。坂本の自然を生かした理科の学習を心がけ、理科が大好きな子どもたちを育てていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。

小森布貴子先生を応援する会

生徒会主催で「小森先生を応援する会」を行いました。先生は3月に出産予定で産休に入られます。会の名前通り、子供たちの優しさが伝わるあったかいお別れ会となりました。元気な赤ちゃんが生まれるよう祈っております。

令和4年 生徒会スローガン

生徒会も世代交代をする時がやって来ました。本校の生徒会活動は1月から12月までをひとつのサイクルとしています。各専門委員会の委員長も選出され、いよいよ2年生を中心とする新生徒会がスタートしました。
1月6日、7日には、新役員を対象にリーダー研修を行いました。 私からは、「リーダーに必要な力とは」「坂本中をどんな学校にしたいか」について考えてもらい、「気付く、感じる、考える、行動できる人になろう」「失敗してもよいという雰囲気を創り出していこう」と話をしました。生徒たちは真剣な態度で参加してくれ、頼もしく感じました。
 その後、生徒会スローガンについて話し合い、令和4年は、「COLORFUL 挑戦 笑顔 全力 ~無限の可能性を信じて~」に決定しました。生徒会活動を通して、一人一人が、自分たちの可能性に挑戦し、笑顔で、全力を出し合い、学校生活を色鮮やかに染め上げてくれることを楽しみにしています。

自分の可能性広げる3学期にしよう

2022年が始まりました。昨年は平穏無事に学校生活を送ることができ、当たり前の日常を暮らすことがどんなに有り難いことかを実感できた年でもありました。生徒たちは、落ち着いて学習に打ち込むことができ、生徒会活動や部活動等に率先して取り組む姿に、一人一人の成長を感じ取ることができました。
 3学期は学年の締めくくりとなる学期となります。生徒の皆さんには、次の学年に向かうための集大成をしてほしいと思います。特に、3年生は、夢実現の大きな一歩となる高校受験を迎えます。それぞれが受験生としての自
覚を持ち、挑戦者として、入試に立ち向かってほしいです。「挑戦する」ということは、逃げずに立ち向かうことです。生きていく中では、ここが大事、ここが踏ん張りどころという時があります。そうした時こそ、挑戦するとい
う気持ちを持って、重圧を乗り越えて立ち向かっていくことがとても大事だし、頑張ったことは、次のステージに必ず生かされます。逆に、逃げてしまった時には、次のステージで支障をきたすことになることを、自分の経験や生徒と関わる中で痛感してきました。逃げずに立ち向かう姿勢、生き方は、見ていてとてもかっこいいし、夢の実現に向かう大きな力へとつながっていきます。そして、挑戦すること、挑戦を重ねることは、自分の「可能性を広げる」
ことにつながります。授業など進んで学ぶことも挑戦。生徒会活動や部活動など積極的に励むことも挑戦。心に残る本に出会う読書、尊敬できる人に出会うことも挑戦。ボランティア活動に取り組んでみることも挑戦。生徒の皆さんにはいろいろなことに挑戦してほしいし、その中で、自分のよさを知り、自分の可能性を広げていってほしいと思います。1月11日の始業式ではそうしたことを話しました。その後、槌山結菜さん(1年)、鶴山健大さん(2年)、岩本龍樹さん(3年)の3名が学年を代表して、冬休みの反省や3学期の抱負等について発表してくれました。槌山さんは「3学期は、先輩に頼るのではなく、自分で考えて行動できるようにしたい。」、鶴山さんは、「元日の地域のマラソン大会に11年連続の参加賞状をもらった。3学期は学級委員になったので自分の意見を言えるようになりたい。」、岩本さんは、「今年は勉強とスポーツを両立させたい。勉強は毎日2時間。スポーツは県のベスト4に入る強豪校で頑張りたい。」と発表し、生徒たちに範を示してくれました。

郷土料理教室

12月7日の家庭科の時間に、地域の方に学ぶ郷土料理教室として「つんきりだご汁」の調理実習を行いました。講師は平田由美子さんはじめ坂本町生活研究グループの方々。1・3年の生徒と八竜小5年の児童が故郷の料理に挑戦しました。完成したつんきりだご汁の味は格別でした。3月には2年生が「ぼた餅」をつくる予定です。

2年生修学旅行

12月12日~14日、2年生が修学旅行に行きました。
コロナ感染が落ち着く中、関西方面への修学旅行を実施しました。1日目のUSJでは、班行動のルールを守りながらアトラクションや買い物を楽しみました。2日目の京都でも班別の自由行動を行い、金閣を訪れた班では「金色の壁が輝いていた。池に反射した金閣は一生の思い出になった」。清水寺を訪れた班では「周りの木が紅葉していてきれいだった。『今年の漢字』の発表の場面を見れてよかった」という感想がありました。3日目は宇治平等院と伏見稲荷神社を訪ねました。鳳凰堂の屋根に立つ鳳凰の姿や伏見稲荷の鳥居の多さに感動していたようです。
 全員が参加した修学旅行の思い出が、これから生きていく中で心の糧となってほしいと思います。

健闘を讃え合った合同駅伝大会

12月21日に日奈久中・坂本中合同駅伝大会を日奈久シー・湯・遊で開催しました。この大会は昨年の日奈久中での交流を記念し、両校が切磋琢磨しながら体力を向上させ、互いのきずなを確かめ合おうと計画したものです。
 天候にも恵まれ、開会式では友情の印にと本校3年生が製作したポンポンを日奈久中の生徒に渡すなど、友好ムードが漂う中で競技が開始されました。学校別男女混合の6区間、8チーム(両校校4チームずつ)で健脚を競いました。両校の生徒とも学校間の垣根を超えて一生懸命応援し、一人一人が持てる力を精一杯発揮できた大会となりました。競技終了後は学年ごとに弁当を食べ、交友を温め合う姿が見られました。

「人間の尊厳」学んだ人権学習・人権集会

1年:題材「今 言わなければ」で、いじめが起こっている場▼面で、傍観者はいじめをする側に立っていることを学びました。生徒からは、「いじめられている人に、声を掛け、思いやりのある行動をしたい」「話し合ったりして、自分の意見を気軽に言えるようにすることが大事だ」「勇気を振り絞って自分の気持ちを伝えたい」という意見がありました。

2年:題材「水平社宣言」を通して、部落差別と闘う人々の姿や宣言文に込められている思いについて学びました。来年は水平社宣言が発表されて100年です。人間を尊敬することによって人間の解放が勝ち取られるとした西光万吉の思いに触れ「相手を尊敬する気持ちを大切にしたい」「自分に負けない強い気持ちを持ちたい」など、感想を発表してくれました。 

3年:▼ 『自分らしく生きる道』というテーマで進路選択について学びました。学校差別を題材にした教材を通して差別や偏見に気付き、大切なことは何なのかを考えました。 「いい高校、悪い高校と勝手に決めつけるのは差別」「学歴や外見のイメージで判断するのではなく、今の姿をきちんと見つめ、自分らしく生きられる世の中をつくりたい」と力強く発表してくれました。 

生徒会演説会・投票

12月2日に新生徒会執行部を決める立会演説会及び投票を行いました。今年の立候補者は8名。1、2年生の約半数の生徒たちが立候補してくれ、学校をよくしたいというやる気は、とても頼もしかったです。
 演説会では、「個性輝く学校にしたい」「学校が一体化できるようにしたい」「一人一人が自信を持てる活動をしたい」などと訴え、その後投票となりました。
当選した5名をはじめ、生徒全員が一丸となって、活力ある楽しい学校にしていきましょう。

会 長  村山 斗哉(2年)
副会長 古閑 美麗(2年)
     槌田 紗菜(1年)
書 記  吉永 昊生(1年)
議 長 山下 煌心(2年)

2学期を振り返って

コロナ感染が広がる中で始まった2学期。感染状況も収束に向かい10月から学校行事を本来の形に戻し、地域との交流も広げることができました。個性が輝いた文化祭、仲間の大切さを知った集団宿泊教室や修学旅行。地域の方々の温もりを感じたふれあい交流会等々。生徒たちは教科の学習を始め、いろいろな行事を通して大きく成長してくれたと思います。そして、学校を牽引してくれたのが3年生を中心とした生徒会でした。本当にありがとうございました。皆さんの活躍は確実に後輩たちに受け継がれています。

花苗とベンチをいただきました。

公益社団法人熊本県緑化推進委員会から、花苗(あじさい、アンネのバラ、パンジー)とベンチをいただきました。11月16日に贈呈式を行い、あじさい、アンネのバラは正門入口の花壇に植樹、パンジーとベンチは中庭に置きました。ありがとうございました。

火災避難訓練を実施

11月25日に授業中の火災を想定した避難訓練を行いました。八代消防署坂本分署から平田分署長はじめ4名の隊員がかけつけ、訓練の様子を見ていただきました。その後、消火器の扱い方(『ピノキオ』)の演習を行い、「避難場所まで安全・迅速に避難すること」「適切な行動がとれる心構えと防災に対する意識を高めること」など話をしていただきました。生徒全員真剣な態度で訓練に取り組んでくれました。

日奈久中学校で文化祭交流

11月12日に日奈久中の文化祭を参観させていただきました。日奈久中生徒たちとの一年ぶりの再会に喜び合う姿が見られました。参観を終えた生徒たちから「一人一人が役になりきっていてよかった」「自分たちの思いをはっきり言えるところがすばらしかった」「このような機会をつくってくださりありがとうございました」などの感想がありました。 12月には、日奈久中と合同で駅伝大会を予定しています。

 

八竜天文台で集団宿泊教室

11月8・9日に1年生を対象に集団宿泊教室を行いました。コロナ感染防止のため2回延期し、ようやく実施することができました。学校から天文台まで約10キロの山道を歩きました。生徒たちは疲れを見せることもなく、頂上からのながめを楽しんでいました。夕方からあいにくの雨となりましたが、稲葉台長や所員の方々の親切なご指導のもと、プラネタリウム観察や星座早見盤を作成しました。また、寝食を共にすることで学年のきずなを深めることができました。

伝統芸能に親しんだ落語寄席

11月16日に八竜小学校体育館で落語を楽しみました。八竜小と坂本中の子供たちへ日本の伝統芸能に親しみを感じてもらいたいと、一般財団法人熊本県教育会館が主催、熊本県教育委員会後援の教育文化事業として開催されたました。
落語だけでなく三味線の実演やおはやし、曲芸なども披露していただき、会場は拍手と笑いに包まれました。生徒のほとんどが落語を聞くのは初めてで、話し手の表情や声の出し方でいろいろな人物を想像できることに感動していました。また、日本語の美しさにも触れることができました。生徒からは、「言葉の大切さを改めて学ぶことができた」「話し手の表情がおもしろかった」との感想がありました。

学力充実タイムで個別学習を行っています。

12月8日に1・2年生を対象に熊本県学力・学習状況調査が実施されます。本校では、これまでの習得した基本的事項が定着しているかどうかを確認する機会と捉え、学力充実タイムと称した夢タイムの時間を利用して学習会を行っています。実施する学年は1年生と2年生、教科は国語、数学、英語の3教科です。基本的な問題を解かせ、間違っていた問題には、割り当てられた先生方が付き、丁寧に指導に当たっているところです。

地域とともに~「ふれあい交流会」実施~

コロナ感染者が減少し、ようやくこれまでできなかった地域の方々との交流を広げていける時がやってきました。そうした中、11月11日には坂本町にお住まいのひとり暮らしのお年寄りと子供たちとの「ふれあい交流会」が本校体育館で開催されました。
交流会は坂本校区福祉協議会が主催し、10年以上前から開かれています。去年は豪雨やコロナの影響で中止となり、2年ぶりに開催できたとのことでした。この日は、70歳以上のひとり暮らしのお年寄りおよそ50名が参加。真愛保育園の園児たちがかわいいダンスを披露したあと、約1時間程度、坂本中の生徒たちがステージ発表を行いました。
始めに1年生が演劇「よかとこ さかもと」を披露し、続いて「坂本中学校校歌」「あかとんぼ」「群青」を全員で合唱しました。心にしみる歌声を楽しんでいただけたと思います。そして最後に「坂本音頭」を参加者全員で踊りました。文化祭でも活躍してくれた3年生がリードし、子供もお年寄りも主催者も来賓も大きな輪となり踊りました。10年ぶりに踊ったという93歳の女性は「久しぶりに踊れてよかったけど足が痛い」、車椅子で参加されたお年寄りは「座ったまま踊ったけど、生徒が目の前で一緒に踊ってくれて嬉しかった」と喜んでいらっしゃいました。
お年寄りとの交流を始め地域の方々との交流は、生徒たちにとって大切な成長の場となります。来年度は八竜小学校と合同でコミュニティ・スクールを立ち上げ、地域の学習や地域の方々と連携しながら、復興をめざしふるさと坂本を益々好きになる取組を進めていきたいと考えています。

生徒作文 明るく暮らしやすい社会にするために 1年 槌山 結菜

今の時代は機械が増え、様々なメディアを使用することが多くなっています。その中でもSNSなどの世界の人々とつながることのできるメディアを使う人が多くなっています。SNSは、いろいろな国の人とつながることができるのですごいです。しかし、SNSの情報はすべてが本当のことと言えないので危険です。うその情報などを簡単に書くことができ、だまされることもあります。このようにSNSは犯罪に使われることもあります。
 ほかにもいろいろな被害に遭う人がいます。例えば、ひぼう中傷です。ひぼう中傷は、面識のない人から根拠のない悪口を言いふらされたり、他人を傷つけることです。ひぼう中傷で亡くなられた方もいます。ひぼう中傷は、本人の顔を直接見ないで言うのでよくありません。また、何を言ってもよい訳ではありません。絶対に、人を傷つける書き込みはやめましょう。人が嬉しくなるような、人を励ますことができるような心のこもった言葉にしましょう。
 また、ストーカーや空き巣被害にあうこともあります。近所で撮った写真や写真を撮ったときの時の反射で周りの風景や物がうつると場所を特定されてしまうため、ストーカーや空き巣にあうことがあります。だからあまり写真を使わない方が良いです。
 このように、SNSは便利なときもありますが危険な被害にあうことがあります。今ではそういうことに対して対策がとられています。しかし、まだそういう被害がおさまっていないのですごく悲しいです。ニュースなどであっても被害があることが残念です。私はそういうことをする人はどうしてそんなことをするのかが不思議に思います。自分が言われたらどんな気持ちになるのかをしっかり考えてほしいです。相手のことをよく考えて行動すべきだと思います。これからは、このような被害がどんどん少なくなっていくことを願っています。また、すべての人が明るくなるような世界になってほしいです。
 明るく暮らしやすい社会にしていくために、私はどうしたらいいか考えました。それは、自分が苦手だと思っている相手に対しても、分け隔てなく接することだと思います。たとえ、自分が苦手な相手でも、ほかの人と同じ態度で話したり、明るい表情で話したりすると、みんな平等になり傷つく人も少なくなると思いました。常に相手のことを思いやって生活していくと明るく暮らしやすい社会になっていくと思います。

ようこそ!ベサニー先生

アマンダ先生に替わって10月から、ベサニー先生が来校されました。ベサニー先生は、アメリカのアリゾナ州出身。週1回の来校ですが、積極的に話しかけて、英語が益々好きになればいいなと思います。

オンラインで国際交流

10月5日、前ALTアマンダ先生のご自宅と坂本中とをオンラインで結び、国際交流を行いました。ご自宅はアメリカミネソタ州にあり、ご両親にも参加していただきました。オンラインで外国と坂本中とを結ぶ試みは今回が初めて。生徒たちは久しぶりに会うアマンダ先生やご両親にいろいろな質問をしていました。ご自宅はとても広く、みんなびっくりでした。周りの木々は紅葉していて季節の違いも感じることができました。

総力戦で臨んだ 八代中体連駅伝大会

 10月14日に県営八代運動公園で八代中体連駅伝競走大会が開催されました。昨年度は練習が十分にできず欠場。本年度は自分たちの頑張りを八代の中学校の生徒に見てもらおうと、応援等の生徒も含めて全員で大会に臨みました。コロナ感染防止のため短い練習期間となりましたが、全力で汗を流している生徒の姿を見ると、運動場に久しぶりに活気が戻ってきたように感じました。本番では女子が18校中17位、男子が17校中15位。男女11名の選手たちは、1本のたすきに思いを込めて全力で走り抜きました。競技終了後はどの選手もさわやかな表情で、すがすがしい思いがしました。3人の3年生も意地を見せてくれました。

     女子     男子

 1区  古閑 美羽  岩本 龍樹
 2区 村浪 麻緒   吉永 昊生
 3区  槌山 紗菜   笹田 竜太
 4区  宮本 瑠七   山下 煌心
 5区  古閑 美麗   皆吉 浩太
 6区          鶴山 健大

個性が輝いた文化祭 2年ぶりに開催

「輝く個性 ~みんなでつくった大傑作~」のテーマの下、10月22日に2年ぶりの文化祭を開催しました。 コロナ感染防止のため、観覧者の数を制限しての文化祭となりましたが、生徒たちはこの日のために準備や練習を積み重ね、本番では自分を精一杯表現し、一人一人の個性を輝かせてくれました。
1年生は坂本の人物や名物など坂本のよかところを紹介。初めて知ることもありました。2年生は、昔話の桃太郎を今風にアレンジし、英語で演じてくれました。自分の殻を破りユーモアあふれる楽しい劇となりました。3年生は、「サカモト桜」と題して、進路や生き方についてユーモアを交えながら、受験生の苦悩と希望を3年生の視点で分かりやすく描いてくれました。
 また、全校合唱では、これまでの支援に対する感謝の思いを歌に込めました。そして、最後は「坂本音頭」。保護者とともに踊りました。これは生徒たちからの提案で実現したプログラムです。子供たちの坂本への思いが感じられ、全体を通して、故郷坂本を大切にする気持ちが伝わってきた文化祭となりました。

 

午後からは、「むたゆうじin坂本中」と題してコンサートを行いました。むたさんの語りや歌を通して「苦しいことにも立ち向かっていきたい」「受け継がれている命を大切にしたい」「想像する力をもらった」などの感想があり、学びの多いコンサートとなりました。

薬物乱用防止教室を実施しました。

9月17日(金)に学校薬剤師の竹内一剛先生を講師に迎え、薬物乱用防止教室を実施しました。コロナの感染対策としてリモートでの実施となりましたが、講話をしっかり聞き、「薬物乱用」について学ぶことができました。

~生徒感想の紹介(一部抜粋)~

・私は薬物の名前は知っていたけど、使ったらどのような症状があるのかなど知らないことがたくさんあったのでとても良い勉強になりました。

・身内や知らない人から誘われてもきっぱり断りたいです。

・薬物の多くが使えば死に至ることもあると知り、絶対使わないようにしようと思いました。この体は自分のだけじゃないので家族に迷惑かけないようにしていきます。

・心も体も壊す薬物乱用は絶対にしません。

生徒作文 つながることの大切さ  1年 槌山紗菜さん

「わあ、ゴミがたくさん捨ててある。」「あの時は大変だったね。」と、思わず声が出ました。クラスのみんなである写真を見たのです。その写真には、熊本地震の大変な生活の様子が写っていました。 その写真を見て、私はすぐに、去年の水害の時のことを思い浮かべました。今まで経験したことの ないような大雨が降り、私たち家族は避難所に行きました。家族のみんなで避難所へ行きましたが、とても不安でした。そんな時、避難所で地域の人たちがおにぎりを作ってくれたり、お菓子をくれたので、とても助かりました。逆に、避難した後、私の家族の中から父と高校生の兄が、地域の男の人たちと、まだ逃げていなかった人をみんなで助けにいったりしました。その時、人と人とが助け合うことは一人の力は小さくても、みんなで助け合うことで大きな力になるということに気付きました。他にも、地域の人たちがみ んなで、「SOS」の三文字を、上空から見えるように大きく作ってすごいなと思いました。みんなで一緒にいたからできたことだと思います。誰もが怖くて、どうしようかなと途方に暮れていたとき、助け合えたから乗り越えられたのではないかと思いました。地震や水害のときには、助けられたり、助けたりするので、ありがたいなと思いました。日本では毎年のように、地震であったり、大雨であったり、ありとあらゆる災害が起こっています。そんな災害があちこちで起きた後は、みんなでどうしたらよいか分からず、手つかずだったのかもしれません。しかし、今現在、被災した町や地域は、復興が少しずつ進められており、きれいになりつつあります。でも、まだ完全ではありません。その復興作業も一人一人の力に支えられています。 水害に遭った坂本の学校にも、支援物資やお金だけでなく、いろんな学校から応援のメッセージを もらったり、募金活動をして募金を集めてくださいました。みなさんの支えがあ って、今、学校に来ることができているのだと思います。地震や水害の被害を忘 れないようにするためにも、時々振り返らなければならないと思います。明るく暮らしやすい社会を作るには、人と人が支え合うことだと思います。例えば、周りを見て困っている人がいたら手伝うなど自分から行動をすることが大 切だと考えます。

秋空の下で写生大会

9月28日(火)に写生大会を行いました。豪雨災害の爪痕がまだ残る中、1、2年生は学校敷地内、3年生は近くの合志野地区で描きました。のどかな秋空の下、生徒たちは学校や坂本の風景をしっかり観察しながら筆を走らせていました。写生大会は地域を知る大切な行事だと思います。来年は、描く地域の範囲を広げて実施できればいいなと思っています。

1年生2名が出場!!ー八代中学生陸上競技記録会ー

9月20日(月)に八代中学生陸上競技記録会ありました。八代中体連陸上大会が本年度も中止となり、本記録会が県中体連大会の代表者を選出する大会となりました。現在、部活動をコロナ感染対策のため中止しており、練習が十分にできない中、1年生の吉永昊生さんが100m、古閑美羽さんが800mに挑戦してくれました。残念ながら県大会への出場はなりませんでしたが、この挑戦は、今後更に伸びていくための一歩になったと思います。10月14日に開催される八代中体連駅伝大会に向けて他の生徒たちへの刺激にもなりました。

アマンダ先生 ありがとうございました。

アマンダ先生には3年間、本校のALTとしてご勤務いただき、9月7日が最後の日となりました。指導がとても分かりやすく、英語を学びたくなるような教材を作っていただき、誰もが英語を好きになりました。生徒たちとのふれあいを大切にされ、一人一人の声掛けや部活動の大会では応援にも来ていただきました。11月から文徳高校にお勤めになられます。これからも本校へ訪ねて来てほしいと思います。

上級学校説明会を実施しました。

9月6日に上級学校説明会を実施しました。この日は、1年生が集団宿泊教室、2年生が職場体験学習を予定していましたが、まん延防止等重点措置が延長されたため、集団宿泊教室と職場体験学習は延期。上級学校説明会は感染防止対策に配慮しながら体育館で行いました。
 当日は、自衛隊高等工科学校も含めた9校の上級学校の説明があり、学校の特色や学科説明、卒業後はどんな会社や大学に就職・進学しているかなど丁寧に教えていただきました。3年生の皆さんには、自分の進む方向は見えてきたでしょうか。自分のやりたいことや適性、やらなければならないこと(人生の使命)を踏まえながら、将来の夢を形づくり、そのための中学卒業後の進路を決めてほしいと思います。
 なお、秀岳館高校の学校説明は後日行う予定です。日時が決まりしだいご連絡いたします。

「夢は叶う」ー福島由紀先輩来校ー

「人間の可能性は無限大である」ことを私たちに教えてくれた東京2020パラリンピック。選手たちの超人的な活躍をとおして、私たちは勇気と感動をたくさんいただくことができました。日頃、日常生活を送る中で、思い通りにいかないことがあるとつい不平不満が出たり、壁にぶつかっては、苦しんだり、悩んだりしていますが、選手たちの活躍から、「そんなことたいしたことないよ」「くよくよするな」「前を向けばなんとかなるさ」と言ってくれているかのように感じました。生徒のみなさんはどのように受け止めたでしょうか。改めて選手たちに敬意を表したいと思います。
 9月7日には、本校出身のオリンピック選手、福島由紀先輩がご両親とともに来校されました。坂本中でお祝いの看板や応援のぼり旗を作製して応援してもらいお礼を伝えたいということでした。前夜にNHKBS「スポーツヒューマン」でフクヒロペアの特集が放送されたばかりで、突然の来校でびっくりでした。
 早速、授業中ではありましたが、生徒たちのいる3年生教室に福島選手を案内しました。すぐに歓声がわき上がり、1、2年の生徒たちも3年教室に呼びました。生徒たちの目は輝き、福島選手の話に聞き入っていました。
 「私はこの教室で、将来オリンピックに出場する夢を作文に書きました。そして、こうして東京オリンピックに出場することができました。夢はあきらめないで努力すればきっと叶います。そのことをみなさんに伝えたい。」
と話されました。

 ペアの廣田選手のけがなどもあり、100%の実力を発揮できない状況の中で、堪えて堪えて必死にシャトルを跳ね返したフクヒロペアの姿は、日本代表としての矜持を感じずにはいられませんでした。まさに、福島選手の活躍は、坂本の誇り、郷土の誇りであります。努力すれば必ず夢は叶う、夢は叶えるものなのだということを教えてくれた福島選手。本当にありがとうございました。短い時間ではありましたが、生徒たちにとって一生忘れられない時間となりました。福島選手のこれからのご活躍を、坂本中生徒と職員一同、心よりお祈り申し上げます。 │

運転手のみなさま ありがとうございました。

本校の多くの生徒たちは、スクールバスのおかげで登校することができています。スクールバスがなければ学校生活を送ることはできません。生徒を安全に運んでいただいている運転手さんですが、この度4人の運転手さんが退職・転勤されることになりました。小川さんは7月20日まで、そして福田さん、柳田さん、蓑田さんは8月31日まで勤務していただきました。どの運転手さんも声掛けなど愛情をもって生徒たちに接していただき、お別れするのが本当に残念です。長い間、ありがとうございました。

東京 三沢中学校から義援金

東京都日野市立三沢中学校から義援金をいただきました。これは昨年度3年7組の有志のみなさんによるもので、コロナ禍の中で運動会もできず、何か一つのことをやりたいと生徒自らクラスに呼びかけ、熊本豪雨災害で被災された方々に義援金を届けようということになったそうです。昨年10月、京王線高幡不動駅構内で募金を呼びかけるビラを1200枚配布し、募金活動を行ってくれました。義援金は8月20日に郵送され、他にも励ましのメッセージ等も添えられていました。なお、当時の3年7組の担任東郷かおり先生は、本校の後藤義一先生の高校の同級生。緊急事態宣言下、コロナ感染症対策等で届けるのが遅くなったと気の毒がられていらっしゃいました。心温まるご支援、誠にありがとうございました。

RKB毎日放送が坂本中学校を取材

7月29日に福岡のRKB毎日放送が本校を取材。夕方の情報番組「タダイマ」で、本校出身の福島由紀選手を特集したいということでした。福島選手の中学時代の様子や水害後本校バドミントン部にラケットを寄贈してもらった話題などについて、中学時代の恩師、石本武久先生と宮川秀一先生、本校のバドミントン部が取材を受けました。
その日はフクヒロペアの準々決勝が行われ、八代トヨオカ地建アリーナ(市総合体育館)でのパブリックビューイングも取材されました。 放送は8月3日に福岡県を中心に放映され、「ラケットでつなぐ福島選手と地元のきずな」と紹介されていました。寄贈ラケットへのバドミントン部員の思いや自宅が被災しながらもラケットを励みに頑張っている村山斗哉さんにスポットが当てられ、感動がこみ上げてくる内容でした。なお、この映像はDVDに収められRKB毎日放送から送っていただきました。早速、始業式の中で全校生徒で視聴することができました。

「やらなければならないことに気付く」2学期に

35日間の夏休みが終わり、いよいよ2学期が始まりました。しかし、現在新型コロナウイルス感染症が猛威を振るい、県に適用されている「まん延防止等重点措置」が9月12日に延長。予断を許さない状況にあります。そのため、2学期の始業式は急きょオンラインで行うことになり、多目的ホールと生徒たちがいる教室をつなぐリモート形式で実施しました。
 式の中で、「充実した夏休みでしたか」と尋ねてみました。すると嬉しいことに、ほとんどの生徒が手を挙げ、「一日必ず家庭学習をやる」「地域の人に挨拶をする」「節度ある行動をとる(SNS・ゲームは時間を決めルールを守る)」「家の手伝いをする」の四つの項目についても、各学年約7割~8割の生徒が『できた』と答えてくれました。また、講話の中では次の話をしました。夏休みは東京2020オリンピックが開催されましたが、どんなことが印象に残りましたか。私が小さ いときに見たオリンピックに比べると、選手同士の仲がとてもよく、国は違ってもとてもフレンドリーに なったなあという印象を受けました。昔は、ライバル関係が見ていても分かり、選手のあいだにも目に見 えない壁が感じられました。しかし今回のオリンピックでは、スポーツには国境はない、人種、民族の壁や隔たりはないのだということを選手の方々から教えられた気がします。
 また、本校出身の福島由紀選手の頑張りを通して、感動や喜びを味わわせていただきました。みなさんも知っているとおり、ペアを組む廣田彩花選手がオリンピック直前の6月に右膝の前十字靱帯断裂の大けがを負いました。普通なら歩けない、日常の生活もできず、ましてや試合ができるはずがないという状況でした。それでも予選リーグを勝ち抜き、準々決勝まで進んたことは奇跡です。
 熊日新聞は、『泣いたよフクヒロ』と見出しを付け、準々決勝での戦いを次のようにたたえていました。

「・・・それでも、第1ゲームを奪った。福島は廣田の前に立ちはだかり、打ってこいとばかりにシャトルを跳ね返した。無観客だったのが惜しい。それでも懸命のプレーを続けるフクヒロに、関係者や報道陣の目線はくぎ付けになった。回りの記者も目頭を押さえていた。「すごかったですね」。フクヒロは世界ランキング1位のすごみを、きっちり示してみせた。敗れてこそ分かる強さある。・・・・」

「敗れてこそ分かる強さ」って何だろう。福島先輩の強さってどういうところだろう。福島選手は坂本中学校の誇りです。フクヒロペアから学んだことを、ぜひ自分の頑張りにかえてください。坂中生であることに誇りをもって、2学期も活躍してくれることを期待しています。感謝の心と心を伝える笑顔。そして挑戦。2学期は、授業をはじめ、生徒会活動、部活動、体験活動など、いろいろなことに挑戦し、その中から「自分のやりたいこと」「自分のできること」を発見してください。そして更に、自分が将来やらなければならないことに気付くことができればすばらしいと思います。

各学年を代表して古閑美羽さん(1年)、山下煌心さん(2年)、皆吉浩太さん(3年)が、夏休み頑張ったことや2学期の抱負を発表してくれました。古閑さんは陸上を頑張っており、「練習はきついけど、努力するからこそ力が付く」の言葉が印象的でした。山下さんは、「勉強を最後まで継続させたい。積極的に発表したい。」、皆吉さんは、「夏休みは計画的に頑張れた。テストでは昔の自分を超えたい。」と力強く発表してくれました。

リモート始業式

 

陸上部 通信陸上競技大会に出場!

7月17日18日に、えがお健康スタジアムで中学校通信陸上競技熊本県大会が開催されました。陸上部にとって中体連ともいえる最後の大会。出場した9名中7名がベストタイムを記録する実りある大会となりました。唯一の3年生寺川遥輝さん(写真左)は今年5月に長距離から短距離に変更。始めて13秒の壁を破る12.96秒を出し有終の美を飾りました。来月31日の八代中体連大会に向けて陸上部が中心となって盛り上げてくれることを期待しています。

ストレスマネジメント教育実施

豪雨災害から1年がたちました。災害時のことを思い出したりして心身に影響が出ている生徒はいませんが、7月12日には、学年ごとにストレスマネジメント教育の授業を行いました。ストレスマネジメントとは、ストレスに対処し、ストレスと上手に付き合っていくための方法や考え方のことです。講師は、昨年度からお世話になっている白鳥SC。学んだストレスについての正しい知識や対処方法を、今後のセルフケアに生かしてほしいと思います。

JICA海外協力隊訓練生講話会

7月2日にJICA訓練生による講話会を行いました。JICAとは、開発途上の国や地域などに海外協力隊を派遣し国際協力を行う機関です。現在、隊員は新型コロナウイルスの影響で現地に行けず、訓練生として全国の自治体で災害地域の復興や地域振興の支援活動に当たっています。
 坂本町には、阪本竜也さん(大阪府堺市出身)、原千津香さん(佐賀県唐津市出身)、古野公大さん(福岡県北九州市出身)が派遣されており、農作業の手伝いや特産品ホームページの作成など町の復興のために頑張っておられます。その3人をお招きし、国際理解や海外協力隊員になる動機などについて話をしていただきました。

 講話会では、ゲームを取り入れながら、世界で使用されている言語が約7000語あるにもかかわらず、中国語、スペイン語、英語等の一部の言語が大多数を占めていること。そのことが世界の貧困問題につながっていることなど、分かりやすく教えていただきました。また、私たちがよく耳にするSDGs(持続可能な開発目標)についても話
されました。SDGsとは、2030年までに達成するために17の目標が設定されていて、その1番目が「貧困問題の解消」であることも分かりました。中には図書館にあるSDGsコーナーの本に関心を持っている生徒もいて、子供たちにとって世界に目を向け、国際問題を理解するよい機会となりました。

なお、阪本さんはマラウイ、原さんはガーナ、古野さんは、東ティモールに派遣されるとのことです。ご活躍をお祈りします。

頑張れ 福島由紀先輩(フクヒロペア)!!

いよいよ東京2020オリンピックが開幕します。本校出身の福島由紀選手(フクヒロペア)が出場するバドミントン女子ダブルスは7月24日(土)から始まります。オリンピックに出場するだけでも大変な偉業。福島先輩のオリンピック出場は、私たちの誇りであり生徒たちにとって励みになる出来事です。
 福島選手の中学時代を知る中3時担任の石本武久先生(現 千丁小教頭)に当時の様子についてお尋ねすると、次のようなお話をいただきました。
 「九州中体連大会シングルス優勝など輝かしい成績を残しているにもかかわらず、自慢するところがひとつもなく、友だちとの和を大切にしていました。」
 「夜バドの練習で帰宅は午後10時過ぎになっていたと思いますが、授業中居眠りすることは全くなく、
提出物の期日を守り、英単語テストは何度も満点をとっていました。」
 「進路選択の時、はるばる青森から来校され熱心にスカウトされましたが、自ら青森に行き、自分の目で確かめて青森山田高校への進学を決めました。それが彼女の運命の分かれ道だったと思います。」
 また、福島選手自身が中3の頃、クラスメイトに伝えたメッセージの中には、八代中体連大会の団体戦で負けたことを振り返り、「負けたのも悔しかったけど、自分たちのプレーができなかったことが一番悔しかった。試合には負けてしまったけど、その試合の途中、みんなの心が一つになっていたのが分かりました。・・・これまでにない気持ちになりました。これは今まで本当に本当に一生懸命やってきたからこそ分かる気持ちだと思います。・・・坂中生として生活するのも7か月です。その間、三年生のみんなにも下級生のみんなにも本当に一生懸命するということを伝えられたらいいです。」と綴っていたそうです。シングルスでは全国レベルで数々の実績を残していたにもかかわらず、負けた八代の大会でチームメイトと共に戦った最後の試合から学んだことを発表しています。オリンピックは、そうした努力やこころを学ぶ貴重な機会です。選手がオリンピックに出場できた背景にも目を向け、これからの生き方に役立ててほしいと思います。

全校生徒で応援旗を作製しました。それぞれでデザインを考え「頑張ってください」の気持ちを込めて作製しました。坂本中に入る登り口に立てました。

充実した夏休みにしよう!!

 明日から夏休みに入ります。今年の夏休みは35日間。昨年よりは長い夏休みとなります。生徒の皆さんは、充実した夏休みになるよう一日一日を計画的に過ごしてください。
 1学期を振り返ってみると、3年生は、合同運動会等の学校行事や生徒会活動、及び部活動等の各活動において集団をリードし、後輩にアドバイスを送ったり、全体の前でも堂々と発言するなど、最上級生としての自覚を感じることができました。2年生は、生徒総会の時の態度が印象的でした。背筋が伸び凛とした姿や挙手するときの手の上げ方、はっきりした言葉での発表など一つ一つの作法や意欲的な態度に中堅学年としての意識が感じられるようになりました。1年生は、落ち着いた生活態度で授業での一生懸命な態度はとても立派でした。笑顔も増し楽しく学校生活を送れていると嬉しく思います。35日間の夏休みですが、あっという間に過ぎ去ってしまいます。次のことを実行し、一回りも二回りも成長してくれることを期待しています。

○一日必ず家庭学習をする
○地域の人に挨拶をする(「あいさつで未知を拓け」)
○節度ある行動をとる(SNS、ゲームの時間を決め守る)
○家の手伝いをする

祝 東京2020オリンピック出場 福島由紀先輩

 本校出身のバドミントン選手、福島由紀先輩の東京オリンピック出場が正式に決まりました。福島先輩は2009年に本校を卒業。在学時は2年連続で全国中体連大会に出場、生徒会でも副会長を務めるなど活躍しています。熊本県(和水町)出身の廣田彩花選手とペアを組み、現在女子ダブルス世界ランキング1位です。みんなで応援しましょう。

生徒心得等 きまりや活動計画を確認!~第一回生徒総会開催~

 6月29日に第1回生徒総会を行いました。生徒総会は全校生徒が参加する生徒会最高の議決機関です。本校では、6月と12月の年に2回実施します。生徒たちはこれまで専門委員会や学級会を行い、充実した学校生活を送るためのきまりや活動計画について何度も話し合ってきました。
 総会では、山本会長が「生徒会憲章」と「生徒心得」について、各専門委員長が「年間活動計画」について各々説明を行いました。たくさんの質問が出され、生徒全員が積極的に総会に参加し、納得した形で自分たちのきまりを作り上げていく姿勢を感じました。その後、坂中生徒会独自の取組である「STEP運動」と「6S運動」について質疑応答を行い、最後に全校生徒で「あいさつ推進宣言」と「いじめ撲滅宣言」を確認し総会を終えました。
 なお、議決された「生徒心得」については、7月8日の授業参観後、14時30分から体育館で調印式を行います。保護者の皆様にもぜひ立ち会っていただきたいと思います。
 学校は、民主主義を学ぶところだと思っています。ルールを生徒自らがつくり、自ら責任を持って守るのが民主主義の基本です。学校は集団生活の場です。生徒会が中心となって、一人一人がよりよい集団生活を送れるよう、生徒自身が意見を出し合い、ルールをつくり、全員で守り、実行していく。そんな学校を創り上げてくれることを期待しています。

坂本中学校 あいさつ推進宣言
(あ)相手より自ら進んで あいさつを
(い)いつでも謙虚な あいさつを
(う)動かず止まって あいさつを
(え)笑顔で誰にも あいさつを
(お)お互いの目を見て元気な あいさつを

 

坂本中学校 いじめ撲滅宣言
・仲間一人一人の個性を認め、心と心でつながり、共に助け合います。
・常に人を傷つけていないかを考えて行動します。
・見て見ぬふりをせず助けます。
・自然を大切にし、物を大切にし、友達を大切にします。
・思いやりと感謝の心を持ち優しく手を差しのべます。

バドミントン部 中体連出場

 6月26日、27日に八代中体連大会が開催されました。昨年度は新型コロナウイルス感染症防止対策のため中止(代替大会開催)となり、2年ぶりの開催となりました。本校からは、バドミントン部が出場し、練習で培った力と技を競いました。結果は、女子団体1回戦で八代中に0-3で敗退。シングルスは男女ともに一生懸命戦いましたが、県大会出場は叶いませんでした。
 3年生にとっては最後の大会となりました。豪雨災害後練習ができない状況が続き、途中辞めたいと思ったこともあったかもしれません。それでも、リーダーとして頑張り抜きチームを引っ張ってくれた皆吉浩太さん、福山楓歌さん、立派でした。

豪雨災害の教訓を生かして防災教室実施

 6月18日に本校出身の気象予報士早田蛍さんを講師としてお招きし、「防災教室」を実施しました。熊日新聞にも紹介されましたが、この取組は県教育委員会の防災教育研究指定校となった平成26年度から実施し、今回で8回目を迎えました。当初は保護者の方々にもご協力をいただき、体育館での避難所開設や避難所運営等の体験活動を行っていましたが、昨年度から新型コロナウイルス感染対策のため1日に規模を縮小して継続しています。本校出身で福岡管区気象台の雜山さん、早田さんと同じ防災WESTの気象予報士吉良さん、九州電力の方々(松本さん、宮川さん、木下さん)が来校され、ご講話やお手伝いをしていただきました。
 今回の防災教室のテーマは、「令和2年7月豪雨災害から学ぶ」。災害から自分の命や家族の命を守るために日頃からどんな知識を持って、災害時にはどのように対処しなければならないかなど学習内容を検討。GIGAスクール構想事業で配付されたタブレット端末を活用した情報収集や避難する際の心得、マイ・タイムラインの作成など、いざというときに役立つ内容を設定しました。今後も豪雨が心配される中、家庭でも正しく情報を収集するために、タブレット端末を自宅に持ち帰らせることも考えています。

【研修1】
 昨年7月4日の豪雨を分析し、タブレット端末を使って線状降水帯発生のメカニズムや球磨川等の水位状況等を調べ、球磨川氾濫の原因について学びました。また、九州電力の方からは、発電のしくみを道具を使って体感したほか、避難する際の注意点についての話がありました。

【研修2】

 体育館で避難所開設・運営の疑似体験を行いました。設備班、食事班、道具班、生活班に分かれ活動。最後は班の代表者が自分たちの仕事を紹介し、活動内容を共有することができました。活動後、食事班がつくった非常食をおいしくいただきました。

【研修3】    
 居住地域ごとに編成した班でマイ・タイムラインを作成しました。マイ・タイムラインとは 災害が予想される際、一人一人が避難する行動を時系列にまとめた計画のことです。生徒はハ ザードマップを見ながら避難先を確認。自分の避難計画を発表していました。「自分の命だけ でなく、家族全員の命を守りたい」と言ってくれた言葉が印象的でした。

五輪聖火トーチが坂本中へ

坂本出身の気象予報士、早田蛍さんが東京オリンピックの聖火ランナーとして八代市を走られたことをご存じの方は多いと思います。その早田さんが、後輩のために、リレーで使用したトーチを持ってきてくれました。
 運動会の練習をしていた生徒たちは練習を中断。トーチを手に取ることができました。すると、生徒全員が自然に運動場を走り出し、生徒たちによる聖火リレーが始まりました。トーチは見た目よりかなり軽いものでした。こうした機会は一生の中でも滅多にありません。貴重な機会をいただき、ありがとうございました。

鶴喰の自然にふれた小中合同見知り遠足

 運動会に先立ち、5月6日(木)には小中合同の見知り遠足を実施しました。天候にも恵まれ、新緑の坂本を満喫した一日となりました。
 この日は、八竜小児童が坂本中駐車場に集合。中学生と合流してスクールバスで鶴喰地区の憩いの家に向かいました。憩いの家では、生徒会が企画した新入生オリエンテーションやレクリェーションを実施。クイズやテレビでおなじみの「逃走中」で楽しみました。弁当を食べたあと、午後からは、小学生、中学生混合の5つの班に分かれ、鶴喰地区ウォークラリーを行いました。生徒たちは、小学生をリードしながらチェックポイントをまわりました。1年生をはじめ生徒たちは、久しぶりに小学校の先生や後輩たちと交流することができました。

一人一人が輝いた 小中合同運動会

「飛煌 ~光輝く主人公たちよ~」のテーマの下、第2回小中合同運動会を5月15日、16日に分けて開催しました。八竜小学校と合同で行う運動会は2年ぶり2回目。地域の方々や坂本復興のために尽力されている方々にエールを届けようと、生徒たちは春休みから看板書きや応援演舞など準備をしてきました。
 今年は2年ぶりの開催とあって、ご来賓をはじめたくさんの方々に子供たちの躍動する姿をご観覧いただきたいと思っておりましたが、県下で新型コロナウイルス感染者が急増。観覧者を保護者と八代市在住のご家族に制限させていただきました。
 また、雨天が続く中で会場を八竜小運動場に変更。15日が雷雨のため競技を中断し、残りを16日に実施しましたが、保護者の皆様のご理解とご協力を賜りましたことに感謝申し上げます。
 おかげをもちまして、予定のプログラムを実施することができるとともに、生徒一人一人が精いっぱい頑張り抜き、光輝くことができました。

団長の感想

〈赤団団長 福山楓歌さん〉

最初団長になって「みんなついてきてくれるかな」と思いました。最初の頃の練習は、真面目にしてくれなかったり、話を聞いてくれなかったりしました。
 しかし、だんだん本番に近づくにつれ、話を聞いてくれなかった人たちも真面目にしてくれるようになりました。
赤団の皆が今まで私についてきてくれたおかげで優勝することができました。赤団の皆、ありがとう。そしておつかれさまでした。

〈白団団長 岩本龍樹さん〉

まず、団長になりみんなを引っ張っていけるかとても不安でした。でもみんなはこんな僕についてきてくれて、とても嬉しかったです。
 演舞の練習では、うまくいかなかったことがたくさんあり、とても大変でした。でも、それがうまくいったとき、とても嬉しくて、やっててよかったと感じました。
 本番では、最後に達成感が感じられたのでよかったと思いました

みんなで取り戻す 生き生き笑顔のさかもと

昨年度末、坂本住民自治協議会から「復興に向けた看板を中学生にも作ってほしい」との依頼がありました。
 早速、新3年生が春休みを中心に色鮮やかな看板を作り上げてくれました。看板には「みんなで取り戻す 生き生き笑顔のさかもと」の文字が入り、中央には美しい球磨川が流れ、勢いよく飛び跳ねるあゆ、その脇には子供や動物の生き生きと楽しそうな姿、そして坂本の山々と桜の花が描かれています。見る人にとって、力が湧き出てくるような絵に仕上がりました。この看板は、坂本中入口の国道219号線沿いに設置される予定です。

全員そろって 対面式・部活動紹介

 4月12日に対面式・部活動紹介を行いました。全校生徒がそろうのはこの時が初めてでした。新入生にとって上級生とは八竜小学校で一緒だったこともあり、打ち解けるのが早いように感じました。
会では、生徒会執行部から、生徒会スローガン(「飛煌~あいさつで未知を拓け(挨拶 積極性 個性)」)の説明やあいさつの仕方、座礼について説明を行い、各専門委員長から活動内容についての紹介がありました。生徒会役員の生徒たちの上級生としての自覚が伝わってきました。その後、本校に転入された先生方へのインタビュー。最後は各部全員が前に出て部活動紹介を行いました。執行部や専門委員会、各部とも趣向をこらした発表で楽しいひとときを過ごしました。

7名の新入生 元気に入学

 4月9日に第47回入学式を開催しました。

新型コロナウイルス感染防止のため、新入生、保護者、学校職員のみの規模を縮小しての入学式となりましたが、7名の新入生は元気よく坂中生の仲間入りをしました。
 式では、担任による氏名点呼、校長式辞の後、新入生を代表して古閑美羽さんが、「・・・今日も坂本町の復興のために、たくさんの方々が働いておられる姿をいろいろな場所で目にしました。私たちはこれらの方々のことを忘れることなく、感謝の気持ちを持って、自分の夢実現に向け、頑張っていきたいと思います。・・・」と力強く誓いの言葉を述べてくれました。これに対し上級生を代表して、生徒会長の山本萌萌花さんが、学校生活を紹介するなど、歓迎の言葉を述べました。

 

 

いよいよ7名の新入生を迎え、令和3年度がスタートしました。中学校生活は、大人になるための基礎となる大切な三年間です。子供たちには、将来の夢を持ち、夢を実現するためには何が必要なのか、どんなことをしなければならないのかをしっかり考え、社会に出るための土台を固め、変化の激しい時代にも対応できる資質と能力を身に付けてほしいと思っています。 
 本校と致しましては、災害等に備え、子どもの命を守ることを最優先に考え、今後とも八代市教育委員会や熊本県教育委員会と連携しながら、スクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー等の派遣を要請し、子供たちの心のケアやご家庭の支援を継続して参ります。子供たちが安心して学校で学べますよう、本校職員一同、精一杯努力して参りますので、ご理解とご支援、ご協力の程、よろしくお願いいたします。

小中合同運動会は団対抗戦の形で

 令和3年度の運動会は、5月15日(土)に開催予定です。コロナ禍で開催の有無について正式には決定しておりませんが、今のところ開催する方向で動いています。


 運動会は、新3年生になる2年生が後輩や小学生をリードしていくことになりますが、2年生の要望で、二つの団による対抗戦にしようということになりました。


 早速18日の生徒集会では団の色を決定しました。


  赤団・・団長:福山楓花さん       白団・・団長:岩本龍樹さん
 

 小中学生が一丸となる運動会が開催できるよう、協力し合い、支え合い、しっかりと準備をしていきましょう。

未来へ羽ばたけ 坂中卒業生 ~学校長より~

 3月12日(金)に第46回卒業証書授与式を開催しました。今年も新型コロナウイルス感染防止により、規模を縮小しての式となりました。ご来賓や在校生に参列してもらうこともできず、国歌や校歌斉唱など歌も歌うことのできない簡素な卒業式でありましたが、私にとって記憶に残る卒業式となりました。
 

 本年度の卒業生は14名(男子8人、女子6人)。豪雨災害後本校校舎で授業ができなくなるなかでも、『自分を見失わず、いつも前を向いて頑張ってくれたこと』『みんな仲良く協力し合い、きずなを深め、すばらしい学級を創りあげてくれたこと』『一人一人の個性が輝いていたこと』など、坂本中学校の伝統に新たなページを残してくれました。また、後輩のよきお手本となるすばらしい3年生でありました。


 式では、どの卒業生も凜とした態度で臨み、卒業証書授与の時のきりっとした顔、返事や礼儀作法の一つ一つに卒業への思いが込められているように感じました。
 

 校長式辞の後、在校生を代表して2年生の遠山望晴さんが、3年生との思い出や感謝の気持ちを綴った送辞を述べてくれました。これに対し迫本湊奈さんが卒業生を代表して答辞を述べました。「・・・様々な思いを感じながら登校すると、いつもと変わらない校舎のほのかな木の香りが私たちを優しく迎えてくれました。この香りを吸い込むと、三年間の思い出が次々と蘇ってきます。・・・・」集団宿泊教室、修学旅行、学習成果発表会などの思い出や支援していただいた方への感謝の気持ち、そして卒業生一人一人に向けた言葉には、聞く者にとって胸にこみ上げてくるものがありました。

                                 
 式の後、体育館で最後の学活を行いました。一人一人が前に立ち、三年間の思い出や感謝の気持ちを語ってくれました。どの生徒の言葉にも思いがあふれていて、1時間程度の予定でしたが、予定の時間を超える学活となりました。


 卒業生の皆さんには、夢を持ち、夢の実現に向かって行動をおこし、いろいろなことに挑戦しながら未来へ羽ばたいてもらいたいです。そして、感謝する心をいつまでも大切にしてほし
いと思います。これまで出会った人への感謝、支え助けていただいた人への感謝、皆さんをこれまで育んできたふるさと坂本への感謝の心を大切にしてください。


 皆さんは地域の宝です。一人一人が復興に向かっている坂本のことを思い、何らかの形でふるさと坂本に貢献することができたらすばらしいです。

 

 

「卒業生とのお別れの会」を実施しました。

 3月11日(木)に「卒業生とのお別れの会」を行いました。この日が1・2年生にとって3年生と過ごす最後の日となります。そこで、新生徒会が計画し、卒業生を送る会を開くことになりました。


 はじめに、山本会長が挨拶、会の趣旨を説明したあと、卒業検定「卒業生クイズ」と称して、在校生が、卒業生の学校生活でのエピソードを、おもしろおかしくクイズにして会を盛り上げてくれました。その後、14名の卒業生一人一人に感謝の言葉を届け、卒業生から在校生に心温まるメッセージがありました。


  わずかな時間でしたが、とても楽しく充実したひと時を過ごすことができました。3年生が、1・2年生から慕われていたことを改めて実感しました。

 

坂本の春を届けよう(1年生の取り組み)

 子供たちから「仮設住宅の方々へ坂本の春を届けたい」という声があがりました。この声に1年生全員が賛同し、早速、行動に移してくれました。この取組は、坂本橋周辺で撮った梅の花の写真をメッセージカードにして、仮設住宅に住む方々に喜んでもらおうというものです。仮設住宅に住む生徒が各家に届けてくれました。子供たちのやさしい気持ちに触れ、心が温かくなりました。

ビデオレタープロジェクト進行中(3年生の取り組み)

 卒業式まであと10日余りとなりました。3年生は卒業文集やビデオレターを作成しているところです。ビデオレター制作では、ビデオレタープロジェクトと称して、地域の紹介等も盛り込んでいます。かなり凝ったビデオレターができそうです。


 2月15日(月)は振替休業日ではありましたが、数名の生徒たちが、地域の取材に出かけました。

立志式 ~将来に向けて志を立てました~

 坂本中では、2年生を対象に「立志式」を行っています。古来日本では数え年15歳(満14歳)で元服を行い、大人の仲間入りをしていました。これにちなみ、多くの中学校では、稚心を捨て志を立てさせようと立志式を行ってます。


  2月14日(日)、保護者の方々にも参加していただき、午前中は親子で八竜山に登りました。頂上では雄大な八代平野が一望でき、眼下には虹が見えました。まるで子供たちの前途を祝福しているかのようでした。八竜天文台では稲葉台長の案内でプラネタリウムを見学した後、天文台の展望所に立ち、順番に自分の志を大声で叫びました。


 午後からは、体育館で立志式を行いました。一人一人が親の見ている前で、将来に向けての決意表明を行いました。生徒たちは「人を支えられる人になる」「誠実な人になる」「夢を諦めない人になる」など発表してくれました。今後もこの決意表明を忘れることなく、努力を怠らず、立派な人間になってほしいと思います。また、この日は親子のきずなが感じられた日となりました。

学び深めた人権集会

 2月18日、夢タイムの時間に「人権集会」を行いました。互いの人権を尊重し、部落差別をはじめすべての差別をなくすことは私たちの大きな課題です。学年ごとにテーマを設定して人権学習を行い、人権や差別について考えました。集会では、最初に生徒会執行部から「坂本中学校人権宣言」と「いじめ撲滅宣言」を確認したあと、各学年から人権や差別について学んだことを発表しました。

1年生

  水俣病について学びました。「水俣病を発病することにより、人と人とのつながりが断ち切られた。」「うわさが差別をもたらした。」「正しいことを正しい、違うことは違うとはっきり言いたい。」「周りのことを気に掛けていくことが大切だ。」「豊かな環境の中で生きることの大切さが分かった。」など発表してくれました。

2年生

部落差別について学びました。部落に生まれ育ち、52歳から文字を獲得していった女性の生き方を学び、「差別がはつさんから文字を奪った。」「差別は不合理なもの、発言することが大切だ。」「みんなが文字を書けるわけではないことを知った。」「困っていること、悩んでいることを言えるクラスをつくりたい。」など発表してくれました。

3年生

自分らしく生きることの大切さを「LGBTQ」を通して学びました。発表では、「LGBTQ」について説明したあと、「決めつけないことが大切だ。」「勝手に広めてはいけない。本人の気持ちを大切にすることが必要だ。」「カミングアウトすることの恐怖が分かる。」「その人たちの存在を受け止めるようにしていきたい。」「LGBTQの一つ一つを個性として認められるような風潮になればよい。」など感想を述べてくれました。

             

学級花壇で花植えを行いました

 1月22日に学級花壇にパンジーやノースポールの花を生徒全員で植えました。生徒たちは心を込めて丁寧に作業を行いました。色鮮やかな花が並び、私たちの目を楽しませてくれています。坂本中にひと足早い春がやってきたようです。

雅楽鑑賞会を行いました

  1月18日に雅楽鑑賞会を行いました。雅楽を披露してくれたのは天理雅鏡会の皆様です。越天樂などを演奏していただき、日本のいにしえの音楽に触れることができました。生徒たちは、笙(しょう)やひちりきなどの楽器を珍しそうにながめていました。

新生徒会が動き出しました!

 本校の生徒会活動は、1月から12月までを活動サイクルとしています。昨年12月に生徒会の要となる執行部の選挙を行い、その後専門委員長を選出するなど、2年生を中心とした役員体制が整い、新坂本中生徒会がスタートしました。


 生徒会は全校生徒で構成される組織です。全校生徒33名、一人一人が主役となれる学校です。新役員の皆さんには、生徒の意見に耳を傾け、アイデアを生かし、話し合いを深めながら活動につなげ、すばらしい坂本中学校をつくり上げてほしいと期待しています。
 

 また、これまで生徒会をリードしてくれた3年生の皆さん、ご苦労様でした。皆さんの頑張りは、後輩たちの範となって  受け継がれていくものと思います。

挑戦する3学期にしよう ~学校長より~

2021年がスタートしました。今年はコロナ禍がいち早く終息し、平穏で、子供たちが落ち着いて学習や諸活動に打ち込める年になればいいなあと思っております。保護者や地域の皆様には、今年も本校教育にご理解とご協力を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


 さて、3学期は例年より1日早い1月7日のスタートとなりました。始業式では、山下さん(1年)、岩本さん(2年)、入口さん(3年)が学年を代表して「新年の抱負」を発表してくれました。3人とも今年の目標や改善したいこと、成長したいことなどを立派に語ってくれました。


 私からは、「将来の夢の実現に向けて、挑戦する学期にしてほしい」と話しました。4月に赴任した際、学校教育目標(上の校訓の下に記載)とともに「感謝」「笑顔」「挑戦」を成長のためのキーワードとして示しました。昨年未曾有の災害に見舞われながらも、子供たちは日奈久中をはじめたくさんの方々の支援をいただき、「感謝」の心と「笑顔」で人と接することの大切さを学びました。そして今、本来の日常生活を取り戻している中で、子供たちにはいろいろなことに挑戦し、夢を形づくったり、夢の実現に向かって歩み出す一歩を踏み出してほしいと願っています。


 話は変わりますが、大晦日の紅白歌合戦の中で、ゲストの北島三郎氏(紅白50回出場)は、「私たちの時代は、日本の発展に向けて国民の皆さんの心をひとつにさせるために歌を歌っていた。今は違う。若い人たちは世界に向けて歌を歌っている。」とコメントしていました。グローバル化が加速し、パソコン等の情報機器があれば世界とつながることができる時代、子供たちには世界に目を向けて挑戦してもらいたいです。


 3年生はいよいよ受験本番です。2月1日には8名の生徒が公立高校前期選抜に挑戦します。すでに「合格しました」と校長室に朗報を届けてくれた生徒もいます。考えてみれば、小学校の頃から共に歩んだ仲間との生活もあとわずかになりました。進学先が決まった人たちはそのことを噛みしめ、みんなが志望校に合格するために、応援の仕方を自分なりに考えながら、友と過ごせる一日一日を大事にしていきましょう。

いよいよ坂本中再開!

 7月4日の豪雨災害後、学びの場を桜十字ホールやつしろ・鶴喰生活改善センター、日奈久中学校と移してきましたが、今月14日、約5か月ぶりにようやく私たちの学び舎「坂本中学校」で授業を再開することができました。
 

 この日は少し冷え込んでいましたが生徒たちは元気に登校し、久しぶりの教室で友だちと笑顔で語らう姿がありました。坂本中の日常が返ってきた喜びがこみ上げてきました。

 

 大掃除をした後、生徒たちは再開式に臨み、校長講話、生徒会長の話、学習面、生活面について担当から話をしました。また、マスコミの取材を受けた生徒も多くいて、「坂本に戻ってきて心が落ち着く」「坂中を今まで通りの生活に戻したい」「地域の方々に笑顔を届けたい」「ボランティア活動を行いたい」と応えていました。

  生徒会長の挨拶の様子

 再開式の後、坂本住民自治協議会の谷口会長様から全校生徒に図書券が贈呈されひと足早いクリスマスプレゼントをいただきました。また、再開日の前日には、住民自治協議会や坂本町の民生委員の方々が敷地内の除草作業をしていただきました。ありがとうございました。

お世話になりました、日奈久中学校!

 8月3日から間借りしていた日奈久中学校。子供たちにとっては、思い出多い学び舎となりました。「自分の学校と思って使ってください」という中村校長先生の言葉、日奈久中の先生方や地域の方々の心温まるご協力とご支援、日奈久中の生徒との交流など、日奈久中で生活した日々は生徒たちにとって忘れられない貴重な時間となりました。日奈久に来てよかった、日奈久で学べてよかった、本当に感謝、感謝です。

 

 生徒たちは、「日奈久中での思いでは、これからの人生の宝物です」「落ち込んでいた気持ちが明るくなった」
「一緒に過ごした日々を忘れません」「高校や部活で会ったら声をかけください」と感想を綴っていました。
 

 12月11日はお別れの日となりました。生徒たちは朝から引っ越し作業やお世話になった教室や外庭の清掃作業を行い、日奈久中生徒とのお別れ会に臨みました。会では、笹田竜太さん、山本萌萌花さん、福山寬朋さんが学年を代表して感謝の言葉を述べ、どの代表も自分の思いをしっかり伝えてくれました。午後、生徒たちは思い出つまった日奈久中学校を後にし、日奈久中の生徒たちも見送ってくれました。

熊本地震からの復興学んだ修学旅行

 12月8日に2年生(9名)が修学旅行に行きました。本来なら2泊3日で、関西方面(京都、奈良、大阪)へ行く予定でしたが、新型コロナウイルスの感染が大変心配されたため、保護者からご意見をお聞きし、規模を縮小しての修学旅行となりました。行く先は、阿蘇神社、ファームランド、阿蘇火山博物館・草千里、熊本城。目的は「熊本地震の復旧復興に学ぶ」になりました。坂本で育った子供たちにとって、坂本の復旧復興が心からの願いであることが伝わってきました。


 

 

 

 

 

 

 

 中でも、熊本地震で甚大な被害を受けた阿蘇神社と熊本城の見学は、とても印象に残りました。最初の訪問地阿蘇神社は、重要文化財である楼門が全解体修理中で、建物の中で工事が行われ見られませんでした。そのかわり以前の楼門の写真が建物にコーティングしてあり、実物と見まちがえるほどでした。なお、拝殿・翼廊は来年、楼門は令和5年末の完成予定だそうです。また、熊本城は、見学通路が天守閣に続いており、少し高い目線で熊本城を見学することができました。櫓や石垣は崩れたままのところもありましたが、復元された天守閣は美しく力強かったです。

 

 日帰りの修学旅行となりましたが、阿蘇神社や熊本城を案内していただいたガイドさんの言葉は、私たちの励みとなり、力強く生きていくことの大切さを教えてくれました。熊本のよさを再発見できた心に残る修学旅行となりました。生徒たちは最後にホテルキャッスルではテーブルマナーを学び、豪華ディナーをいただきました。

保護者の皆様へ(8月20日)

保護者の皆さまへ(8月20日)

8月20日からのスクールバスの運行計画に再度変更があります。改めて掲載しましたので、ご確認をお願いします。

【2学期】バス運行表.pdf

【2学期水曜日】バス運行表.pdf

水曜日が5時間授業となり、下校時刻が変更になったことによるものです。

2学期もお世話になります。

授業動画を放送しています!

 現在、ひこいちテレビさんのご協力もいただきながら、ケーブルテレビにて授業動画を放送しております。

 休校期間中の学習の支援の一環として、取り組んでまいります。

また、学校ホームページの生徒専用ページでも授業動画を公開しています。ぜひ活用してください。

 

ふるさとの味を学ぶ「郷土料理教室」

 12月12日(木)に本年度2回目の郷土料理教室を開催しました。今回は八竜小学校の6年生と本校の3年生が協力して、だご汁を作りました。
 いつものように坂本町生活研究グループの方々にご協力いただき、とてもおいしい「だご汁」を完成させることができました。また、5月の合同運動会以来の両校の最上級生が協力して活動する時間になりましたが、互いに協力し合い、手際良く、時間内に完成させることができました。

仲間と協力し、たくさんの思い出ができました

 12月8日~10日の2泊3日で2年生が修学旅行に行きました。本年度は例年見学している神戸にある阪神淡路大震災記念「人と防災未来センター」から、京都市の「京都市市民防災センター」に変更し、奈良の東大寺の見学をやめて、広島の原爆資料館見学に変更して開催しました。
 2日目の京都の班別自主行動と3日目のUSJ見学は例年通り行い、防災教育や歴史の勉強はもちろん、班別自主行動で協力や協調性を学ぶ旅行になりました。
 修学旅行はいつの時代も一生の思い出になるもので、生徒たちは楽しい時間を過ごしたようです。 

芸術の秋を楽しみました

 10月20日(日)に令和元年度坂本中学校文化祭を開催しました。たくさんの保護者や来賓、地域の方々においでいただき、生徒たちが日頃学習している内容や成果を見ていただきました。
 生徒数が減少してきており、一人何役しなければならない学年もありましたが、放課後や昼休み等もこの日のために一生懸命練習していました。
 また、午後からは秀岳館高校の雅太鼓部にお願いして、日本の伝統芸能である和太鼓の体験をさせていただきました。芸術の秋を思い切り楽しみました。

 

母校の名誉のため、精一杯走りました

 10月17日(木)に、八代中体連駅伝大会が開催され、本校も男女1チームずつ参加しました。県南八代競技場の周囲の周回コースを、男子は6区間、女子は5区間、各学校の代表が一本の襷をつなぐために、一生懸命走りました。
 結果は18チーム中、男子は17位、女子は16位で昨年度より順位を少し落としましたが、自己記録を更新した選手もおり、学校の名誉のため、選手全員が精一杯走ってくれました。また、応援も素晴らしく、本校生徒が走っているときはもちろんですが、他校の生徒が走っているときも、大きな声援を送る姿を見て、生徒の優しさを垣間見ることができました。選手のみなさん、お疲れ様でした。

 

生命を守るための訓練(着衣水泳)

 

 月末に来て少し涼しくなってきましたが、9月も始まった頃はとても暑く残暑が厳しい日々でした。そんな中、9月10日に体育の授業の一環として「着衣水泳」を行いました。
 私たちが中学生だった昔は、このような授業はありませんでしたが、現在は生命を守るための訓練としてどこの学校でも行っています。これから先、おぼれて生命を落とす場面に出会したり、おぼれている人を助けなければならない場面に出会したりするかもしれません。生命を守るために、学んだことを忘れないようにしましょう。

 

 

園児の笑顔で心が温まりました

 2年生が職場体験を行っている日に、3年生は町内の4つの保育園にお願いして、園児と接する保育実習を行いました。思春期に入り、心身ともに変化の多い時期の生徒たちですが、この日ばかりは満面の笑みで園児と戯れていました。
 3年部の先生方も楽しそうに関わっている生徒たちを見て、将来、素晴らしいお母さんやお父さんになると感じましたと話しておられました。ご協力いただきました保育園に皆様、ありがとうございました。

 

 

 

 

  

働くことの意義と仕事の厳しさを学びました

 9月12日(木)、13日(金)の2日間、2年生は職場体験活動に出かけました。本来でしたら1学期に実施する予定でしたが、台風のため2学期に延期となりました。
 本年度は11の事業所にお願いして、受け入れてもらい、生徒たちにとっては、貴重な体験となりました。感想の中には、「挨拶等厳しく指導していただき、心が折れそうになったけど、仕事をするというのは大変なんだと改めて感じました」と働くことの意義や仕事の厳しさを学んでくれたことが嬉しくなりました。
 ご協力いただきました、事業所には心から感謝申し上げます。

来春の進路先決定に向けてスタート

 義務教育最終学年の3年生は、夏の中体連が終わると、どこの学校でも来春の進路決定に向けての取組がスタートします。本校でも毎年第1回目の三者面談を行い、現時点での進路先や今後どのような取組をしていけばよいかを生徒本人と保護者を交えて担任がお話しをします。

 本年度も3年生担任の山口先生がすべての生徒と保護者との三者面談を行っていました。校長先生は教諭時代には3年生担任が多かったそうです。その時よく言っていたのが「『○○高校へ合格すること』が目的になってはダメだ。『○○高校に合格して、そこで□□の事を頑張る。そして将来△△になる』と言うように、将来の姿をイメージして今できることを頑張れ」とのことでした。
 まずは自分自身としっかり向き合って、自分の得意や不得意など自分自身を分析することから始めてください。

自分の人生は自分で切り開く

 今年も長い夏休みが終わりました。私たちが子どもの頃は、夏休みは楽しくて仕方なかったのですが、今の子どもたちは果たしてどうなのでしょうか。
 本校は生徒数が少ないため、近所に友だちがいない生徒もおり、夏休みでも陸上の練習や宿題をしに学校に来る生徒もたくさんいました。
 また、昨年度より少し少なかったようですが、3年生は来春の受験に向けて図書室や多目的室で黙々と勉強に励む生徒の姿もありました。
 「自分の人生は自分で切り開く」という信念でしょうか、毎日コツコツと努力している姿を見ていると、大人になった私たちも「頑張らねば・・・。」と考えさせられるものでした。そんな3年生に刺激を受けたのか、1、2年生も友だちと一緒に課題に取り組んでいました。

中体連 よく頑張りました!

6月22日、23日に令和元年度八代中体連夏季大会が開催されました。本校は男女バドミントンとサッカー部が参加しました。

 結果は、男子バドミントン(ダブルス)では3位に入賞し、7月下旬に行われる県大会に出場することになりました。

 サッカー部は第三中学校との対戦で敗退してしまいました。しかし、試合内容は前半まで互角に戦う素晴らしい頑張りだったのではないかと思います。全員でボールを追う姿に感動を覚えた人も多いと思います。

 選手の皆さん、本当にお疲れ様でした!そして、応援してくれた生徒の皆さん、保護者の皆様、ありがとうございました!!

小中合同避難訓練を行いました

 6月4日に本年度も小中合同の避難訓練を行いました。坂本は一級河川球磨川が流れており、昔から大雨の被害を受けてきた歴史があります。また、熊本地震ではあまり大きな被害はなかったようですが、ネットニュース等に九州大学の調査では、「今回の熊本地震で日奈久断層帯が動いたのは、益城町から宇城市豊野町の区間だけで、日奈久区間と八代海区間は、現在もひずみエネルギーをため込んだ状態にある。今後、日奈久区間と八代海区間はいつ動いてもおかしくないと書いてありました。

 自然の前では人間は無力です。最悪の事を想定して、大雨や地震が発生したとき、児童生徒の生命を守ることはもちろん、保護者にスムーズに引き渡すためにはどのようにすれば良いかを確認しました。

平成31年度が始まりました!

 今年度は3名の先生方と9名の新入生を新たに迎えて、平成31年度の坂本中学校がスタートしました。校長先生からは学校生活を送る上で意識してほしい、「夢」「愛」「挑戦」という3つの言葉についてのお話がありました。それぞれの生徒のキーワードとして心に残ったと思います。

 11日(木)の対面式では各部活動の工夫を凝らした紹介がありました。人数は決して多くはありませんが、どの部活動もできることを考えながら、充実した活動を目指しています。3年生を中心に頑張っていきましょう!

 

 

本年度の学校教育目標について

  【学校教育目標】
 生命を大切にし、自分や仲間を愛し、夢実現に向けて
           挑戦し続ける生徒の育成(夢・愛・挑戦
   
【学校教育スローガン】
 自己の可能性を信じ、夢実現に向けて、
            新しいことに挑戦する(3C思考)
※3C思考とは
 「Chance(チャンス)、Challenge(チャレンジ)、Change(チェンジ)
  自分を変えるために、チャンスと思ったら、果敢に挑戦する気持ちを持ち続けること

 

校長先生が、生徒に向けて話された言葉です。

「昨年度は「夢」「絆」「スキルアップ」を合い言葉にしていましたが、本年度は「夢」「愛」「挑戦」を合い言葉にします。新しい令和という時代が始まります。皆さんは令和の時代を生き抜かなければなりません。自分の夢を実現させるために、チャンスが来たと思ったときは、失敗を恐れず、果敢に挑戦して欲しいと思います。」

生徒たちを「令和」という新しい時代に活躍できるよう職員一同、1年間頑張っていきたいと思っています。

9名の生徒とともに新しい時代の幕開け

 4月19日(火)に第45回の入学式を開催いたしました。新緑が鮮やかな清々しい日に、期待と不安を抱いた9名の新入生を迎え、2019年度をスタートさせることができました。
 たくさんのご来賓の皆様や保護者に見守られながら、在校生が歌う「タンホイザー行進曲」に迎えられ、緊張な面持ちで入場してきた新入生でしたが、担任の川田夏美先生の氏名点呼には、大きな声で返事をし、これから始まる中学校生活を充実したものにしたいという気持ちが伝わってきました。
 中学校は立派な大人になるための準備期間です。学習面はもちろんですが、社会の一員として、求められるいろいろな力(人間力)を身につけて欲しいと思っています。また、3年間、目的を持ち続け、自分の力を信じ精一杯努力し、卒業時に全員が充実した3年間だったと思えるようにして欲しいと願っています。
 年々生徒数が減少してきていますが、「子どもは地域の宝である」ことを忘れず、9名の新入生を「ふるさと坂本」の宝であることを意識しながら、これから全職員とともに精一杯指導・支援に当たっていきたいと思っております。保護者の皆様、地域の皆様もご支援、ご協力どうぞよろしくお願いいたします。

生徒会役員改選が行われました!

12月6日の6時間目に生徒会役員改選が行われました。1・2年生からそれぞれ4人ずつが立候補し、選挙ポスターづくりやあいさつ運動などの選挙活動を頑張ってきました。

 選挙当日の立ち会い演説会では「自分を変えたい」「今よりもっと明るい学校にしていきたい」など、それぞれの思いを堂々と伝えていました。

 今回の選挙で次期メンバーが選ばれ、坂本中生徒会は新スタートへ向けて準備していくことになりますが、その影には今までの生徒会の積み重ねがあると思います。伝統をしっかりと引き継ぎつつ、新たなことにも挑戦してほしいですね。新役員のみなさん、頑張ってください!!

東京佼成ウインドオーケストラのみなさんの公演がありました!!

 9月27日(木)の午後から、本校体育館にて東京佼成ウインドオーケストラのみなさんによるオーケストラ公演がありました。

 今回の公演は「平成30年度文化芸術による子どもの育成事業(巡回公演事業)」の一環として行われたものです。さまざまな楽器を紹介する際には、演奏者のみなさんが工夫を凝らした紹介を行ってくださり、面白く楽しみながら学ぶことができました。

 50人を越える大迫力の演奏は本当に素晴らしく、あっという間の公演でした。公演の最後には、本校の校歌をオーケストラ風にアレンジして演奏をしてくださいました。生徒・職員の心に染み渡る、素敵な音色を届けていただいた東京佼成ウインドオーケストラのみなさん、本当にありがとうございました!

薬物乱用防止教室が行われました

7月13日(金)に薬物乱用防止教室が行われました。今回は喫煙についてお話を聞くことができました。タバコは毒であることや、喫煙している人がなぜタバコを止められないのか、なぜタバコを吸ってしまうのか等について、依存症のメカニズムも含めて丁寧に教えていただきました。

写真は、タバコ1本分の煙と水をペットボトルの中に入れたものです。タバコの煙は水に溶けるため、体内に入ったら血液に溶けるということを説明されました。また、その水の臭いは何も溶けていない水とは大きく違ったようです。

また、上手に断るための練習も行いました。きっぱりと「吸わない」「嫌だ」と言うことができるように、「自律心」を強くもって日頃の生活も送ってほしいと思います。


今年も防災キャンプが行われました

6月29日(金)・30日(土)の2日間で防災キャンプが行われました。防災キャンプは、台風等の非常時に本校体育館を第二次避難所として利用することを想定したものです。実際に体育館に1泊し、避難所の運営や生活を体験し、防災に関する研修を受講しました。 

避難所運営ではグループに分かれて夕食や朝食の準備を行ったり、ライフラインがストップした状態の生活に対応できるようにバケツに水を汲んだりしました。学年関係なく手分けして道具の準備を行うことができました。

 研修では、2016年の熊本地震で実際に避難所運営を行った小学校の校長先生からお話を聞いたり、八代国道河川事務所や気象予報士会の方をお招きしてワークショップを行っていただきました。どの研修も防災の意識を高めることができる、素晴らしい内容でした。

 2日間の経験は、もしものことが起こったときに必ず役に立つはずです。日頃から大雨等の情報には気を配っていきたいですね。


第一回生徒総会が実施されました

6月7日(木)に今年度最初の生徒総会が行われました。今回の生徒総会では生徒会憲章・生徒心得・各委員会の年間活動計画の確認等がありました。各学年から活発に質問が出され、それぞれの担当者が丁寧に返答を行う姿から、総会当日までにしっかりと準備してきたことが伝わってきました。

 生徒一人一人が自分のこととして総会に参加することができ、充実した生徒総会となりました。


小中合同避難訓練を行いました

6月5日(火)に八竜小学校と合同で地震避難訓練を行いました。本校は自然豊かな環境に囲まれていますが、同時に自然災害と常に隣り合わせでもあります。そのため、日頃から災害への備えは大切です。

 今回は、小学生が中学校へ避難してくるという想定のもと、訓練を行いました。それぞれの児童・生徒が乗車することになるスクールバスの号車ごとに整列するための準備や、避難中にケガをしてしまった人を想定して、救護エリアの確保などを各学年で分担をしました。

 訓練時には、大雨も降っており、事前に想定されていなかったことも起こる中で、各自が「考えて行動する」ことの大切さを改めて実感できたのではないかと思います。


1年集団宿泊教室が実施されました

 5月28日(月)から1泊2日で地元森林体験交流センター「さかもと八竜天文台」で1年生13名が、集団宿泊教室を行いました。出発するときは、小雨が降り少し心配しましたが、生徒13名の祈りが効いたのか、特に雨に濡れることもなく無事に天文台まで歩いて到着しました。
 その後、館長さんや所員の方々から太陽や星座のことなどを学び、プラネタリュウムも体験しました。夕食はみんなでカレーを作り、日頃食が細い1年生ですが、このときばかりは、ほぼ全員がおかわりしたそうです。自分たちでつくったので特別においしかったのだと思います。
 自然の中で、一緒の時間を過ごした思い出は、一生残ることと思います。少しずつ成長してくれている1年生がとても楽しみです。






体育大会が行われました!全員よく頑張りました!!

  20日(日)に本校グラウンドにて、体育大会が行われました。本年度のスローガンは「咲き誇る 主人公達よ 今ここに 光あれ! ~飛躍 自らチャレンジ~」でした。スローガンの通り、生徒それぞれの活躍が輝く体育大会となりました。

 体育大会の成功の影には、昨年度末の3月から準備に取りかかる3年生の姿がありました。わずかな時間でも応援団の練習やダンスの練習を積み重ね、後輩たちに分かりやすく伝えるための工夫を数多く取り入れました。時には集団をまとめることの大変さを感じつつも、担当の先生方からのアドバイスを前向きに受け取り、毎日の練習に励みました。
 1年生にとっては初めての体育大会でした。小学生の頃からのギャップに悩んだり、集団の中で大きな声を出すことができず、きつい思いをした生徒もいました。しかし、そんなときこそ、隣にいる友だちの大切さや、互いに支え合っていることに気付くことができたのではないかと思います。

きっと今年の体育大会での学びは2年生にも受け継がれることと思います。2年生が肌で感じた先輩の頑張りを忘れずに、これからの学校生活を送っていけば、来年度は今年度に負けないくらいに素晴らしいものができるのではないでしょうか。


  両団とも、暑い中での放課後練習や準備、本当にお疲れ様でした!素敵な笑顔と思い出がたくさん詰まった体育大会になりましたね。

体育大会に向けて、結団式を行いました!

7日(月)の午後から、5月20日(日)に行われる体育大会に向けた結団式が行われました。赤・白の2団に分かれ、優勝を目指します。各団の団長からの挨拶を終えた後は、全校生徒で円陣を組み、太鼓のリズムに合わせて校歌斉唱を行いました。ピアノ伴奏での校歌とは異なり、全員の気合いが入った力強い歌声でした。

 その後各団ごとでの結団式も行われ、団ごとの練習も始まりました。初日から声を枯らして練習している生徒もいます。体育大会当日は、生徒の頑張りを是非見に来ていただけたらと思います。

会議・研修 授業参観お世話になりました!

 4月27日(金)の午後から授業参観を行いました。ご参観いただいた保護者の方々、ありがとうございました。
 1年生は、学活の授業を行い、「自分と友だちの良さ」について考え、それぞれの個性を大切にしていくことを学びました。
 2年生は、道徳の授業を行い、「アマラとカマラ」の題材を扱い、勉強することや何かを学ぶことの大切さを考えました。
 3年生は、学活の授業を行い、進路学習として近隣の高校についてクラス全員で確認をしたり、受検に関する年間スケジュールを班ごとに考えたりしました。
 どのクラスも生徒が精一杯授業に取り組んでいる姿を見ていただくことができたのではないかと思います。
 また、授業参観後にはPTA総会・部活動総会も行われました。今年度も活発なPTA活動となるよう、引き続きご支援・ご協力の程、よろしくお願いいたします。


             【1年生の授業風景】         【2年生の授業風景】

                  【3年生の授業風景】

晴れ 小中合同歓迎遠足が行われました

 4月とは思えないような良い天気の中、隣接する八竜小学校と合同で歓迎遠足が行われ、小学生と一緒に「くま川 ワイワイパーク」まで歩いていきました。
 到着後には、それぞれの出し物や生徒会執行部による歓迎レクレーションが行われ、「ジャンケン列車」や「しっぽとり」をして盛り上がりました。一日賑やかな雰囲気の中で活動を行うことができました。
 





郷土料理教室(2年)

15日、今年度最後の郷土料理教室が行われました。
今回も、坂本町生活研究グループ連絡協議会の方々に講師として来ていただき、
中学2年生と八竜小1年生の合同で、「ぼたもち」をつくりました。
お餅を丸めるのに苦戦しながらも、小学生と楽しく調理することができ、おいしくいただくことができました。
講師の先生方、ありがとうございました。
また来年度もよろしくお願い致します。