日誌

校長ブログ

図書委員会が、「先生のおすすめの本」を紹介!

 夏休み前に、図書委員会から20名の先生方全員に宿題が出されました。そして、現在、図書館前に、20枚の「先生たちのおすすめの本」が紹介してあります。10月3日の生徒集会では、図書委員会が、4名の先生のおすすめの本を紹介してくれました。図書委員会の発表は、パワーポイントを活用しての発表でしたが、全員が原稿なし発表でした。これも見事でした。最後に紹介してくれた本は、「題名『線は僕を描く』 著者:砥上裕將」で、こんな紹介文でした。

「高校生の時、交通事故で両親を亡くし時間と心が止まってしまった主人公が、水墨画と出会ったことで、心を取り戻し、少しずつ前へと進んでいく姿がとてもすてきな一冊です。不思議なことに、挿し絵が全く無いのに、読んでいると鮮やかな色の絵が見えてくるような感覚があります。10月には横浜流星主演で映画も公開予定ですが、その前に是非原作をどうぞ!」 この紹介文で、私も読みたくなりました。

学級委員会が、「発表力」を啓発!

 10月3日(月)生徒集会が行われました。その中で、学級委員会は、学校評価の結果から、4つの力の中で一番低かった「発表力」にスポットを当てて、啓発を行ってくれました。始めに、劇をしながら、発表ができない理由について考えさせました。次に、1つの方法を提案してくれました。それが、「班で発表者を回していく方法」です。最後に、次の2つのメッセージを伝えてくれました。「発表に慣れていくことで、積極的に手を挙げる人が増えていきます。」「苦手を克服するために、学校があります。自分を成長させましょう。」

 担当の先生から聞いたのですが、今回の生徒集会の流れや言葉等、すべて学級委員会の8名で協議して決め、練習して本番に臨んだそうです。この「自治力」そして「発信力」とても素敵でした。

進路実現に向けて、「共通テスト対策学習会」スタート!

本日9月30日から、放課後の時間を活用して、3年生は、10月25日・26日に行われる「共通テスト」に向けての対策学習を行います。教科は、5教科(国語、数学、英語、理科、社会、英語)で、各教科30分間の5回ずつです。また、3年教室の近くに設けてある「進路コーナー」には、下の写真のように、1学期から郡市内の公立高校をはじめ、多くの学校のパンフレット等が紹介してあります。進路を決めながら、その実現に向けて、一歩一歩しっかりと歩んでいる3年生34名です。

 

校内研修「LGBTQ+について考えよう」

 学校では、月に1~2回、校内研修として、私たち教職員の資質・能力を高める時間を設けています。9月28日は、曽方晴希(そがたはるき)さんを講師としてお招きし、「LGBTQ+について考えよう」という校内研修を行いました。演題は「多様な”性”とは? ~性的マイノリティーについて~」でした。幼少期からの体験談をもとに、悩みや苦しみ、そして現在の活動、学校教育の中での対応等、多岐にわたり話していただきました。「性の多様性」と「一人一人が尊重される社会の大切さ」を再認識しました。11月18日には、生徒向けの講演会を計画しています。もちろん、講師は、曽方晴希さんです。下の写真は、講演も終わり、校長室で雑談をしている吉田と曽方さんです。

効果的な復習の方法!「確認」→「納得」→「習熟」

9月27日、1年1組の理科の授業は、中間テストに向けた復習でした。ある生徒は理科ノートで復習していました。見ると、赤い丸と青い丸がありました。尋ねると「1回目が赤い丸で、間違えた問題を2回目したときに、青い丸を付ける」ということでした。いい勉強をしているなあと感心しました。1回目は、「確認」なんです。分かっているか、分かっていないかの確認をしているだけなんです。ここで終わるのは、復習とは言いません。さて、2回目は、間違えた問題のみを解くのです。時間も短縮されますし、効率的です。

隣の生徒を見てみると、理科プリントを丸付けしている途中で止まり、何かを読んでいました。「おさえておこう」「記述サポート」という解説のコーナーを読んでいたのです。そして、納得して、丸付けの続きを再開しました。間違えた問題には、この「納得」が大切なのです。この生徒もいい学びをしていました。

この2人の生徒の学びから、「効果的な復習の方法」をまとめると、次のようになります。

「確認(1回目の丸付けをする)」→「納得(解説をよむ等)」→「習熟(間違えた問題のみを解く)」

この方法は、家庭学習でも使えます。家庭学習は、復習が多いです。是非、この効果的な復習の方法を活用して、家庭学習でも知識を増やしていきましょう。