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学校生活(ブログ)
道徳(1の3)の大研
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本日(24日)の5校時、1年3組で道徳の研究授業(大研)を行いました。「大研」とは、学校の全教職員が授業を参観し、その後の授業研究会に参観する研究授業のことを言います。ちなみに、それが学年部単位であれば「中研」、それより小規模であれば「小研」となります。
本日の授業は、担任の矢野教諭が挑戦しました。これは初任者研修の一環でもあるのですが、授業そのものは初任者とは思えないほどなかなかのもの。特にいいなと思った点は、授業のテンポが良いこと、教師の口調や表情が豊かで授業にメリハリがあること、生徒の意見の拾い上げやその意見への反応(共感や支持)がうまいこと、等が挙げられます。また、1の3の生徒たちを見ていて感心したことは、生徒が発表する時、多くの生徒が発表するその生徒の方を見て聞いていることでした。
もちろん道徳の授業として見た場合は、まだまだ課題はあるのかもしれません。とりわけ新しい教育課程における特別な教科「道徳」の授業(考え議論する道徳)をいかに充実させるかは、教職員全員の課題で、このことについては、授業研究会で協議を深めたところです。矢野教諭自身も、先輩教師のアドバイス等を参考にしながら、さらに授業の力量を高めてくれるものと思っています。
書道の授業
本日(24日)の3校時に3階行くと、1年2組と2年3組で書道の授業があっていました。
これは合志市の文化祭に出品する作品を書いているそうで、ここ1週間の国語は「書道週間」になるとのことです。題材は1年生が「月光」、2年生が「豊かな心」です。書道もピアノと同じように習い事をしている人はそうでない人との間にアドバンテージがあるようですし、やはり美しい字を書く人は姿勢がよく、肘が上がっていて、体全体で書いているかのように見えます。
茶道・華道、柔道・剣道のように、「書」も「道」がつく日本の伝統文化であり、書道作品 = 芸術作品です。本校で、書の達人と言えば 橋爪 養護教諭で、いろんな掲示物を「書」で作っていただいています。文字をパソコンで作成し、プリンターで印刷してしまいがちな時代ですが、同じ掲示物でも、やはり「真筆」には味わいと価値がありますね。生徒たちにもこのような機会を通じて日本文化の良さを感じて欲しいと思っています。
熊日新聞の取材(新聞コンクールの入賞)
ビッグなニュースが飛び込んできました。2年生の総合的な学習の時間で、壁新聞グループが取り組んだ作品を2021熊日新聞コンクール中学新聞の部に出品していましたが、なんとその結果は、熊日賞・最優秀賞・優秀賞(第1~3席)を受賞するという快挙でした(トップページのトピックにも掲載しています)。
それを受けて、熊日新聞合志支局の深川記者が、熊日賞を受賞した「楓の誇り」(2年1組作品)について、作成した7人の生徒への取材に来られていました。
このことが新聞に載るのは数日後になるとのことです。私(校長)も指導した光永教諭とともに取材に立ち会いましたが、どのようなことを聞かれたかは、新聞記事を見てのお楽しみということにしておきましょう。この取材を受けた時の生徒たちの受け答えも新聞に負けないぐらい立派で、そういう生徒たちの姿こそ「楓の誇り」だと私は感じました。また、2年2組と2年3組の作品も最優秀賞・優秀賞で、甲乙付け難い立派な作品だったことはもちろんですし、作成にかけた情熱や努力は全く引けを取らなかったと思います。
なお、表彰式は12月4日(土)に熊日新聞本社で行われ、作品はしばらく本社に展示されるとのことでした。
【11/26追記】新聞記事のテキストは以下のとおりです。
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新聞コンクール・中学の部 熊日賞に合志楓の森中 2021熊日新聞コンクール中学新聞の部 「2021熊日新聞コンクール中学新聞の部」の審査が18日、熊本市中央区世安町の熊本日日新聞社であり、グランプリの熊日賞に、今春開校した合志市立合志楓[かえで]の森中2年1組の「楓の誇り」を選んだ。次点の最優秀賞は、同中2年2組の「楓の未来」だった。 ●入賞作品 努力の結晶、作品は誇り |
修学旅行に向けて(1週間前)
2年生の修学旅行(11月29日~30日)まで1週間となりました。本日(22日)の4校時、2年生の各クラスでは、その事前学習として貸し切りバスの座席決めや班別自主行動の計画などをおこなっていました。
2年生の様子を見ていると、修学旅行を楽しみにしているとは分かりますが、無駄にはしゃいだり、興奮したりするような様子はなく、粛々と準備を進めているという感じがします。「この学年はほんと大人だな‥‥。」これがたまたまの偶然なのか、それとも新設校だからなのか検証できてはいませんが、学校は安全安心で学びに集中できる場であるべきですから、何よりの雰囲気だと思っています。
ご家族も含め生徒の皆さんにお願いしたいことは「健康管理」です。新型コロナウイルスが小康状態だからといって油断は大敵。2年生全員が元気に修学旅行に参加できることをとにかく祈っています。
小学校の学校訪問(総合訪問)
本日(18日)、合志楓の森小学校では、菊池教育事務所の「総合訪問」が行われています。1校時は概要説明、2校時・3校時は授業参観、4・5校時は各授業・各部会(保健・給食等)への指導・助言、6校時は全体会(学校経営全体への指導・助言)の流れで、合間には諸表簿点検なども行われます。「総合訪問」は、義務制の小中学校にとって一大イベントであり、先週から角田校長先生はじめ小学校の先生方に少しピリピリ感があったのはそのためかもしれません。
本日は、菊池教育事務所から所長・指導課長・管理主事・指導主事6名・社会教育主事、合志市教育委員会から教育長・教育委員4名・教育部長・教育審議員・学校教育課長・指導主事2名、その他にも参観授業の協力者として他校の先生方14名と、たくさんのお客様が来校されています。
本日は中学校に直接は関係のない行事ですが、おのずと中学生の様子も目にされることになります。中学生に特別な期待をすることはありませんが、挨拶だけはいつも通りやってほしいと思っています。
なお、合志楓の森中学校の「総合訪問」は、3学年揃った来年度(令和4年度)に実施される予定です。中学校としては本日の小学校の対応をしっかり参考にさせていただき、来年度へ向けて準備を進めたいと思っています。
後期中間テスト
本日(18日)と明日(19日)は、後期の中間テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は国・社・理、明日は英・数、2年生が本日は社・英・国、明日が理・数の順番になります。
1校時の様子を見て回りましたが、テスト問題が共通テスト、引いては公立高校入試問題の出題形式を強く意識した問題になっていることに一目で気が付きます。たまたま1校時の問題作成者が、内田教諭(1年国語担当)と町田教諭(2年社会担当)で、これまで生徒たちを幾度となく高校へ送り出してきた百戦錬磨の強者(つわもの)だったからかもしれませんが、こういう問題で鍛えられていたら、間違いなく入試問題に強くなるだろうと推測しました。
なお、こういう話を聞くと、ペーパー学力を高めようとする学習塾的な発想と受け取られるかもしれませんが、問題内容そのものは、普段の「主体的で対話邸な深い学び」の実現を目指した授業とのリンク(指導と評価の一体化)を意識したものであることは言うまでもありません。
掃除の様子
今日(17日)は午前中、私(校長)は合志市の社会教育委員会議に出席しており、授業の様子からHP掲載のネタを探すことができなかったので、掃除の様子を見て回りました。
全体的に言えば、本校の生徒たちはよく掃除をしていると思います。しかし、よく見てみると私語をしている生徒(無言掃除では?)やボーッと突っ立っている生徒が全くいないわけではありません。また、広さに対する配当人数が少ない場所の生徒の方が、配当人数が多い場所より頑張っている感じがします。人数が多ければ「自分一人ぐらい‥‥」という甘え心が出てしまい、前述のような一部の生徒の様子になるかもしれません。人は役割の大きさに比例して責任感や使命感も大きくなるのかもしれません。そう考えれば、生徒指導の三原則の一つ「自己有用感を与える」は、とても大事な考え方ですね。
身内を褒めることになりますが、本校の先生方は、とにかくよく掃除を頑張ります。「師弟同業」と「率先垂範」。教育指導の定石です。
学級担任がいなくても(朝の会)
本日(16日)の朝の会の様子を見て回ると、1の3(左写真)と1の4(中央写真)には学級担任がいません。2人は本日、人間ドックと研修で不在です。もちろん副担任が代理で教室に入って指導をしていますが、両クラスとも日直が前に立ち、自分たちで朝の会を進行しています。
感心したのは、その際私語をしたり、別のことをしたりする生徒もおらず、ほとんどの生徒が顔を上げてしっかり朝の会に参加していることです。私(校長)がかつて学級担任をしていた頃、学級担任が不在の日、学級経営が不十分な(支持的風土ができていない、規範意識が育っていない)クラスは、朝の会が「ガタガタ」の状態だったことを思い出します。つまり、学級担任が不在の日に「生徒たちは本性を現す」のかもしれません。それでも学級担任がいて「ガタガタ」(つまり「学級崩壊」の状態)ではなかったので、ずっとマシだったとは思いますが、当時の私の経験と比較して、本校の1年生のレベルは相当高いと言ってよいと思います。
と言っても、学級の中にはいろんな個性を持った生徒がいますので、可能な限り個別に「合理的配慮」を行なっていく必要があります。同時間に3階の西展示スペースでは、本校の特別支援教育のスタッフ(もみじ学級担任、教育活動指導員、教育介護補助員)の打合せが行われてました(右写真)。これは毎日のルーティーンです。
生徒総会
本日(12日)の6校時、生徒総会を行いました。体育館に中学生全員が集まるのは、6月の郡市中体連夏季大会の選手推戴式以来です。
今回の生徒総会では、生徒会規約の制定が主議題でした。事前に規約の案を提示し、各学級で質問などを整理していたので、やや儀式的な運営になったようにも思います。しかし、実際の国会や地方議会でも、総会(議員が全員出席し、法案や予算を議決する会)はそんな感じです。むしろそこに至るまでの過程で生徒全員の参加があり、民主的な手続きがとられたかが大事ではないでしょうか。
話が前後しますが、総会の始めに校長から「生徒会活動は民主主義の政治に参加する練習の場である。日本は民主国家であり、民主国家とは『誰一人(特に弱者を)見捨てない国』であると校長は考える。合志楓の森中学校の生徒会は『誰一人見捨てない生徒会』をめざしてほしい。」と話をしました。その実現のための一歩を踏み出すと言う意味で、及第点をあげられる生徒総会になったと思っています。
合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)
昨日(10日)、合志教育委員会の学校訪問(経営訪問)があり、、中島教育長や池頭教育長職務代理者をはじめ教育委員の皆様、教育委員会事務局の皆様が本校(中学校)にお見えになりました。
1校時に別室で、合志市の「学校教育努力目標及び具体的実践事項」の達成状況について管理職より説明した後、2・3校時は授業の様子を参観していただきました。
4校時の学校訪問のまとめ(指導・助言)では、参加者の皆様から概ね好評価をいただきました。特にICTの活用については、9月の分散登校時のオンライン学習の状況等について感嘆の言葉が数多くありました。本校は現在、特に文部科学省や県教育委員会等の研究指定を受けている訳ではありませんが、「先進校」あるいは「モデル校」としての位置づけをされているとのお話もあり、校長として誇らしさを感じる一方で、その責任に応えうる学校教育を今後も継続・発展しなければならないと、背筋が伸びるような気持ちにもなりました。
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(~ 2027年3月31日)
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