学校生活(ブログ)

にっこり 石碑に込められた思い(2年人権学習)その2

 先週も「学校生活」の記事にしていましたが、10日の5・6校時、2年生は「ハンセン病問題」に関する人権学習を行っていました。今回の学習のメインの活動は調べ学習。「ハンセン病をめぐる4大事件を調べ、問題提起する」という目標で進めています。
 小・中学校9カ年の見通したハンセン病問題学習のゴールとして思い描く生徒の姿として、「本校の中学3年生全員がハンセン病問題の『語り部』になれる」というものあります。つまり「ハンセン病問題についての正しい理解に留まらず、それを発信する力まで高めよう」と考えているのです。事柄を人に伝えるためには、原稿を丸暗記して話すだけでは不十分ですよね。その事柄に対する深い見識があってこそ、自分の言葉として相手の心に響くものです。その深い見識を育てると言う意味でも、この調べ学習は有効だと思います。
 コロナ禍の中の班活動になりますので、いろいろ制限はあると思いますが、そこはICTに強い本校の先生と生徒たちです。Teamsの共同編集機能等も使いながら、上手くやってくれると思います。