学校生活(ブログ)

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笑う 委員長選任のための面接

 昨日(17日)の放課後、3年4組(3階西の端)の教室をのぞくと、新生徒会の各委員長候補者の面接が行われていました。
 先日、新生徒会の執行部役員の任命が終わりましたが、今後は各員長・副委員長を選出し任命していきます。今回の2年生枠の委員長・副委員長の面接では、2年部の教職員だけでなく3人の生徒会役員(3年の会長・副会長・書記)も面接官になっています。どの委員会にも複数名が候補者として名乗りを上げてくれており、いわば「嬉しい悲鳴」状態です。
 面接の様子をしばらく見ていると、生徒の面接官にも面接を受ける候補者にも緊張感が漂っています。おそらく近い将来、ほとんどの生徒がこのような面接を受けることになると思いますが、「両者ともにいい経験をしているな。」と感じました。
 なお、1年生枠の副委員長の面接も今週行われる予定です。

にっこり 放課後の消毒作業

 スクールサポートスタッフによる消毒作業の記事を前に掲載しましたが、それとは別に本校教職員による消毒作業を放課後に行っています。
 本日(17日)は、生徒会の各常任委員長候補者の面接も同時に実施しているので、2年部のスタッフの数が不足していました。その状況を察した第1学年主任の町田教諭の指示で、1年教室の消毒作業を終えた1年部職員が2年生教室の作業を手伝ってくれていました。このように学年部を越えた協力体制・協力意識があることは、本校の自慢できるところだと校長は思っています。

期待・ワクワク 火山灰の観察(1年理科)

 1年の理科では現在、火山についての学習しています。本日(17日)の2校時、1年1組はちょうど火山灰の観察をしていました。
 吉留教諭が以前、阿蘇山で採集していた火山灰を皿に分け、それを水でしっかり洗った後、火山灰を構成している鉱物の様子を顕微鏡で観察しました。吉留教諭の話では、阿蘇山の火山灰は桜島のような黒っぽい火山と雲仙岳のような白っぽい火山の中間の構成で、無色鉱物(石英・長石)と有色鉱物(黒雲母、カンラン石等)が両方が見られるそうです。
 奇しくも15日午後1時すぎ(日本時間)、南太平洋のトンガ諸島で海底火山の噴火が発生しました。津波の被害はもちろん、長期的には大量の火山灰による天候不順や引いては食料生産への懸念もあるそうです。実は阿蘇山も9万年前に「Aso4」と呼ばれる火砕流が九州の半分を覆う程の大規模な噴火があり、私たちはその火砕流堆積物の上で生活しています。仮に今、阿蘇山で同規模の巨大噴火があれば、700万人もの人が瞬時に命を落とすだろうという恐ろしい試算もあります。
 火山列島に生きる日本人として、このような学習を通じ、火山活動やそれに伴う影響(災害等)について関心を高めてくれたらいいなと思いました。

笑う 【速報】男子バスケット部 県ベスト8

 写真はありあせんが、嬉しいお知らせなので掲載します。
 本校体育館も女子の会場の1つとして実施された、令和3年度第57回熊本県中学生バスケットボール選手権大会で本校男子バスケットボール部がベスト8まで勝ち上がりました
 試合結果は、1回戦不戦勝、2回戦:合志楓の森100-34湖東、3回戦:合志楓の森62-33TFOD​、4回戦:合志楓の森63-50嘉島(22-19,14-8,11-6,16-17)でした。
 なお、準々決勝は、1月22日(土)に大津町総合体育館で行われます。

驚く・ビックリ オンラインでの合同帰学活

 本日(14日)の帰学活は、zoom(オンライン)を使い合同で行いました。通常は生徒指導主事の後藤教諭が行うのですが、本日休みのため、生徒指導部の上林講師が行いました。
 テーマは「放課後や土日の過ごし方」で、大きく2点で指導を行いました。その1つは新型コロナウイルスが感染拡大局面であること、もう1つは昨日、本校生徒が交通事故に遭ったことを受けたものです。なお、事故に遭った生徒は命に別状はありませんが、入院が必要な重症でした。また、同生徒の保護者の方から、今回の事故を他の生徒の教訓にしてほしいとの有り難いお言葉をいただいています。指導の概要は次のとおりです。 

1 感染拡大局面であるということ
・不要不急の外出を控える(感染の可能性を下げる)。
・月曜日の朝、ちょっとでも体調が優れないときは無理をせずオンライン授業を受ける。

2 交通事故に注意
・実際に自転車とトラックによる交通事故が本校生徒に発生。生徒は交通マナーを守っていた。それでも事故が起きてしまう。車が突っ込んでくるかもという予想も大事。今回は、左側通行で自伝車に乗って一旦停止していたのに、トラックが右折した際、自転車を巻き込んだ事故になっている。十分気をつけてほしい。
・自転車のスピードの出し過ぎ、一旦停止違反、前方不注意は、重大事故になりやすい。
・塾などで夜間に自転車を利用する場合は、反射材を必ず使用すること(ヘルメットや反射材の着用を格好悪いと考える「その思考が一番格好悪い」ということに気づける人になってほしい。) 

にっこり 校内の消毒の様子

 スクールサポートスタッフ(SSS:非常勤職員)の豊田先生に校内の消毒をしていただいていることは、以前の「楓の森の舎窓から」に載せていたと思いますが、本日(13日)、私(校長)は業務に少し余裕があったので、どのように消毒作業をされているのか、しばらく豊田先生について回ってみました。
 一言で言えば、「子供たちが触っている(触りそうな)箇所は全てアルコールで拭き上げる」という作業をされています。小学校籍のもう1人のSSSの先生と分担されていますが、担当範囲をすべて消毒し終わるのには、およそ2時間半かかるとのことです。本日時点で、合志楓の森中では陽性者が確認されていませんが、このような地道な作業がその背景にあるのではと頭の下がる思いです。
 ただし、学校外から持ち込まれるウイルスの阻止には、正直限界があるとも感じています。昨日、県教育委員会から通知があった内容、特に「(本人に)発熱、風邪症状、倦怠感、息苦しさ、味覚・嗅覚障がい等の症状がある場合等には、症状がなくなるまで登校せず、自宅で休養する」や「同居の家族に発熱等の風邪症状が見られる場合も登校せずに自宅等で待機する」等の徹底をお願いするしか方法はありません。
 なお、オミクロン株の流行拡大を受け、教職員による放課後の教室の消毒も再開しています。

ニヒヒ 校長もローテーション授業(1年道徳)

 以前、1年部は道徳のローテーション授業を行っているという記事を書いていましたが、本日(12日)の4校時、ご家族に新型コロナウイルス感染の疑いがあり用心のためお休みいただいた1年部職員に代わり、1年1組の道徳の授業に私(校長)が入りました。
 本時の主題(道徳的価値項目)は「感謝の気持ち」で、使った教材(資料)は、熊本地震関連教材「つなぐ~熊本の未来へ~」の中から「いつか伝えたい」を用いて実施しました。「感謝の気持ち」というものは、その思いを持っていてもなかなか素直に伝えられないことがあるもので、それが家族のような身近な存在であればなおさらです。しかし、感謝の気持ちを伝えることができれば、人と人の心の絆はさらにつながり、温かい人間関係をつくることができると思います。
 校長が授業者ということで、1年1組の生徒たちにははじめは若干堅さもありあしたが、途中からは自分の思いや考えをたくさん出してくれて、少しは今日の主題に迫る授業になったかなと思います。久しぶりの道徳の授業でしたが、徐々に勘が戻ってきたようにも感じて、とても楽しい時間を過ごすことができました。1年1組の生徒たち及び担任の吉留先生に「ありとがとう」と、私自身も感謝の気持ちを伝えたいと思いました。

試験 後期の実力テスト

 本日(11日)と明日(12日)は、後期の実力テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は社・英・数、明日は国・理、2年生が本日は国・理・英、明日は社・数(2年生は高校入試と同日程)の順番になります。
 今回は県の各教科研究会が作成した「県版テスト」を使用し、テストの出題形式や雰囲気は共通テストに似た感じがあります。私(校長)は、1校時の様子を見て回りましたが、ほとんどの生徒たちは、いつものように真剣に問題に向かっていました。ただし、空席がいつもより若干多かったようにも感じました。新型コロナウイルする感染症への対応ということであれば仕方ないですが‥‥。 
 お隣の韓国ほど極端ではありませんが、日本もこれまで学歴社会と言われて久しく、どうしても高校入試や大学入試の結果がその後のキャリアに影響を与えるという側面は残っています。しかし、「いい高校」・「いい大学」にいくことだけが学習の目的ならば、とても残念なことです。そのマイネスの影響として、進学後の「燃え尽き症候群」や「ドロップアウト(留年や退学)」、就職後のメンタルの低下やコミュニケーションの不足等の問題なども話題になることがありますね。
 大事なことは自分の将来の姿(夢)を思い描くこと。その実現のために必要であるから高校へ行くし、さらに高等な教育を求めて大学への進学することもあるでしでしょう。そして、それらの進学のために一定以上の成績が必要ならば、当然学力を高める努力もしなければなりません。そういった意味から、本校の生徒たちの学習動機がどの部分に由来しているかは、校長としてとても気になるところです。

期待・ワクワク 冬休み明け集会

 本日(7日)の1校時、生徒会役員認証式の後、冬休み明け集会を行いました。
 まず、1,2年生及び生徒会執行部の代表生徒から後期後半への抱負についての発表がありました。発表した3人ともに、ノー原稿(自分の言葉)である程度長い時間でも話ができていることに感心し、これが合志楓の森中のスタンダードになりつつあることを嬉しく思いました。また内容的にも、具体的な目標とする姿やそこに至るまでの見通しも述べられており、他の生徒たちのロールモデルになってくれていると思います。
 私(校長)からは、冬休み前集会の話の続編(その2)として講話をさせていただきました。そのスライドは下に添付しておきます。ご覧いただければ、講話の内容がご理解いただけるものと思います(著作権に配慮して一部修正をしています)。

国際的視野を広げる・その2(HP用).pdf

 その後、生徒指導主事の後藤教諭からの指導がありました。とにかく冬休み中、誰1人大きな事故や事件に巻き込まれることもなく、無事に後期後半を迎えられたことをとてもうれしく思っていることろです。
 なお、集会終了後の大掃除の時間、掃除を頑張っている生徒の姿を数多く目にしました。特に1年生の様子に変化があるようにも‥‥。私の講話を受け止めてのことか、あるいは代表生徒の発表に触発されてのことか分かりませんが、そこに「もうすぐ2年生(先輩)になる」という自覚の芽生えを感じるのは私だけでしょうか。

笑う 生徒会執行部役員の認証式

 本日(7日)の1校時、冬休み明け集会の前に、生徒会執行部役員(会長・副会長・書記)の任命式を行いました。
 まず始めに、任命書を渡す形で各役員の任命を校長が認証しました。つまり、選挙という民主的な手続きを通じ役員を任命するのは、合志楓の森中学校の生徒会(その会員の生徒全員)であり、私(校長)はそれを承認したということになります。
 次に役員を代表して副会長の佐藤君が「服務の宣誓」をしてくれました。宣誓書の文面は
「私は、合志市立合志楓の森中学校の学校教育目標のもと、夢と誇りを持てる生徒を目指し、合志市立合志楓の森中学校の生徒会規約に従って、楓独自の伝統の基盤を作っていくことを誓います。」
となっており、これは今回当選した5人が自分たちで考え作成したものです。
 その後、校長からの話では、「要人警護を行うSP(Security Police)の人たちは、なぜ命をかけて岸田首相を守るのか(アメリカのシークレットサービスがバイデン大統領を護衛するのも然り)。それは 岸田 文雄 という『個人』ではなく、内閣総理大臣という『存在』だからである。生徒会長・副会長・書記という『存在』に対しては、合志楓の森中生徒会の全員ができる限りの協力をしてほしい」という旨の話をしました。
 最後に、役員を代表して会長の三村さんが、公約で掲げた内容にも触れながら、この合志楓の森中をよりよい学校にしていくための決意を述べてくれました。校長として頼もしい限りです。

期待・ワクワク 門松作り

 本日(26日)、合志楓の森中学校と小学校のPTAは、「門松作り」を行いました。中学校の方は東門に飾る門松を担当し、こちらは黒石原自治会の皆様にPTAが全面的にお世話になり実施しました。また、日曜日なので部活等のため2人だけでしたが、新生徒会執行部の生徒も参加しました。
 門松と言っても、その作り方は各地域で若干の違いがあるみたいです。ここで作っていたものは、竹を節のところで切り、切り口が笑顔のように見えるやり方でした。事前に切ってきていただいていましたので、作業全体は1時間程で終わりました。周囲には松・梅ののほか、葉ボタンや千両なども飾っていただき、とても豪華な門松になりました。おかげてとても良い新年(令和4年)を迎えられそうです。
 なお、小学校PTAには、「みんなの玄関」の北側入り口を担当していただきました。竹を切る作業から行っていただき、こちらも豪華な門松となりました。

笑う 冬休み前集会

 後期前半の最終日の本日(24日)、第1校時に体育館で冬休み前集会を行いました。
 まず、校長の話では、例によってプレゼンを用い、今回は「国際的視野を広げる」というテーマでお話をさせていただきました。そのプレゼンは下に添付しておきますので、ご覧頂ければ概要をお分かりいただけると思います(著作権に配慮し一部除いています)。また、体育館は寒いので時間が長くなりすぎないよう、2回に分けて話すことにしました。2回目は冬休み明け集会で行い、その際私(校長)から冬休みの宿題として出した「『国際的視野を広げる』とはどういうことでしょう?」について聞くと予告しておきました。漠然とした質問かもしれませんが、各ご家庭での話題にしただければ幸いです。
 次に、生徒指導主事の 後藤 教諭から冬休みの生活について話がありました。ここでもやはり個人のスマホ等の使い方が中心となりました。
 その後、橋爪 養護教諭からは、冬休み中の健康管理に併せ、未成年の飲酒の弊害についての話がありました。
 最後に、校歌を初めて全員で斉唱しました(1番だけ)。
 集会終了後には、環境美化委員長から、美化コンクールの結果報告がありました。結果は第1位が1年3組、第2位が2年2組でした。

国際的視野を広げる(HP用).pdf

ニヒヒ 第2学年の「メリー・クラスマッチ ! ! 」

 以前、第1学年のクラスマッチがあったことは記事でお伝えしましたが、本日(22日)の5校時、第2学年の「メリー・クラスマッチ」を行いました。本校ではコロナ禍の影響、特にデルタ株が猛威を振るっていた時期と延期した時期が重なったため、やむなく体育大会を中止していました。その代わりとまではいきませんが、第2学年もようやく実施できました。
 内容は、「ドッチボビー」。途中まではドッヂビー(スポンジフリスビー)で、途中からボール(柔らかいボール)も投入されるというものでした。男女別の総当たり戦で、順位を競いました。たかがドッチボールのような競技とお思いでしょうが、中学生ともなるとかなり迫力があります。それは男子だけでなく、女子も結構すごいですよ!! この学年には負けん気が強い女子が多いような‥‥。
 また、後半には「水ボトル挙げ」をしました。これは体育大会で予定していた「俵挙げ」に代わる競技で、各クラス代表の力持ちが各クラスの期待を背負って競い合いました。結果は見かけ(体格)によらないものですね。これも相当盛り上がりました。
 もちろんクラスマッチなので、勝敗はありましたが、みんなが楽しめるひと時で、各クラスの絆も強まったのではないででしょうか。ちなみに優勝は1組でした。またMVPは寺崎君でした。

興奮・ヤッター! 小学校の「第3回 Let's楓スポーツタイム」

 本日(22日)の昼休み。運動場がやたらと賑やかなので、何事かと見に行くと、小学校の「第3回 Let's楓スポーツタイム」が行われていました。今回は先生方の鬼バーションで行われたそうで、角田校長サンタ、米澤教頭トナカイをはじめ、先生方はいろんな変装をして追いかけ回っていました。子供たちは先生と遊ぶのがいかに大好きなのかよく分かりますね。3階のテラスから羨ましそうに眺めている中学生もいました。

にっこり 情報モラルの指導

 本日(22日)の朝の会のおいて、短時間ではありますが全学級で情報モラルの指導を行いました。
 使ったテキストは、公益財団法人「日本公衆電話会」から、生徒全員分いただいた「スマホ時代のキミたちへ ネット安全Guide book(60.52MB データ量にご注意ください)」で、本日は「ネットいじめ/同調圧力」の内容を学習しました。このテキストの良いところは、見開きの左側に解説、右側に「中学生事件簿」という若干脅し気味で、しかしどの生徒にも起こり得る具体的事例が掲載されていることです。
 本校でも、すでにいくつかのネット上でのトラブルや問題が発生し、その都度指導を行ってきています。その際、生徒に貸与したタブレットは、その使用状況を学校や教育委員会がモニタしていますので、仮に問題等が発生してもその場で指導できます。この程度の、言い換えるなら「教師の手のひらの上で起きた」問題は、むしろ実感の伴う貴重な情報モラルの指導場面と言えるかもしれません。「小さなケガをして危険予知・危険予防の力を身に付けた子供は、命に関わるような大きなケガをしにくい」これと同じです。
 一方心配なのは、生徒が各自所有しているスマホの方です。生徒が話さない限り、そこで何が起きているのか学校は知る余地もありません。その部分に対しては、各家庭で行うフィルタリングや使用制限、スマホの家庭ルール等にお任せすることになります。せめて、学校でできる「生徒たちの一人一人の意識を少しでも高めておくこと」、これだけはやっておきたいということで、今回の情報モラルの指導を行った次第です。また今後は、このような指導を定例化、日常化することも検討していきます。

笑う メッセージカードの作成(1年英語)

 本日(21日)の3校時、1年2組の教室をのぞくと、生徒たちは英文でのメッセージカードの作成をしていました。Dear  my ・・・, Merry Christmas ‥‥. から始まるカードです。
 これは、「家族に心を込めてカードを書こう」という内容で、基本的な英語の手紙の書き方を身に付けるとともにこれまで学習した英語を使って自分の思いを英語の文章にする学習で、クリスマスや年末・年始前でもあり、これまでの学習の節目ということもあって実施したそうです。
 生徒たちは自分の思いを英語で伝えるため、工夫しながら取り組んでいましたが、メッセージカードのなので、英文より文字の色やデザインの方に一生懸命な生徒もいました。みんな楽しそうにやっていたのでは、それはそれでいいかとも思いました。

驚く・ビックリ UDの研究授業

 本日(20日)の5校時、2年2組の技術科で井上教諭が研究授業を行いました。
 今回の研究授業は、通常と趣旨を変え、UD(ユニバーサルデザイン)の視点に基づく授業をどのように工夫改善していくかといことを研究のねらいとしました。ご承知のとおり、「ユニバーサルデザイン」とは、あらかじめ障害の有無、年齢、性別、人種等にかかわらず多様な人々が利用しやすいよう都市や生活環境をデザインする考え方(文部科学省HPから)のことを言います。
 題材は「回転運動を伝える仕組み」で、生徒たちは歯車を組み合わせるキットを使って学習しました。授業の中で工夫や配慮をされていたUDの視点としては、
○ スライド(動きがある図式等)を見せることで理解を促進する。
○ シラバス(授業の流れ)を提示し、学習の見通しを持たせる。
○ ワークシートとスライドの文言を統一して、どの部分を学習しているか分かりやすくする。
○ スライドをタブレットにも配信し、生徒が見やすいよう視覚的な支援を行う。
○ タイマーを使った考える時間の確保
など、物理的・システム的なアプローチに加え、
○ 生徒同士の教え合いやそれを支える雰囲気作り
など、学級経営や仲間作りにも通じる視点からのアプローチもありました。
 私(校長)は学校警連等連絡協議会の会長を務めており、その会議への出席のため、授業研究会には参加できませんでしたが、授業だけを見た個人の感想としては、支援や配慮はもちろん必要ですが、生徒たちが自分で「工夫する力」や「乗り越える力」まで奪ってしまうことはないよう、UDの一方で生徒一人一人への対応する見極めも重要であると感じました。

興奮・ヤッター! 生徒会選挙の討論会及び投票

 本日(17日)の5・6校時、体育館で生徒会選挙の討論会及び投票が行われました。
 討論会では、3つのテーマ、グループ①「安心安全な学校をどう作るか」、グループ②「現在の学校の課題は何か、また、それにどう取り組むか」、グループ③「誇・楓・守のスローガンに近づくためにどんな取組を行うか」での討論を行いました。
 選挙戦が盛り上がっていたので、校長としてはバキバキの討論になり過ぎることを心配していましたが、互いをリスペクトし合うような意見や質問がほとんどでした。そのような中でも、立候補者は、自分の意見や主張を伝えようと一生懸命でした。
 討論会の終了後、生徒会担当の森教諭から、今回の選挙を支えた選挙管理委員会の取組の紹介もありました。民主主義の根本を支える公正な選挙は、このような見えない所での支えがあることも実感できたと思います。
 なお、投票箱や記載台は合志市の選挙管理委員会からお借りした本物です。
 また、討論会(5時間目)では、小学6年生も参観しました。今回は今更なので諦めましたが、来年度は6年生にも選挙権を与えることができないか、今後検討していきます。

笑う 親の学びプログラム(次世代編)

 本日(17日)の4校時、2年生は「親の学び」プログラム(次世代編)を行いました。講師は、菊池教育事務所の水上 社会教育主事で、県教育庁社会教育課の松永 課長補佐、米良 社会教育主事もご参観されました。
 「親の学び」プログラム(次世代編)とは、県教育庁社会教育課が推奨する「間もなく大人になる高校生や中学生が、大人になったときや親になったときに必要な『自立』と『コミ ュニケーション』をメインテーマにしたプログラム」です。
 最初は生徒たちにも若干堅さが見られましたが、水上社会教育主事の乗せ方が上手いので、いくつかのアイスブレーキングの後、だんだん雰囲気が盛り上がってきました。本日の主テーマである「社会で求められる人になるために必要な力をさぐる」活動になった頃には、各グループで活発な意見交換が行われていました。
 なお、企業の社長さん方が「新卒採用の選考にあたって特に重視した点」は、3位:チャレンジ精神、2位:主体性、1位:コミュニケーション能力だそうです。途中、生徒たちからたくさんの「へー!」が聞かれたことからも、このプログラムから多くの学びがあったことが見てとれました。
 以前の記事で、「本校の2年生は考え方が大人の生徒が多い」と書いていましたが、この活動でさらにしっかりとした考えができる生徒が増えるのではと期待を持ちました。また、水上 社会教育主事の多様な意見を認めるというスタンスでのプログラムの流れは、本校教職員にとっても大変参考になるものであったと思います。

ニヒヒ なかよしフェスタ(特別支援教育小中合同レクレーション)

 本日(17日)の2・3校時、体育館で特別支援学級小中合同レクレーション「なかよしフェスタ」を開催しました。このような行事は、どの中学校区でもやっていますが、校舎一体型の本小・中学校の場合は、移動などの労力もなくありがたいです。
 フェスタでは、開会行事の後、まずは体を温めることも兼ねてみんなで「パプリカ」を踊り、次に各グループ毎の自己紹介で、自分の好きなこと・得意なことを紹介し合いました。その後、クリスマスツリーの絵の飾り作りや飾り付けを行い、最後におたのしみタイムとしてくじ引きも行いました。
 もみじ学級(中学校)の生徒たちは、各グループのリーダーとしてわかば学級(小学校)のお友達のお世話を頑張っていました。このようなお世話を通して、コミュケーションの力を高めたり、自身の存在感や有用感を味わったりできるのは、もみじ学級の生徒にとって、とても大事な学習の機会であると思っています。
 なお来年度、わかば学級から進学してくる予定のお子さんについては、すでに小学校・中学校の間で情報共有を始めています。個別に行うべき支援や合理的配慮について、早い段階から準備や計画が進めやすいことも、合志楓の森小学校・中学校の大きなメリットだと思います。
 また、この行事の様子は、小学校のHPにも掲載されています(こちらをクリック)。