学校生活(ブログ)

試験 後期の実力テスト

 本日(11日)と明日(12日)は、後期の実力テストを実施しています。教科は5教科で、1年生が本日は社・英・数、明日は国・理、2年生が本日は国・理・英、明日は社・数(2年生は高校入試と同日程)の順番になります。
 今回は県の各教科研究会が作成した「県版テスト」を使用し、テストの出題形式や雰囲気は共通テストに似た感じがあります。私(校長)は、1校時の様子を見て回りましたが、ほとんどの生徒たちは、いつものように真剣に問題に向かっていました。ただし、空席がいつもより若干多かったようにも感じました。新型コロナウイルする感染症への対応ということであれば仕方ないですが‥‥。 
 お隣の韓国ほど極端ではありませんが、日本もこれまで学歴社会と言われて久しく、どうしても高校入試や大学入試の結果がその後のキャリアに影響を与えるという側面は残っています。しかし、「いい高校」・「いい大学」にいくことだけが学習の目的ならば、とても残念なことです。そのマイネスの影響として、進学後の「燃え尽き症候群」や「ドロップアウト(留年や退学)」、就職後のメンタルの低下やコミュニケーションの不足等の問題なども話題になることがありますね。
 大事なことは自分の将来の姿(夢)を思い描くこと。その実現のために必要であるから高校へ行くし、さらに高等な教育を求めて大学への進学することもあるでしでしょう。そして、それらの進学のために一定以上の成績が必要ならば、当然学力を高める努力もしなければなりません。そういった意味から、本校の生徒たちの学習動機がどの部分に由来しているかは、校長としてとても気になるところです。